札幌→滝川→新十津川→札幌 普通列車の旅1

2013年5月下旬の日曜日、1日散歩きっぷを利用して函館線と学園都市線の普通列車の旅に出かけました。

札幌9:36〜(155M)10:21岩見沢
岩見沢10:31〜(2151M)−滝川


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札幌発9:36発岩見沢行の列車は新しいオールロングシートの電車だった。
何の面白味もない電車だが、これに乗ると札幌を9:08に発車した旭川行普通列車に岩見沢で追いつくのだ。

岩見沢に着くと旭川行普通列車は着いたホームとは別の3番線に停車している。どうせ階段を登るのならといったん改札を抜けてキヨスクに行った。
岩見沢駅にはかつて駅弁があったがJR化後しばらくしてから業者が廃業してしまった。当時の駅弁に「釜めし」というのがあって、陶器の釜で炊いた釜めしが安く食べられるとあって人気があったのだが、なくなってしまった。
その後、仕出し業者が釜めしを復活させて販売し、キヨスクに置いているのを何度も見かけて気になっていたのだが、いい機会なので1個買ってみた。
滝川から新十津川に行ってそこから学園都市線に乗る予定なので、その車内で食べることにしよう。

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岩見沢からは昔ながらの711系こと「赤電車」。

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赤電車とホーム名物の木彫り「ばんばの像」。

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ボックス席は全てふさがっていたので車端のロングシートに陣取る。

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天気の良い日曜とあってか、旭川行普通列車はめずらしく混んでいた。青春18きっぷシーズンは旭川方面へ北上できる貴重な普通列車なので混んでいることもあるが、この時期ではめったにない。

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沿線の田んぼは水を張って田植えを待つばかり。
今年の春は雪解けも遅く、ようやく暖かくなって春らしくなった。

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茶志内駅。

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奈井江駅。

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豊沼駅。

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滝川に到着。この列車は旭川まで行くが、滝川では40分も停車する。3両合わせて数人の乗客を残してほぼ全員近く下車した。

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長時間停車中2本の特急に抜かれるが「旭川」の表示も堂々と誇らしげ。

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岩見沢行普通列車が到着する隣のホームはラッシュ並みの長蛇の列が・・・今日は滝川で何かあったのだろうか?

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滝川駅の改札口。

滝川駅は改札口のあるコンコースと待合室が仕切られていて、ベンチの並んだ待合室にはキヨスクと立ち食いそば屋が営業している昔ながらの主要駅の雰囲気を残す。

ここから予定通り新十津川駅へと向かうわけだが、路線バスもあってさっきスマホでバス時刻を調べてきていたのだが時間はたっぷりとあるし歩いて行くことにした。




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札幌→滝川→新十津川→札幌 普通列車の旅2

滝川駅−(徒歩)−新十津川駅




より大きな地図で 滝川駅〜新十津川駅の徒歩ルート を表示

鉄道ファンであれば結構知られているが、滝川駅と新十津川駅は石狩川を挟んだ対岸にあり、距離にして約4.5kmほどである。この間は中央バスの路線バスも運行しているが、徒歩でも約50分くらいで行くことができる。

徒歩ルートとしては北回りの石狩川橋ルート。もう一つは南回りの滝新橋ルートである。
どちらも距離はほとんど変わらない。
ただ、南回りルートだと道が若干わかりにくいのと途中に何も無いので北回りのほうがおススメだ。

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まずは滝川駅北側のアンダーパスをくぐる。

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アンダーパスを抜けた角にある古い商店。

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石狩川橋で石狩川を渡る。

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対岸は新十津川町の市街地。新十津川駅はまだもう少し先。

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275号月形・浦臼の案内方向へと進む。

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橋を渡ってすぐのところにある金滴酒造。売店もあって、ここでしか買えないお酒もあるのだが土日祝は残念ながらお休み。

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郵便局とコンビニ。郵便局ATMは残念ながらここも日祝はお休み。平日ならば新十津川駅まで歩く途中でちょっとした旅行中の用足しはできそうだ。

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ここも田植え前の光景。

札沼線は、いまは札幌から新十津川までの路線で「学園都市線」の名称もつけられたが、もともとは札幌と石狩沼田を結ぶ路線だった。
函館本線とほぼ並行しているため太平洋戦争末期になると不要不急路線として札幌−石狩当別間だけ残してすべて休止路線になってしまった。

戦後昭和21年には石狩当別−浦臼間が再開になったが、その後は復旧が進まず昭和28年に浦臼−雨竜間が再開。昭和31年になってようやく札幌−石狩沼田間全線再開したのだが、

沿線は鉄道再開前から国鉄バス路線がカバーしていたこともあって営業成績は良くなく、わずか16年後の昭和47年6月にこんどは新十津川−石狩沼田間が廃止になった。線の名前は札沼線のまま残された。

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徳富川には札沼線廃止区間では数少ない廃線跡を見ることができる。遠くに見えるオレンジ色の鉄橋がそれ。新十津川駅から徳富川を渡って線路は北上していた。

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今は水道管橋として使われていて、レールの代わりに水道管のパイプが鉄橋の上に載っている。

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鉄橋の反対側、新十津川駅方向。線路跡は整地されて住宅地になっている。

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橋台部分。

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鉄道の鉄橋だった面影を残している。

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鉄橋を下から見上げる。かつてはパイプではなくレールが敷かれていて石狩沼田まで続いていた。

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鉄橋の銘板。上から何度も塗装され判読し難いが「日本国有鉄道」「昭和28年」と読める。札沼線が戦時中休止されレールも鉄橋もすべて撤去された。戦後雨竜まで再開したのが昭和28年11月3日である。

