2014年車中泊四国旅行記5日目 神戸三宮〜札幌

◆5日目 2014/4/29
三宮−神戸空港 8:00−スカイマーク171便− 9:50 新千歳空港−札幌


最終日は朝早い。神戸空港発の飛行機は8:00発なので、三宮7:10発のポートライナーに乗るために宿は6:50頃に出ることになる。

朝のニュースを見ていたら、一昨日まであんなにいい天気だった高知県の大雨の映像が流れていた。
ここ神戸もすでに雨が降っている。

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朝のニュースでは高知の大雨を伝えていた。

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最終日の神戸は朝から雨。

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休日の朝から利用客の多いポートライナー三宮駅。

神戸空港行きのポートライナーは休日の朝なのに混んでいる。旅行客ではなく通勤風の人が多い。途中駅でほとんど降りてしまい、終点神戸空港に着くころは車内はがら空きになった。

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ポートライナーのポイント。

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無人運転なので最前部まで座席になっている。

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神戸空港駅に到着。

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搭乗手続きは機械で自分で行う。

神戸空港着は7:28。時間はあまりない。
機械で自動チェックインをして、手荷物預けのためカウンターに行く。台の上へ乗せて重さを量ると17.5kgあった。
無料の預け手荷物は1個当たり15kgまでなので重量オーバー。超過手荷物料金が500円ですと言われた。仕方がない。
これが3000円ですとか言われたら、取って返して荷物を分割するところだ。

売店で機内で食べる用に弁当とお茶を買う。

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神戸空港の出発ロビー。

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空弁のひっぱりだこ飯(1000円)。

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具の下は、あなごの炊き込みご飯。ぶつ切りの明石タコは驚くほど柔らかかった。

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離陸直後は一面雲だった。

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飛島と鳥海山。

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大館能代空港の上空。

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十和田湖。飛行機の窓から見るのは初めてだ。

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新千歳空港に到着。

帰りの飛行機も隣の席は空いていたので、弁当を食べてゆったりと過ごせた。

新千歳空港に着いたのは9:50でほぼ定刻通り。行きと同じく飛行機からバスに乗って空港ターミナルへ向かう。ターンテーブルで荷物を受け取って、外に出たのは10:10だった。

駐車場の送迎バスが来ているはずなのだが、まだ来ていないのかと思ったら、バス乗り場の一番端に停まっていた。自分を待っていたようで、乗り込むとすぐに発車した。

今回、自宅から新千歳空港までは車で来ていた。新千歳空港周辺の駐車場は数あるが今回利用したのはIパーキング。料金は1日500円なので今回の旅行では2500円となる、駐車場は空港から離れているが、空港まで送迎バスがあるのでかなりお得だ。
そのかわり露天で未舗装の駐車場のため、数日も預けていると車が埃だらけになるのが欠点。

さて、ここから自宅まで36号線経由で1時間半。とにかく事故がなくて良かった。あと天気も。


■■四国旅行のまとめ■■


2014年車中泊四国旅行の全ルート
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1日目 札幌〜神戸〜吉野川SA
2日目 吉野川SA〜道の駅ゆすはら
3日目 道の駅ゆすはら〜道の駅宍喰温泉
4日目 道の駅宍喰温泉〜神戸
5日目 神戸三宮〜札幌

【走行データ】
車…… フィット
総走行距離…… 1133km
ガソリン消費量…… 62.78L
燃費 …… 18.05km/L

【旅費】
札幌―神戸スカイマーク往復…… 18800円(20.3%)
レンタカー代……24840円(26.9%)
ガソリン代…… 10229円(11.1%)
高速代…… 8650円(9.4%)
宿泊代…… 4100円(4.4%)
電車代…… 1040円(1.1%)
食費…… 16165円(17.5%)
駐車場代…… 1220円(1.3%)
施設・入場料……3610円(3.9%)
その他雑費…… 1272円(1.4%)
新千歳空港駐車場代…… 2500円(2.7%)

合計…… 92426円


結論:車の一人旅は結構不経済だねorz


−おわり−

posted by pupupukaya at 14/06/29 | Comment(1) | 四国の旅行記

2014年車中泊四国旅行記4日目 道の駅宍喰温泉〜神戸

◆4日目 2014/4/28
 道の駅宍喰温泉〜道の駅公方の郷なかがわ〜渦の道〜淡路島南PA〜神戸 235km のルート


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朝5時の暗い宍喰海岸。

今日からは天気は下り坂になる。徳島県の天気予報は曇りで午後から雨マークもあった。

6:40に道の駅宍喰温泉を出発する。
今日の目的は、鳴門でうず潮を見ることくらい。途中は道の駅やコンビニに寄りながら車を走らせる。

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道の駅日和佐。

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道の駅の裏はJR牟岐線の日和佐駅があった。ちょうど通学列車の時間。

