2015年ハッピーバースデイ九州の旅4

長崎 13:00発 − 佐世保14:51着 快速シーサイドライナー

こんどは大村線経由の快速シーサイドライナーで佐世保へ行きます。

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改札機がなかったらドイツの駅みたいだと思った。長崎駅の改札口。

県庁がある長崎と、長崎県第2の都市である佐世保の間には特急列車は走っていないが、快速「シーサイドライナー」がほぼ1時間ごとに出ている。
こんど乗るのは長崎駅13:00発の列車で、2両の気動車は構内奥にある0番ホームにひっそりと停まっていた。

車内に入ると席はすべてふさがっている。立ち客も何人かいて、昼間のローカル線にしては混んでいた。佐世保までの1時間51分を立ちっぱなしで行くのはつらいが、途中で席も空くかもしれないしこのまま乗って行くことにした。

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キハ220型の快速シーサイドライナー。

長崎を発車すると浦上、諫早とまた乗ってきた。大村線内に入ると下車客が多くなり、車内もだいぶ落ち着いてきた。

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キハ220型の車内は、片側が転換クロスシートもう片方がロングシートになっている。

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景色の良い大村湾沿いを走る。ローカル線の景色は特急から見るのとはまた違う。

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大きくそびえ立つハウステンボスが見える。

ハウステンボス駅では降りる人も多いが乗ってくる人も多かった。次の早岐ではまた大勢降りて行ってだいぶ空いてきた。

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運転席後ろの運賃表。

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佐世保に到着。混んだ列車はさすがに疲れた。

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佐世保駅は特急みどりの終点であり、本州最西端の駅でもある。

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佐世保は坂の町。

佐世保でもまた街を歩く。途中からアーケードの商店街があって、どうせシャッター商店街だろうと思っていたが、人通りも多くて活気があるのは意外だった。
米軍基地があるからか、米兵さんらしい人も結構見かけた。

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アーケードが連なる佐世保の繁華街。

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地方都市の中心部としてはかなり賑わっている。

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佐世保の米軍基地?とくに立入禁止も無く入ってしまった。去年アメリカへ行ったのでちょっと懐かしく・・・

1時間ほど街をぶらついて再び佐世保駅に戻ってきた。
駅の中に佐世保バーガーの店があったので寄ろうか迷ったが、テイクアウトだけのようだ。ここで買って車内で食べてもいいかなと思ったが結局買わなかった。さっき長崎でトルコライスを食べてお腹も空いていなかったというのもあるが。

コンコースにあった土産物屋で蒲鉾を買って、コンビニでビールを買って改札を通る。


佐世保 16:42発 − 博多18:34着 特急みどり24号(グリーン車)

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博多発のみどり15号が到着。車内清掃の後みどり24号として折り返す。

今日最後の列車は特急みどり号。これで博多まで戻って今日はおしまい。
特急みどりはハイパーサルーンの愛称がつく783系電車が主に使用されている。

みどり24号は16:25に入線の予定だが、「お客様混雑」のため7分ほど遅れて到着しますとアナウンスがあった。
途中の有田で陶器市が開かれているので、混雑していたのだろう。

ちょうど博多方面への帰宅に良い時間帯のためか、ここ佐世保から乗る人も多い。自由席の乗車口は長蛇の列ができていた。

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ハイパーサルーンの売りである展望席は自由席で、グリーン車側は中間車改造の車両。

7分遅れで到着した列車は車内清掃が始まる。それでも折り返しのみどり24号は定時の発車になった。


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グリーン車の入口。大行列の自由席と違いこちら側の人はまばら。

みどり号のグリーン車はやはり半室のみで、もう半室は普通車指定席になっている。
自由席側とは反対にグリーン車の客は自分ともう1組だけ。しかも同じバースデイパス利用のようだ。

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グリーン車は3列シートながら、普通車からの改造のため窓割と座席が合わないなど残念な点も多い。

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みどり24号のグリーン指定券。

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駅で買った缶ビールとかまぼこ。飲みながら移動できるのが車には無い鉄道旅行の醍醐味。