滝川−新十津川を歩くことがあれば、札沼線北部の廃線橋梁跡にも寄って見るとよい。

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徳富川の新十津川橋を渡って役場前の変形十字路までくれば新十津川駅まであと一息。
ところが、この交差点にも駅方向を示す案内は一切ないのでちょっと分かりずらい。

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新十津川駅近くのコンビニ。駅からは2〜3分の国道に出た角にある。

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この先に駅があるとは思えないほど何も無い駅への道。

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煉瓦積みの倉庫が現れると何となく駅っぽくなってくる。

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唯一あった新十津川駅の案内標識。ここに立ててもほとんど意味無い場所にある。

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12時半過ぎに新十津川駅に着いた。滝川駅から途中徳富川の鉄橋に寄ってもほぼ1時間で着いた。





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札幌→滝川→新十津川→札幌 普通列車の旅3

新十津川12:59−(5428D)−14:20石狩当別
石狩当別−(576M)−15:14札幌

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札沼線の終点、新十津川駅。列車到着前だが鉄ちゃんたちが数人ウロウロしていた。

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駅の待合室の一角には観光ガイドやスタンプなどが置かれちょっとした観光駅のようになっていた。

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「歓迎 ようこそ新十津川へ」この看板20年以上前からある気がする。

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発着する列車は1日3本のみだが駅舎もホームもきちんと管理されてきれいなだった。

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線路は駅からさらに200mほど延びている。冬はこの奥に除雪車が停まっているのを見かけたことがある。

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石狩当別から来た下り列車が到着。この列車は新十津川駅に22分停車し、石狩当別行上り列車として折り返す。意外と下車客が多い。

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下車した客の多くは1日散歩切符の人で、そのほとんどがまた同じ列車で引き返す。
車内のボックスは全てふさがった状態で新十津川を発車した。
今まで何回か新十津川発の列車に乗ったことがあるが、こんなに乗っているのは初めて見た。

客層はいかにも鉄ちゃんという人が3分の1くらい、あとは「1日散歩きっぷ」で札幌から来たらしい年配の人など。
最近はローカル線ブームでもあるのだろうか。新十津川駅も観光めいた手入れをされていたようだが。

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滝川からずっと歩いてきたので車内で飲もうとコンビニでビールを買ってきていた。今日は天気が良くて気温も上がってきた。ビールが美味しい。

3分の1ほど飲んだところで窓框に置いて、岩見沢で買った弁当を開けようとした途端、ビールは窓から吹き込んだ突風で床に転げ落ちた。
一瞬の出来事で、ズボンと床にビールをぶちまけてしまった(´・ω・`)

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岩見沢駅のキヨスクで買った釜めし。

ズボンと床を濡らしたが、開けた窓から吹き込む風に当てていれば終点につくまでに乾くだろう。
改めて岩見沢の釜めしのふたを開けた。


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昔、自分が厨房のころ岩見沢を通るたびに釜めしを買っていた。あのころは列車の停車中に立ち売りのおじさんが箱をさげて「べんとー、かまめしにーべんとー」と歩いて売っていたなあ。

あのころ釜めしの底にはおこげがあったのだが、復活した今の釜めしには無かった。そのかわり彩りは良くなった。

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増毛山地の山々はまだ雪が白く残る。

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晩生内駅。

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石狩月形駅。ここからさらに乗ってきた。
また新十津川−石狩月形間はスタフ閉塞といって手動の信号のため、列車発着時は必ず赤筋の制帽の駅員がホームに現れる。

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1両だけとはいえ活況の車内。いつもこのくらい乗っていれば・・・
といっても、今のところ廃止予定は無いようだが。

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石狩金沢駅。

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北海道医療大学駅。この列車は石狩当別行だが、運転士の「札幌行に乗り換えの方は次の北海道医療大学で降りて前方に停車中の列車にお乗りください」の車内放送で、車内のほとんどの乗客がここで降りて行った。

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ここで乗り換えれば階段も使わずに済むし、始発から乗っていける。
終点石狩当別までのひと駅は、がら空きの車内となった。

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14:20に終点石狩当別に到着。14:35発の浦臼行として折り返す。数人の乗客が入れ替わりに乗り込んだ。もう鉄ちゃんではなく地元客のようだった。

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石狩当別駅。みどりの窓口もあって、ここからは札幌の通勤圏になる。

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学園都市線北部からずっと乗り通してくると、当別が都会に感じる。
駅周辺はスーパーやドラッグストア、北洋銀行、道銀もあって何でも用が足せる。


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石狩当別駅の階段にあったレール&ホテルのオリジナルポスター。
曰く「車は疲れます」。

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さっき大勢の乗客が乗り継いだ北海道医療大学始発の札幌行普通列車が到着。
さっき1つ前の北海道医療大学駅で新十津川からの乗客のほとんどが乗り移った列車だが、3両編成の通勤電車の座席はそれほど埋めるほどではなかったようだ。
石狩当別からの乗客を乗せても半分くらいの空席があるまま発車した。

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あいの里公園までは駅間が長いので線内最高速度になる。電化されてスピードアップしたのかなと最前部運転台の窓から覗き込んだ。線路は一部PC枕木になっていて重軌条化されているようだ。しかしよく揺れる。
速度計を見ると最高でも電化前と変わらず85km/hだった。

あいの里公園から札幌市内に入って各駅から乗客を集め、立ち客も多くなってきた。
終点札幌着は15:14。新十津川からの距離は78.1km、たっぷり2時間15分の所要時間だった。
しかしこれが札幌−新十津川の最速所要時間なのである。


