2009年 南ドイツ・オーストリア旅行記1

2009/7/5〜6 行程  
新千歳空港 18:05発[EK6256便]20:15着 関西空港
関西空港 23:15発[EK317便]4:45着 ドバイ空港
ドバイ空港 8:35発[EK049便]13:00着 ミュンヘン空港

昨年(2008年)に引続き、今年(2009年)もまたドイツへ行ってきた。
インターネットで格安航空券をゲット。ミュンヘン市内のホテル5泊は楽天トラベルで予約、カード決済とかなり旅費は低くおさまった。便利な時代になったものだ。今年の7月から機油サーチャージも無くなった。

新千歳空港を18:05に発ってから、エミレーツ航空利用、ドバイ乗り継ぎでミュンヘン空港着は13:00(日本時間20:00)で、どの便もほぼ満席。26時間近い行程ですっかり参ってしまった。 

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 関西空港を夜に出発する。ドバイまでは残念ながら通路側の席だった。

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 新しくなったドバイ空港。

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 ドバイ空港でアラブの文化に触れる。乗継便ならでは。

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 ドバイからは窓側の席。下界の風景が楽しめた。

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 ドバイ〜ミュンヘンの機内食。エミレーツの機内食はなかなか満足だった。

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 機転を利かしてか後部ドアからも降ろしてくれた。ミュンヘン空港。

ミュンヘン空港から市内まではSバーンの電車に乗る。去年も来たので切符も慣れた手つきで券売機で買う。ミュンヘン中央駅までは1時間ほど。

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空港駅で買った1日券。地下鉄、バス、トラムが1日乗り放題。

中央駅には地下ホームに到着する。この駅は地上部分は頭端式ホームなので分かりやすいが、地下道が複雑で、この辺か?とあたりをつけた階段から出ると大体違う場所に出る。今回もそうだった。幸い見覚えのある場所だったので、歩いてホテルまで行くことができた。ホテルは駅北口からすぐのところにあり大変便利だった。


●ミュンヘンでは市場のビアガーデンへ

2時間ほどベッドで横になり、市内探索に出かける。まだ4時過ぎなのだが曇り空でなんとなく暗い。
ミュンヘンに来たからにはまずはビールだ。ビールを求めてさまよい歩く。

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 雨のビクトリアーリエン市場。

あった、見つけた。前回も来たことがあるビクトリアーリエン市場。しかし、相変わらずの曇り空で、しとしと降りだしてきた。木陰なので雨には当たらないが、仕方ない1杯だけ飲んで戻るかと思っていたら突然大きなカミナリが鳴り響き、大粒の雨が激しく降り出した。こりゃたまらんと市場の店の軒先に逃げ込む。夕立なのですぐに止むのだろうが、このままだとホテルにも戻れない。

ジョッキ片手に雨宿りの人多数。昼間から一杯やっているオヤジたちがあぶり出された格好になっていて、滑稽だ。

30分くらいで雨は止んだ。ビアガーデンのテーブルは濡れてびしょびしょだ。
ビールはあきらめて、ホテルへ戻る途中、ペーター教会の塔に上ってみた。302段の階段を上り最上部に出ると、さっきの雨雲はどこへやら。すっかり晴天になっていた。

上は足場があるだけで狭い。金網フェンスが張ってあるが、高所恐怖症の人は外には出られないだろう。眺めは抜群で、地平線の彼方までぐるりと見渡すことができる。直下はマリエン広場。ちょうど17時で、市庁舎の時計塔の仕掛時計が演奏を始めた。 

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 ペーター教会の塔。302段の木製階段で上ることができる。

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 時計塔の階段室。エレベーターは無い。

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 ペーター教会塔からの眺め。

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 マリエン広場を見下ろす。ちょうど新市庁舎の仕掛時計演奏時間になり人でいっぱい。

下に降りると、また市場のビアガーデンに向かう。所狭しと並んでいるテーブルは人もまばらで空いている。

セルフのビール売り場で1リットルのジョッキ入りビール(6.7ユーロ)を買ってテーブルへ。うめ〜、この1杯を求めて日本からはるばる来たくらいだ。

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 ビール売り場で買ってきた。

ジョッキは瞬く間に空になり、もう一杯買ってくることに。今度は瓶ビールとソーセージを買った。

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 ビクトリアーリエン市場のビアガーデン。

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 木陰にテーブルが並ぶビアガーデン。

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 ビール売り場。次から次へとジョッキ入りビールが売れる。

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 軽食の店が並ぶ。 

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 パンに挟んだソーセージとビール。

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 仕事帰りに1人で一杯という人も多い。

だんだん会社帰りらしい客が増えてきた。グループで盛り上がっているテーブルもあれば、ビールをちびちび飲みながら読書にふける人、夫婦で市場に買い物に来たついでにちょっと一杯といった人、色んな人がいて見ていて飽きない。場所柄か、観光客風の人はあまり見掛けなかった。

しかし、ミュンヘンのビアガーデンはさらに奥深いことを、後日知ることになるのだった。

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 青空が映えるマイバウム。

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 着飾ったウシの置物。チーズ屋の前。

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 新市庁舎の塔。

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 旧市庁舎の塔とマリエン広場。

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 市内の通りにはトラム(路面電車)が縦横無尽に張り巡らされている。

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 トラムの停留所に電車が到着。

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 古い街並みとトラムの電車が調和する。

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 駅のコンビニで買ってきたビール。ホテルの部屋でまた飲んだ。

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 7月の午後9時はまだ明るい。

→2へつづく

2009年 南ドイツ・オーストリア旅行記2

2016/7/7行程 
ミュンヘンからザルツブルク往復

今回のドイツ鉄道旅行はミュンヘン駅前のホテルに5泊し、そこを拠点に各所を往復してこようというものだ。そういうときに便利な切符がある。バイエルンチケットというもので、バイエルン州の普通列車が乗り放題というもの。

この日行くのはミュンヘンから東側へ153km、オーストリア・ザルツブルク。普通列車で片道2時間ほどの旅だ。 

 ミュンヘンからザルツブルクまでの地図。

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 券売機で買った『バイエルンチケット・シングル』。

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 ミュンヘン中央駅の正面。

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 ミュンヘン中央駅の広いコンコース。

●ミュンヘンHbf9:41発[RB30011]11:47着 ザルツブルクHbf

ミュンヘンHbf始発、ザルツブルクHbf行き普通列車は駅正面から遠く離れた9番線ホームから出る。駅構内の造りを知っていないと分かりにくい。普通・快速列車は主にこの隔離ホーム発着のようだ。

