インドへの道【出発まで】

朝鮮半島情勢が大変厳しくなっている。
内閣官房のHPや各自治体HPに、弾道ミサイル落下時の行動が掲載されるくらいなので、事態は相当なものである。
GW中は海外にいた方がむしろ安全なのではないかという気もしてきた。

さて、GW海外脱出組の1人であるこちらは、インド旅行がだんだんと近づいてきた。

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 JALから送られてきた搭乗5日前メール。

3月に衝動買いのようにして買ってしまったインド行の航空券。
列車の予約、ホテルの予約、ビザの取得も終えて準備万端。
あ〜楽しみだな〜、と言いたいところだがまるで心が浮かない。

調べれば調べるほどこれはとんでもない所に行くかもしれないと思えてきたのだった。

どうも日本のGWはインド旅行に相応(ふさわ)しいシーズンとは言えないようだ。

4〜5月はインドでは夏真っ盛りなのである。

ただでさえ暑い所の、なおさら暑い時期に行くのである。

日本では夏に当たる7〜8月は?というと、この時期は雨季になるので気温自体は下がるようだ。といってもこの時期も旅行には良いとは言えないが。

また、4〜5月は真夏ということで、インドでは学校の夏休みにもなっている。どうりで鉄道の予約も取りにくいはずだ。

あと治安。
インドはテロや凶悪犯罪に巻き込まれるケースは少ないようだが、とにかく詐欺や恐喝が多いようだ。あと盗難やスリ。

到着してタクシーに乗ったら運転手もグルで詐欺旅行会社に連れていかれたり、列車に乗る前にこのチケットは無効だと言われ高額のチケットを買い直しさせられたり、この手のトラブルは日常茶飯事だそうで。

初日はデリー空港に17:35に到着する予定である。
デリー空港からニューデリー駅まではエアポートメトロと呼ばれる地下鉄で結ばれている。所要時間は20分で料金は60ルピー。
ホテルはニューデリー駅から500m位の所になる。
順調にいけば明るいうちにホテルに着くだろう。

しかし飛行機が遅れたら、イミグレーションで手間取ったらと考えたら、うーむ・・・
暗くなるかもしれない。初日で夜道を歩くのはさすがに勘弁である。

しかも地下鉄からホテルまではニューデリー駅の構内を通り抜ける必要がある。ここで騙される人がとても多いということだ。

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 ググるとこれでもかというほどトラブル例が出てくるニューデリー駅。

空港からホテルまで送迎車を予約するか。
次の日からは全部自分でやらなきゃならないけれど、初っ端からトラブルに巻き込まれるともうゲンナリになるだろう。

予約してあるホテルには無料の空港ピックアップサービスがあるようだが、申し込みは英語でメールするのか?
頼んだけど当日来ていなかったでは話にならない。これもその手の話はいくらでもあるようだ。無料(Free)というのも気になる。タダより高いものはないってか。

ホテルには疑って悪いけど、初日なので手堅くいきたいところだ。

申し込みしたのはS社。日本語OKのインド現地旅行会社で信頼はできそうだ。

申込みフォームに記入して送信するとすぐにメールで返信が来た。
必要事項を記入して返信すると予約完了。

お支払いは当日ご担当運転手に日本円お支払いお願い致します。』とのこと。
料金は1,500円。安心料と思えば安いもんだ。

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返信が早いのは何よりだ。現地事務所が日本語OKというのも心強い。
列車やホテルの手配もここでお願いすればよかったかも。

これでインド行の準備は整ったことになる。

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デリーの気温、連日の40℃超え。
いや、これは結構キテるだろ・・・
今回ばかりは修行にでも出るような心境なんですけど (TдT)

posted by pupupukaya at 19:00 | Comment(2) | 2017年インド鉄道旅行記

インドへの道【ビザ取得】

インドへ行くにはビザが必要になる。
これも自分で手続きせねばならない。

『インド ビザ』でググってみると、いくつもやり方が出てくる。
自分でビザを申請するには、大使館なり領事館なりに出向く必要があるが、調べるとオンライン申請もできるようだ。
ただ、ネットで調べると古い情報がそのままだったりすることがあるので、インド大使館の公式HPで確認する必要がある。

一番簡単なのがeツーリストビザ(略してeTV)というもので、すべてネット上だけで手続きができる。
申請は出発日の30日前から4日前まで行える。

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 ビザのオンライン申請のサイト。ここから英語になる。

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 プラウザの翻訳機能を使えばこの通り。

eTV申請に当たって必要なものは顔写真とパスポートのスキャニングデータ。顔写真はjpgでパスポートはPDFで用意する。

顔写真については写真屋に行って撮ってもらっても良いが、証明写真機で十分だ。
最近の証明写真は背景が青になっているが、インドビザ用は背景が白でなくてはならない。

富士フィルムの証明写真機は背景色が選べるのと、画像をデータでダウンロードできるのでオススメだ。

さて、用意ができたらいよいよ申請開始。
申請のページはインド大使館のHPから行くことができる。

ここからは英語の世界になるが、プラウザの翻訳機能を使えば簡単に日本語に翻訳してくれる。
しかし、この翻訳機能も随分と進化したものだ。あと10年もしたら同時通訳機なんてのもできてるのかね。