おわり
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石北本線上川発4621D乗車記


上川を朝6:16に発車する普通列車がある。
この列車は上川―白滝間の唯一の普通列車でもあって、いったいどんな人が利用しているのかずっと気になっていた。

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朝6時の上川駅。旭川行始発列車の客が姿を見せ始める。

2013年9月最初の月曜日、4621Dに乗るために早朝の上川駅まで来た。5:54に旭川から5両編成の回送列車が1番ホームに入ってきた。列車は前3両と後ろ2両に切り離され、後ろ2両は旭川行4520Dとして、前3両は網走行4621Dとしてそれぞれの始発列車となる。

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到着後切り離される列車。

8時まで駅員は不在で窓口も閉ざされている。改札口のところに、網走行と旭川行は1番ホームから発車する旨の掲示があった。

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観光駅らしくきれいな待合室。

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改札口の旭川行と網走行の説明。

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旭川行のサボ

6:05を過ぎたあたりから徒歩で、自転車で、親の運転する車で駅に1人2人と集まってくる。皆6:11発旭川行の始発列車の客でほとんどが制服姿の高校生だ。この列車の旭川着は7:15だからずいぶんと早い。
6:11に2両の列車は10人ほどの通勤通学客を乗せて定刻に発車していった。

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旭川行4520Dが一足先に発車する。

残った3両は6:16発網走行普通列車である。
上川―白滝間の普通列車は1日1往復しか走っていない。そのうちの下りの列車がこの4621Dで、上川6:16発、遠軽着7:52。時刻から分かるとおり遠軽への通学列車である。
それにしても3両編成とは輸送力過剰といえる編成だが、この列車は旭川運転所から北見地区への回送を兼ねているためだそうだ。

さて、旭川行を見送った私は4621Dの客となる。乗車券は昨日上川駅で買っておいた。3両編成の列車は先頭がキハ40、2両目がキハ54、3両目がキハ40という編成で、後ろの3両目は締切になっていた。
側面のサボ受けはカラのままで、車内外に網走行の表示は何も無いので旭川行と誤って乗ってしまう可能性は無いとは言えない。

夏休みシーズンであれば物好きな鉄道ファンが乗っているのだろうが、休みも終わった平日とあって乗客は私一人。普段は毎日乗客ゼロで上川を発車しているのだろう。

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回送列車を1両増結のため3両編成。

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2両目はなぜか宗谷北線用のキハ54が連結されていた。

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サボは無し。そのうち本当に回送列車になってしまうかも。

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ワンマン列車なのでドア扱いは先頭のみ。

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1両目キハ40の車内。

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2両目キハ54は転換クロスシートが並ぶ。

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3両目は締切り。


上川を発車するとワンマンの自動放送で「ピンポーン♪つぎは上白滝です」と流れるのがちょっと可笑しかった。次の上白滝までは34kmあって48分かけて走るのである。
上川―上白滝駅間距離は日本で2番目で、ちなみに1番目は石勝線の新夕張―占冠の34.3kmだがあっちは特急しか通らない。普通列車としては日本最長の駅間距離になる。

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旧天幕駅付近は廃屋が点在する。

かつては途中に天幕、中越、奥白滝の駅があったが、2001年に中越、奥白滝は信号場に格下げ、天幕は廃止されている。いずれも過疎で無人地帯になり利用者が皆無のためであったが、現在の1往復体制になったのは国鉄最後ダイヤ改正の昭和61年11月からで、それ以前からすでに沿線は無人になっていたようだ。

旧天幕駅手前あたりまでは畑もあって開けていたが、だんだん留辺志部川の谷が狭まってくる。人家も全く見なくなる。

並行する国道273号線を走る車も全く無い。国道450号旭川紋別道が道央自動車道の比布から丸瀬布まで開通した今では、わざわざ旧道を通るのはよっぽど物好きな車くらいだろう。

6:32中越信号場を通過する。ホームは撤去されているが、木造駅舎は残っている。側線に保線作業車が1台停まっていた。

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中越信号場を通過。

中越を通過するとここから北見峠越えの25パーミルの坂を登る。エンジンを唸らせながら歩くような速度になった。運転台の速度計を見ると20km/h以下まで落ちていた。

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15km/hあたりを指す速度計。

途中で鹿の群れが線路を走って逃げるのが見え、列車は警笛を鳴らしながらさらに速度を落とす。
鹿がいなくなると速度も40km/h近くまで回復した。

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画像中央付近に逃げて行く鹿が3頭見える。

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旧道と化した国道273号と旭川紋別道の高架橋。

留辺志部川の谷はさらに狭くなって、旭川紋別道の立派な橋脚も目に付くようになる。並行する国道の旧道は北見峠越えの333号だが、北大雪トンネルが開通した今は既にトンネル不通時のう回路としての役割しかない。

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スノーシェルターに覆われた上越信号場。

6:50標高634mにある上越信号場を通過すると石北トンネルに入る。


長さ4350m、時間にして5分ほどの通過だが長いトンネルに感じた。石北トンネルを出ると今度は25パーミルの下り坂になってすごいスピードに感じたが、速度計を見ると75km/hを指していた。

トンネルを抜けると曇天の上川側とは違って青空が広がる空になった。さっきまでは日本海側の気候だがこちらはオホーツク海側の気候になる。

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奥白滝信号場を通過

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ここもホームは撤去されたが駅時代の木造駅舎が残っている。

奥白滝信号場を通過。このあたりから湧別川の谷が開けてくる。畑や人家も見かけるようになった。

上川駅を発車して延々と走ること48分、ようやく最初の駅、7:04定刻に上白滝に着いた。ここからは遠軽町になる。

上白滝から乗客が1人乗ってきた。高齢の女性で、ちょっとよそ行きっぽい服装なので病院通いだろうか。
それにしても上白滝駅にとっては1日1本の貴重な列車で、これに乗り遅れたら翌日まで待たなければならないから大変だ。帰りも上り列車が17:08発なので遠軽の病院へ行って買い物しても時間を持て余す。