みどり号のグリーン車はいかにもグリーン席といったような重厚な3列席が並んでいる。背もたれも大きくてプライバシーもある程度確保できる。
朝に乗ったかもめ号のグリーン席とは対照的だ。どちらが良いかは人それぞれだろうが、短時間ならばかもめ号の意匠を凝らしたデザインの方が面白そうだし、長時間乗車ならば落ち着いた感じのこちらの方が良いと思う。

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かもめのグリーン車と違ってこちらは落ち着いた感じのシート。座席自体は高級車の雰囲気もある。

早岐では後ろにハウステンボス号が増結された。そのため停車駅ごとに自由席の客がグリーン室内の通路をドカドカと通り抜けるようになった。

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有田では自由席に大勢の乗客があった。今日は有田陶器市が行われている。

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山の向こうに陽が沈む。

佐賀からもかなり乗ってきて、自由席はかなり混んできたようだ。車内放送で佐賀からは指定席でも空いている席に座ってよいとの案内があった。こちらグリーン席は佐世保発車いらい乗ってくる人は誰もいない。

もう一組のお客も、新鳥栖で降りてしまうと乗客は自分ひとりになった。

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博多に到着。早岐で「ハウステンボス」号を増結して8両編成になっていた。

駅で買い物をしてホテルに戻る。時刻は7時を過ぎたが、まだまだ明るい。日の長い季節の旅行はやっぱりいいなと思った。

本日の乗車キロ 352.3km

●5/1 本日の費用
名称費用備考
長崎電軌一日乗車券
500
 
トルコライスとミルクセーキ(ツル茶ん)1,430 
ビールとかまぼこ(佐世保駅)680 
夕食費(博多フードステーション他)1,116 部屋持込み
合計3,726 

本日の乗車キロ計・・・352.3km
5へつづく



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2015年ハッピーバースデイ九州の旅3

博多から特急かもめ号に乗って長崎へやってきました。
長崎は好きな街で、何回でも行きたい所のひとつです。一番の理由は路面電車が元気に走っているからというのがありますが。

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長崎といえばやはり路面電車。

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駅前の歩道橋から。各系統の電車が行き交い賑やかだ。

本当は長崎では行きたい所はたくさんあったが、今回の滞在時間は3時間ほど。1〜2箇所観光して食事するくらいの時間しかない。
とりあえず路面電車に乗ろうと駅の中にあった観光案内所で1日乗車券を買った。
係りの人曰く「5回乗ればモトが取れますから」。
5回も乗れるかなと思いつつ、いちいち車内で小銭を用意するのも面倒なので買ってしまった。1枚500円。

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駅の観光案内所で買った電車一日乗車券。5回乗れば元が取れるという話だったのだが・・・

3番の赤迫行の電車が来たので乗ってしまう。本当は逆方向の西浜町方向の電車に乗れば出島とか観光できたのだが、そこまで考えてなかった。終点の赤迫まで乗って、また反対方向の電車で引き返した。

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終点の赤迫まで行って引き返す。

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松山町で途中下車して平和公園へ。

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平和祈念像でしばし平和を祈る。中国人観光客の多さに驚いた。

長崎にきたら長崎ちゃんぽんを食べようと思っていた。会社に長崎県出身の人がいて、その人から『みろくや』のちゃんぽんがおいしいと聞いたことがあった。ゆめタウン夢彩都の中に店があって、そこに行こうと電車を大波止で降りる。

ちゃんぽんにするか、皿うどんにするか悩みはまだ尽きないのだが、ゆめタウン夢彩都のレストラン街へ行くと『みろくや』の店舗があった場所には閉店の張り紙があった。残念!

