2011年日本海縦貫旅行記 4


【行程】2011/4/30〜5/3
大阪→高岡→富山→魚津(泊)<特急はくたか>直江津 新魚津<特急うなづき>電鉄富山(泊)→直江津→新津→新発田→中条(泊)→秋田→新青森→函館→札幌


富山県魚津市。富山県東部の富山湾に面した位置にある。人口は約4万5000人。
富山湾の蜃気楼、ほたるいか、埋没林が名物。
米騒動の発祥地でもある。

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泊まったホテルの窓からは富山湾、そして北陸本線と富山地方鉄道の列車を見ることができる


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バイキング形式の朝食
おかずは素気ないがご飯がおいしいこと
ご飯におかずを合わせてるんだな


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9:12発の特急はくたかに乗るために魚津駅に行くと
強風で運休のお知らせが
なんてこった・・・


この日は特急を乗り継いで新潟県の中条まで行く予定であった。少しくらい遅れてついても良いので、2列車くらい遅くしても十分余裕がある。

駅でじっとしていてもしょうがない。せっかくなので魚津観光でもしようと、どこか行くところがないかと駅の地図を見たら、「魚津埋没林博物館」というのを見つけ、歩いて行くことにした。

行って戻ってきたら、列車も動き出してるだろうと思った。

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魚津埋没林博物館の水中展示館


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埋没林博物館から見た富山湾
晴天ならば蜃気楼も見られただろうが


1時間位してまた駅に戻ってきたが、まだ再開していなかった。下り特急はくたかは魚津で足止めを食ったらしく、ホームに停車中。
コンコースも駅に来てから運休中と知った人たちがいっぱいいる。

駅員の説明では開通の目処はぜんぜん立っていませんとのこと。
あんまり遅くつくのは嫌だし、直江津−中条間は列車本数自体が少ないので、今日中に着けるかもわからない。

もういい、今日は富山まで戻って、富山で泊まることにした。
地鉄(富山地方鉄道)は動いているので、富山へ行く方は地鉄を利用した方がいいと駅員が説明していた。

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富山地方鉄道の新魚津駅は地下道の狭い階段の踊り場のようなところにあった


JRの魚津駅に隣接しているが地鉄の駅は新魚津駅という。

新魚津駅の窓口で初老の駅員に動いているか尋ねると少し遅れているが動いているという。
JRは止まっても、こちら(地鉄)はそういう時は最徐行で通しますと誇らしげに言った。

券売機で切符を買って改札口で出すと次の電車は特急なので特急券もいると言われた。

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特急「うなづき」号が新魚津駅に入ってきた
JRはあきらめた富山方面の乗客が多数乗るので混んでいるかと思ったが、やってきた特急電車はがら空きだった

JRは止めても地鉄は止めません


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JRが抑止した問題らしき川の鉄橋
さすがに徐行運転だが、それ以外の区間は何事も無かったかのように運転していた


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電鉄富山駅に到着


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ホワイトボードに書きだされた運休の決まった列車
富山駅改札口にて


新潟行きの「北越3号」まで運転休止が決まった。それ以降の列車では、中条着は暗い時刻だ。富山に戻って正解だった。

さっき魚津で携帯サイトで予約しておいたビジネスホテル(3800円)にチェックインして荷物だけ置いてきた。

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せっかく富山に来たんだから名物の富山ブラックを食する


中華そば小(700円)
ごはん(150円)
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スープが醤油の色で黒いので富山ブラックという
この色の通り濃くしょっぱいので麺をご飯のおかずにして食べる

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地鉄市内線の富山駅前電停
南富山駅前から来た電車の半数はここで折り返す


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総曲輪フェリオや大和デパートが面したグランドプラザ


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新しく開業したセントラム(環状線)のグランドプラザ前電停


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富山市中心部の商店街、総曲輪通り
GW中の日曜日とあってか賑わっていた


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富山城とセントラム

車が被ってしまった


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天守展望台から見たセントラム

富山城は戦後再建された建物で、現在は富山市郷土博物館になっている


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車内


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富山駅前の夜景



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posted by pupupukaya at 12/03/21 | Comment(0) | 東日本の旅行記

2011年日本海縦貫旅行記 3


【行程】2011/4/30〜5/3
大阪→高岡→富山<普通>魚津(泊)→直江津→新津→新発田→中条(泊)→秋田→新青森→函館→札幌


富山からまた普通列車で魚津まで行きます。最初の宿泊地は魚津にしました。

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富山駅は北陸新幹線延伸に向けた高架化工事が行われている
南口駅舎は仮設駅舎で営業中


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富山駅にちょうど札幌行きトワイライトエクスプレスが到着した
これに乗るわけではない


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直江津行の普通列車で魚津まで


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北陸の普通列車の車両は国鉄時代からのものばかり
この列車はもと急行型の475系電車だった