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 入力する項目は多い。

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 申請料支払いの画面。

すべての項目を入力して、顔写真データとパスポートデータをアップロードすれば入力完了。ここまで1時間くらいだろうか。

最後に申請料金の支払いを行う。米ドル建てでクレジット払い。
ビザ申請料が25USD、手数料0.54USD、税金0.08USD、合計25.62USDの支払いになる。

ところでこの申請料金、国によってかなり金額に差がある。
ETV申請のページに国別の申請料金一覧があって、申請料が無料という国から最高75USDまでそれぞれの国別に設定されている。

50USDとなっている国がほとんどだが、日本は特に優遇されているのか知らないが、半額の25USDとなっている。
日本と同額の国はスリランカとシンガポールのみ。

日本万歳!

逆に最高額の75USDとなっている国を見ると、モザンビーク、ロシア、ウクライナ、英、米
この金額差がインドとの友好度合によるものかはわからないが、なかなか興味深い。

それはともかく、申請手続きが完了すると確認メールが来た。
eビザは申請から72時間以内にeメールで送るとある。2〜3日中には来ているだろう。

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 メールで送付されてきたeビザ。

ビザの発行は意外と早く、当日中にメールが届いていた。
う〜んインドにしては仕事が早い。

これを印刷してインド入国時に出せばいいらしい。
これでビザはOK。ちなみにこれ旅行会社に取得代行をお願いすると8,000円以上はかかるようだ。

posted by pupupukaya at 16:08 | Comment(0) | 2017年インド鉄道旅行記

インドへの道【鉄道予約】

とりあえずインド・デリー空港までの飛行機往復チケットは確保した。

インド入国は4/27、出国は5/4となる。6泊7日の滞在である。
こんなに長く滞在するつもりはなかったのだが、この組み合わせの往復が一番安かったから仕方がない。

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さて、インドで何をするか。
私は鉄道が好きなので、インドの鉄道にいろいろ乗りたい。
ホテルの予約もしなくてはならない。

今までヨーロッパならば、基本個人手配で旅行してきた。
ホテルと列車の予約も日本の自宅で、ネットから全てできた。ドイツやチェコの鉄道ならば基本予約不要だし、列車もすいていた。

なにせ今度の相手はインドである。
ネットで列車チケットの手配などできるんだろうか。

ホテルはJALの海外ホテル一括検索で予約できるようだ。とりあえずニューデリー駅に近いいくつかのホテルをマークしておく。

デリー市内のホテルに6泊して、そこを足掛かりに各方面に日帰り旅行ということも考えた。一番安心、確実だし。
でもせっかく行くのだから寝台列車にも乗りたい。インド唯一の路面電車の走るコルカタにも行ってみたい。

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 インド国鉄の予約サイト。

さすがネット時代で、家に居ながらいろんな情報を得ることができる。
インドの列車も、ネットで予約できるようだ。

調べたところ、Cleartripというインドの予約サイトで日本から予約できるとわかった。
さっそくやってみる。

まずはCleartripのアカウントを作成する。
やり方は以下のサイトに詳しく載っていたので、記事を見ながら入力した。



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 Cleartripアカウント登録完了メール。

登録できたのでさっそく列車を検索する。
デリーからコルカタまで。

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 おお出てきた。ニューデリー〜コルカタ間の列車一覧。

ところがCleartripだけではだめで、インド国鉄のIDがないと予約を完了できない仕組みになっている。

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 予約失敗画面。

こんどはインド国鉄のHPからアカウント登録をする。
これが結構面倒で、e-mailと携帯電話番号を登録しなければならないのだが、携帯番号はインド国内の番号でなければ受け付けてくれない。
当然インドの携帯電話など持っているはずはなく、どうすればいいのかというと、
日本から登録する場合はパスポートのスキャン画像を「care@irctc.co.in」宛てにメールすることになる。

前述のやり方サイトを見ながら登録作業をしているが、そこによるとメール後30分ほどでMobile OTPというのがメールで送られてくるようだ。

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 英文で送ったMobile OTP要求メール。

登録し終わるとさっそくEmail OTPコードが送られてきた。
インド国鉄HPのIRCTCからアカウント作成をすると、Email OTPとMobile OTPの入力を求められる。

5分くらいしてcare@irctc.co.inから返信が来た。
意外と早かったなと思いメールを見ると、これは自動返信の確認メールだった。
「ticket ID:IRCTC #5365246」とあったのだがこれは問い合わせ番号のようだ。

Mobile OTPが送られてくるまでどのくらいかかるのかと調べると、前述の30分程のほか3週間かかったとか結局来なかったというものまであり、対応はバラバラのようだ。

列車の予約ができないことにはホテルの予約もままならない。
とりあえず待つしかない。まあ、2〜3日中には来るだろうと思っていた。

1週間たったが一向にメールは来なかった。
ダメモトでもう一度care@irctc.co.inにパスポートの画像をメールしてみた。
もう1週間くらい待ってみて、ダメだったら現地の旅行会社に手配してもらうしかないかなあと考え始めていた。

今度は4日後にcare@irctc.co.inからメールが来ていた。


Dear Customer, 

Your user id verification process completed successfully. 

