親知らず抜歯の記3 入院まで

◎8月26日
寝ている間に血は止まっているかと鏡を見たが、昨日ほどではないがまだ微量ながら血が滲み出ている。
痛みは引いていた。昨夜飲んだ痛み止めはとっくに効果は切れているだろうから、これなら痛み止めはもう要らないかも。

食欲ナシ。薬を飲むために牛乳とジュースだけ胃に流し込む。
昨日はしなかったが、歯磨きをする。ただし、抜歯した近くへブラシが行かないように気を付けた。

予約してあった9時にまた医大病院へ。

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昨日と同じ診察台に座る。
「ふーん、傷跡は問題ないですね、じゃ消毒しますよー、ちょっとしみますよー」
消毒薬を塗ると、ひーーしみる!飛び上るほど痛かった。一瞬だったけど。

特に問題も無いようだったのはやれやれ。
先生は顎周りを見て、ちょっと腫れてきてると言った。腫れは2〜3日後がピークということで、これからまだ腫れてくると言われた。

今日はものの10分ほどで終了。次回は抜糸(ばっし)をするので、来週の木曜日以降で都合の良い日を訊かれる。
さっさと終わりにしたいので木曜(9/1)の10時からとした。

本日の会計:3割負担230円。(内訳:診察770)

病院を出て出社。
この日の昼食からは普通にご飯を食べていた。
反対側の歯で噛めば何とか食べれる。抜歯した方に食べ物が行かないようにしても、口の中で回り込んでしまうが仕方ない。
飲み込むときも傷口が開かないように、ゆっくりと飲み込む必要がある。

この日の夜にはお酒も普通に飲んでいた。
飲み込むときに少し痛む程度で、痛み止めも朝と夜の2回念のために飲んでいた。痛み止めがよく効いたせいかも知れないが、当初覚悟していたほどツラいことは無かった。


◎9月1日
抜糸の日。
医大病院へ。3回目ともなると通いなれたような気になる。
受付機に診察券を通して口腔外科の待合所へ。

抜歯して縫ったところは日が経つにつれてだんだん陥没してきていた。糸が余って縫い目が緩んできていたような感じだった。
腫れも、言われていたほどでもなく、痛みも3日目くらいにはほとんど無くなっていた。
痛み止めは痛みが出たときにと言われていたので2日目で不要と思って飲むのをやめた。ただし抗生剤は言われた通り無くなるまで飲みきった。このあたりは素人判断はしない方が良いと思う。

抜歯当日は大変な思いだったが、翌日以降は痛みも治まり、特に不自由も無く暮らせた。
ま、楽勝だったなというのが1週間たった感想だ。

さて抜糸。ハサミで糸を切ってピンセットで引き抜く。麻酔は無し。
「ちょっと痛いですよー」
うぇ、痛え。声には出さないが痛かった。
親知らず抜歯で一番痛かったのが抜歯翌日の消毒液、次に痛いのがこの抜糸であった。

ともかく、これで一連の抜歯術は最終回。
ドラクエならばラスボスを倒したことだし、エンディングが流れて『THE END』となる。

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抜糸が終わり、傷跡の治癒も順調なようで、最後に消毒をして今日の治療は終わり。

5月から続いていた歯医者通いも本当に終了、お疲れ様でしたー。お祝いでもしようかと思っていた。
お世話になりましたー、ありがとうございましたー、と言って席を立とうとした。


先生がひと言。
「これからどうしますか」

これから・・・?

そういえばまだ手つかずの親知らずが3本あったっけ。
これらも、いずれは抜かなければならない運命にある。
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そうだな・・・やっちまうかという考えが頭をよぎった。
「残りの親知らずも抜こうかと・・・」
「同時にですか?」
「はい」
「じゃあ入院ですね、いつからにしましょうか」

この時点でほぼ入院への流れになってしまった。

入院って、お金がかかるんだよ。
会社もまとまった日数休む必要もあるんだよ。
相談したうえで決めた方がいいよ。

でも、気の弱い私では、この今の流れを覆すことはできなかった。

ただし9月中は無理、入院するならば10月以降にしたいと伝えた。
それならば10月の1週目か3週目なら空いてますとのこと。
今ここでスケジュールを決めちゃいましょうみたいな勢いだった。気持ち良いほど話がサクサクと進んだ。