コンコースに隣接する頭端ホームは主に優等列車の発着に使われている。普通列車に乗る場合はホームが遠いので早めに行った方がいい。

発車20分くらい前にホームに行くとザルツブルク行きの列車はすでに入線していた。先頭が電気機関車で客車が6両編成。構内はずれのホームは、すでに朝ラッシュも過ぎて人影もまばら。車内も空きボックスが多数あった。 

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 コンコースからは遠く離れたローカル列車ホーム。

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 ローカル列車という感じに見えるが、ここもミュンヘン中央駅。

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 ザルツブルク中央駅行き普通列車。

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 日本では大正時代まで使われていた『ねじ式連結器』がこちらでは標準。

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 ミュンヘン中央駅の駅名標と赤い客車。

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 車内は客車普通列車標準のボックスシート。

発車間際になって、乗客が次々と現れ、車内はボックスも全てふさがった。

9:41になり発車する。発車の合図も衝撃もなく、静かに動き出す。しばらく駅構内を進む。ところが、次の東駅(オストバーンホフ)との間で停止してしまった。特に車内放送もなし。たまに少しずつ動くがずっと停まったまま。急ぐわけではないが、ザルツブルクへ無事着けるのか不安になる。
他の乗客はこんなこと別に珍しくもないといったふうにずっとおしゃべりしたりしている。

ようやく動き出して次駅の東駅に着いたのは10:39であった。定刻は9:49だから50分遅れである。この駅でも乗客があり、満席近くなる。

自分の座っているボックスも満席になりいささか窮屈だ。といっても、日本の普通列車のボックスシートよりはゆったりしている。乗客は、郊外に遊びに行くといった感じの人が多い。 

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 バートエンドルフ駅。特急退避でここで5分停車。

東駅を出ると列車は快調に走りだした。ミュンヘン近郊区間はSバーン(電車)とは別線になっている複々線を快速運転で、そこを過ぎると各駅停車になる。
途中駅で降りる人もいるが乗ってくる人もいて、車内はずっと満席近い状態。 

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 駅間は緩やかな起伏のある畑が延々と続く。

とある途中駅で突然乗客が全て席を立ち下車し始めた。どうやらこの駅で運転打ち切りらしい。ホームは下車したザルツブルク行の乗客でごった返している。
とにかく、人の流れについていくしかない。ホームの階段を下り、地下道を歩くと、案内表示にザルツブルクの文字を見つけた。

乗り継ぐ列車は、ザルツブルク近郊Sバーンの4両編成電車。低床電車で車内はやたらと段々がある。ミュンヘンからの乗り継ぎ客で立客もいるほど満員で発車する。
検札員が回ってきたのでバイエルンチケットを見せる。次の駅でまたドッと乗ってきて、車内はラッシュ並みの混雑になった。 

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 列車遅れのため、国境駅フライラッシングで運転打ち切り。

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 フライラッシングからザルツブルクのSバーン(電車)に乗換える。

なんとかザルツブルク駅に着いたのは12:32。ミュンヘン東駅が50分遅れだったから5分ほど回復したことになる。

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 50分遅れでなんとかザルツブルクに到着。

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 ザルツブルク中央駅。

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 駅前のトロリーバス乗り場。

ザルツブルク駅前にはバスターミナルがあって、ここの券売機で24時間券を買った。これで市内のバスは自由に乗り降りできる。市内の交通の主役は電気で走行するトロリーバス。

まずはトロリーバスに乗り、旧市街のラートハウス(市役所)で降りる。レジデンツ広場やモーツアルト広場のある場所で、ザルツブルク観光の中心地といえる場所である。

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 旧市街の小路。市内でいちばん賑やかなところ。

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 ここがザルツブルク旧市街の中心、レジデンツ広場。

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 蹄の音もリズミカルに行く観光馬車『フィアカー』。

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 モーツァルト像。1956年1月にこの地で生まれた。

2009年 南ドイツ・オーストリア旅行記3

●サウンドオブミュージックの舞台を訪ねて  

ザルツブルクは、不朽の名作、ミュージカル映画『サウンドオブミュージック』のロケ地にもなった所。
旧市街を歩いていると、映画で見たことのある場所がいくつもある。

そんなわけで、街歩きは映画の舞台だった所をいくつか訪ねて、映画のシーンを思い出すことにした。

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 サウンドオブミュージックのイメージ。(夕張市民会館に掲示されていた看板ですが)

レジデンツ周辺や、『マリア』がいた修道院のロケに使用されたノンベルク修道院など、どこも40年以上昔の映画撮影当時そのままの街並みが残っている。

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 『サウンドオブミュージック』でマリアがいたノンベルク修道院。

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 マリアはこの門から修道院を後にしてトラップ家へ出発した。

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 ノンベルク修道院から町へ下る道。人影も少なくひっそり。

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 坂道からの風景。映画当時からほとんど変わっていない。

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 坂を下りきると、またレジデンツ広場に戻ってきた。

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 ホーエンザルツブルク城塞がそびえるカピテル広場。何やらイベントの準備中。


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 レジデンツの中庭。

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 世界の文字を集めて作ったオブジェ。

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 大聖堂の内部。

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 ドイツ軍に追われた『トラップ一家』の隠れ場所ロケに使われたザンクトペーター墓地。

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 歴史はあるようだが普通の墓地。夜にはあまり来たくない。

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 モーツァルト小橋。

ザルツブルクに着いた昼ごろは曇り空だったのだが、だんだん空が暗くなり始め、ついに雨が降り出した。雨は強くふってきて止みそうにない。それで、トロリーバスに乗ることにした。ミュンヘンなどと同じく、チケットを持っていればどの扉から乗り降りしても良い。

乗ったのは8番のザルツブルク南駅行き。走り出すと、他の車と同じくらいのスピードで走り、結構飛ばす。電気で走っていることを感じさせないくらい普通のバスと変わらない乗り心地だ。

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 トロリーバスの車内。どの車もノンステップバスだった。

何番の系統か忘れたが、南駅からトロリーバスで再び旧市街まで戻ってきた。雨は一時上がったので、またレジデンツ周辺をぶらぶらする。
このあたりの道路はトロリーバスがやたらと走り回っている。それもそのはずで、1番から10番まで9系統(9番は欠番)まであるトロリーバスのうち6系統がここに集中しているのである。

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 旧市街ではトロリーバスが次から次へとやってくる。

道路上に複雑に張り巡らしてある2本の架線を2本のポールでなぞりながら走り回るトロリーバスを見ていると、よく架線から外れないものだと感心する。2本あるのはプラスとマイナスがあるため。(電車はレールをマイナス線としている)

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 トロリーバスの集電ポール。先端のU字型スライダーを架線に当てて走る。2本あるのはプラスとマイナス用。

