2017年インド旅行記13 デリーとマハラジャマック

◆7日目 5/3
 マハマナ・エクスプレスでニューデリーまで

8:10頃、ガーズィヤーバード駅に停車。定時では7:39発なので、約30分遅れ。
次が終点ニューデリーになる。

この駅から大勢の乗客が乗ってきた。この寝台車にも乗りこんできて、下段の寝台は満席状態に。驚いたことに、上段寝台だろうとスペースがあれば座られてしまう。
私の寝台は足を伸ばしていたので上がられることはなかったが、足元にカバンをドンと置かれた。

どの乗客もいかにもビジネスマンという格好。時間帯からして通勤客だろうか。
それにしても1等の寝台車に乗ってもいいんだろうか。全席指定席のはずなんだけど。

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 上段寝台まで相席になる。

各方面からの列車はだんだん停まったり、ノロノロと動き出したりを繰り返す。
遅れは増すばかりだが、だれも気にする様子もなくのんびりとしたものだ。
私も、ホテルに入るのにあんまり早く着いても困るので、もっと遅れてくれという心境だった。

ニューデリー着8:55、定時は8:25なので、ほぼ30分遅れ。
今回の旅行で一番遅れたのはコルカタ・ラージダーニー急行の1時間20分遅れで、あとの列車は1時間以内の遅れだった。
インドの鉄道は5〜6時間の遅れはざらだと聞いていたが、それからすると概ね正確に動いていたということになる。

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 ニューデリー駅に到着。

ホームから跨線橋へ。
旅行前半で何度も通った場所。ああ、やっとデリーに戻ってきたと思った。
なんだかタイムトンネルを抜けてきたような気分になった。

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 ニューデリー駅の跨線橋。

今日のホテルは、ニューデリー駅前から延びるメインバザール通りを10分程歩いたところにある。
チェックインするには早すぎるが、荷物だけ預けてしまおう。

駅を出ると早速リクシャーの運転手たちが寄ってくる。
客引きのあしらい方だけはバラナシでマスターしたので難なく通り抜ける。

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 ニューデリー駅前の雑踏。

メインバザール通りはニューデリー駅南側から西に向かう通りで、ずっと商店街になっている。道端には屋台もたくさんある。
このあたりはホテルやレストランが多いためか旅行者の姿も多く見かけた。

旅行者が多いということは当然客引きも多いわけで、歩いているとやたらめったらと声がかかる。

「ハロー、ハロー!」
「コンニチワ、ドコニイキマスカ」

もう完璧に慣れた。絶対に客引きにはつかまらない自信がついた。

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 ニューデリー駅から延びるメインバザール通り。

足が痛い。
重たいバックパックを背負ってえっちらおっちらと歩き続けると予約していたホテルが見えてきた。
地球の歩き方にも載っていて、

”屋上にレストランがあり、旅行者に人気”

とある。レストランにはビールもあるようなので、夕方になったら行ってみよう。

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 ニューデリーで1泊するホテルメトロポリス・ツーリストホーム。

ホテルの正面は何だかお化け屋敷のような佇まいで、大丈夫なんか?と言う印象だった。

レセプションで名前を告げバウチャーを渡すと、この時間からチェックインOKのようだった。
またお馴染みの大きくてぶ厚い宿帳にサインする。

レセプションの人は近くにいたスタッフを呼んだ。そのスタッフが部屋まで案内してくれる。
ここだけではなく、今回のインド旅行で泊まったホテルはどこも部屋まで案内してくれた。荷物は持ってくれなかったが。

部屋に入ると建物の見た目とは反対に、すごく豪華な部屋だった。
1泊3,748円(2,057ルピー)。インドでは高級宿の部類になるのかもしれない。

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 ホテルの部屋。ダブルベッド。

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 バスルーム。

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 クローク部屋?冷蔵庫もあった。

まずはシャワーを浴びてさっぱりとする。そして明日着る下着の分だけ洗濯。

足の裏には大きなマメができていた。やたらと足が痛かったのはこいつのせいだ。穴をあけて水を出した。ばい菌が入ると余計に痛くなるが仕方ない。


◆再びデリー

しばらく休んでから、外に出る。

今日の予定は特になかった。
明日は夜発の飛行機で帰国する予定で、今日は予備日みたいなものだ。
ずっとホテルにいてもつまらないし、観光でもしてくるかということで外に出たのである。

とはいっても全く当てが無いわけではなく、インド門と鉄道博物館へ行くつもりで部屋で行き方を調べていた。

ホテルを出てパパールガンジ通りをニューデリー駅と反対方向に歩くと、メトロ(地下鉄)ブルーラインのアシュラムマーグ駅が近い。
そこからメトロに乗って、イエローラインのセントラル・セキュリタリアート駅で降りる。

駅を出て、公園のような所をしばらく歩くと広い場所に出た。
人も車もまばらでひっそりとしている。広場の向こう見える建物は連邦政府庁舎。このあたりは官庁街になっていて、大統領官邸や国会議事堂など政府関係機関が多い。