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上下列車が交換。

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日和佐駅の駅舎。

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道の駅日和佐を出発すると雨が降ってきた。

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阿南市のローソンで休んでいると土砂降りになった。

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道の駅公方の郷なかがわ。

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阿南市から鳴門市までずっと4〜6車線のバイパスが続く。

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ちょっと回り道してみた徳島駅前。

阿南市あたりでは雨が強くなったがすぐに止んだ。
4車線の国道55号線は交通量が多い。街が近くなると大看板のロードサイド店が現れる全国どこにでもある風景。つまらん。

徳島市内では徳島ラーメンが食べたかったが、時刻は10時を過ぎたばかりでまだ店は開いておらずまたあきらめる。

鳴門市までは国道55号⇒11号とを真っ直ぐ行けばよいのだが、そこから鳴門公園までの道が面倒なのでカーナビの設定をしていた。
ところがカーナビの案内通り走っていると途中から高速に乗せようとするではないか。案内を無視して高速に入らないでいると別なルートに切り替わった。
おかげで遠回りすることになった。

鳴門公園の駐車場に着いたのは11時過ぎだった。上の駐車場は満車なので下の第2駐車場に誘導される。
なんとここの駐車場は有料で、420円支払った。

渦の道までは坂道を上り下りして結構歩く。途中でまた雨が降り出した。入口の券売機で510円の入場券を買う。駐車場代とは別建てなので車で行くと結構な金額になる。

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渦の道の入口。

渦の道とは高速道路の大鳴門橋の真下に設けられた遊歩道で、そこから鳴門海峡を見下ろすことができる。
強風で橋が壊れないように通路の壁は金網になっているので、風に乗った雨粒が容赦なく吹き付ける。

ちょうど干潮の時刻なので、海岸近くの浅瀬の海水が川のように勢いよく流れるのが見えた。

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両側は金網なので風が吹き抜ける通路。

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入口から450m先にある展望室。

展望室の窓から海面を見ると、海水が激しく波立っているのが見える。
肝心のうず潮は一瞬あらわれてすぐに消えるものばかりだ。あれがうず潮だとわかるのにしばらくかかった。

カメラを構えてじっとチャンスを伺うが、カメラを構えているときに限ってうず潮が現れない。
それでも小さなうず潮の画像はいくつか撮れた。

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展望室から見えたうず潮。

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展望室のガラス張りの床から海面を見る。高さは45mあって結構怖い。

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うず潮に突っ込んで行く観光船。

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現れてはすぐに消えるうず潮。想像していたのと違って結構はかない。

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四国新幹線計画があったので、この空間は新幹線が通るはずだった。

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展望台から見た大鳴門橋。

駐車場の車に戻ってきたら12時を過ぎていた。徳島ラーメンを食べたいと思っていたが、さすがに今から徳島まで戻るわけにはいかない。
鳴門にも店はあるようだが、だんだん面倒になってきた。大鳴門峡を渡ってすぐのところに高速道路のパーキングエリアがあるのでそこで昼食にすることにした。

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淡路島南PAにあるレストハウス大鳴門橋。

鳴門北ICから高速に乗って、橋を渡ってすぐの淡路島PAに入る。
レストランに行って食券のメニューを見るが、ここはもう兵庫県で四国らしいものは無かった。

せっかくなので淡路島らしいものをと淡路たまねぎラーメンセットの券を買った。
ラーメンの上に焼いた玉ねぎがゴロンと丸ごと載っている。玉ねぎ自体は甘くて柔らかいが丸ごと1個は多いなあ。何よりツルツルして食べにくい。体にはよさそうだが。

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淡路島特産の玉ねぎが丸ごと入った淡路たまねぎラーメン。ちりめんごはんとセットで890円。

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淡路島南PAの展望台から。

このまま真っ直ぐ神戸まで行くと1時間くらいで着くだろう。15時にはレンタカーを返却できそうだが、もったいないので神戸観光でもしてからでも悪くない。車は17時までに返せばよい。

車で行けそうなところをと考えたら、六甲山へ行こうと思いついた。
神戸の地図は持っていないので、カーナビに六甲山展覧台で登録した。

出発すると神戸淡路鳴門自動車道を走り、明石海峡大橋を渡る。渋滞も無くここまでは順調に走ってきた。
垂水ジャンクションからは初日と同じく阪神高速3号線へ入るものとばかり思っていた。

ところが、カーナビの案内する通りに走っていると山陽道とある方へ入ってしまった。
ここで冷や汗が出てくる。道路はだんだん山の中へと入って行くではないか。

山陽道って、わし岡山に向かってんのとちゃうか?