通学生の乗車が無いということは、すでに上白滝駅の乗車人員は1名以下ということだろう。木造駅舎は荒れているという程でないにしろかなりくたびれている。ホームも一面草だらけだ。

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廃屋のような上白滝から乗客が1人。

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この次の列車は17:08発上り旭川行。下り列車は明日まで停車しない。


上白滝で地元の乗客が1名あって車内は自分含め2人のみ。
つぎの白滝は白滝村の中心だったところで、合併によって遠軽町の一部となったが、特急オホーツク2往復のほか快速きたみも停車する。遠軽からも白滝までの普通列車が3往復運転されている。

さすがに旧村の中心部だけあって通学高校生の乗車が多数あった。
数えてみたら17名の乗車だった。
上川からはずっと回送列車然だったがここから通学列車となる。

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なぜか3番ホームに発着する。白滝駅ホームには通学生が多数まっていた。

少しは騒がしいのかと思ったら彼らはスマホに夢中になっているか寝ているかのどっちかで、車内は静かだ。

つぎは旧白滝で乗車は女子高校生の1名のみ。そのつぎの下白滝は乗降ゼロだった。この2駅の下り普通列車は4621D1本のみなので、この列車の乗降が無いということは日常の利用客はほぼ0人ということになる。

特急に乗っていると気が付かないが峠越えを挟む上川―遠軽間は超ローカル線というかある意味秘境路線でもある。

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乗降ゼロの下白滝駅。上白滝駅にも負けていない。

丸瀬布も旧丸瀬布町の中心だったところ。ここも合併で遠軽町になった。さすがに旧町だけあって乗客も白滝より多い。高校生だけでなく一般客の姿も見られた。通勤なのか用務なのかはわからないが、少し車内が都会ぽくなった。

丸瀬布で乗ってきたのは25人くらい。2両の座席にそれぞれ散らばって全員着席乗車だ。回送列車が無ければ1両で十分なほどの乗車率だが。

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すっかり通学列車となった車内。

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2両目のキハ54.座席はこちらのほうが良いが、よそ行きのような雰囲気。


つぎの瀬戸瀬駅のホームも草だらけだったが、そんなホームに2名の高校生が立っていて到着すると乗り込んだ。

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瀬戸瀬でも乗客はたった2人。幼なじみだろうか。遠軽までは一と駅の汽車通学。

つぎの遠軽までは11kmあって、列車は今までの最高85km/hで快調に走る。
この間に新栄野駅があったが2006年に廃止されている。また、丸瀬布と瀬戸瀬の間には伊奈牛駅があったが1990年に廃止になっている。

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瞰望岩が見えると遠軽到着は近い

7:52遠軽駅3番ホームに到着。網走行だがここで全員下車して改札口へと向かう。上白滝のおばさんも遠軽で降りた。
隣の2番ホームには生田原からの列車が1両一足先に到着していた。

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遠軽に到着。ここで全員が下車した。

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遠軽からはサボが付けられる。

この列車は48分停車して前1両を切り離し、4621Dから4659Dと列車番号が変えて網走へと向かうが、さすがにこんなのんびりとした列車に乗り続ける人はいないらしい。

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朝8時前後はしばし賑やかな駅となる。

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遠軽駅は風格の木造駅舎。

短い夏もおわり、山間部の沿線では早くも秋の気配も漂い始めていた。3年生ならば進路を真剣に悩んでいることだろう。卒業後彼らの多くはこの地を離れることになるのだろう。

4621Dの乗客たちとともに改札口を出ると、この時間の遠軽駅は慌ただしく、今度は札幌行特急オホーツク2号の改札が始まった。




おわり
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時刻表に無い通学列車〜花咲線8325D

北海道の花咲線末端区間に時刻表に載っていない列車が毎日運転されている。
これに気付いたのは根室駅に掲示の発着時刻表を見た時だった。

市販の時刻表を見ると、根室駅に朝一番に到着する列車は釧路を5:55に発車し8:13に着く快速「はなさき」とわかる。しかし実際はこの1本前に時刻表に載っていない厚床始発の列車が存在するのだ。

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「道内時刻表」7月号花咲線の欄。快速「はなさき」こと3625Dより前の列車は無い。

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2013年9月の根室駅掲示の時刻表。到着列車の一番上にある列車は市販の時刻表に載っていない

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これは道内全駅にあるタイプ。件の列車は「休日・学休日運休」と印字してある。

ちょっと興味を持ったので謎の列車に乗ってみるべく2013年9月、雨の朝の落石駅にやってきた。

7:25発根室行列車の時刻が近づくと、駅前に車が次々とやってきて、制服姿の高校生を降ろしては去って行く。
落石の町は駅から離れたところにあり、普段は徒歩や自転車で駅まで来るのだろうが、雨の日は車で送ってもらうようだ。

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落石駅の駅舎

遠くで踏切の音が鳴り、列車は定時にホームに入ってくると高校生たちは駅舎から出てきた。キハ54の1両編成。私は5人の通学生とともに1両の列車の客となった。

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1両の通学列車

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ホームへ向かう乗客

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落石駅に到着した列車

この列車が市販の時刻表には載っていない幻の列車なのである。
臨時列車もすべて掲載しているはずの大型時刻表や道内時刻表にもなぜか載っておらず、JR北海道釧路支社の花咲線時刻表にも載っていない。まるでミステリーのような列車だ。