イギリス領インド帝国時代の1911年に首都がコルカタからデリーに移され、イギリスの設計と建築によって新都市がつくられた。これが今のニューデリーになる。
一方ムガル帝国時代から続く古くからのデリーは今はオールドデリーと称されている。

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 連邦政府庁舎と広場。

ここからインド門までは、ラージパト通りという広い通りが一直線に延びていて、ここからインド門まで歩く。
車道の両側には幅広の芝生があって、水路が並行している。
どこでもかしこも見かける屋台もここには無い。まるでインドらしくない。

まるでどこかヨーロッパの町を歩いている気分だ。
しかしここはインド。水路の水は淀んで藻が浮いている。そんな中を子供たちが素っ裸で水遊びをしていた。
またひどいスモッグで、2キロほど先にあるはずのインド門は霞んで全く見えない。歩いているとノドがいがらっぽくなってきた。

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 ひっそりとしたラージパト通り。インド門が霞んで見える。

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 ラージパト通りに並行する水路。

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 わんこ。暑いからか昼間は大人しい。

インド門は第1次世界大戦で戦死したインド兵士を弔うために1929年に建立された。
この辺りはさすがに観光客が多い。

30分ほど歩いてきただけだが暑い、ノドが渇く。
屋台でマウンテンデューを買った。毒々しいまでに蛍光色のペットボトルである。
一気飲み、また腹壊すぞー。

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 インド門は観光客が多かった。

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 高さ42mのインド門を下から。

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 懐かしのマウンテンデュー。

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 ライフルを持った兵士。

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 壁面のレンガには戦死者1万3500人の名前が刻まれている。

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 キャノピーと記念撮影する人々。

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 インド門と屋台。

インド門からは北に向かってメトロブルーラインのマンディハウス駅まで歩く。インド門からの距離は、来たときのセントラル・セキュリタリアート駅ともどちらも同じくらい。

ニューデリーのこの辺りはオフィス街なのだろうか。緑が多くハイソな感じ。インドらしくない。

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 ハイソなココパーニカス通り。

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 道路を渡るのは一苦労。一応横断歩道はあるのだが・・・

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 メトロブルーラインのマンディハウス駅。

こんどは鉄道博物館へ行くことにする。最寄駅はエアポートメトロのダウラ・クアン駅だが、駅からは3km以上もある。駅からオートリクシャで行こうか。

駅の窓口でラジブチョーックまでの切符を買う。切符と言っても丸いコイン状のトークンだが。
料金は10ルピー、日本円にしてわずか18円。

旅行者が一番安心して利用できる乗り物がこのメトロだろう。ぼられることもないし、本数も多くて確実だ。
しかし、どこの観光地もメトロの駅からは離れているので、あまり観光には利用できないのが残念。

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 マンディハウス駅のホーム。

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 コンノートプレイスの中心にあるラジブチョーック駅。

ラジブチョーック駅で降りる。この駅はコンノートプレイスのちょうど中心にある。メトロのブルーラインとイエローラインが交差する駅で、大勢の人が乗り降りする。

地図上ではエアポートメトロも交わっているが、ここには駅が無く、800m離れたシヴァジ・スタジアム駅がコンノートプレイス最寄りとなる。1回地上に出て歩かなければならない。

コンノートプレイスに来たので、初日に見かけたマクドナルドに行ってみることにした。
円形の道路が何重にも並行するし、同じような建物ばかりなので歩いていると混乱しそうになるが、何とか見つけた。

店に入るとエアコンが効いて涼しい。は〜天国だ。

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 コンノートプレイスにあったマクドナルド。

カウンターでメニューを見ると、おお、噂の『マハラジャマック』が。
注文すると店員が「ミート?」と聞くので「イエス」と答える。あとでメニューをよく見るとチキンマハラジャとベジマハラジャがあった。ベジにすればよかったかな。一度ベジを食べてみたかったが、聞かれるとついノンベジとか答えてしまうので未だにその機会が無い。

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 マハラジャマックのセット。コーラとポテト付きで282ルピー。

ハンバーガーの箱を開けると、まあデカい。
高さはビッグマックの倍くらいありそう。

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 これがインドのチキンマハラジャマック。

意外なのは、野菜がたっぷり挟まっている。レタス、タマネギ、トマト、ピクルスそれにパティ、目玉焼き。
持ち上げると野菜がポロポロとこぼれ落ちる。チキンのパティはビーフのより厚い。食べずらいな、これは。

ソースの味はインドらしくスパイシー。暑い中食欲をそそる。辛いのが苦手な人はだめかも。

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 マックのカウンター。

涼しいしトイレもある。デリー街歩きのオアシスだねここは。
しばらく涼んでから、次は鉄道博物館へ行く。

→13へつづく

posted by pupupukaya at 17/07/29 | Comment(0) | 2017年インド旅行記

2017年インド旅行記14 鉄道博物館とデリー最後の夜

◆国立鉄道博物館

次は国立鉄道博物館(National Rail Museum)へ向かう。
私は鉄ちゃんなので、ここは外せない。
一般人の方は退屈でしょうが、しばらくお付き合いください(^^;;