しかし停まるわけにもいかないし、地図も持っていないのでどうにもならない。もうどうにでもなれとナビのままに走っていると「からと西」というICで一般道に下りた。
標識に六甲山頂の文字が見えたので間違ってはいなかったようだ。

あとで地図を見ると、明石海峡大橋を渡ってから六甲山の北側を回るルートを走ってきたとわかった。

六甲山の曲がりくねった山道を走るが、四国の悪路を走ってきた身には何のことは無い。一気に山頂まで登った。

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六甲山からの眺め。小雨で霞んでいるが夜ならばきれいなんだろう。

今度は山道を南側のほうへ下ってきた。このまま真っ直ぐ三宮まで行く。

車を返す前に今日宿泊する旅館に寄って荷物だけ置いてきた。

返しに行く前にガソリンスタンドに寄ってガソリンを満タンにする。
ニッポンレンタカーの営業所に車を返却したのは16:00だった。

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神戸で1泊した二宮旅館。三宮駅からも近い。

車を返すと歩いてさっき荷物を置いた旅館へ向かった。
今日の宿は純日本旅館を予約していた。

車の旅では畳の部屋の宿が良い。いつでも寝っ転がれるし何よりくつろげる。
ビジネスホテルはプライバシーの面では快適だが、やっぱり和室がいいと思うようになってきた。

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旅館の和室。

ここは二宮旅館と言って、都会ではすっかり数少なくなった和風旅館だ。建物は相当古いが、手入れや掃除もよく行き届いて快適。

風呂に入ってきて、部屋の畳の上に寝っ転がって四国の山道を思い出したら、よく生きて帰ってきたと思った。

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廊下。

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応接間のようになっているテラス。

夕食を食べに外に出ると雨が降っていた。
どこか入る店を探して三宮の駅前をウロウロしていたが、だんだん面倒になってきた。
セブンイレブンでビールと惣菜を買って旅館に戻った。車中泊の余り物の食料とで旅行最後の宴会としよう。

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三宮駅のガード下。

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歩いているうちに暗くなってきた。

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四国旅行の残りの食料を広げて部屋で飲んだ。

明日は神戸空港発8時の飛行機なので、7時前には旅館を出発しなければならない。目覚まし時計をセットして横になった。
久しぶりの布団で寝るのが心地よかった。


5日目へつづく


posted by pupupukaya at 14/06/15 | Comment(0) | 四国の旅行記

2014年車中泊四国旅行記3日目 道の駅ゆすはら〜道の駅宍喰温泉

◆3日目 2014/4/27
 道の駅ゆすはら〜四国カルスト〜桂浜〜高知〜室戸岬〜道の駅宍喰温泉 313km のルート



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昨夜横になってそのまま眠ってしまい、目が覚めたら3時だった。外はまだ真っ暗。トイレへ行ってきてまた寝袋に潜り込んで横になる。寒い。

4時過ぎにまた起きてお湯を沸かす。燃料はダイソーの固形燃料。0.6Lケトルの水を沸騰させるには十分な火力だ。
スーパーで買ってあったカップうどんで朝食にする。寒いときはこれが一番おいしい。

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ダイソーの固形燃料でお湯を沸かす。

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朝食のカップうどん。

せっかく早起きしたので、早く出発したい。夜明けが待ち遠しい。
5時近くなってようやく空が白んできた。地上はまだ暗いが出発する。行先は四国カルデラへ。

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夜明け前の道の駅ゆすはらを出発。

国道440号線を北上し、地芳トンネルを抜けたところから山道に入る。トンネルが開通してから旧道になった道で、旧カーブ急坂が連続する1車線の山道だ。もうこんな道も慣れてきた。

地芳峠に出た頃にはすっかり明るくなった。

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地芳峠へ登る国道440号線。

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地芳峠の看板。

すれ違う車も全くなく姫鶴平へ。ここからカルデラ台地が一望できる。
近くにはキャンプ場があって、数張りのテントがあった。さむいだろうなあ、気温は一ケタ台だろうか。
外で立っていたら手がかじかんできた。

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キャンプ場もある鶴姫平。だんだんガスかかってきた。

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鶴姫荘。トイレは裏側にあって24時間開放している。

ここで突然デジカメが動かなくなった。電源ボタンを何度押してもウンともスンともいわない。ついに壊れてしまったのか。
幸い予備のカメラも持ってきていたので、ここからはカメラを交代する。ただ、充電器を持ってきてないのでバッテリーが持ってくれれば良いが。

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無数の石灰岩が露出するカルスト台地の風景。

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このあたりは牧草地になっていて牛が放牧されている。

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天空へつづくような道。

カルスト高原の道路を走っているとだんだんガスがかかってきた。
天狗高原まで来たが、雲の中のようだ。この辺りは視界50mくらい、山の下のほうからモクモクと霧が湧き上がっているのが見える。