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 トロリーバス架線の分岐器。

このため泣き所は分岐部分だろう。トロリーバスの集電ポールの先端はU字型スライダーを架線に押し上げているので、分岐部分にはポイントを設ける必要がある。また、架線のプラス線とマイナス線が交差する部分は絶縁しなければならない。線路はいらないが、空中に面倒な設備を設けなければならない。

こんなところ誰も注目もしないだろうし、人に話すほどのことでもないのだが、トロリーポールの動きを追っているだけで相当楽しい。

基本鉄オタなので、一般人とは視点がずれているのはご容赦願います^^。

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 トロリーバス撮影で一番絵になるところ。シュターツ橋の北側。

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 花壇が美しいミラベル庭園。『ドレミの歌』のフィナーレを思い出す。

また雨が降り出したので、再び中央駅へ戻ってきた。

駅横にはショッピングセンターがあって、1階にスパー(SPAR)が入っている。スパーは日本ではコンビニだが、ここでは大型食料品店になっている。ここで、飲料やザルツブルク名物の岩塩を買った。
買わなかったが、レッドブル(オーストリアが本拠)の500ml缶を売っていた。ひと缶全部一人で飲んだらどうなるのだろう。 


●ザルツブルクHbf17:18発[RE30036]19:13着ミュンヘンHbf

サウンドオブミュージックの舞台も一通り見れたし、満足した。天気が悪いのが残念だったが、映画作成当時はスタッフもこの地の天気の悪さには悩まされたとか。

また列車でミュンヘンに戻る。

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 ザルツブルク中央駅のホーム。貨車の車はドイツからの中古車だろうか。

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 ミュンヘン行きRE(快速)列車。機関車が後ろにつく。

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 雨に煙る車窓。

帰りの列車は快速列車だった。といっても各駅と10分くらいしか時間は変わらない。帰宅時間帯なのだが、車内はガラ空き。空も薄暗く、ずっと雨だったが、ミュンヘン近くまで来ると雨は上がっていた。

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 ミュンヘンに着くと雨はあがっていた。

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 駅のインビスで買ったソーセージパンとビールの立ち食い。

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 駅のコンビニで買ったサラダとビール。

この日の夕食は中央駅のインビスで買ったソーセージパンとビールの立ち食い。
そのあと、駅のコンビニでサラダとビールを買い、ホテルの部屋でまた飲んだ。

2009年 南ドイツ・オーストリア旅行記4

2016/7/8行程  
ミュンヘン〜ニュルンベルク〜アウクスブルク〜ミュンヘン

7/8の移動ルート。ミュンヘン〜ニュルンベルク〜アウクスブルク〜ミュンヘン。

事前に日本で見た天気の週間予報では、この旅行期間中の天気は毎日曇りか雨マークだった。今朝ホテルのテレビで見た天気予報も晴れ時々雨。それでもニュルンベルク方面は雨マークが無かったので今日はそっち方向に行くことにした。テレビ放送は当然ドイツ語だが、天気予報くらいはわかる。

ホテルで朝食後、中央駅へ行く。雲ひとつなく快晴。今日は暑くなりそうだ。朝は憎たらしいほど天気が良い。

駅に着くとちょうど朝ラッシュのようで、各方面から着く列車からは続々と人が降りてくる。といっても日本の朝ラッシュから比べると桁違いにゆったりしている。

券売機で昨日と同じくバイエルンチケットを買ってホームへ向かう。

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 駅の案内表示。9:05発ニュルンベルク行RE4006列車は26番線。


●ミュンヘンHbf 9:05発[RE4006]10:47着 ニュルンベルクHbf

ミュンヘンとニュルンベルクの間はICEが頻繁に走っていて、最速1時間2分で結んでいる。RE(快速列車)の『ミュンヘン・ニュルンベルク・エクスプレス』も2時間おきに運転されていて、こちらは1時間42分で結ぶ。
RE(快速)といってもIC(特急)の車両を使用して新線区間は200km/hで走行するというドイツ鉄道自慢のサービス列車である。もちろん普通列車限定バイエルンチケットでも乗車できる。

ニュルンベルクHbf行快速列車は、中央駅頭端ホーム一番右側の26番線ホームから発車する。8:50頃列車が入ってきて、大ぜいの通勤客を降ろすと折り返しニュルンベルク行RE4006列車となる。6両編成の客車で、後ろから電気機関車が押す形になる。

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 ニュルンベルクから来たRE列車。通勤客が次々と降りてくる。

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 快速列車だが客車はIC(インターシティ)の中古。リクライニングシートが並ぶ。

もともとIC(インターシティ)の車両だったリクライニングシートが並ぶ車内は空調も完備、空いているのもあって快適。
ただし中古なので少々使い古した感がある。 老人の団体や、発車間際に何人か乗ってきたが空席も目立つ。

定時になって静かに発車する。車内は賑やかだ。線路が交錯する市内を抜けると、どこまでも畑や牧草地が続く単調な風景になる。
サービス列車らしく車内販売のワゴンもやってきた。飲み物だけのようだが。

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 車窓は緩やかな起伏にコーン畑や牧草地など。

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 インゴルシュタットでICEに抜かれる。

4本の支線が分岐するインゴルシュタットで半分くらい客が入れ替わる。老人団体も下車して静かになったが、代わりに小学生の団体が乗ってきて再び車内は賑やかになった。この駅ではICE退避のため16分停車。先行のICEが発車してからしばらくしてこちらも発車になる。

インゴルシュタット北駅からは高速新線区間になり、この列車も時速200kmで走る。揺れも少なく快適だ。珍しく長いトンネルもある。トンネル幅が広く取られているためか耳ツンが少ない。
この区間は新線区間らしく掘割やトンネルばかりで、町のあるところは防音壁が連続していて景色は良くない。しかし、高速道路が並行して、並走している車を次々とぶっちぎりで追い抜くのは気分が良い。

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 ニュルンベルク中央駅に到着。

ニュルンベルクにはほぼ定刻で到着した。去年も来たことがある街だが、今回はドイツ最大の鉄道博物館であるDB博物館へ行ってみる。
受付で入場料を払うと係りの人が「ジャパン?」と言った。「イエス」と答えると日本語で印刷されたパンフレットをくれた。

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 DB博物館。1899年に創設されたドイツで一番古い交通歴史博物館。

2階建ての展示室は主にドイツ鉄道史の紹介が主だ。駆け足というほどではないが1時間くらいでざっと一巡してきた。 

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 ルートヴィヒ2世時代の王室専用客車。

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 これでも世界初の電車らしい。

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 ナチス時代の勲章?今のドイツ国内では禁制品。

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 『ハエタタキ』と作業員。こんなものまである。


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 各種信号機。実際に動かせる。

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 ジオラマ。どういうわけか道路は渋滞に作ってあった。

博物館から駅まで、職人広場やケーニヒ通りをぶらぶらと歩きながら、中央駅まで戻ってきた。もう昼に近く、名物のニュルンベルク・ソーセージを焼くおいしそうな匂いが漂う。
今度はインゴルシュタット乗り継ぎでアウグスブルクまで向かう。