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富山から約30分で魚津に到着


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ここも自動化されていない魚津駅改札口


今日の宿は駅からちょっと歩いたところにあるビジネスホテル。本当は富山に泊まろうかと思っていたが、ネットで探していたら魚津に安くて良さそうなところがあったのだ。

ホテルの隣はスーパーがあって便利。
5時過ぎにチェックインする。

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今日の宿
1泊2食付きで5,680円


フロントで朝夕の食事は隣のホテルのレストランでと言われ、食事券を受け取る。
ちょっと面倒だが、6時過ぎ、隣のホテルまで行く。
朝からまともな食事をしていないのでお腹が空いた。

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使い勝手が良いこぎれいな部屋


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吟醸酒「幻の瀧」とお通し(850円)
高いけどすごくおいしいお酒だった
一人で飲むのはもったいないなあ


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出てきた夕食はすごい豪華だった
昆布締めのお造りや白エビのかき揚げなど富山県の幸がぎっしり


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富山は日本酒がたいへんおいしい所
どの料理も日本酒とよく合う


おいしいお酒とおいしい料理に満足して、すっかりいい気分になった。


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posted by pupupukaya at 12/03/20 | Comment(0) | 東日本の旅行記

2011年日本海縦貫旅行記 2


【行程】2011/4/30〜5/3
大阪→高岡<普通>富山→魚津(泊)→直江津→新津→新発田→中条(泊)→秋田→新青森→函館→札幌


高岡から富山へ普通列車で移動しました。富山では「富山ライトレール」に乗るため途中下車します。

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高岡駅改札口
北陸地区は自動改札機は導入されていない


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雨で暗いホームから富山へ向かう


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富山駅北口の富山ライトレールのりば
車両は「ポートラム」という
さっそく停まっている電車に乗ります


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どこかの駅で反対方向の電車と交換する


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終点岩瀬浜駅
左側は富山ライトレールに接続するフィーダーバス


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岩瀬浜駅ちかくの岩瀬地区の町並み
ライトレールのおかげで訪れる観光客も増えたとか


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回船問屋だった建物が軒を連ねる


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東岩瀬駅には旧富山港線時代の木造駅舎が保存されている

ただしこの駅舎のホームからは乗車できない


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富山駅へ戻る電車が来た
ポートラムの車両は7色あって、今度のは赤い電車
東岩瀬駅


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途中からは道路上を走行する


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東岩瀬から乗ってきたポートラム
地元の女子学生の間には赤い電車に乗ると恋愛がかなうという都市伝説があるとか


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富山駅南口は富山地鉄の路面電車が走っている


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富山駅前にある「富山薬売り像」後ろは新型低床電車のセントラム
新しく開通した環状線の車両





posted by pupupukaya at 12/03/20 | Comment(0) | 東日本の旅行記

2011年日本海縦貫旅行記 1

2011年トワイライトエクスプレス旅行記 4 からの続きです

【行程】2011/4/30〜5/3
大阪<特急サンダーバード>高岡<普通>富山→魚津(泊)→直江津→新津→新発田→中条(泊)→秋田→新青森→函館→札幌


札幌からトワイライトエクスプレスに乗って大阪まで来ましたが、帰りは飛行機は使わず、日本海縦貫線の昼行特急列車を乗り継ぎ、途中の町で宿泊して札幌まで戻ろうと思いました。

とんぼ返りですが、大阪駅前のホテルに1泊し、朝から特急で移動します。第一ランナーは大阪7:10発、特急「サンダーバード1号」です。

トワイライトのウェルカムドリンクサービスについていたおつまみがあったので、車内販売でビールを買って朝食代わりにしました。

大阪市内→札幌市内の復路乗車券     大阪→高岡の特急券
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朝イチのサンダーバード1号が入線する
連休中のためか乗客が多い


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金沢でたくさん降りたので空いてきた


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高岡(富山県)に到着
大阪から3時間ほど
万葉線に乗るためここで途中下車


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高岡駅

万葉線のりばは駅舎正面にある


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駅前の電停に掲示されている万葉線の時刻表


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電車が来た
古いほうの電車だった


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古びた車内


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昔のままのアナログ式料金箱
まだ使っているのは全国でここだけかも


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終点越ノ潟駅の先は今や珍しくなった渡船の乗り場がある
富山県営渡船越ノ潟発着場(奥は万葉線電車)


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「こしのかた」号
これもまためずらしく、車は乗せないで人と二輪車だけ乗せる
また、乗船は無料


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出航して行った


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次に来た電車は新車の「アイトラム」だった
これに乗りに来たのだ


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アイトラムは低床電車で、車内はタイヤハウスをうまく処理したすっきりしたレイアウト


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従来車と比べ目線が低い


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高岡駅前に到着
雨が降り出したので暗い


朝は食べてなかったので早めの昼食にしようと食事するところを探したのだが・・・

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店構えも立派な高岡ステーションデパートだが・・・


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地下の飲食店街はこの通りシャッター街


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待合室に立ち食いそば屋があった


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天ぷらそば(380円)、おにぎり(110円)

とろろ昆布を巻いたおにぎりに富山らしさを感じる


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posted by pupupukaya at 12/03/20 | Comment(0) | 東日本の旅行記
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