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五段高原のあたりからだんだんガスが濃くなってきた。標高は1400m。

天狗高原から下山する道路があるのだが、真っ白な霧の中に埋没していた。
怖いのでそっちへは行かずに、また引き返すことにした。

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大野ヶ原まで来ると霧がなくなった。

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大野ヶ原から国道440号へ続く県道(険道)。急カーブがこれでもかというほど続いて、自分でも車酔いするんじゃないかと思うほどだった。

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梼原に戻る途中の国道440号線沿いに咲いていた季節外れの桜。

また道の駅ゆすはらまで戻ってきて、国道197号線を須崎へ向かう。ここからはずっと2車線の走りやすい道路だった。

須崎に着いたのは9:00頃。須崎は鍋焼きラーメンが有名で食べてみたかったがこの時間では早すぎる。
ここまで来るとすっかり晴れて青空になっていた。
須崎からは国道を行かずに、横浪半島の県道47号線を行く。高台から海が見えて景色の良い道路だった。

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横浪半島の県道沿いにある帷子埼の展望台から見る太平洋。足摺岬方向。

桂浜の駐車場は有料で入口で400円払う。広い駐車場は警備員がたくさん立って誘導している。10時少し前だが既に車がびっしりだ。

さすがに桂浜は有名観光地のようで、お土産屋や屋台がたくさんあって賑わっていた。

ここに来たのは高さ13mの坂本竜馬像が見たかったのだ。
実際に見るとデカい。坂本竜馬像はなぜか函館にもあるが、こうして高知まで来て実物を見ることができた。

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桂浜の坂本竜馬像。

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写真よりマイルドな表情の坂本竜馬先生。

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桂浜の風景。

高知の目的のもう一つは、チキンナンバンを食べること。
高知にはくいしんぼ如月というコンビニがあって、中で弁当も調理して売っている。弁当はホカ弁並みに種類があるが、ここの名物はチキンナンバンだ。
スマホで探すと桟橋通りに店があったので向かう。

店内のレジでチキンナンバンを注文して、お茶のボトルと一緒に先に会計する。あとは出来上がるまで店内の雑誌コーナーで時間をつぶせば良い。

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高知のご当地コンビニくいしんぼ如月。

一枚肉の鶏の唐揚げにマヨネーズ風味のオーロラソースがかかっている。
唐揚げはさっくり揚がっていて美味い。下に敷いているスパゲティも良い。

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くいしんぼ如月の名物、チキンナンバン(515円)。

高知市内は土佐電鉄の路面電車が走っている。せっかくだからちょっと乗ってみたい。街中も歩いてみたいので車を置くことにした。

高知駅の時間貸し駐車場に車を置いて、駅前から電車に乗る。

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JR高知駅。前回来たときは地平駅だったが今は高架になった。

10年前に高知に来たときはまだ地平駅で2階建ての駅舎があったが、今は高架駅になっていた。かつて駅舎やホームだったところは駅前広場になっている。高架になると街から駅が離れてしまうのはどこも同じ。

ところが駅前の電停は新しい駅のそばに移設されて、駅から連続して屋根もあって雨の日でも濡れずに電車に乗れるように便利になっていた。

電車は7分間隔で運転していて高知市内なら200円均一。はりまや橋で乗り換える場合は降車時に乗換券をもらえばその券で乗車できる。

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高知駅前から路面電車に乗る。

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3つ目のはりまや橋で下車。高知市中心部へはここが近い。

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はりまや橋で十字に交差する電車。

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はりまや橋。札幌の時計台、長崎のオランダ坂と並んで日本三大がっかり名所と言われているが・・・

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はりまや橋から西側へ続くアーケード街。

はりまや橋で電車を降りてアーケード街を歩く。人通りは多くて賑やかだ。神戸以来の大都会という感じがする。

ずっと歩いていくと、ひろめ市場の入口があった。市場と言っても中は屋台村のようにセルフサービスのフードコートになっている。

中に入ると料理とアルコールと人混みの熱気でムンムンしている。テーブルは満卓でどこの席でも昼から呑んでいた。

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屋台村になっているひろめ市場。

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さすがにGWとあって中は大混雑。

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かつおのたたきの実演販売。豪快に藁の炎で炙る。

かつおのたたきの店では人気店なのだろう、何十人もの行列ができていた。
魚屋では藁を燃やしてたたきの実演販売をやっている。一切れ試食してみるとうまい。
パック入りだけど塩たたきを1つ買った。

なんとか1人分の空席を見つけて、テーブルでたたきを食べたがこれが最高だった。
薬味はスライスにんにくとネギ、それに塩だけで食べた。藁で燻した風味が口いっぱいに広がって、にんにくも良くあってタレはいらない。塩だけで十分。
一切れが大きいのでボリュームもある。