でもさすがに駅に掲示の時刻表には載っていて、「休日・学休日運休」と表示してある。

以前はこの列車もちゃんと時刻表に載っていて、「◆運転日注意」○月○日まで運転・但し土曜・休日を除く」の但し書きがある臨時列車8325Dとして存在していたのだが、いつの間にか消えてしまっていたのだ。
臨時列車としても平日はほぼ毎日運転の列車が時刻表から消されてしまったのはなぜなのだろう。

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落石駅待合室に貼ってあった時刻表にもしっかり8325Dはあった

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乗客はすべて通学生の8325D車内

通学列車といっても車内の乗客は自分含め15人ほど。当然乗客は全員が高校生で、制服姿でないのは私一人のみでかえって目立つ。
話し声もなく、車内の音はディーゼルエンジンとレールのジョイントの音だけ。

つぎの昆布盛は森の中にホームだけの駅だが、どこから来たのか女子高校生が2人乗ってきた。

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森の中の昆布盛駅

西和田は乗客ゼロ。このあたりから牧草地が多くなって開けてくる。人家も見られるようになった。
花咲も乗客ゼロ。乗客があろうとなかろうとワンマン列車は律儀に停まってドアを開ける。このへんはやはり鉄道でバスとは違う。

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西和田―花咲間

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列車は80km/hで走行

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花咲線の由来になった花咲駅。駅は町から遠いためか乗客ゼロ。

町が近づいてきて東根室に着く。ここは言わずと知れた日本最東端の駅。根室高校の最寄駅になるが、降りたのは1人だけだった。

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ホームだけの東根室駅。降りたのは1人だけだった。

根室には定刻通り7:47に着いた。最初の到着列車だからかホームには駅長が出迎えている。改札口で落石からの整理券と350円を払って改札口を出た。

根室まで乗ってきた高校生たちは駅前に停まっていたタクシーに分乗して去って行った。雨の日は学校まで割り勘で利用するのだろう。

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終点根室に到着

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根室駅の駅舎

時刻表に無いミステリー列車は何のことはない、普通の通学列車だった。

それにしても時刻表から消された理由は謎である。
載せてしまうと、学校の都合で「学休日」に変更があって運転日変更の場合などその都度公示しなければならないから、その手間を省くためか。また、一般の利用者は皆無だが僅かでも定期利用がある以上廃止にもできないので、都度運転といった臨時増発列車のような扱いになったのだろうか。


8325Dは乗客を全員降ろすと到着ホームから構内奥への移動する。ここで午前中はずっと休止し、12:24発5632Dとして釧路へと折り返す。

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快速「はなさき」到着のため8325Dは構内奥に引き上げる。

今乗ってきた8325Dの36分後の8:13に釧路から来る快速「はなさき」が到着する。かつては夜行特急「まりも」と接続していたが、それも無くなったのでがら空きだろうと思っていたら意外と多くの乗客が降りてきた。

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意外と乗客のあった釧路発快速はなさき。


ところでここからちょっとしたトラブルに遭遇というかめずらしい体験をしたので続けて記します。

落石駅に車を停めて8325Dで根室まで来たのだが、今度は8:22発釧路行5628Dでまた落石に戻るはずだった。
落石までの乗車券を買い列車に乗ったはいいが、発車時刻になって運転士のアナウンスがあった。
「ただいま落石―別当賀間規定以上の雨量のため25km/hの徐行運転になります。この後大幅に遅れることも予想されます。点検終了後の発車になりますのでもうしばらくお待ちください」

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上り釧路行の改札。このときはまだ普通に発車すると誰もが思っていた。

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落石までの乗車券

車内は騒然と、というほどでもなくこのあたりまで来ると皆さん落ち着いたものだが、釧路から特急に乗り継ぐ人も多く不安げな顔も隠せない。
私も落石駅に置いてきた車が心配になった。

そうこうしているうちに駅長が車内に入ってきて「落石駅付近集中豪雨のため運転は打ち切りとなりました。皆さんには代わりにタクシーに乗っていただきます」と言った。
とりあえず全員列車から降りて待合室に移動する。
駅員たちはが乗客の人数を数えてタクシーの手配を始めた。駅長も表に停まっているタクシーの運転手と交渉をしている。

私以外は釧路までの乗客で総勢28人。1台4人ずつで7台のタクシーで釧路駅までお送りしますとのことだった。
とりあえず駅前のタクシーは駅長の交渉で話がついたようだが、さすがに根室の町で7台のタクシーをしかも釧路まで確保するのは大変なようで、駅員も市内のタクシー会社に電話をかけまくる。

タクシー振替えと簡単に聞こえるが、根室から釧路まで国道44号線で124kmも離れている。料金はタクシー会社から根室駅に請求になるのだろうが、釧路駅まで確実にメーターは3万円以上にはなるのでそれを7台でとなると21万円以上!?

運行中に事故をおこすことを考えれば安いものかもしれないが、駅側のあまりにも素早い対応とJRの負担するタクシー代を考えるとえらい感心してしまった。

用意のできたタクシーから乗客たちが順番にタクシーに分乗して、駅長は雨の中深々と頭を下げてタクシーを見送っていた。

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釧路までタクシーでの振り替え輸送になった。駅長さんも平身低頭で見送る。

釧路までの乗客を全員送った後、もう1台電話でタクシーを呼び、自分は落石駅まで送ってもらえることになった。
駅長が落石のどこまで行くのか聞かれ、駅でいいんですと答えると、駅からどうされるんですか、この雨ですが?とさらに聞かれ、いや駅に車を置いてあって・・・。用もないのに往復しただけなのでちょっとバツが悪い。

私は落石まで350円の客だが、タクシーに乗せてもらい、駅長に頭を下げて見送られると何か申し訳ない気分になった。
落石に近づくと雨はだんだん強くなってきた。落石駅に着いたときは滝のような雨だった。メーターは4000円を超えていた。