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 中世の街が再現された職人広場。後ろはケーニヒ門の監視塔。

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 ケーニヒ通りは日本でいえば「駅前通り」。歩行者天国になっている。

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 重厚な造りのニュルンベルク中央駅正面口。

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 駅の外見とは逆に内部は近代的。多くのテナントも入居していてデパートのよう。


●ニュルンベルクHbf 13:08発[RE4013]13:55着 インゴルシュタットHbf

今度はニュルンベルクからインゴルシュタット乗り換えでアウクスブルクまで行く。直通の快速列車は14:38まで無いので13:08発のミュンヘン行快速列車に乗ることにした。

駅の時刻表ではそう案内してるが、このルートのインゴルシュタット・アウグスブルク間は「トーマスクック・ヨーロッパ時刻表」には載っていない。ローカル線すぎて無視されているのだろうか。 

ミュンヘン行快速列車は6両編成。発車間際に乗車したが車内は空いていた。
発車してしばらくしたら車内販売が回ってきたので瓶ビールを買った。2.3ユーロ。町で買うよりちょっと高いようだけどまあしょうがない。販売員の兄さんは栓を抜いて渡してくれた。ビールはぬるかったが、おいしい。

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 車内販売で買ったビール。

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 畑の真ん中にあるキンディング駅。

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 インゴルシュタットHbfに到着。


●インゴルシュタットHbf 14:11発[RB37713]15:08着 アウクスブルクHbf

インゴルシュタットで下車、ここで乗り換える。小雨模様。乗り場を確かめるためにコンコースの発車案内を見ると、乗り場(Gleis)のところに「info」と表示してあって、下段のインフォメーションをみると、「〜(ドイツ語)〜31」と繰り返し流れている。31分遅れ?ヤレヤレとベンチに腰かけ、パン屋があったので昼食にパンでも買おうかと考えてた。

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 インゴルシュタットHbf駅舎。

もう一度発車案内板の『info』を見ると31の前に『Gleis(乗り場)』とあるではないか。コンコース出口のところに『←Gleis31』と書かれた案内板がある。そうか31番線へ変更と表示しているんだと気づいた。そういえば駅の周辺で何か工事をしていた。

看板の表示に従って急いで歩く。進むにつれ駅裏のような感じの道になって不安になるが、貨物の搬入口みたいなところから駅構内に入ると仮設ホームがあって2両の気動車が停まっていた。気づくのが遅かったら乗り遅れていた。 

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 31番線ホームは駅横の道路を数百メートル歩いていかねばならない。

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 構内はずれに停まっていたアウグスブルク行ローカル列車。

ボックスシートが並ぶ車内は空いている。低床車両のため車両の前後は高くなっているので車内に段差がある。一応申し訳程度に1等区画があって1ボックス分のみパーテーションで区切ってある。1等と言っても座席間隔が2等より若干広くなっているだけなのであまり意味はないと思うが、国民性なのかこういうところはきっちりしている。

気動車にしては静かだなと思ったら、発車間際にエンジンがかかった。

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 ローカル線気動車の車内。申し訳のように1等区画もある。

車掌は乗っていないようでワンマン運転である。トラムと同じでチケットキャンセラー方式のようだ。無人駅の小駅にも券売機が設置してあるのはさすが。

駅では1人2人と乗り降りがある。駅も沿線風景もローカル線そのもの。
駅間は牧草地かコーン畑ばかり。あまり肥沃な土地ではないようだ。

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 駅間は延々と牧草地かコーン畑が広がる平地。

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 途中駅。いかにも外国のローカル駅という感じ。

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 アウグスブルク手前のフリートベルク駅。この駅からたくさん乗ってきた。

アウクスブルク近くになると乗客も増え、立客も出て近郊列車の様相になった。
インゴルシュタットから約1時間でアウグスブルクに着いた。曇り空だが雨は降っていなかった。

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 アウクスブルクHbf駅。

2009年 南ドイツ・オーストリア旅行記5

●アウクスブルクの街歩きとトラム乗車

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 アウグスブルク中央駅。ドイツに現存する駅舎では一番古いそうだ。

アウクスブルクは人口約26万人、ミュンヘン・ニュルンベルクに次ぐバイエルン州第3番目の都市である。
あまりそうは感じさせないが、駅舎はドイツ国内で現存するものとしては最も古いらしい。

駅前は日本の地方都市に似ていて、駅前広場があって正面に駅舎。トラム乗り場は駅前広場脇の道路上にあった。ドイツらしくないまるで日本の市電乗り場のようだ。 

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 道路中央にある駅前のトラム乗り場。日本の電停とあまり変わりない。

バイエルンチケットを持っているので、このままトラムに乗ることができる。すでに3時過ぎだが、日が長いのでアウクスブルクのトラムを堪能してこよう。
その前に昼食がまだなので、駅前の売店でソーセージを挟んだパンを買って食べた。ドイツのソーセージとパンは本当においしい。

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 アウブスブルクの低床電車の車内。レール幅が1mなので通路幅も狭くなっている。

市街地を過ぎると電車は専用軌道を軽快に走るになる。終点近くは麦畑の広がる風景も見える。
3番トラム終点まで行き、引き返して途中のハウンシュッテッテン・ジーメンスツヴァイ停留所で降りて、2番の終点ハウンシュッテッテン北停留所まで歩く。

両系統は1キロほど離れてほぼ並行している。
10分ほど普通の住宅地の道路をまっすぐ行くと、線路のある通りに出た。右へ少し行くと林の中みたいなところに停留所があった。

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 郊外の芝生軌道を行く電車。線路幅1mなのは狭く感じる。

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 これは古いほうの電車。

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 バケットシート。固いが座り心地は意外と良い。

歩いている途中から雲行きがあやしくなっていたのだが、停留所に着いたあたりからぽつぽつと降り出してきた。電車に乗り、発車してしばらくすると突然大粒の雨が強く降り出した。
2番のトラムは利用が多い線なのか、平日の日中は5分間隔で運行している。それも3両連接から7両連接車なので輸送力は相当なものだ。しかし、この電車はガラ空き。雨が電車の天井に強く叩き付ける。

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 突然土砂降りの雨。専用軌道から道路に出るところ。

再び中心部まで戻ってきて、ケーニヒスプラッツ停留所で降りる。この停留所はアウブスブルク市内トラムのターミナルになっていて、1番から4番までの4系統全てが発着する。電車のほかバスもこのターミナルを発着する。