高知でかつおのたたきを食べたら他では食べられないというのはよくわかる。
それにしても酒が飲めないのは残念至極。

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かつおの塩たたき(600円)。

はりまや橋から再び電車に乗って高知駅へ戻った。

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木の床がノスタルジックな路面電車の車内。

高知駅前の駐車場に置いてあった車に戻り、こんどは室戸岬へ出発する。ちょうど14時だった。

4車線の南国バイパスは高知の郊外になるにつれて交通量が増えてきた。高知ナンバーばかりなので休日に高知まで遊びに来て帰る車だろうか。

途中にあったセルフスタンドでガソリンを入れた。

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高知市内の国道32号線はしばらく路面電車と並走する。

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道の駅やす。真向いは土佐くろしお鉄道の夜須駅がある。

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室戸岬を目指して国道55線を南下。

途中で道の駅に寄ったりスーパーで買い物したりだったが、17時過ぎに室戸岬に着いた。

地図で見ると室戸岬は急な角度で尖っているので、断崖絶壁をイメージしていたが、実際来てみると磯がつづくだけの平凡な海岸だった。
灯台は山の上に建っていて、特に看板があるわけではないのでここが突端だと思わせるものは無かった。

台風でも来れば海は荒れ狂うのだろうが、今日は静まり返ったベタ凪。ここから見る夕日はきれいだろうな。

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室戸岬に到着。ベタ凪の太平洋。

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展望台から見た室戸岬と太平洋。

静かだし、人もあまり来ないのでここで夕日を見て車中泊するのも良いかなと迷ったが、やはり先へ進むことにした。
天気予報では明日は雨模様だったのと、明日はレンタカーを神戸で返却するので余裕を持っておきたかったからだ。

そんなわけで室戸岬を後にする。

四国最後の車中泊の場所は、道の駅宍喰温泉。その名の通り温泉付きの道の駅だ。
18:30頃に着いたが、駐車場に入ろうとすると警備員がやってきて駐車場は満車だという。温泉のあるホテルの裏側にも駐車場があるのでそっちに止めてくれとのことだった。

指示された駐車場は民家の真ん前で、ここで車中泊はどうかと思うような場所だった。
風呂に入っている間に道の駅の駐車場は空くだろうと思い、とりあえず温泉に入ることにした。

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道の駅宍喰温泉。温泉は隣のホテルリビエラししくいにある。

温泉から出るとすっかり暗くなっていた。車を道の駅の駐車場に移動させて今日の運転はおしまい。

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夜も車中泊の車でほぼ満車状態だった。









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2014年車中泊四国旅行記2日目 吉野川SA〜道の駅ゆすはら

◆2日目 2014/4/26
 吉野川SA〜窪川〜足摺岬〜中村〜四万十川〜道の駅ゆすはら 410km のルート


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朝5時半近く、東の空から朝日が昇る。

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いつの間にか駐車場は車中泊の車が増えていた。


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レンタカーのフィット。

朝5:20に明るくて目が覚めた。目覚まし代わりに、寝るときに目隠しのカーテンを1箇所開けておいたのだ。
車から出ると昨夜より駐車場の車が増えている。窓に目隠しをしてあるので車中泊の車はすぐにわかる。

デイリーヤマザキでパンとお茶を買ってきて朝食にした。
フロントガラスの内側はびっしりと結露している。出発前する前にしばらくエアコンをつけて曇りを取る。

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高知自動車道を南へ向かって出発。

6:30に吉野川SAを出発した。ここから高知自動車道の終点、四万十中央ICまで一気に南下する。
まずは足摺岬を目指す。

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道の駅 あぐり窪川。

四万十中央ICからは国道56号線になる。高速を下りてすぐのところにある道の駅あぐり窪川で休憩する。窪川はJR土讃線の終点だ。

中村から国道321号線に入り、土佐清水の手前で県道27号線に入る。
足摺岬に向かうこの県道は、地図で見ると足摺岬を回って一周する普通の道路のようだが、とんでもなく狭くて曲がりくねった道だった。

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足摺岬への狭い県道。

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足摺岬入口の看板。

茂みの中の狭い道路を抜けて視界が開けると足摺岬の駐車場があった。
駐車場は狭くてすでにたくさん駐車しているが、1台分空いていたのでそこに入れる。狭いところに無理やり入れたので車から降りるのも一苦労だった。