鉄道博物館へは、地図で見るとインド鉄道が通っていて最寄りの駅もあるのだが、時刻を調べると本数は1日数本レベル、しかも朝夕だけの運転。時刻も正確なのかわからず、とても利用できるような路線ではない。
メトロだとエアポートラインのダウラクアン駅が最寄となるが、そこから歩くと40分以上かかる。

メトロでダウラクアンまで行き、駅前でオートリクシャ―に乗ることにした。
コンノートプレイスからオートリクシャ―に乗ると悪徳な運転手に当たって変なところに連れて行かれるかもしれないが、郊外の駅からならば、まあ大丈夫だろう。

エアポートメトロはコンノートプレイスの地下を通っているが、ここに駅は無くて800mほど離れたシヴァジ・スタジアム駅から乗ることになる。
ずっと涼しいマックにいたので外を歩くと暑いこと。

駅の中に入ると、今までとは別世界のようにきらびやかで清潔な空間だった。エアコンが効いて涼しい。

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 エアポートメトロのシヴァジ・スタジアム駅。

デリーのメトロは街中とはまるで違って、近代的な造りになっているが、エアポートラインはさらに豪華になっている。
ホームドア完備、駅構内はエアコン完備、最新の技術を集めたという感じ。

そのかわり運賃は他の路線と比べて2倍以上高い。駅間も長くて、メトロというより空港アクセスに特化した独立路線のようである。
高いせいか駅が少ないからか、人は少ない。それでも日中は10分間隔で運行されている。

明日はこれでデリー空港まで行くことになる。

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 シヴァジ・スタジアム駅のホーム。

ダウラクアンへは快適なメトロに乗って1駅。
途中で建設中の高架鉄道が見えた。ピンクラインという路線で、2018年に完成するらしい。鉄道博物館の近くにも駅ができるようなので、これができたらアクセスはだいぶ楽になるだろう。

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 建設中のピンクライン。

ダウラクアン駅は高架駅だった。駅のコンコースから外を見ると、客待ちらしいオートリクシャ―が何台か停まっている。あれに乗ることにしよう。

私が階段を下りて行くと、さっそく寄って来た。
「ハロー!ハロー!」
「ホエアーユーゴーイング?」(どこに行くんだい)

こちらも「レールウェイ・ミュージアム、ハウマッチ?」(鉄道博物館まで、いくら)
と言い返す。

運「ワンハンドレット」(100ルピー)
私「オーケー、バット ワンハンドレットオンリー」(OK、でも100ルピーだけだよ)

ネットなんかで調べると、デリーでのオートリクシャ―の相場は近場で30ルピーということらしい。
外国人と見てふっかけてるんだろうけど、面倒だから言い値で乗る。たかだか百数十円のことで長々と交渉する気にはならない。チップ込みと思えば腹も立たない。

お前みたいのがリクシャーの料金を釣り上げているんだろうという声が聞こえてきそうだが・・・。

10分くらいで鉄道博物館の正面に着いた。運転手に100ルピー札を渡して降りる。

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 国立鉄道博物館(National Rail Museum)の入口。

入場料は50ルピー。入場券売り場で100ルピー札を出すと、「ワンハンドレット ヒフティーン」と言われる。なんだか良くわからないが言われるがままに150ルピー出す。

もらった入場券を見るとやっぱり50ルピーと書いてある。ぼられた?
まあいい。何度も言うが百数十円のことで揉め事はいやだ。チップだと思うことにする。

中に進むとミニSLが停まっていて発車を待っている。
乗りたいと思ったが、大人ならば身をかがめて乗り込まなければならないほど小さいサイズの客車の乗客は子供ばかり。
なんとなく気恥ずかしくなって乗るのをやめた。
あとでやっぱり乗っておけばよかったと後悔したが。

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 ミニSL運行中。

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 子供サイズの客車。

屋内展示場の建物があったので入ってみる。涼しい、エアコンが入っている。
しばらく中の展示物を見ながら涼んだ。

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 エアコンがあって涼しい屋内展示場。

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 屋内の展示物。

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 鉄道の施設だけは世界共通。

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 客車の銘板。日本製のも混じっていた。

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 未来の(?)インドの交通。

屋外の展示車両もたくさん置いてあった。
最初は大して期待はしていなかったが、この手の博物館にしては、なかなか本格的である。

展示車両の間を縫うようにしてミニSLや、さらにミニの電車の線路が敷かれている。
私はタモリと同じく線路マニアなので、これらの線路を見ているだけで楽しかった。

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 屋外展示の車両。SLが多かった。

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 ミニSLの線路のほか、ミニ電車の線路もあって鉄的には楽しい。

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 ミニ電車(左)とミニSL(右)の線路。

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 ミニ鉄道は踏切もある。

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 1907年製という蒸気モノレール。

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 屋外の鉄道模型コーナー。

いや〜、外を歩いていると暑い。汗だくになる。
もう一度屋内展示場に入って一回りしてきたら汗が引いた。

1時間くらいいて、もう見るものも無くなったので出ることにした。
出る前にトイレに行っておく。海外旅行では博物館や美術館でトイレを済ませておくのが鉄則だ。

ここのトイレは便座が無かった。便座のないトイレはロシア以来かも知れない。
男性の小用ならばこれで事足りるが、それ以外の場合どうするんだろ。未だに謎である。

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 便座のないトイレ。

屋内展示場の近くにはミュージアムショップがあったので覗いてみる。これといってほしいものはなく、すぐに出た。

もう3時過ぎだし、ホテルに戻ることにした。

エントランスの所にオートリクシャが2台停まっている。
運転手に「ダウラクアン・メトロステーション、ワンハンドレット」と言ってみた。
運転手は「ノー、ナンヤラカンヤラ、150」だと言った。