歯を抜くだけなので入院は2泊3日くらいと思っていたのだが、全身麻酔での手術になるし、最低でも入院期間は1週間と考えてほしいと言われる。

10月5日に入院、翌日6日手術と決定した。このスケジュールだとちょうど8、9、10日と三連休にぶつかるので、会社も5、6、7日の3日間休むだけで済むと考えた。
退院日については、はっきりした答えはもらえなかった。とにかく1週間=7日ということで考えてほしいということだった。術後の経過次第では早まることもあるし、延びることもあるという。

入院前に血液検査、心電図検査、頭部のCTスキャンを行うため、一度来院する必要がある。その日時を予約してこの日は終了となった。

本日の会計:3割負担230円。(内訳:診察770)


◎9月23日
下の親知らず1本の抜歯は前回の来院で終了している。傷跡も順調に回復していた。
あれから3週間、今日は抜歯入院のための検査ということになる。

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 1階の受付ロビー。

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 再来受付機。

まずはいつもの歯科口腔外科の外来へ。口の中を軽く診察、そして別室で血液検査のため採血になった。
その後『オーダー指示書』という書類と外来案内図を渡されて、各種検査のために回ってくる。全部終わったらまたここに戻ってきて、入院説明を行いますとのことだった。

検査は尿検査、心電図検査、胸部レントゲン撮影の順番で、健康診断のような感じで進む。
たかだか歯を抜くだけなのだが、全身麻酔に耐えられるかの見極めということなのだろう。

最後はCTスキャンでこれは予約書では11:00からとなっていたが、胸部レントゲンの時に「今やってしまいましょうか」と言われたのでお願いした。
レントゲン室とCT室は入口は別だが、中ではドアひとつで区切られているだけだった。

待ち時間も少なく、検査は意外と早く終わる。10時ころには全ての検査を終えて、また歯科に戻ってきた。
待合所で入院説明を受ける。説明といっても、案内図を渡されて、当日は外来の時と違ってまず入退院受付に行って手続きをして、そのあと直接入院病棟の方に行くように言われる。

あとは提出書類と入院生活や手術についてのパンフレットやらチラシなど一式が入った封筒が渡される。一通り中身も説明される。提出書類は入院当日までに書いてきてくださいとのこと。

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 入院予約票が渡される。

今日はこれで終了となった。次回はついに入院ということになる。

本日の会計:3割負担8,580円。(内訳:診察770、検査料11040、画像診断料16800)
検査って高すぎ・・・。

家へ戻ってから封筒の中の書類をあらためて見る。

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 たくさんある入院の書類一式。

当日までに記入しておかなければならない書類は次の通り。
  • 入院申込書
  • 入院される患者様へ(問診票みたいな物)
  • 医療従事者の血液・体液汚染時の感染症検査承諾書(提出と控え2部)
  • 問診票−麻酔を受けられる患者さまへ−
  • セットレンタル利用申込書兼同意書(入院グッズレンタル希望者のみ)
  • 入院患者さまの個人情報保護に関する申出書(外部からの取次ぎ一切無用希望者のみ)

入院申込書は自分のほか保証人を1人立てて書き込んでもらわなければならない。これは親でいいだろう。後日実家に行って書いてもらうことにしよう。

一番面倒な書類が問診票形式の『入院される患者様へ』というものだった。
記入すべき項目が多岐にわたっていて、緊急連絡先、病歴、アレルギー有無、飲酒喫煙、排便排尿回数などはともかく、病気や入院についての心配事、ストレス、性について、自分の性格についてなんて欄もある。

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 『入院される患者様へ』。質問事項は23項目ある。

自分の性格をどう考えますか?(     )
他の人からはどのように言われますか?(     )

何だよこりゃ!面倒くせー。

この辺は書くのが面倒になって、当日に結局空欄のまま出したが、何も言われなかった。必ずしも全部埋める必要はなさそうだった。
ただ、どうしても心配なことがあれば記入しておいたほうがいいかも(特にいびきとか)。

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 入院のご案内。

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 入院申込書。

じつは私は入院するのは人生でこれが初めての経験になる。1日じゅう暇だろうなとか、入院代いくらかかるのだろうとか、病室の皆さんとうまくやっていけるのかとか、そういう心配ばかりしていた。

肝心の抜歯手術については、この間経験したばかりだし、軽く考えていた。
『喉元過ぎれば熱さを忘れる』というやつかも知れない。

posted by pupupukaya at 07:16 | Comment(0) | 親知らず抜歯の記