歩いてすぐのところに展望台があって、断崖絶壁の足摺岬と太平洋が一望できる。
灯台の立っているところが岬の突端で、そこまでは遊歩道が通じている。

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展望台からの風景。灯台が建っている断崖が足摺岬。

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遊歩道にいたネコ。野良猫だろうが人馴れしていた。

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足摺岬灯台。

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白一色のロケット形灯台は南国という感じがする。

足摺岬からの戻りは県道348号を通った。こちらはオール2車線で走りやすかった。

土佐清水まできたところで漁港のそばに足摺黒潮市場というのがあったので入ってみた。
土佐の海産物や珍味などがたくさん揃っていて見ていても楽しい。
奥は食堂になっていてテーブルは空いていた。ここで早めの昼食にする。

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土佐清水にある足摺黒潮市場。

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清水さばぶっかけ丼(1300円)

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朝に水揚げされた新鮮な生さば。最後は出し汁をかけてお茶漬けにする。

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港が一望できるレストラン。

国道321号を通って、中村まで戻ってきた。
ここは行政名は四万十市になるが、平成の大合併で今の市名になった。10年前に初めて来たときはまだ中村市で、駅名も中村駅なので四万十市と言われても何かピンとこない。

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土佐くろしお鉄道 中村駅。

知り合いの中村さんへお土産にしようと中村駅で入場券を買おうと窓口へ行くと、当駅はホームへは自由に出入りできるので入場券はありませんと言われた。
そういう問題じゃないと思うんだが。とにかく入場券は買えなかった。

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自由に入れる中村駅のホーム。停車中の列車は特急あしずり6号高知行。

中村から四万十川に沿って北上する。四万十川は人工の堤防やダムが無いので日本最後の清流とも呼ばれている。

川には集落ごとに沈下橋とよばれる狭い橋が架けられている。沈下橋とは増水時には水面下に没してしまうためこう呼ばれる。流されないように幅も狭く欄干も無いのが特徴になっている。

せっかくなので車でいくつか渡ってみたが、窓の下から川が丸見えなので怖かった。

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日本最後の清流と呼ばれる四万十川。

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四万十川に架かる沈下橋。

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高瀬沈下橋。欄干がないので車で渡ると怖い。

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沈下橋の上を行く車。

四万十川沿いの道は途中から国道441号線になる。基本2車線の道路なのだが、所々で1車線の狭隘区間になる。
すれ違いは待避所か、カーブのところが広くなっているのでそこで行うことになる。

地元の車の後ろを走ると、1車線区間は結構飛ばす。待避所やカーブの場所では徐行して対向車がいないか確認し、次の待避所までの狭い区間は一気に走り抜けるのが四国の走り方のようだ。

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時々狭隘区間になる国道441号線。

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一応国道の標識も立っている。

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映画「釣りバカ日誌」のロケ地になった勝間沈下橋。

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JR予土線の半家駅に寄り道。

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はげ駅。北海道の増毛駅とよく対比される。

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半家駅のホーム。無人駅。

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道の駅 森の三角ぼうし。ここから道を間違える。

国道381号線の突き当りに道の駅森の三角ぼうしがあった。ここは愛媛県鬼北町になる。

スーパーに寄って買い物をした。生鮮品や総菜は愛媛県寄りのものが目立つ。

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鬼北町の中心地にあるJR近永駅。

ここから国道320号線で梼原へ向かうはずだったのだが、どう間違えたのか441号線のほうへ来てしまった。
1車線の狭い道がずっと山のほうへつづいているのでおかしいと思って地図を見たら、この先はつづら折りのカーブが連続する峠道になっているではないか。

カーナビを見ると結構進んでしまっていた。ここで引き返そうかと思ったが、まっすぐ行っても遠回りして梼原へ行けるようだ。
この先の道がどうなっているかわからないが、とりあえずこのまま進むことにした。

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狭いトンネルに入る。

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トンネルを抜けたところでちょっと休憩。

峠を越えると梼原まではずっと2車線の道路が続いていた。やれやれだ。

予定より少し遅くなったが、無事に今日の車中泊地の道の駅ゆすはらに着いた。

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道の駅ゆすはらの駐車場は広いが全体的に傾斜している。

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道の駅ゆすはら隣の「雲の上の温泉」。

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「せまい日本そんなに急いでどこへ行く」の石碑。

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今日の夕食。鬼北町のスーパーで買った惣菜。

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道の駅ゆすはらの夜景。

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車中泊の車内。

ここの道の駅の隣には温泉があるので早速入ってきた。

車の中でまた惣菜を広げて夕食。缶ビールを2本飲んで横になったらそのまま眠ってしまった。












posted by pupupukaya at 14/06/14 | Comment(0) | 四国の旅行記

2014年車中泊四国旅行記1日目 札幌〜神戸〜吉野川SA

1日目 2014/4/25
札幌・新千歳空港 10:25 − スカイマーク172便 −12:20 神戸空港・三宮
三宮 − 吉野川SA


ことしのGWは大きく分けて前半と後半に分かれ、前半は飛び石連休となった。そんなGW前半の1日早く札幌を出発する。

今回旅行の行先を四国としたのは、札幌から関西方面の飛行機ならば結構安く行けること、前回初めて四国旅行をしてからちょうど10年経つのでいい機会じゃないかと思ったからだ。
前回は列車での旅行だったが、今回は車の運転ができるのでレンタカーで車中泊をしながら四国を回ることにした。