このターミナルは、トラムの線路が三角形状にぐるりと囲んでいて、島状になっている部分が乗り場になっている。乗り換えには非常に便利だ。乗り場から道路に出る部分は線路が複雑怪奇に交錯している。  

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 線路が複雑に交わるケーニヒスプラッツ停留所。

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 ケーニヒ広場。

ここから市庁舎などがあるマキシミリアン通までのヒュルガーマイスター・フィッシャー通りは、歩行者と電車・バスのみ通行可のトランジットモールになっている。電車には乗らずこの通りを歩いて行く。

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 ヒュルガーマイスター・フィッシャー通り。ここはトランジットモールになっている。

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 次から次へと電車が通る。路面電車は街の主役。

ケーニヒ広場から賑やかな電車通りを歩く。軌道敷は石畳、歩道はブロック敷になっていて、建物も調和していて美しい。

さっきからトイレを探して歩いているのだが、重そうな扉が閉まっているが人が出たり入ったりしている立派な建物があった。ここが市庁舎(ラートハウス)なのだった。こういうところには無料のトイレがあったりするものだ。

中に入って見学させてもらう。2ユーロ払って黄金のホールという部屋へ入る。天井いっぱいに黄金の彫刻があって、あまりの豪華さに感心して見とれてしまう。しかし、気になるのが窓。実はここの窓から広場を見下ろすことができ、しかも窓のすぐ下がトラム停留所なのだ。実はここから電車が見たいために2ユーロ支払ったようなものだ。

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 17世紀に建てられた市庁舎。前はトラムの停留所になっている。

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 市庁舎内部のきらびやかな『黄金のホール』。

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 市庁舎3階から見た電車。

黄金の彫刻よりも窓下の電車を堪能して、外に出る。市庁舎前はラートハウス広場といって結構広い広場になっている。オープンカフェもあるが、さっきの雨のせいか畳んであった。
トラムの停留所はただ標識が立っているだけで停留所らしいものは何もない。

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 マキシミリアン通り。後ろの塔はペルラッハ塔。

市庁舎の隣はペルラッハ塔。ここも建物の裏にひっそりと古びた階段の入口があるだけ。ほかに登り口もないのでここから入ってみると、階段が延々と続いていた。途中の踊り場には第二次大戦中のアウクスブルク市庁舎周辺の写真が展示されている。空襲で建物は破壊されて瓦礫の山だらけ。ここからすべて昔通りの街に復興させたのだからドイツもすごい国だ。

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 ペルラッハ塔の258段の階段。

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 1944年のアウクスブルク。空襲で破壊された街 。

この塔はタダなのかと思って階段を登っていると最上階に料金支払所があった。ここまで登って「有料なの?ヤーメタ」なんて人はチャンピオン級のドケチだな。ここで1ユーロ払ってもう1階登ったところが展望台になっていた。

外に出ると気持ちがいい。また高い建物がないので地平線の彼方まで見渡すことができる。赤い三角屋根の街並みも大変美しい。
それよりも、狭い道路を縫うようにして走る電車が面白い。

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 ペルラッハ塔からの眺め。東方向。

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 塔の上からは電車も見える。狭い道を縫うように走る。

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 モーリッツ広場を見下ろす。模型みたい。

このあとも、電車に乗ってモーツァルトハウスやフッゲライを見てまわってきた。時間が遅くてもうどこも閉まっていたが。

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 狭い道に左折して坂を下って行く1番系統の電車。

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 もう閉まっていたモーツァルトハウス。モーツァルトの父レオポルト・モーツァルトの生家になる。

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 フラウエントール通り。


●アウクスブルクHbf 18:39[RE10883]19:22着 ミュンヘンHbf

夕方6時過ぎ、またアウクスブルク中央駅に戻ってきた。
ここから18:39発の列車でミュンヘンに戻ることにする。

アウクスブルク駅は日本の一昔前のJR駅に似ている。改札口こそ無いが、駅舎に面して1番線ホームがあったり、ホームの上屋など大陸を感じさせるようなものはあまり無い。駅舎から各ホームとは地下道でつながっている。

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 駅舎に隣接した1番ホーム。

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 日本の駅そっくりなアウクスブルク駅ホーム。何となく小樽駅に似てる。

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 アウクスブルク・ミュンヘン間の快速列車は2階建て客車。

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 2階建て客車の内部。

ミュンヘンまでは快速列車が1時間に2本程度運転されていて所要時間は43〜50分程度。今度の列車は2階建て客車だった。
帰宅時間帯なのだがどの車両もガラ空きだ。
途中で乗ってくる人も少なくミュンヘンまで2階のボックスシートでゆったりと過ごせた。

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 帰宅客で混雑するミュンヘン中央駅のホーム。

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 駅で買ってきたパンとビール。

2009年 南ドイツ・オーストリア旅行記6

2009/7/9行程  
ミュンヘンからインスブルックまで往復

ミュンヘンからインスブルックまでの地図。

毎朝天気予報とにらめっこしながら行く先を決めている今回のドイツ旅行だが、今日はミュンヘンより南、オーストリアのチロル地方の天気が良いようだ。
というわけで、今日は朝食抜き、急いで中央駅へ行く。6:30発のインスブルック行きに乗るためだ。こういうとき駅前のホテルは便利だ。

ミュンヘンからインスブルックへ行くにはICEだとローゼンハイム経由で、約1時間50分。遠回りだがそっちの方が早いし本数も多い。

一方、ドイツアルプスを越えて行く路線もあって、そっちは距離は近いがローカル線のため3時間近くかかる。
今回の列車の旅はミュンヘンからドイツアルプスを越えてインスブルックまでのローカル線に乗ろうというものだ。景色はこっちの方がずっといいらしい。

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 券売機で買ったミュンヘン〜インスブルックの往復乗車券。


●ミュンヘンHbf 6:30発[RB5409]9:22着 インスブルックHbf

今回は普通乗車券を買う。往復で59.6ユーロ、券売機で買った。言葉がわからないので窓口よりも、操作さえ覚えてしまえば券売機の方が簡単に買える。

先頭は電気機関車で客車5両編成がすでに入線していた。後ろ2両は途中のガルミッシュ・パルテンキルヒェンで切り離しになる。

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 インスブルック行は構内はずれのホームに発着。

売店でサンドイッチを買って車内に入る。早朝なので乗ってる人はほとんどいない。乗客は山に行くような格好の人が目立つ。
オールボックスシートで、ザルツブルクを往復した時のと同じタイプの客車のようだ。