あーあ無駄足をしてしまった。しかしここでめげてはいけないのである。旅の達人になると次の手をすぐに考える。ちゃんぽんがだめなら第2の長崎名物『トルコライス』があるじゃないかと迷うことなく次へ向かう。
大波止から電車に乗って今度は思案橋で降りる。

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再び電車に乗る。乗客は観光客より地元の人が多かった。市民の足といった感じだ。

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思案橋まで電車に乗る。

さて、トルコライスだが、いわゆるB級グルメと呼ばれている料理のひとつで、トンカツ、バターライス、スパゲティを一つの皿に盛った洋風料理で、長崎が発祥といわれる。

DSCN1266.JPG北海道は根室名物のエスカロップ

わが北海道の根室にも『エスカロップ』なる一皿料理があるがトンカツとバターライスの組み合わせという点は似ている。
西のトルコライス、東のエスカロップと呼ばれる(だれも呼ばないか)。

まず向かったのが、中でも老舗である『ツル茶ん』という喫茶店。

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思案橋電停の近くにある『ツル茶ん』という喫茶店。大正14年創業というからかなり老舗の喫茶店だ。

もうお昼近くなので混んでるかなと思いつつ店に入るとテーブルは結構塞がっている。店の人に2階へどうぞと言われたので階段を登って行くと、2階はすいていた。
昔なつかしトルコライスとハーフミルクセーキを注文する。まわりの客を見ているとこの組み合わせの人が結構多かった。

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『ツル茶ん』の店内。

1階席が混んでるせいか出てくるまで大分待ったが、レトロな店内でくつろぐのも悪くは無い。次の列車を1本遅らせても別に行程に支障は出ないので時間も心配ない。

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トルコライスもいろいろバリエーションがあった。

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これがトルコライス(昔なつかしトルコライス¥1080)

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バターライスにカレーソースにポークカツ、まさに三重奏。カロリーを気にしちゃいけません。

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昔なつかしいナポリタンがまたいい。

そして食後はミルクセーキ。ミルクセーキは普通飲み物だが(それも近年見かけなくなった)、ここのはシャーベットというかかき氷というか、アイス系の食べ物になっている。

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食後のミルクセーキ(ハーフミルクセーキ¥350)。

ハーフサイズといってもけっこう大きい。さっぱりして甘さはひかえ目なので、こってりした洋食の後にはぴったりだ。かき氷のようにシャリシャリして、昔のアイスキャンデーのような懐かしい味だった。

全部食べ終わって店を出る頃には結構混んで来た。

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長崎はわしの希望じゃ!

ツル茶んで長居したのであまり時間が無くなってしまった。もう1箇所くらい観光したかったが仕方がない。長崎ならばまたいつか来ることがあるだろう。
買い物客や観光客でにぎわうアーケードの商店街を少し歩いてから観光通り電停へ行き、そこから電車に乗った。

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浜町アーケードと呼ばれる通り。人通りも多くて賑わっている。国道324号の標識があるが、ここは全国でも珍しい歩行者天国の国道になっている。

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観光通りから電車に乗って駅へ戻る。

長崎での滞在時間は3時間と長めにとっておいたが、あっという間に過ぎてしまった。観光するにはやはり丸1日必要だろう。
電車には5回乗れたので、一日乗車券のモトは取れたことになる。


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2015年ハッピーバースデイ九州の旅2

5月1日 本日の予定
博多 7:53発 − 長崎9:50着 特急かもめ7号(グリーン車)
長崎 13:00発 − 佐世保14:51着 快速シーサイドライナー
佐世保 16:42発 − 博多18:34着 特急みどり24号(グリーン車)

さて今日から5月。ハッピーバースデイ九州パスも今日から使用開始になる。
ホテルは連泊なので荷物を部屋に置いて行動できるのは楽だ。といっても荷物はリュック1個のみだが。
九州新幹線ができてから、博多を拠点にすると大抵の所は日帰りで行ってくることができるようになった。3日間の回り方として、ずっと福岡市内のホテルに連泊して、博多から日帰りでまた博多に戻るという行程も大いにアリだろう。

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JR博多シティとなった博多駅。

ホテルから歩いて7時半ごろ博多駅に着いた。今日は金曜日でGW前半とはいえまだ平日だ。博多駅も朝のラッシュが始まろうとしていた。

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博多駅の中央改札口から3日間の九州旅行をスタートする。

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方面別の時刻表

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4番ホームかもめ号の表示。平日なのでホームは観光客よりビジネス客の方が目立つ。