◆1日目 神戸〜吉野川SA 172kmのルート

より大きな地図で 2014年四国旅行記1日目 を表示

関西方面への旅行ならばLCCのピーチが格安なのだが、関西空港発着なので四国へは大阪湾をぐるっと遠回りになることや手荷物預けも有料になるので、今回は神戸発着のスカイマークとした。

車中泊旅行なのでコンロでお湯くらいは沸かしたいところだが、飛行機は燃料やコンロ類は一切持ち込み禁止なので、これは現地調達して現地で処分するしかない。
寝袋やランタン、夜用の厚手のジャージなどで結構な荷物の量になった。これでも相当荷物は減らしたのだが、寝袋が嵩張る。キャリーバッグ1個には納まらず、リュックに寝袋を押し込んだ。手荷物預けは2個までならば無料になるが、これ以上荷物は増やせれないので、お土産もあまり買えなさそうだ。

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神戸行スカイマーク172便の表示。

出発日は天気も良く、いつもならワクワクしながらの出発となるが、今回は初めて走る道ばかりとあって無事帰ってこれるかと不安でもあった。

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飛行機まではボーディングブリッジではなく、階段を下りたところからバスに乗車する。

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バスを降り、タラップを登って飛行機に乗る。

神戸までは約2時間のフライト。格安航空なので機内サービスは無いが、ずっと快晴で下界の景色が良く見えた。隣席も空席で快適だ。
機内誌の地図と下界の景色をずっと見比べていたら、あっという間の2時間だった。

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岩木山の上空。

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神戸空港に到着。

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神戸空港から三宮へポートライナーに乗車。

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神戸の中心地三宮駅。JRだけは三ノ宮駅になっている。

神戸空港からポートライナーに乗って三宮に着いた。ちょうど13:00。
レンタカーは三宮駅から近いニッポンレンタカーで17:00から予約している。それまで神戸観光でもしていよう。

駅のコインロッカーに荷物を預けて、ガード下にあったカレー屋で昼食にする。「スズメバチカレー」といって、大阪の激辛カレーで有名だが、こんなところにあるとは思わなかった。
たしかに刺すような辛さだったが、さほどのことではなかった。

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スズメバチカレー(900円)。

16:00頃には三宮駅前にもどってきたいのであまり遠くへは行けない。
まずは、三宮から歩いて北野異人館へ行ってみる。とりあえず道路にあった看板通りに行って急な上り坂を登る。天気は良いが、暑くは無い。さっきのカレーのせいで汗だけが異常に噴出した。

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北野異人館街の急坂。

坂の一番上まで登ったところに案内所があって、ここから先は有料になる。
チケット売り場で全館セット券が3500円というのを勧められるが、そんなに時間はないし、それほど興味があるわけではないし・・・。

1時間くらいでおススメの場所を聞くと、うろこの家と山手八番館というのを教えてもらった。係員の説明は手際が良い。2館のチケットは1400円と結構いい値段だ。
ここで引き返すのももったいないので、言い値のチケットを買うことにした。

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うろこの家。もともとは外国人向けの高級借家。

別に外から見るだけならばチケットを買う必要がなかったと気が付いたが、とりあえず中に入る。
それにしても関西人は商売が上手い。坂の下ならば入るかどうか迷うところだが、坂の一番上にチケット売り場があれば少々高くても入るしかないではないか。

1400円の入場料は坂を登る前ならばやめていただろうな。
いや、商売はかくあらねばならぬ。これに比べて北海道の観光地を思えば本当に北海道人は商売ベタだ。

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うろこ状の外壁からこう呼ばれるようになった。

うろこの家は明治時代に外国人向けの高級借家だった建物で、館内は当時の高貴な外国人の生活が再現されていた。
アンティークな家具や置物はどれも格調高い。2階の出窓から神戸の街を眺めていると、この家の主になった気分だった。

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格調高いディナーのテーブル。

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この部屋の主はなかなかの趣味人のようで。


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2階の窓から見た庭。

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出窓から神戸の街を眺める。

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庭の奥になぜか大仏の頭があった。

おすすめされたうろこの家は良かった。続いては山手八番館。

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山手八番館の庭。

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座ると願い事が叶うサターンの椅子。右が女性用、左が男性用。