行きは100ルピーだったのに随分とふっかけるな。でも面倒だからOKを出した。

走り出すと運転手が「アーユーフロムカントリー?」と言った。「ジャパン」と答える。
とたんに運転手は愛想が良くなった。

なんだか色々聞かれる。
運「ホエア、ユアステイホテル?」(どこのホテルにとまってるんだい)
私「ニューデリーステーション ニア」(ニューデリー駅の近くさ)

駅はやけに遠いな。しかも明らかに来た道とは違う所を走っている。

突然道端で停まって、運転手は振り返って言った。
運「ショッピング?」(買い物は)
私「ノー」(いらねえ)
運「ゴー ユアステイホテル」(あんたのホテルに行こうか)
私「ノーノ―!」(行かなくていい)
運「ノープロブレム」(大丈夫だよ)

そうじゃねえ!
どうしてお前たちはすぐにカモろうとするんだ!

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 鉄道博物館から乗ったオートリクシャ―。

「アイワナ メトロステーション!」(メトロ駅に行きたいの)
と言うとまた走り出した。
いったいどこに行くんだろう。さっきニューデリー駅近くと言ったのでそこまで行く気か。

そんなうちに雨が降り出して風も出てきた。
両側は吹きっさらしなので、雨が吹き込んでくる。

オートリクシャ―はとあるメトロ駅の入口の前に着けた。
150ルピーを運転手に渡して、逃げ込むようにメトロの階段に向かった。

とにかく、ひと安心。つーかここはどこよ。

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 Lok Kalyan Marg駅のホーム。

コンコースにあった路線図を見るとLok Kalyan Margという駅とわかった。イエローラインの駅で、ニューデリー駅まで1本で行ける。

ニューデリー駅からホテルに戻る途中で、2日目に行った酒屋でビールを買った。

ホテルに戻り、汗だくになったのでまたシャワーを浴びてしばらく横になった。


◆デリーの夜

5時過ぎにホテルの屋上レストランに行ってみる。
時間が早いのか、客はほかに1組だけ。

メニューを見ると、ビールがあった。何種類かあって、キングフィッシャーを頼むと無いと言われる。
今はバドワイザーと何とかという2種類しか置いてないとのこと。
しょうがないのでバドワイザーにした。

フードは何にするかな。昼のチキンマハラジャがまだ腹に残っているので軽いものがいい。
メニューを見るが、くそー分からねえ。

ピザのマルゲリータにした。これが一番安かったし。

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 バドワイザー(235ルピー)を飲む。

しばらくして出てきたビールは小ビンだった。グラスに注いでまずは一人乾杯。
はー、何とか無事にここまでこれた。明日はいよいよ帰国だ。

落ちついて見渡すと、結構いい感じの店だね。清潔だし。値段といい、インド人からすれば超高級レストランなんだろうね。
どれも結構いい値段するしね。

小ビンではすぐに飲んでしまった。「ビア、ワンモア プリーズ」と言ってもう1本もらう。今度はチビチビと飲む。

出てきたマルゲリータはデカかった。2〜3人で分けて食べるサイズだろう。向こうの人はペロッと平らげるんだろうけど。

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 ピザ マルゲリータ(295ルピー)。結構デカかった。

味は良かった。チーズもとろりと焼き立て。オリーブオイルがたっぷりかかっている。ビールよりワインだね、これは。

30分くらいいるうちに、客は1組もう1組とやって来て、いつの間にか半分くらいのテーブルが埋まっていた。
隣は日本人夫婦。明日はアグラへ行くなどという会話が聞こえてくる。

1人レストランは居心地が悪い。手持ち無沙汰なのでビールばっかりガバガバ飲むことになる。もう1本ビールを追加しようと思ったがやめた。食事の時は連れがいないと寂しいね。

ピザは半分残して、ウエイターを呼んでお会計。
ウエイターは「チップ、インクルード」と言った。料金はチップ込みと言うことだ。
バド2本とマルゲリータで765ルピー。お釣りのうち5ルピー玉はウエイターに渡した。

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 メインバザールの雑踏。

また外に出てメインロードをぶらつく。
このあたりはホテル街、日本人とおぼしき人も何人か見かける。インド人につきまとわれている人も・・・

明日は帰国だし、ビールのほろ酔いで街を歩くと、今までとは違った風景に見えた。

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 とにかくひしめき合っている。

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 狭い小路のパパールガンジロード。

9時頃また外に出てみた。夜の1人歩きはするべきではないが、少しくらいなら大丈夫だろう。
この時間でもまだ昼間と同じくらい賑わっている。
昼間はいなかった屋台も多く出ている。危険な感じはしなかった。連れ歩きならば屋台を覗きながら歩くのも楽しそうだ。