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 雲が立ち込めた暗いドイツアルプスの高原を行く。

Sバーンの並走する区間を抜けると、だんだん高原っぽい風景になってくる。空は曇り空で薄暗い。7時過ぎに雨が降ってきて、気分も暗くなる。それでも南の空は幾分か明るい。停車駅ごとに数人の客が乗ってくる。通学時間なのか学生が多い。日本の通学列車には遠く及ばない。
7:57にガルミッシュ・パルテンキルヒェンに到着。ここでほとんどの客が降りて行った。

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 ゼーフェルト・イン・チロル駅。ここから観光客らしい人がたくさん乗ってきた。

ミッテンヴァルトを過ぎるとオーストリアに入る。このあたりで私服の2人連れがやってきて「パスポート」と言う。パスポートを見せると、そのまま返して去って行った。刑事?何か事件でもあったのか。職質だったのかな。

峠を越えると右側の眼下にチロルの谷が見えてくる。線路は谷の北側の斜面に張り付くように敷かれているので景色が良い。
峠を越えると曇り空から一転青空の広がる良い天気になった。曲線の多い下り坂を列車はゆっくり進んで行く。 

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 チロルの谷を見下ろしながら列車は下る。

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 山腹をゆっくり下って行く。

小さな駅があってこの列車はこまめに停まって行くが、山腹の住人の足となっているのかどの駅でも数人の乗客がある。

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 インスブルック中央駅が近づく。ドイツ、イタリア、フランス方面への路線が交わる要所でもある。

9:22に定刻にインスブルック中央駅に着いた。ミュンヘンを出るときは曇り空だったが、ここは青空が広がって澄んだ空気。気持ち良く観光できそうだ。


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 インスブルック中央駅に到着。


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 駅ビル風のインスブルック中央駅。 

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 駅前広場のターミナルから出てくるインスブルックのトラム。

インスブルック駅の案内所でインスブルックカードと言うのを買う。これはインスブルック市内の観光施設が1回だけ入場できる。また、トラムも乗り放題になるという便利なもので、24時間用ならば25ユーロ。ハーフェレカー(市内のロープウェイ)往復チケットが24.5ユーロということを考えれば十分お得なチケットだ。

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 インスブルックカード。

早速3番の電車に乗る。電車は5両の連接車で広島電鉄のグリーンムーバーを少し小さくした感じ。線路幅が1mと狭いせいか車内は狭い。また、ヨーロッパでは珍しく両運転台式だ。 

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 駅前からトラムに乗る。街の人になった気分。

数分で旧市街入口のマリア・テレジア電停で降りる。ここからケーブルカーのフンガーブルクバーン乗り場まで歩く。

インスブルックはオーストリアのチロル州の州都。2000mを越えたアルプス山脈の谷間にある都市で人口は約12万人。2度の冬季オリンピック開催地にもなった所である。
古い街並みとアルプスの山々が調和した風景の美しい街だ。観光客も多い。交通の便はイタリア側からの方が良いようだ。

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 マリア・テレジア通りとアンナ記念柱。

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 時計塔の立つシュピタール教会とノルトケッテ連峰。

ケーブルカーは地下駅から発車する。珍しく自動改札機がある。ICチップを埋め込んだインスブルックカードをかざすと通ることができる。ここのケーブルカーの車両はこれもまた珍しく車両の天井から細分されたゴンドラの客室をぶら下げた構造になっていて、水平区間でも勾配区間でも客室は常に水平が保たれるという仕組みだ。車内は立客でいっぱい。途中駅もあって乗降があり、沿線の住人の足ともなっているようだ。

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 ノルトケッテバーンというロープウェイを乗り継いでハーフェレカーへ。白いのは万年雪。

終点からはノルトケッテバーンというロープウェイに乗り換える。ここも満員。中にはマウンテンバイクを持ちこむ人もいた。山頂から駆け降りるのだろう。

やっと山頂に着いたかと思うと、ここでまた乗り換えだ。山腹には万年雪も見える。さらに登り、標高2000mの山頂駅に着いた。
じつはここで終わりではなく、山頂まではまだ数百mの登山道を登らなければならない。

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 ハーフェレカーからはインスブルックの街のほかアルプスの山々が見渡せる。

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 石垣の展望台。シスターの姿も見える。

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 2334mの山頂に立つ十字架。

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 チロルの谷間を見下ろす。中央の川はインスブルックの語源になったイン川。

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 町の反対側は天険の山々。

十字架の立つ山頂からはインスブルックの街が一望できるほか、イタリアとの国境のアルプスの山々が一望できる。山頂へは一番乗りだったが、次第に後からの人が追い付いてきた。山頂はしばし賑やかになる。
それにしても下から山の斜面を伝って吹き上げてくる風がすごい。風だけじゃなく雲も下から吹きあがってくる。

街の反対側は天険ともいえる岩肌むき出しの山々がそびえたっていた。

雲が立ち込めてきたので、登りと同じルートで下山する。

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 市の塔。148段の階段で登れる。


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 市の塔からはインスブルックの町のほか、アルプスの山々も良く見える。

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 地上33mの高さの市の塔展望台から広場を見下ろす。

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 旧市街のヘルツォーク・フリードリヒ通り。

旧市街の中心は『黄金の小屋根』という金箔を施した出窓が特徴の建物。周辺はオープンカフェが並び、ランチタイムとあってかどこも盛況だ。小路には土産物屋が並び、チロルハットなんかを売っていた。 

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 黄金の小屋根と呼ばれる出窓。15世紀に皇帝が広場を見下ろすために作られた。

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 通りにはカフェが並ぶ。

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 土産物屋が並ぶホーフガッセという小路。

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 インスブルック一番の大通りマリア・テレジア通り入口に建つ凱旋門。

旧市街地あたりをウロウロしながら電車の撮影をした。
ここ、インスブルックの電車は赤一色で広告も無し、なかなか洒落たデザインだ。しかし、この電車の前面デザインはかつて札幌市内を走っていた市電A830型、のちに名鉄岐阜市内線モ870型として走っていた電車にそっくりな気がする。 

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 ムゼウム通りを行く電車。インスブルックのトラムは赤一色で統一されている。


2009年 南ドイツ・オーストリア旅行記7

インスブルックHbf 14:38発[RB5420] 17:27着ミュンヘンHbf

駅の近くのスーパーで飲み物を買う。オーストリアはドイツよりも物価が安い。
再びインスブルック中央駅に戻ってきた。午後になって気温はさらに上がったようで暑い。駅の売店でパンを買って車内で食べた。 

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 広大な吹き抜けのインスブルック中央駅のコンコース。

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 オーストリア国鉄バージョンの発車案内板。

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 車内から見たインスブルック中央駅のホーム。向かいはバーゼル行ユーロスターが着いたところ。