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乗車位置案内

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ホームのキヨスク

博多 7:53発 − 長崎9:50着 特急かもめ7号(グリーン車)

第一走者は長崎までの特急かもめ号に乗る。
車両は885系と呼ばれる振り子式の交流電車。

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885系かもめ号が入線。時刻表には『白いかもめ』と表示してある。丸っこくて鼻が突き出た先頭はドイツのICEに似てる。

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高級感あふれる重厚なグリーン車のデッキ。

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かもめ7号のグリーン指定券。値段の部分が「¥***」と表示される0円券というやつ。

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3列シートの車内。奥は運転席になっていて、曇りガラスで仕切られている。

かもめ号のグリーン車は1号車の半室で定員12名。1号車のもう半分は普通車指定席になっている。グリーン車の乗客は自分含めて6人。すいている方なのか混んでる方なのかは分からない

車内はなかなかおしゃれな造りになっていて、車体と同じく壁や天井は白を基調としていて、床は木製のタイルが敷き詰められている。本革張りのシートも高級感を出している。
意匠をこらしたデザインだが、美容室の店内といった感じもする。

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高級感ある革張りのシート。座ってみると床屋の椅子みたいな印象だった。(終点の長崎駅で撮影)

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折畳みのテーブルを広げる。
床やテーブルは木材が使われていて高級感がある。

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発車すると前面の曇りガラスが一瞬にして透明になる。どういう仕組みになってるんだろう。
停車するとまた曇りガラスに戻る。

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博多から39分で佐賀駅に到着。佐賀県の県庁所在地とあって、ここで下車する客が多い。

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風光明媚な有明海沿いに走る。カーブだらけの単線でスピードは出ないが、振り子式車両の本領発揮場所でもある。

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終点長崎に到着。博多からは2時間の旅。

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長崎駅は終着駅らしく頭端式ホームになっている。

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長崎駅についた。

次は13:00発の快速シーサイドライナーで佐世保へ向かう予定であるが、ここ長崎で3時間ほど観光するつもりだ。


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2015年ハッピーバースデイ九州の旅1


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マイレージなんて全国飛び回っているビジネスマンとか、あっちこっち旅行しているお金持ちのものだと思っていました。
このマイレージカードも多分どこかへ行ったときに作ったもので、いつから持っていたのだろうか。大体年1回くらいは飛行機に乗っていましたが、最近は格安のLCCやMCCばかり乗っていましたのでマイレージなんて全く興味を持っていませんでした。

ところが、2012年にドイツまで、2014年にアメリカまで往復ANAを利用したおかげでマイル数が12000を超えていることに気づきました。マイルは3年間有効なので2015年6月にはドイツまで往復した分が消えてしまいます。これは勿体ない話で、消える前にどこかへ旅行しなければなりません。

最初は富山へ行こうかと思っていました。北陸新幹線が開業したし、ローシーズンのため12000マイルで往復できるからです。アルペンルートも4/16開通予定ということだったしちょうど良いと思っていました。ところが諸事情で4月中の旅行はどうも難しくなりました。
ローシーズンは4/23までで、それ以降はレギュラーシーズンになり15000マイル必要となりますので持っているマイルでは片道しか使えないことになります。

片道しか使えないのならもっと遠くに行きたい。思いきって行先は九州にしました。札幌から福岡まではANAの直行便があります。片道はマイルを使うとして、行きか帰りかどちらかは別にチケットを買うことになります。福岡まで安くいく方法となるとここはLCCの出番で、ピーチで関西空港まで行き、そこからまたピーチに乗り継いで福岡空港まで行くことにしました。