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 夜のメインバザール。ホテル前から。

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 夜9時過ぎでも大賑わい。

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 ホテル隣のラッシー屋。

さっきも見たが、ホテルの入り口横に物乞いが受け皿を前に静かに座り込んでいる。
ホテルに戻る時にイタズラしてみようと思って、受け皿に100ルピー札を放り込んできた。
中から振り返ると、何を思ったか物乞いはお札を持ってシゲシゲと眺めていた。
おいおい、盗られるから早くしまえよ。

部屋に戻って昼に酒屋で買ったビールを飲む。冷蔵庫に入れておいたのでよく冷えている。

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 駅前の酒屋で買ったカールスバーグ。

明日は帰国だが、飛行機は19:35発なので15時過ぎまでは時間をつぶす必要がある。
地球の歩き方を見ながら、まだラールキラーに行ってなかったな、買い物はどうしようとか考えていたら面倒くさくなってきた。
明日のことは明日考えよう。


posted by pupupukaya at 17/08/05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 2017年インド旅行記

2017年インド旅行記15 デリーのショッピングモール

◆8日目 5/4 デリー

今日が最終日。

いつもの旅行ならば、あー帰りたくないよう・・・となるところだが、今回の旅行だけは待ちに待った最終日だった。
帰りの飛行機の時刻は19:35なので、今日も1日デリーに滞在することになる。

どこか観光へとなるが、あまり面倒な所へは行きたくない。また、暑い中歩くのももういやだ。

1日じゅうメトロに乗っていようか。涼しいし。
ショッピングモールのような所はないんだろうか。スマホで探してみる。
いくつか見つかるが、どれも郊外で、車でないと行けないか駅から相当歩くところばかり。
もうオートリクシャ―に乗るのも面倒くさい。

探しているうちにパシフィック・モール(Pacific Mall)という所を見つけた。メトロのブルーライン沿い。サブハッシュ・ナガー(Subhash Nagar)駅から近い。
ここに行ってみよう。

今日の行先が決まった。

8時過ぎ、朝のメインバザールを歩いてみる。
商店街はどこもまだシャッターが下りているが、朝食屋の屋台があちこちに店を出している。

ホテルは朝食付きではないので、屋台で朝食を食べてみるのも面白そうだが、何だか面倒になってやめた。
もう帰国することばかりが頭にある。

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 朝のメインバザール通り。

ホテルの隣にラッシー屋があって、ここでラッシーを飲んでみることにした。
インドに来てまだ1回も経験していない。

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 ホテルの隣にあるラッシー屋。

店の兄さんにマンゴラッシーを頼む。朝食代わりだ。

店の中はハエがブンブン飛んでいる。ラッシーを作っている兄さんは氷をぶっかいて素手でつかんでカップに入れた。
また腹壊さなきゃいいけど。

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 金属のカップに入ったマンゴラッシー。

マンゴラッシーは50ルピー。ヨーグルトとマンゴーが混ざり合ってなかなかおいしい。

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 メインバザール通りの賑やかな屋台。

ホテルのチェックアウト時刻は11時までなのでそれまでゆっくりする。


◆メトロでパシフィックモールへ

11時少し前、チェックアウト。バックパックはレセプションで預かってもらう。
メトロブルーラインのラマクリシュナ・アシュラムマーグ駅へ歩く。ホテルからはニューデリー駅よりこちらの方が近い。

この駅はコンノートプレイスにあるラジブチョーックの次の駅だが、高架駅になっている。デリーのメトロは郊外は地上を走るのだが、このブルーラインはほとんどが地上の高架区間になっている。

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 サイクルリクシャーが並ぶラマクリシュナ・アシュラムマーグ駅。

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 駅のコンコース。

ニューデリーのメトロ駅と同じように、コンコースの入口はセキュリティーゲートがある。各入口に1口しかないので、よくもまああれだけたくさんの乗客をさばけるものだと感心する。しかし止められている人は見なかった。よほど物騒な物でも持ち込まない限り通れるのかもしれない。

窓口で乗車券のトークンを買う。サブハッシュ・ナガー駅まで16ルピー。
インドのメトロの運賃は本当に安い。オートリクシャ―と違ってぼられることもないし、電車もエアコン付でずっと快適だ。

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 デリーメトロのトークン。

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 高架駅のアシュラムマーグ駅。

電車はずっと高架区間を進む。高い場所を走るので眺めは良い。
デリーに来て、外を歩くのが怖いと言う人は、メトロに乗って車内から観光するのもアリかと思う。

乗ること25分、サブハッシュ・ナガー駅に着いた。

駅を出るとリクシャーの運転手から声がかかる。もう客引きにも慣れた。
駅からパシフィックモールの入口まではメトロの高架沿いに歩いてすぐだった。

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 パシフィックモールのエントランス。

どこから入るんだろうと思ったが、歩いて行く人の流れについて行くとセキュリティーゲートがあった。人の集まるような所には大抵あるようだ。

中に入るとインドにいることを忘れるほど近代的な空間だった。日本のイオンとかアリオのような。
エアコンも効いて涼しい。今日はもうここで過ごすことにしよう。

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 パシフィックモールの吹き抜けフロア。

おお、地下にはスーパーマーケットがあるではないか。ヨーロッパではよく見かけるスパー(SPAR)だ。
ああ〜スーパー。私は旅先でスーパーを覗くのが大好きなのだ。
ここは帰り際に寄って買い物することにしよう。

