最後の711系電車乗車記2

●岩見沢 15:27発 − 旭川17:11着 2195M

岩見沢での折り返し時間は44分あって、買い物のために改札の外に出る。キヨスクはコンコースの2階にあればいいものをなぜかエスカレーターを下りた1階にある。列車の停車中や乗換の合間に買い物をしようとすると大変不便だ。
キヨスクと言ってもコンビニのような造りになっているので、町の人が買い物に来ることを想定したのだろうけど。

1階に『岩見沢市観光物産センター イワホ』という店があって、中をのぞくと711系電車に取り付けられていたヘッドマークが並んで展示されている。
ここの人たちの目撃による711系運用の時刻表も掲示されていた。

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過去に711系前面に掲げられていたヘッドマークが飾られていた。

711系電車のグッズも売られていて、記念に車番のストラップとポストカードを買った。
実物大の車内に貼ってある車番板も売っていて、それは1枚3500円もしたのであきらめた。
ここで711系グッズを売っているのは、場所が分かりにくいせいかあまり知られていないようだ。

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イワホで買った711系グッズ。車番のストラップとポストカード。

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こんどの電車は2195M旭川行。

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再び711系電車の客となる。

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岩見沢駅のキヨスクで買ってきた麦とホップといかくん。テーブルに並べてみる。

こんどの列車も乗り納めのファンたちが乗っているが、さっき乗った2175Mほどではない。さっきキヨスクで買ったビールといかくんをテーブルに出す。
ビールといっても予算の都合で第三のビールになったが、それはさておき、汽車にはビールといかくんだ。冷凍ミカンがあればなお良いが、さすがに売っていなかった。ゆで卵でも良い。
なお、汽車にはビールと柿ピーとする流派もあるが、柿ピーはどちらかというと特急列車に似合う気がする。

そんなわけでビールを飲みながらまったりと『汽車旅』を堪能させてもらう。昼からビールなんて車じゃ絶対できないから。

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茶志内駅で特急退避のため5分停車。さっそく撮影タイムとなる。

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隣の線路を特急オホーツクが通過する。


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北海道独特の二重窓。内側の窓は全閉か全開しかできない。

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滝川に停車中。ここでほとんどの客は下車した。

滝川では9分停車する。1日散歩きっぷ所持だが、自分は旭川までの乗車券を持っているのでそのまま乗車する。
人がいない間にあれこれ撮影してくる。

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711系電車の正面。なにか現代には無い機能美を感じるのだが。


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電車の側面。

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3扉化改造で増設された車内中央のドア。

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戸袋に取り付けられたブラシはドアに付着した雪を落とすためのもの。初めて見た。781系特急電車に付いていたのは覚えているが。

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所属の基地を示す『札サウ』の表記。札は本社直轄のため札幌の札、サウは札幌運転所の略号。

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車体妻面の表記。

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妻面の銘板など。

ところで711系電車の711とは何を表すかというと、これは国鉄時代の車両形式で、

百位 7 ・・・・・・・ 交流電車を表す
十位 1 ・・・・・・・ 近郊型電車を表す
一位 1 ・・・・・・・ 系列の登場した順に1から付す

ということになる。詳しく知りたい方はWikiでもご覧ください。

形式番号では近郊型に位置づけられる電車だが、洗面所があったり窓下にテーブルが付くなど車内は急行型としても良いような設備である。じっさい急行かむいにも使用されていたし。

しかし、窓側座席に肘掛がないこと、車端部のロングシートやつり革などはやはり近郊型ということなのだろう。

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先頭車両は3ドア車のためにボックスシートが少ない。

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先頭の客室は1ボックスだけ残っている。避難用ハシゴ置き場増設のため、座席定員は1人減っている。



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JNRマークそのままの扇風機。夏のラッシュ時などは暑い風をかき回すだけだったが。

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扇風機のスイッチ。乗客が操作する。

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パイプの網棚とポスター枠。まだ札幌近郊で走っていた頃は網棚と窓の間にも広告が張られていた。

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日立の銘板。

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これもJNRマーク入りの温度計。

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非常灯。横の車番板はなぜか剥された跡が・・・

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こちらの車番も取り外されていて代わりにマジックで書かれている。盗難とは思いたくないが・・・

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デッキ部分。ラッシュ時はこれでもかというほど乗客が詰め込まれた。

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バリアフリーとは無縁のステップ。しかし、ラッシュ時は中に押し込まれてもみくちゃにされるデッキとは違い、定員2名の特等席だった。
ラッシュ時にずる賢い私などタイミングを見計らってこのステップに立って乗車したものだった。
ま、それは今の電車でも同じだが、711系の場合つま先立ちやガニマタにならずとも立てるほどの幅があった。
もっともこの話が分かるのは琴似駅や白石駅からの利用者に限るだろうが・・・

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デッキの車端部分にも窓がある。夏場はこの開けた窓から停車するときにブレーキの金属が焼けた臭いが入ってきた。
明かりや新鮮な空気を積極的に取り入れようとする意志が各所に見られる。最近の車両は戸袋窓も無いし閉鎖的に思える。

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連結部分の通路。

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洗面所。これも急行型車両でないと付いていない設備だった。

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洗面台は設置当初からのもので、ボタンを押している間だけ水が出るタイプ。お湯は熱湯が出ることもあるので注意。

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『便所』の表記があるトイレ。昔は垂れ流し式で「停車中は使用しないでください」の注意書きがあった。

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ステンレス製の和式トイレ。横には手洗器がある。

あれこれ撮影をしているうちに発車時刻になった。ここからは客室内に戻らず、一番前のデッキで前を眺めながら行こうと思う。

3へつづく
posted by pupupukaya at 15/03/01 | Comment(0) | 2015年その他旅行記
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