タクシーを降りると停めてあった自分の車に飛び込んだ。

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集中豪雨に見舞われた落石駅。このあと沿線では保線作業のトラックをよく見かけた。


おわり
posted by pupupukaya at 13/09/16 | Comment(3) | 北海道ローカル線考

2014年江差線名残乗車と初ソロキャンプ 1−江差まで

2014年のGWは5月11日で廃止になる江差線(木古内―江差間)に名残乗車へ行ってきました。

流石に札幌から江差までは日帰りは無理なので1泊することになりますが、今回は思い切って初ソロキャンプといくことにしました。

キャンプ道具は先月くらいからアマゾンやホーマックや秀岳荘なんかでコツコツと揃えていましたが大体こんなところです。

テント:Coleman(コールマン) ツーリングドームST
シュラフ:去年セカンドストリートで車中泊用に1300円で購入
折り畳みテーブルとチェア:小さいやつ、ホーマックで購入
電池式ランタン:秀岳荘で購入
ガスバーナー:レギュレーターストーブ ST-310 去年車中泊用に購入
アルコールバーナー:トランギア 秀岳荘で購入
調理用具、食器:秀岳荘、ダイソー等で購入


バラバラに揃えた感じですが、あまり形から入るのも何なので後で必要なものが出てきたら都度買おうと思います。

キャンプ道具一式を車に積み込んで、天気の良い5/4の朝8:25に札幌市の自宅を出発しました。

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大型連休とあって定山渓の手前では渋滞も発生していた。

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中山峠にある道の駅望羊中山はすごい人だった。あげいもが名物。

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アスパラの像(?)と雲をかぶった羊蹄山。

国道230号線は途中定山渓の手前で渋滞していたが、それ以外はスイスイと走れた。
まずは中山峠で休憩。さすがに大型連休で駐車場はびっしりと車があって、観光バスも何台も停まっているので売店やトイレは大盛況だった。

家を出てからここまで1時間と少々。観光客にはあげいもが大人気だが、札幌から来ると時間的にまだ出発したばかりなので何か買う気にはならないんだよね。中山峠に寄らずに通過することのほうが多いかも。
しかし、いずれ寄ったときにはあげいもを食べてみたい。

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長万部のセブンイレブン前に現れた「まんべくん」。

中山峠からは喜茂別、留寿都、豊浦と順調に通過して、長万部のセブンイレブンには11:10に着いた。
ここでお茶を買って休憩。
向かいにあるのはサン・ミート木村という肉屋で、ここはホルモンが名物だ。キャンプの夕食に味噌ホルモン(500g1000円)を1袋買った。

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長万部セブンの向かいにある肉屋。ここのホルモンが長万部の隠れた名物。

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長万部駅。国道5号線がバイパスに移ったので駅前はひっそりとしてしまった。

札幌を朝出発すると大体長万部あたりで昼時になる。前に通ったときはドライブインかなやでかにめしを食べたが、今日は連休なので混んでるかもしれない。
長万部駅で駅弁のかにめしを買って車内で食べようと思って駅に寄ったが、駅では売っていないようだった。

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かにめしが有名なドライブインかなや。

前に来たことのあるドライブインかなやのレストランを覗くと空いていた。まだ11:30なのでこれから混んでくるのだろう。ここで食事することにした。

かにめしは前回食べたので今回は「かなや飯」にした。エビやカニの身が入った中華丼なのだが、昔はレストランのまかない飯として出されていたという。

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店内には駅弁屋として盛況だった頃の写真が貼ってある。

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かなや飯(はん)840円。

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かなやのエンブレム入り紙ナプキン。

入ったときは空いていたレストランも、食べ終わる頃にはぞくぞくとお客さんがやってきた。混んでくると奥の団体用の部屋も開放し収容力はあるので相席になることは無かった。

12時過ぎに長万部を出発する。
国道5号線沿いは「かにめし」を掲げた大型ドライブインがさっきのかなやのほかもう1軒あるが、今は廃業した空家の店舗も多い。
札幌からも函館からも丁度昼時になる地の利で賑わったこともあったが、高速道路が札幌から大沼まで開通した今は、さっぱりになってしまったようだった。


長万部からは交通量はグンと少なくなった。直線道路が続いて快適だが、スピードは注意しなければならない。
そういえば札幌をでてからずっと取り締まりもパトカーも見かけなかった。連休中は警察も書入れ時だと思うのだが、ちょっと意外だった。

八雲の手前で右折して277号線へ入る。江差へ行く場合は鉄道だと函館・木古内経由になるが、八雲から雲石峠経由が断然近い。

途中でキャンピングカーを追い抜いたが、後ろからさらに1台のスポーツカーが自分を追い抜いて行って峠道に消えて行った。
いいなあ、フィットの足ではあんな走りは無理だな。

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日本海側の国道229号は交通量も少なく快適。

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道の駅ルート229元和台。トイレと小さい売店のみだが、コンビニが少ないせいか車は結構止まってる。

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道の駅裏の展望台からの風景。

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低気圧の影響か日本海は波が高い。

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ショッピングセンターのスーパーで買い物。

札幌を出てから約5時間半、14時前に江差に着いた。と言っても、ここは江差町の入口で、町の中心まではここから7kmも離れている。
函館から来る国道277号線と合流するこのあたりが新しくスーパーやホームセンターなどが立ち並び発展している。日本全国どこでもそうだが、今はある程度の町ならば町はずれにショッピングセンターが形成されて、そちらにメインの商業地域が移って、昔からの中心部が寂れてしまった。