ひと通り回ってきてからフードコートに行く。
朝はラッシー1杯しか飲んでいないので、何か食べて行こうと一回りしてくる。

店を見ていると客はみんなカードを出して注文している。現金を出している人はいない。
ははあ、どこかでICカードを買ってきてそれで支払うらしい。

カード売り場を探すと『cashier』の表示があるカウンターを見つけた。そこでsaltカードというのを買い、300ルピーをチャージした。

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 saltカード売り場。

インド料理店があったのでそこにする。
デラックスターリーというのを頼む。店員にナンにするかクルチャにするか聞かれたので、クルチャというのにしてみた。
219ルピー。

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 カレーを注文したアムリツァリー・エクスプレス(Amritsari Express)。

しばらくすると番号で呼ばれる。
トレイに乗ったターリーはこれも結構な量だ。

クルチャというのは具が入ったナンで、インド版お好み焼のような感じがした。

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 デラックスターリー(219ルピー)。

たぶんこれが最後のインド料理になるだろう。
カレーに外れなし。
しかし、コルカタ・ハウラー駅の食堂のカレーはひどかったなあ。

クルチャは相当に脂っこい。最初はおいしいが、だんだんくどくなって半分残した。

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 saltカード。

フードコートはテーブルもたくさんあって落ちついて過ごせる。店もひと通りそろっているし、何よりエアコンが効いて心地よい。

デリーでほかに行くところが無くなったらここ、メトロで行けるパシフィックモールがおすすめです。

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 落ちつけるフードコート。

最後に地下のスパーで買い物する。
カゴを持って店内をウロウロ。ここは食品だけでなくホームセンターも兼ねていて、日用品や電化製品も置いてある。

スパイスが豊富なのはやはりインドらしい。
いくつかの食品のほか、スパイスもカゴに放り込んだ。

レジではカゴから自分で出してベルトコンベアの上に並べるという、ヨーロッパあたりと同じシステム。
ていうか、レジ係がカゴから清算済みカゴに移すというのは日本だけのシステムなんだろうか。

結構買ったような気がするけど、お会計は516ルピーだった。さすがインドの物価は安い。
それでもここはインドでも上流階級の人向けの店なんだろう。

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 地下にあるスーパーマーケット。

ショッピングモールの外に出たのは2時半ごろ。
うおー、暑い。モール入り口前の道路には屋台が並んで、オートリクシャ―が客待ちしている。

またインドに戻ってきた。

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 モールを出ると普通にインドになる。

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 サブハッシュナガー駅前もオートリクシャ―がいっぱい。

またメトロでラマクリシュナ・アシュラムマーグ駅まで戻る。
ホテルに着くのは3時過ぎくらいだろうか。預けていた荷物を受け取ったら、もう空港に向かうことにしよう。

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 サブハッシュナガー駅は道路上の高架駅。

しかし、デリーの地下鉄も不思議な空間だ。
駅構内も電車もきれいだし、静か。
クラクション鳴らし放題の割り込みし放題の道路上や、人びとが床に座り込んだり寝っ転がったりしているニューデリー駅とはえらい違いだ。

車内はエアコンの効いて快適。車内も静か。インド人じゃなければ日本の電車に乗っているようだ。
車内から、ごちゃごちゃしたデリーの街並みを眺めていたら外とのギャップを、本当に不思議だなあと思った。

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 きれいに保たれたメトロのホーム。

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 落ちついたメトロの車内。

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 メトロの車窓から。

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 途中の駅。

都心が近づくにつれて車内は混んできた。

ラマクリシュナ・アシュラムマーグ駅で降りる。
駅からのメインバザール通りは、相変わらずの喧噪。

でもこれで最後だなと思うと余裕が出てきたのか、もう少しこの喧噪のなかに身を置いていたい気がしないでもない。

posted by pupupukaya at 17/08/14 | Comment(0) | 2017年インド旅行記

2017年インド旅行記16 帰国まで

◆インディラ・ガンディー空港まで

荷物を受け取るためにホテルに寄る。
預ける時に3時ごろ受け取りに来るとは言ってあった。

レセプションで自分の名前と荷物を取りに来たというようなことを言う。インドのホテルは預かり証をくれないのでいちいち面倒だ。
ところが、荷物を出してくれない。もしかして別の人が持って行ったのか?
レセプションの人は私の後ろを指差す。振り返ると別のスタッフが私のバックパックを持って座っていた。出して待っててくれてたのか。
「オーソーリー、サンキュー」と言って受け取った。

さて、空港へ行こう。

まずはニューデリー駅に行かなくてはならない。列車に用はないが、エアポートメトロの駅は国鉄の駅の反対側にあるためだ。駅構内の跨線橋を通るのが一番近道となる。

もう何回も往復した道なので慣れた道だ。

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 ニューデリー駅のパパールガンジ(メインバザール)側駅舎。