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 売店で買ったサラミのサンドイッチ(2.69ユーロ)。パンは固いが食べごたえはある。

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 ノルトケッテ連峰越え。山の斜面を登って行く。登山鉄道のようだ。

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 対向列車交換のためしばらく停車。のんびりとしたホッホツィル駅。

行きは曇り空だったが帰りは青空が広がる良い天気。アルプスの山間のような風景が続く。「のような」ではなくアルプスそのものなのだが。

日本の長野県あたりの雰囲気によく似ている。飯田線といったところか。牧草地が田んぼで日本家屋を配したら長野県だ。

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 高原の谷が続く。

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 このあたりはドイツ南部の避暑地のようだ。

帰りの列車は客車5両編成。インスブルック発車時はがら空きだったが、ドイツ国内に入ってから途中駅で次々と乗ってきて、車内は満席になった。また、小学生の団体も乗ってきて騒がしいこと。
引率の先生らしい人が怒るとおとなしくなるが、またすぐに元に戻る。終点ミュンヘン中央駅に着いて下車したときはヤレヤレと思った。

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 ミュンヘンに到着。

インスブルックから列車でミュンヘン中央駅に戻ってきた。まだ夕方の5時半。いつもならこの時間は雨天がちだったこともあって肌寒いくらいだったが、今日は暖かい。

中央駅からSバーン(地下鉄)でマリエン広場へ直行した。
ヴィクトリアーリエン市場のビアガーデンは相変わらず盛況だ。空いている卓もいくつかあった。

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 ヴィクトリアーリエン市場のビアガーデン。

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 セルフのビール売店。並んでるジョッキを隣のレジに持って行けばよい。

ノルトゼー『MIX BOX』という白身魚のフライを買った。セルフのビール売店で1リットルジョッキビールを買ってテーブルに着く。
白身魚のフライはおいしいが、あまりビールには合わないようだ。やはりソーセージと塩味のプレッツェルが一番良く合う。

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 ノルトゼーで買った白身魚のフライとタルタルソース。

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 天気が良いせいか賑わっている。

締めは前から気になっていた『町で最高のスープ』屋に行ってみた。
店内は立ち食いになっている。立ち食いそばならぬ立ち食いスープ屋といったところ。

食べたのは日替わりスープ。ほかにもいろいろな種類がある。
スープはとても深みのある味。丼1杯分位の量がある。パンがついて5.5ユーロ。

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 前からずっと気になっていた看板。『心から歓迎します、町で最高のスープ』ドイツ語、英語、イタリア語、日本語で表記。

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 日替わりスープ。

帰りがけに写真を撮っていると、近くのテーブルで飲んでいたオヤジたちが「オー、ジャパン!?」と言った。「イエス」というと、「ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ」と言う。バイクメーカーのことらしい。「イエース、イエース」とかこっちも適当な言葉で返す。

一緒に一杯やらないかという仕草をするが、面倒なので「ノーサンキュー」とそれは辞退することにした。彼らと握手して「サヨナーラ」と言って立ち去った。ドイツ人は陽気なのだ。

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 マリエン広場は夜7時過ぎでもこの賑わい。

マリエン広場に出ると、大ぜいの人だかりがしている。新市庁舎の前でストリートミュージシャンがクラッシック音楽の演奏をしている。日本のそれとは大違いでまるでプロも顔負けなほど上手だ。立ち止まって聞き入ってしまう。

演奏が終わると観客から大きな拍手が沸き起こった。いいもん見さして貰いましたということで、大いにチップをはずんだ。

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 マリエン広場・新市庁前で演奏していたストリートミュージシャン。『アヴェマリア』が素晴らしかった。

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 ミュンヘン中央駅近くの旧植物園。ここにもビアガーデンがある。

まだ明るいし、飲み足りない。こんどは別のビアガーデンに行ってみる。

今度のビアガーデンは『パーク・カフェ』。旧植物園という公園内にある。たくさんテーブルが並ぶが空いているテーブルの方が多い。

客層は学生や仕事帰りのビジネスマンといったところで、落ち着いたシックなムード。ヴィクトリアーリエン市場のとはえらく対照的だ。

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 旧植物園内の『パーク・カフェ』と呼ばれるビアガーデン。

ここはミュンヘン中央駅から歩いて5分ほどなので列車の待ち合わせなんかにはいいかもしれない。 
せっかくだから買ってきた絵葉書を知人に向けて書いた。

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 へレスビール。0.5リットルジョッキで3.8ユーロ。

ホテルへの帰り道、また中央駅に寄ってみる。午後9時近くなって駅構内に西日が差しこむ。

ちょうどローマ行夜行列車が停まっていて、旅人たちが行き交う。
そんな光景をみながら、日本の駅では久しくなってしまった旅情をしばらく味わった。

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 ホームで発車を待つ21:03発ローマ・テルミニ行き夜行列車。いつか乗ってみたい。

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 夜9時近く、夕日が差し込むミュンヘン中央駅構内。

駅構内をぶらぶらして買い物をしてホテルに戻る。明日はミュンヘン市内見物をする。

2009年 南ドイツ・オーストリア旅行記8

2009/7/10行程  
ミュンヘン市内観光

ミュンヘン宿泊の中日としては今日が最終日になる。今日は1日トラムに乗りがてら、街中の見物をしようと思う。
中央駅で1日乗車券を買う。『タゲスカルテ(Tageskarte)』といい、有効範囲によっていくつかの種類がある。今回買ったのはリング表1〜4が有効範囲の市内(Innenraum)券、5ユーロ。買い方は自動券売機の『Single-Tageskarte(シングル・タゲスカルテ)』ボタンを押してお金を入れればよい。同時に5人まで使える『Partner- Tageskarte(パートナー・タゲスカルテ)』というのもある。

ちなみに空港までの一日券(Gesamtnetz)は10ユーロ。片道切符を買っても9.2ユーロなので、空港アクセスのほかに、市内で1回でも電車に乗るのならば1日券を買った方がお得だ。

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市内の交通を自由に乗り降りできる1日券。5ユーロ。

まずは刻印機で切符に日付を入れる。改札が無いのでホームへは自由に出入りできるが、厳密には刻印機から先は切符を持っていないと入れないようだ。

一応、ミュンヘン市内の観光という予定にしていたが、特にどこに行こうということは考えていなかった。
ただ1つ行こうと思っていたのは、ドイツ博物館の別館になる交通館。その名の通り、自動車や鉄道などを主に展示している。
博物館にしろ美術館にしろ10時にならなければ開かない。それまでトラム(路面電車)に乗っていることにする。