ここのスーパーで、夕食の食材を買う。1人分なのでたくさんはいらないのだが、田舎なので野菜なんかも売っている単位が大きい。ネギなんかも小さいパックを買うと束売りのものより高くつくのだが、余しても困るし仕方がない。

買い物の後、向かいのセルフスタンドでガソリンを満タンにした。
まずはさっそく江差駅へと向かう。

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もうすぐ廃止になる江差駅。

いつもは広くて殺風景な駅前広場だが今日は訪問客の車がところ狭しと並んでいた。
列車が到着する時刻までまだ1時間以上もあるが、駅では写真を撮ったり、窓口で記念きっぷを求めたりするお客が車でひっきりなしに来ていた。

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列車の来ない時間でも車で訪れる人が多い。


posted by pupupukaya at 14/05/10 | Comment(0) | 北海道ローカル線考

2014年江差線名残乗車と初ソロキャンプ 2−江差駅

あと1週間で廃止になる江差駅の写真をあれこれ撮影してみました。


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江差駅前のバス停。

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江差駅ホームに立つ駅名標。

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駅名標のとなりにある名所案内。

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飾り付けのされたホーム。

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使われていない改札口。降車客は待合室には通さずここで集札していた。一方乗車客は待合室の改札口で入場させていた。国鉄時代は良く見られた構造だが、今はほとんど見なくなった。

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長らく使われていないようだが撤去の必要もないので残されていたようだ。

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ボックスの中。駅員のコスプレをしてこの中に立ってみたい(^-^)ゝ

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昔ながらの「手洗所」の表示があるトイレ。

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黒い大型の便器。札幌出身者にとっては妙に懐かしい。90年代頃まで札幌の地下鉄のトイレといえばこの形だった。スターライト社製FRP便器というらしいです。

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駅向かいの小道からは日本海が見える。

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小道から見た江差駅。

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広い駅舎内の待合室。ストーブを囲むようにベンチが並ぶ。

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ストーブのある風景。

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スタンプ台と乗車方法のご案内。

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きっぷ売り場。マークの表示は無いがみどりの窓口でもある。
(そういえば最近みどりの窓口って言い方聞かなくなった)

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廃止関係の掲示。昔ここにオレンジカード対応の券売機があった。

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昔の写真を掲示したコーナー。

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今は自社系ポスターばかりだが、昔は行燈式の広告が並んでいた。

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列車到着時刻が近づくとバスなどでぞくぞくと乗客が集まってきた。ホームでは警備員が立ち、整列乗車が行われている。

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列車到着を待つホーム上の顔ぶれは行楽客といった感じ。1週間後に廃止になるようには見えないが。

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2両編成の列車が入線。函館から来た124D。

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列車がホームに入ってくる。

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着いた列車のドアが開くと改札口へ向かう人、列車の撮影に向かう人などで大賑わい。

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改札口では駅長さんが集札する。ほかにいくらでもホームから通り抜けできるので形式的なものだろう。

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窓口と臨時きっぷ売り場には記念きっぷを求める人たちの行列ができる。この列車は22分で折り返しなので若干余裕があるが、2つの売り場はその間大忙しだ。

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列車とホームの飾り付け。

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昔使われていた貨物線の車止め。

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線路終端から。

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2両編成はホーム端ぎりぎりで停止している。

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もうすぐ発車時刻。見送りや撮影の人以外はほぼ車内に収まった。

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座席もほぼ埋まって16:16に4177D木古内行きとして発車して行く。

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カメラを構えた数人(自分も含め)の鉄道ファンに見送られて。意外と少ないネ。

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ホームを離れ、遠ざかる列車。次の列車は2時間36分後の18:58まで来ない。

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ばいばーい(^^)ノ~~~

江差駅で列車を見送ったあとは少し遅くなったがキャンプ場へと向かう。

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2014年江差線名残乗車と初ソロキャンプ 3−夷王山キャンプ場


江差駅で長居してしまったのですっかり遅くなってしまった。
今日の日の入り時刻は18:39なので暗くなるまではまだ十分時間はあるが、何せテント設営は初めてなので時間にゆとりを持ちたい。

江差駅から車で上ノ国町へと向かう。
今回のキャンプ場は夷王山キャンプ場というところ。
去年江差線に乗りに来たときは道の駅上ノ国もんじゅで車中泊したが、場所は道の駅から丘の上に登ったところにある。

キャンプサイトは坂を下りたところにあって炊事場もあるAサイトと、トイレだけある景色のよい丘の上にあるBサイトがあって、断然Bサイトのほうが良いがこちらは誰も居なくて夜になると怖そうだ。
眺めは悪いが、先客のいるBサイトのほうにテントを張ることにした。

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夷王山キャンプ場Bサイトからの眺め。

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眺めは期待できない坂下のAサイト。先客のお仲間に加わってここにテントを張ることにした。