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 跨線橋を通り抜ける。

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 階段を下りてアジメリゲート(Ajmeri Gate)出口へ。

駅を出るとこれでもかというほど声がかかるが、すべて無視。
あと、ここから先へは行けないと行く手をさえぎって来る人もたまに現れる。これは隙を見て逃げ出そう。

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 アジメリゲート口の駅前広場。

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 メトロの入口。これは5番ゲート。

駅のメインバザール側からメトロ入口までゆっくり歩いて10分ほど。
メトロの入口はいくつかあるが、中でつながっているのでとにかく入ってしまえばよい。
メトロ駅に入ってしまえばあとは心配いらない。外でつきまとわれても、彼らは駅の中までは入ってこない。

ただ『Exit Only』と書かれた階段からは入れないし、警官が見張っていれば怒られるので注意を。
詐欺師との違いは、警官は制服を着ているし、彼らは座ったまま警棒を振りかざして怒鳴るだけなのですぐにわかる。

階段を下りるとまたセキュリティーゲート。滅多なことでは引っ掛かることはないが、私は1度だけ首から下げていたパスポートで引っ掛かった。パスポートだと言うとすぐに通してくれたが。

メトロのニューデリー駅はイエローラインとエアポートメトロの駅が別々にある。看板をよく見て間違わないように。

窓口で切符を買う。行き先は「エアポート」と言えば通じる。60ルピー。
円形のトークンを渡されるので、それは改札機の読み取り部にかざすと改札機のゲートが開く。

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 エアポートメトロのホーム。

ホームに来れば、あとは停車している電車に乗ればよい。平日の昼間は10分間隔、朝夜と土日は15分間隔で運行している。

乗ってしまえばもう心配はいらない。あとはエアポート駅で降りるだけ。
車内放送のほか、次駅を表示したモニターもあるので、それに注意して乗り過ごさないように。

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 エアポートメトロの車内。

エアポート駅で降りて、改札を出て階段を登ったところが国際線の第3ターミナルだった。

いまは16時を少し過ぎたところ。ニューデリー駅のメインバザール側からここまで50分で来れた。
あまりにもここまで簡単に来れたのでちょっとびっくりだ。もっと面倒があるのだと思っていた。

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 インディラ・ガンディー空港の第3ターミナルエントランス。

ターミナルの入口で飛行機のチケットとパスポートを見せる。あまり早いと空港内に入れないのはこのためか。見送りの人も入れないことになる。

まだ出発まで3時間以上も時間がある。しばらく空港の中を見物していよう。

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 空港の第3ターミナル。

余ったインドルピーで土産物でも買おうと思ったのだが、出発ターミナルには店がほとんどなかった。
カフェと外貨両替があったくらいで小さな売店すら見つからなかった。
もうさっさと中に入ってしまおう。

JALのカウンターは長蛇の列。ここもインド人ばかり。自分の番が来るまで40分くらいかかった。
搭乗券を持ってセキュリティゲートへ、次はイミグレーション。ここも行列だった。

ようやく免税店のあるエリアへ。JALのカウンターに並んでからここまで1時間以上かかった。

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 免税店のエリア。

免税店を見て回る。
財布にはインドルピーがまだ2600ルピーほど残っている。うち1枚は2000札。
さて何を買おうかな、と見て回るがこれといった物がない。

免税店もそんなにたくさんあるわけではなかった。

民芸品のコーナーがあって、リクシャーの運転手に連れられて買わされた置物なんかの値段を見る。

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 免税店に並ぶ民芸品の数々。

2日目のアグラで買った大理石製のゾウの小物があった。私が買った物と大きさといいデザインといい似たような品物。
値札を見たら995ルピーとあった。

アグラの店で買ったのはゾウ2個とマグネット2個で2600ルピーだった。
これとて空港価格だから、市中と比べれば高めなんだろうけど、アグラで連れて行かれた店は、まあ良心的だったといえる。

3日目にデリーで買わされたのと同じような置物は2150ルピーで売られている。
私が買ったのは3840ルピー。ほとんど倍違うじゃねーか、ちくしょー!

前にも書いたが、本当に授業料だな( TДT)

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 空港はさすがにインチキな品ではないと思うが。

免税店でお菓子の箱を買った。高級そうだが開けて食べてみるまでどんなものかはわからない。

まだ2000ルピー札が残っている。これも使い切ってしまいたいのだが、これといってほしい物も見つからない。
あまり嵩張るものは買いたくなかった。

あれこれ見て回って、見つけたのは2150ルピーのインドマラ。珠が香木で出来ていて芳香を放っている。

インドマラといえばこれ?