中央駅地下ホームからSバーンの電車でパジング駅まで行く。パジング駅はミュンヘン西側の主要駅になっていて、中長距離列車やICE、国際列車の多くが停車する。

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 ミュンヘン西郊の主要駅、パジング駅。

そんなパジング駅は駅舎は立派だが、駅前広場は狭く、駅前も場末の商店街といった印象だ。パジング駅からトラムのパジング・マリエンプラッツ電停までは200mほど離れている。
駅から電停までの通りは商店街になっていて、バス停や路駐車両が並んで雑然として、下町の雰囲気だ。ミュンヘンで最も日本らしい駅前だ。

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 パジング駅から電停までの道。

トラム19番の終点になる電停は、線路の片面にしか安全地帯が無い。着いて乗客を降ろした電車はこのまま乗客を乗せて発車し、交差点のループ線をぐるっと回って逆の方向に走り出す仕組み。

電車はなかなか来ない。電停には乗客が増えてきた。ようやく来た電車は4両連接車。運よく最後部の展望席をゲットできた。19番の終点ザンクト・ファイト通りまで乗り通す。

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 パジング・マリエンプラッツ停留所。

併用軌道がほとんどで専用軌道はあまりない。しかし多くの場所では車道と軌道部分は分離され、車が軌道内に侵入できないようになっている。お互いが邪魔し合わないように分離できるところは分離する考え方のようだ。

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 車内はクロスシートが並ぶ。低床車だがタイヤハウスの出っ張りも座席で上手く隠している。

車に妨害されることも少なく、電車優先信号のほか、チケットキャンセラー方式のため乗降時の料金収受がないので停車時間も短くて済むので結構早い。この19番のトラムは約16kmの距離を53分で結ぶ。

それでも、SバーンやUバーンの路線も数多くあるので、近距離の客が多い。パジングから中央駅南口まで23分だが、Sバーンならわずか9分で本数も多い。
中央駅までにほとんどの乗客が入れ替わっていた。もちろん終点から終点まで乗り通す客など余程の物好きかマニアくらいだろう。中央駅やカールス広場でたくさん降りて、車内は空いてきた。

終点のザンクト・ファイト通り電停からUバーンのクライラー通り駅まで電停1つ分歩いて戻る。

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 Uバーン(地下鉄)のクライラー通り駅。U2番の電車。

クライラー通り駅は新しい路線なのか、真新しい雰囲気だ。ここから2番の地下鉄に乗る。
途中の駅で5番のUバーンに乗り換えるが、この駅が良くできていて、東京の赤坂見附駅同様に同じホーム同士で乗り換えができる。 

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 『オクトーバーフェスト』会場になるテレージエンヴィーゼ。ご覧の通り、今は広大な空き地。

 降りたのはテレージエンヴィーゼ駅。階段で地上へ出て、10月には世界最大のビール祭り『オクトーバーフェスト』が開かれる広場を横切る。祭り開催時は大変なにぎわいになるのだろうが、今は広大な空き地になっている。

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 ドイツ博物館の別館、交通館。トラムや地下鉄の車両が多数展示。

やって来たのは、ドイツ博物館交通センター。ドイツ博物館の別館で、乗り物に関するものを展示している。自動車のほか、機関車、市電、地下鉄の車両も展示している。
精巧な鉄道模型のジオラマもあったり、昔の自転車をこれまた精巧に再現した部屋もあった。ドイツ人はこういうの好きだなあ。

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 トラムの運転台。日本のとはだいぶ違う。

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 昔のトラム電停の再現。

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 昔のUバーン(地下鉄)の車両。

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 フォルクスワーゲンのタクシー。

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 これは精巧な鉄道模型のジオラマ。

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 ジオラマは町も精巧に表現されている。

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 18番と19番のトラムが通るバイアー通り。珍しく歩道橋の上から。

博物館からは歩いてランズベルガー通りまで出る。近くの電停から乗ったトラム19番の電車は立客大ぜいの大混雑。それでも3つ目の中央駅南口でたくさん降りて行った。電車は南口から中央駅正面、カールス広場、プロムナーデ広場を通ってマクシミリアン通りへと進む。途中のテアティナー通り電停で降りる。ここはミュンヘン中心部マリエン広場までは歩いて300mほどで、最寄り電停になる。

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 テアティナー通り電停。マリエン広場へは最寄りで、乗降客が多い。

今日もマリエン広場までやってきた。相変わらず人が多い。広場のオープンカフェも混んでいる。1時近くでお腹もすいてきた。前に来たことのある市庁舎のレストランで食事することにした。マリエン広場にある新市庁舎の1階はレストラン『カンティーネ・イム・ラートハウス』(訳すと市庁舎食堂)になっていて、割と安価で食事できる。

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 マリエン広場のオープンカフェ。

kantine im rathaus(カンティーネ・イム・ラートハウス)
営業時間
月〜金:11:00〜18:30
土:12:00〜16:00

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 市庁舎の食堂カンティーネ・イム・ラートハウス。中庭はオープンカフェになっている。

ここは、セルフサービスのカフェテリア方式なので言葉が判らなくとも大丈夫だし、一人でも気軽に食事ができるのでお薦めだ。ドイツらしくビールもたくさん種類を揃えている。
ただ、味の方は・・・日本のセルフの市役所食堂のそれと同程度といったところだろうか。

トレイを持って、カフェテリアで前の人と同じものを指さしてよそってもらい、ビールも注文する。会計は最後にレジで。日本の『まいどおおきに食堂』なんかと同じシステムだ。

外の中庭にもテーブルが並んでいて、天気が良いので中庭のテーブルに着く。
料理は前の人と同じものなので名前はわからない。ソテーした鶏肉にホワイトソースのようなものをかけた一品。美味しい。私はドイツ料理に精通しているわけではないし、余程のことが無ければ何でも美味しい美味しいと言って食べる人間なので、ここで言う「美味しい」はアテにならないだろうと思う。だが、ビールの美味しさは折り紙をつけることができる。

中庭のテーブルで食事していると、やはりここは観光名所なので、観光客や団体さんが次から次へと現れて写真を撮って行く。

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 チキンのホワイトソースがけ(?)。それにビール。12.85ユーロ。

ビクトリアーリエン市場のビアガーデンはほぼ満卓の大盛況。ビールは昼間、太陽の下で飲む物のようだ。道徳的にどうとかいう話は抜きにして、明るい太陽の下で飲むビールは本当に旨いのだからしょうがない。

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 ビクトリアーリエン市場のビアガーデンは昼間からこの通りの大盛況。

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 ライヘンバック広場電停。

私も一杯飲んだらそれで終わりという人間ではないので、午後はビアガーデンめぐりをしようと思う。
まず向かうのは、英国庭園内にある中国の塔。ここにはミュンヘンで2番目の規模のビアガーデンがある。

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