この家の主は相当にオリエンタリズムな趣味がおありなようで、家中に仏像や彫刻が飾ってあった。

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何やら神妙な仏頭。

2軒だけだが異人館は楽しめた。1400円の価値はあったと思う。平日で人が少なかったのも良かった。

坂を下ると広場があって、ここは観光客で結構賑わっていた。
さらに坂を下って、三宮へ戻ってきた。まだ時間があるので、アーケード街を歩いて南京町へ行く。

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北野町広場。

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南京町入口の長安門。

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立ち並んだ中華料理の店。

南京町の中華食材の店で、珍しい食材や調味料を買いたくなったが、まだ旅のはじまりなのであきらめる。
帰りもまた神戸に戻ってくるし。

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店頭で売ってる中華まんじゅうなど。

17:00に駅からキャリーバッグを引きずってニッポンレンタカーへと向かう。駅からは歩いて5分ほど。

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駅から歩いてレンタカー屋さんへ。

レンタカーはフィットを予約していた。Sクラスで車中泊ができる車はこれくらいだろう。
ワンボックスやミニバンならば最適だが、何より料金が高くなる。1人旅なのでフィットで十分だ。

出発する前に車の説明を受けるが、今の車は色々変わっていて戸惑う。まずキーがない。いやキーはあるが、差すのではなくて持っていればボタンを押すだけでエンジンがかかる。あと、ブレーキをかけて止まるとエンジンも自動的にストップする。ブレーキから足を離すとまた自動的にエンジンがかかる仕組みだ。

慣れるまでしばらくそこら辺を走ろうかと思ったが、この辺りは一方通行で狭い道ばかり。
出発してすぐに生田川ICから阪神高速に入った。レンタカーにはETC車載器が付いているので、高速料金はすべて自分のETCカードでの支払いになる。

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阪神高速を走る。

初めて阪神高速を走るが、やたら曲がりくねっているという印象で別にどうということも無かった。夕方のラッシュには早いのか、スイスイ走れた。
それよりも行先を間違えるのが怖い。間違えても山陽道と瀬戸大橋経由でも行けるので大丈夫なのだが。

カーナビの設定をする暇も無く出発したので、とにかく淡路と徳島、この2つを頭の中で唱えながら運転する。

ぐるぐる巻きの垂水JCTなど、どうなることかと思っていたが、無事通過して明石大橋が見えてきたらすこし安心した。

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明石海峡大橋を渡る。

明石海峡大橋を渡ると淡路島。さすがに日本最大の島だけあって長い。
日が傾いて、行く手の空は夕焼けになっていた。

鳴門大橋を渡って四国に入る。この頃にはだいぶ薄暗くなってきた。鳴門ICからは高松道になるが、次の板野ICで下りる。
神戸淡路鳴門道から高知方面へは高速道路がつながっていないので、ここから徳島道の藍住ICまでは県道を走ることになる。

県道の途中で今晩の夕食などを買いにキョーエイというスーパーに寄った。
旅の途中でスーパーに寄るのは楽しい。その土地ならではの食材や惣菜を見つけることができるからだ。

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買い物に寄ったキョーエイ藍住店。

買物は惣菜とビール、あと水など。
スーパーの外に出るとあたりはすっかり暗くなっていた。

さて、今日の宿泊地となる吉野川SAまであと一息。藍住ICから走る徳島道は片側1車線。通過するICごとに車が少なくなってくる。

街灯も無いので真っ暗。前後に車は無く、ライトはハイビームにしていないと見えなくて怖い。

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すっかり暗くなった片側1車線の徳島自動車道。

吉野川SAに着いたのは20時近くだった。連休中は混雑するのだろうが、広い駐車場はがら空きだった。
デイリーヤマザキが24時間営業していて車中泊するには最適だ。
ここからハイウェイオアシスに通じていて、美濃田の湯という温泉がある。

車を止めると早速温泉へ入ってきた。入浴料は600円。ここもがら空きで、露天風呂やジェット風呂など楽しめた。

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吉野川ハイウェイオアシスにある美濃田の湯。

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吉野川PAはコンビニのデイリーヤマザキ併設。24時間営業なので便利。

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夜9時頃の駐車場。

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時々高速バスが休憩のためにやってきて、その度に乗客がぞろぞろと降りてくる。

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藍住のキョーエイで買った夕食。

風呂から車に戻って、テーブルにスーパーで買ってきた惣菜を並べて夕食にする。穴子の押し寿司、阿波尾鶏のり塩唐揚げ、蒸したこ。蒸したこは柔らかくて美味しかった。

外を見ていると時々観光バスや高速バスが止まって、トイレ休憩なのかその度に乗客がぞろぞろと降りてくる。駐車する場所を間違えると、自分が寝ている車の脇をバスの乗客が通り過ぎることになるので、車中泊のときは駐車する場所を選ぶ必要がある。











posted by pupupukaya at 14/06/14 | Comment(0) | 四国の旅行記
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