Please contact us in case you need any further assistance.

(日本語訳)
ユーザーIDの確認プロセスが正常に完了しました。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。


Mobile OTPは書いていなかったが、これでIRCTCのアカウント登録が完了したらしい。

さっそくCleartripで、ニューデリーからコルカタまで予約してみた。
操作方法は簡単で、区間、座席クラス、日付、人数を入れて検索すると対象の列車が表示される。

From:New Delhi (NDLS) To:Kolkata (KOAA)
Class:AC 2 Tier(2A)
Adults:1

座席(寝台)クラスにはいくつかあって、夜行寝台列車だと次のタイプが多いようだ。

AC First class →2段寝台、2〜4人のコンパートメント(エアコン付)
AC 2 tier(2A) →2段寝台(エアコン付)
AC 3 Tier(3A) →3段寝台(エアコン付)
Sleeper(FC) →3段寝台(エアコンなし)

選択したのは『Kolkata Rajdhani(コルカタ・ラージダーニー)』のAC 2 tier(2A)。
ラージダーニ―とはインドのいわば寝台特急列車。
コルカタ・ラージダーニーは首都ニューデリー〜コルカタ間1447kmを16時間55分で結んでいる。

インドは初めてだし、長時間乗車ということもあるので、クラスは2段寝台のAC 2 tier(2A)にした。

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 予約完了の画面。

おお〜予約できた。
Your booking is done.(予約完了)のタイトルが表示される。

コルカタで1泊してデリーに戻るつもりでいたが、バラナシにも寄りたくなった。バラナシはガンジス河沿いにある聖地。ツアーでもこの町は大抵はコースに組み込まれている。

夜行列車でコルカタに午前中に着き、そのまま夜発の列車でバラナシへ。バラナシで1泊し、また夜行列車でデリーへ戻るという行程を考えた。
Cleartripは良くできているな〜。列車検索も簡単にできる。
コルカタ〜バラナシ、バラナシ〜ニューデリーの列車の予約もやってしまった。

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 区間を入力して検索すると、対象の列車がこの通り表示される。各列車の所要時間も比較できる。

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 旅行者情報を入力。

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 最後にクレジットカード情報を入力。

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 予約が完了するとEチケットはメールに添付されてくる。

これで必要なチケットは全部そろった。
あとはEチケットをプリントして列車に乗ればOK。

ずいぶんとイージーモードだな。
張り合いがないというか、インドへ行くのにこんなことでいいのだろうか?

ところがそうは問屋が卸さないのがインドの鉄道なのだった。

今回チケットを購入した列車は以下の3列車。
4/29、ニューデリー〜コルカタ
4/30、コルカタ〜バラナシ
5/2、バラナシ〜ニューデリー

チケットをよく見ると、4/29発には座席番号がすでに載っている。
ところが、4/30発は座席番号のところに「WL - 2」、5/2発のは「RAC - 1」とある。
インドの列車は、ホームや車両に当日の乗客名簿が貼りだされるので、それで座席番号を確認するのだろうか。

気になったのでググってみると、また厄介なことになったことがわかった。

WL→Waiting List(ウェイティングリスト)
キャンセル待ち状態。
チケットは発券されるが、当日までWL状態だと列車に乗ることはできない(自動的に払い戻しになる)。


RAC→Reservation Against Cancellation
キャンセル待ち状態。WLと違うのはとりあえず列車には乗車でき、車内で空席が出るのを待つことになる。
オーバーブックみたいなものか。

あとの数字は受付の番号。キャンセルが出るたびに数字が繰り上がって行く。

ということは無事乗車できるのは4/29発だけで、5/2発は乗れるけど最悪寝台をシェアして行くことも考えられる。
4/30発は乗れるかどうかもまだわからない。

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 4/29発のチケット。座席番号が表示されている。

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 4/30発のチケット。座席番号の代わりに「WL - 2」と表示。

こういう場合どうなるか調べてみたが、番号が若ければ2日前くらいに大量キャンセルが出るので、まあ大丈夫ということらしい。

なかなか一筋縄ではいかないインド。
今から不安になってきた・・・

posted by pupupukaya at 19:59 | Comment(0) | 2017年インド鉄道旅行記