新千歳空港 → 関西空港 4850円
関西空港 → 福岡空港 3730円
 合計  8580円

うーんさすがにピーチは安いですね。さすが、貧乏人の味方。

次に九州はどこに行くかですね。それもいいものを見つけました♪それがこちら。

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JR九州では「ハッピーバースデイ九州パス」というきっぷを今年も発売しています。誕生月であればJR九州の新幹線・特急が3日間乗り放題で、しかも6回までグリーン車が利用できます。お値段は20,570円。私の誕生月は5月なので、5/1から3日間このきっぷで九州を1周してくることにしました。

久しぶりに全国版の大型時刻表を買ってきて乗継など検討しましたが、だんだん観光よりも全列車に乗りたいと思ってきました。グリーン車は6回まで。なるべく多くの車種のグリーン車に乗ってみたいし、GW中なのでホテルも早めに予約しておかなければなりません。
いくつか行程案を考え、まとまりました。「ハッピーバースデイ九州パス」は九州内でしか発売していないので、向こうに着いてから博多駅で買うことにします。その時に6回のグリーン指定券も発見してもらうつもりです。

それではいざ九州へ出発!

2015年4月30日

●新千歳空港 11:00発 − 関西空港13:10着 APJ122

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関西空港行きピーチの飛行機。

今回九州行の荷物はリュック1個だけ。持って行くものは少量の下着と折り畳み傘、それに充電器など。
今回は4泊5日と長めの旅行だが、ホテル泊まりだから浴衣と洗面道具はそろっているし、下着など途中で洗濯すればよい。
何よりピーチだと手荷物預けが有料になるので、福岡まで2680円別にかかってしまうので節約のためというのもあった。
必要なものが出てきたら向こうで買えばよいのだ。

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さすがGWとあって混んでいた。若い人が多いね。

座席指定をしていなかったが、搭乗手続きで手にした座席は通路側だった。たった2時間とはいえ3人掛けの真ん中の席に座るのとは大違いだ。
機内はほぼ満席なので余計窮屈に感じる。今は機内モードにすれば携帯電話もスマホも使用OKになっている。関西空港につくまでずっとスマホでゲームをやっていた。知らない人は落ちるからやめてくれよーとか思われていたかもしれないけど。

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ひたすら忍耐の機内。

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関西空港に到着。第2ターミナルはボーディングブリッジがなく歩いてターミナルへ向かう。

ようやく関西空港に着いた。ここでの乗り継ぎ時間は約3時間ある。
ピーチが発着する第2ターミナルはどこも仮設のようなつくりで、到着口から出てしまえば椅子も少なくて長居できるような場所ではなかった。
メインの第1ターミナルへは無料シャトルバスが運転されている。第1ターミナルにある店なんかを見ながら時間をつぶす。

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フードコートで食べたたこ昌のビールセット。

いいかげんに行くところも無くなったので再び第2ターミナルに戻った。


●関西空港 16:05発 − 福岡空港17:15着 ピーチAPJ157

出発時刻の1時間30分前の14:35にチェックイン機が使用できるようになった。ここにいても居場所がないし、保安検査場を通って中で待つことにした。

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チェックイン機は読み取り機にバーコードをかざして確認にタッチするだけで搭乗券が出てきた。

土産物などを見ていると関西土産でも1つ買いたくなったが、まだ九州に着いてもいないうちから荷物が増えても困るのでがまんしておく。
外は空港内にいるのがもったいないほど良い天気だ。福岡に着いたら暑いのだろうか。
ベンチに座ってずっとスマホでゲームをしていたらいつの間にか待合室は混雑していた。

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仮設っぽい建物だが一応売店やカフェはそろっている。

こんどは福岡まで約1時間10分のフライトになる。ここまでくればもう一息だ。ここもターミナルを出てから歩いて飛行機まで向かう。今どき離島航路でもなければこんな飛行機の乗り方など体験できないと思っていたが、LCCのおかげ(?)でめずらしい体験ができる。

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ターミナルから停まっている飛行機まで歩いて移動。

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いかにも空の旅という感じがする。

福岡空港はほぼ定刻通りに到着。飛行機で九州入りするのは今回が初めてだ。
暑いのかと思ったが、夕方になって少し気温が下がったのかそうでもなかった。ターミナル向かいにある温度計は20℃と表示していた。