ここは無料のキャンプ場だが、トイレは水洗で炊事場も綺麗だしなかなか上等だ。4〜5台ぶんのオートキャンプサイトもあってこちらも無料。ただし早い者勝ちだ。

まずは説明書を見ながらテントの組み立てにとりかかる。風があるので、テントを広げると何度も飛ばされそうになった。

ポールを立てるところまでは順調だったが、説明書を読んで何度も首をかしげながら1時間近くかかってようやく完成した。近くに人がいなくて良かった。

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悪戦苦闘の結果ようやく完成したテント。

テントが完成したところで、車からテーブルやら調理道具やらを持ってきた。これでやれやれとテーブルにコンロや鍋を並べた。

あ、ビール買うの忘れた。

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キャンプ場俯瞰。

車で再び町のセイコーマートまでビールを買いに往復する。町まで近いと思っていたが、結構遠かった。

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北海道夜明けの塔

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夜明けの塔の上から。中央は江差の鴎島。

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風車と夕日。

慌ただしくテントまで戻ってきて料理を始めたのが日没時刻近くの18:30になっていた。秋とちがってすぐに暗くはならないが、もっと早く来ればよかった。

献立は長万部で買った味噌ホルモンと湯どうふ。お酒を飲むのがメインなのでこんなもので丁度いい。

ホルモンはフライパンでガスストーブで、湯どうふはアルコールバーナーにかける。

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まずは長万部のサン・ミート木村で買った味噌ホルモン。

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ダイソーのフライパンに汁ごと投入。

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SOTOレギュレーターストーブで加熱。

ガスストーブのほうは火力も申し分なく、火にかけたホルモンもすぐにジュージューいいはじめたが、アルコールバーナーの火力はさっぱりで、湯豆腐の鍋はさっぱり沸騰しない。風で炎が飛ばされるためで、今度からはしっかりとした風防が必要だ。
まあ、こちらはゆっくりとやろう。

ビールを飲みながらホルモンの焼けるのを待つ。日が暮れると気温が下がってきた。風も強くてビールだけ飲んでいたら寒くて震えてきた。

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火力も申し分ない。

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もう1品は湯どうふ。

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汁気が無くなって油が滲み出てきたら食べ頃。

味噌ホルモンはピリ辛で結構味が濃い。腸だけでなくタンやガツなど色んな部分が入っている。ビールより焼酎、しかもイモ焼酎とか癖のあるやつと合いそうだと思った。

2本の缶ビールはすぐに空になったので、家から持ってきた泡盛の栓を開ける。
ホルモンを食べて泡盛をぐびっとやる。なかなか良い感じだ。

ホルモン500gは一人で食べきれるかと思っていたが、2回に分けて焼いてペロッと食べてしまった。

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ホルモン焼きでソロキャンプの夜は更けていく。

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すっかり冷えてきたので、湯どうふと泡盛のお湯割りで続ける。

9時頃まで泡盛のお湯割りを飲んでいたが、ますます冷えてきた。気温はおそらく一桁台だろう。手もかじかんできた。
長距離の運転もあってか眠くなってきた。トイレへ行ってもう寝ることにする。

キャンプサイトは照明が無いので真っ暗で、自分のテントからは結構歩かねばならない。

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キャンプサイトは真っ暗。トイレへは懐中電灯が必要。

懐中電灯で照らしながらトイレへ行ってきた。
オートキャンプサイトのファミリーキャンプのテントからは楽しそうな話し声が聞こえる。

空は星がたくさん出ていた。町が近いせいかさすがに天の川までは見えなかった。

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懐中電灯で照らした木。

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キャンプ場の夜景。

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テントの中から外を見る。

トイレから戻ってテントのシュラフ(寝ぶくろ)に潜り込むとすぐに眠った。

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テント内部。車中泊よりは快適かな。2人だと狭い。


夜中に激しくおしっこがしたくて目が覚めた。寒いからあまり行きたくないが仕方がない。懐中電灯を持ってまたトイレまで往復する。時計を見ると午前1時だった。

戻ってまたシュラフに潜るが、もう眠れない。かといって寒いからシュラフからも出たくない。
改めて寝酒といきたいが、早朝から車の運転があるのでそれもできない。

キャンプ場そばに立つ巨大風車から響いてくる轟音が気になって余計眠れない。風も強くて時折テントをバタバタとたたく。

風力発電所は、丘の上に建つ風車が風景に溶け込んでクリーンなイメージだが、実際こんなものが住宅地に建っていたら騒音公害もいいところだろうな。


あれから眠ったんだか眠らないんだかわからない状態で、だいぶ明るくなった4時半ごろもう起きることにした。

まずはお湯を沸かして紅茶を入れる。ほかの人ならコーヒーかな。自分はコーヒーあまり飲まないもんで。

昨日の星空はどこへ行ったのか、空は一夜にして曇天になっていた。夜中に雨は降らなくて良かった。テントがぬれると片づけがまた大変になる。

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お湯を沸かして寝覚めの紅茶。

今日は江差発6:44の列車に乗るので、6時には撤収したい。
紅茶と昨日スーパーで買ったチョコサンドケーキで軽い朝食にしたあと、キャンプ場近くを散歩してきた。

キャンプ場Bサイトからの眺めは良い。曇り空のため朝日は拝めなかった。
ここにテントを張って景色を眺めながらぼーっと酒でも飲んでいたらいいだろうな。

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鳥居のある夷王山は北海道近世史発祥の地とされる。

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江差方面の眺め。海に突き出た半島が鴎島。この時間は灯台の明かりが点滅するのが見えた。

もっと暖かくなったらここにテントを張るのもいいと思った。しかし、今度こっちの方へ来るのはいつになるだろうか。

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キャンプ場Aサイト全景。

5時半頃から撤収の準備を始める。昨日のホルモン焼きの油や汁が跳ね散ってテーブルやコンロなどが油まみれになってしまった。これは軽くふき取って家へ帰って洗うことにする。

テントの中ではジャージで過ごしていたが、昨日の服に着替えると昨夜のホルモンの臭いがべったりとついている。ズボンは仕方ないが、シャツは臭いがひどいので上はジャージのままウインドブレーカーを羽織った。

テントも折り畳んでなんとか袋に納め、車に積み込んで撤収完了。
何と慌ただしいことか。目的がある旅行の場合はやっぱり車中泊が良かった。テントを張るのはキャンプ単独として行くのが良いようだ。

6時過ぎに夷王山キャンプ場を後にして、江差駅へと向かった。


posted by pupupukaya at 14/05/10 | Comment(0) | 北海道ローカル線考
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