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似てるから、ただそれだけの理由で買ってしまった(^ω^)

お前はそんなくだらん理由でこんな小物に4000円近くも出したのか!(怒)
 ↑ by 未来の自分

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 2150ルピーのインドマラ。


◆デリーIGI空港 19:35 ーJAL JL740便 成田空港 6:50(翌)

搭乗ゲートの待合所に寝椅子があったのでそこに横になった。
足が痛い。もう歩けない。

ガラス張りの向こうから差し込む西日と飛行機を眺めながら過ごす。
インドに来て8日目だ。ようやく終わった。

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 もう体力も尽き果てた。

一体何しにインドに来たんだろう。
今回の旅行は苦労ばかりだったような気がする。
どこへ行っても汚いし、うるさいし、臭いし、暑いし・・・

駆け足のような行程だったが、良くも悪くも今までになく濃い旅行だったのは確かだ。
中学生以下の英語力で、ここまで1人で乗り切ってきた。

またインドに行きたいと思うだろうか、インド旅行は充実したものだったのだろうか。

いまはとにかく、足が痛い、早く日本に帰りたい、ただそれだけである。

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 成田行きの搭乗ゲート。

19:10、一般の搭乗が始まる。
また7時間45分ものエコノミーシート。それでも機内に入ると、あー帰って来たーと思った。
帰りの飛行機もインド人が多い。それでも行きよりは若干日本人の割合が増えたようだ。

飛行機に乗った時はまだ明るかったが、離陸する頃にはすっかり暗くなった。
上昇すると眼下にはデリーの夜景が見える。赤っぽい弱々しい光が広がっている。

グッバイデリー、グッバイインディア。

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 デリーの夜景。

水平飛行になると機内食が配られる。
和食と洋食があって、今回は和食にした。お酒は日本酒。

久しぶりの日本の味は良かった。
海外発の便はたいてい日本そばが付く。いっそのこと、そばをメインにしたらいいのに。
しかし、一番うまいと感じたのは味噌汁だった。

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 機内食のメインはチキン味噌カツ&茶飯。

食事のあとはひたすら眠っていた。たまに体が痛くなって目覚めるが、少し体勢を変えてまた眠った。


◆9日目 5/5 成田空港へ

ようやく目が覚めて、フライトマップを見るともう少しで九州上空という所だった。

2回目の機内食は鮭と赤シソのおにぎり。それにまた味噌汁。
これが一番うまかったかもしれない。

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 到着前の機内食はおにぎりだった。

ここから時計を3時間半進めて日本時間にします。

5:50頃富士山が見えた。飛行機の窓からこんなにはっきりと見るのは初めてだ。

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 機内から富士山が見えた。

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 デリーから成田までの飛行ルート。

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 成田空港に到着。

6:25、成田空港に着陸。6:35、降機。
入国イミグレーション、荷物受け取り、税関と難なく終わり。到着ロビーに出たのは7:02だった。

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 日本に帰ってきた。


◆成田空港 10:10 ー コードシェア JL6115便 ー 新千歳空港 12:00

で、ここで終わりではなく、今度は国内線に乗り継ぎになる。ここからが面倒だった。
JALの国内線カウンターは到着ロビーの一番端にある。そこまで歩いて行って国内線の搭乗手続きと荷物預けをしなくてはならない。
足は痛いし、バックパックは重い。それでも何とかJALのカウンターに着いた。

ところが、私の乗継便はジェットスターなのである。係りの人はここではなく第3ターミナルの方へ行ってくださいと言った。
連絡バスがあると言うので、その乗り場まで歩く。これがまた端から端までであった。
うう、足が痛え。昨日つぶした足裏のマメが腫れているようだ。

ようやくバスに乗って第3ターミナルへ。
ジェットスターのカウンターは長蛇の列だった。中国人に混じって並ぶ。早くこのバックパックを預けてしまいたい。

ようやく自分の番が来てeチケットを見せると係員は言った。

「出発時刻の2時間前にならないと搭乗手続きはできないんですよ」

また荷物持って歩けってのか!

思わずブチ切れた。
規則でそうなってるんだから、しょうがないってわかってるんだけど。
もういいよ、と見せたeチケットをひったくって戻って、空いているベンチに横になった。

最後の最後はLCCかよ。なんだか落ちぶれた気分になった。
普通は座席指定も荷物預けも有料だが、国際線乗継の場合はコードシェア便ということで無料になる。

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 成田から新千歳まで乗ったジェットスター。

ひと眠りして8時半ごろまたカウンターに行く。今度は手続してくれた。

LCCは安いからたまに乗ることはあるが、好んでまで乗りたいとは思わない。
JALの便にしたら夜まで待ってなくちゃならないので、仕方ないんだけどね。

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 新千歳空港着。

成田空港から1時間50分、新千歳空港に着いた。
空気が冷たい。北海道に帰ってきた。
インドでの数々の出来事はもう遠いことのような気がする。

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 インドで買ってきたもの。

インドへ行くと人生観が変わると人は言う。
今回の旅行で、自分の中の何かが変わったような気がした。それが何なのかはまだわからない。
時が経つにつれ明らかになるんだろう。

またインドに行きたいか?

  勘弁してくれ〜、今度はもっと易しい所がいい・・・

今はね。
でも、1年くらいしたら気が変わるかもしれないね。
あれだけエキサイティングでエネルギッシュにあふれた所なんだから。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

〜おわり〜

posted by pupupukaya at 17/08/14 | Comment(4) | 2017年インド旅行記
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