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福岡空港に着いた。まずは地下鉄のりばへ。

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福岡の気温は20℃、暑くも寒くもないちょうど良い。

福岡空港から博多駅までは地下鉄で2駅、260円。都心からのアクセスは一番便利な空港だろう。
博多駅に着いたのが17:30頃。札幌を9:40発快速エアポートで出発したのでほぼ丸1日かかったことになる。関西空港での待ち時間が長かった。

これで終わりではなく、明日から使う「ハッピーバースデイ九州パス」を買わねばならない。
それにしても駅構内の人の多さはどうだろう。夕方の帰宅ラッシュというのもあるだろうが、札幌駅なんかと比べ物にならないほど活気がある。
GW前のためか、みどりの窓口はどこも長蛇の列。それでもすいている所があったのでそこに入った。

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駅構内に何箇所かあるみどりの窓口。すいている所を選んで入る。

窓口で5/1からのハッピーバースデイ九州パスをと言うと生年月日のわかる身分証を求められた。発券したきっぷに名前と誕生日を記入させられる。
グリーン指定券は紙に書いてきたものを渡して、6回分すべて発券してもらった。

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博多駅は駅中にスーパーがあって便利だ。スーパーでビールやつまみを買ってホテルまで歩く。
それと時刻表を持ってきていなかったので、本屋で九州の時刻表を買った。

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福岡で2泊したホテル。駅から歩いて7〜8分で2泊7,900円。

ホテルの部屋に入ったのは18時半を過ぎていた。札幌の自宅を出発したのが8:30だったからここまで10時間かかったことになる。

せっかく福岡まできたからには博多ラーメンが食べたい。ホテルから歩いて10分くらいの場所にキャナルシティ博多があってそこに色々ラーメン屋があると事前に調べてわかっていた。

博多にきたらラーメンでしょ。ラーメン食べなきゃ。どうせなら思いっきり濃厚なトンコツスープがいい。
というわけでキャナルシティまで歩いてきた。
キャナルシティは博多駅の雑踏とは対照的に閑散としている。平日の夜だからこんなものか。
ラーメンスタジアムへ行くと、ここも閑散として、どの店も空いていた。

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あまり人がいなかったキャナルシティ博多。

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全国のラーメンが集まるラーメンスタジアム。

店は博多ラーメンでは有名店の秀ちゃんに入った。
ここのスープがどろどろになるまで豚骨を炊き上げたのが特徴。
麺は固めとかバリカタとかあるらしいけど、こちらは初心者なので普通にしてもらった。

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ラーメン零号(オーソドックス)670円。

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濃〜いスープが細麺にからんでうま〜い。意外とさっぱりとした味だった。

汁も全部飲んで満足だ。もう1杯くらい食べれそうな気がする。こちらの人は麺の替え玉をするのがよくわかった。

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キャナルシティの前にあった屋台のラーメン屋。こっちにすれば良かったかな?

明日は7:53発の特急かもめで長崎へ行き、大村線で佐世保へ、また博多に戻ってくる。明日もこのホテルに泊まるので荷物は部屋に置いたままでよい。といっても荷物はほとんど無いけど。

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ハッピーバースデイ九州パスと全6回のグリーン指定券。

●4/30 本日の費用
名称費用備考
新千歳空港〜関西空港 ピーチ
3,730
予約時クレジット払い
関西空港〜福岡空港 ピーチ4,850予約時クレジット払い
札幌〜新千歳空港(エアポート)1,070 
福岡空港〜博多 地下鉄260 
ハッピーバースディ九州パス(博多駅)20,570クレジット払い
食費(博多フードステーション)2,281 
たこ昌(関西空港)1,030 
秀ちゃんキャナルシティ(ラーメン)670 
冷泉閣ホテル駅前(2泊分)7900予約時クレジット払い
その他(食費)641 
合計43,002 

posted by pupupukaya at 15/06/21 | Comment(0) | 九州の旅行記
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