ペーパードライバー克服への道

威張れた話じゃないが、私はペーパードライバー歴14年です。

5年くらい前に一度ちょっとだけ運転させてもらったことがある。狭い道で、後ろに何台もの車がぴったりとついてきて、1km位走ったところでギブアップした。

今の会社に勤めるようになってから、通勤で車を使うことはなく、仕事上も特に運転は要求されもせず、車の運転とは程遠い生活が続いた。住居も都心近くの交通至便な所だし、旅行好きだが行先は大抵JRや飛行機で済むところばかりなので、プライベートでも車は必要なかった。
また、お金は好きな旅行につぎ込んでいたというのもあって、車に使うお金は無かった。

東京あたりならともかく、都会の札幌でも男性であれば車の運転ができるのが当然で、周りも免許があって運転できないのは自分くらいで、情けない話だが乗っけてもらうだけの立場がずっと続いていた。
ゴールドの帯の付いた免許証は高い身分証明書以外の何物でもない。

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   ←高い身分証明書


何年か前からペーパードライバーから脱出したいと思っていたのだが、免許があるとはいえ、いきなり公道を走るのはさすがに無謀すぎるだろう。
それに、長年乗っていなかったのでどれ位運転できないかすらわからなかった。

とにかく練習するしかないのだが、周りに車の練習を付き合ってくれる人もなく、かといっていきなりレンタカーで1人で運転するのはためらった。

教習所でペーパードライバー教習をやっているのは知っていたので、会社近くの自動車学校に電話すると、ペーパー教習は教習車の空きがある時しかやっていないという。市内でも人気の自動車学校のようで、たまに思い出して電話してみるも、今は空いていないとつれない返答だった。

もっとよく探せばよかったのだが、別に今すぐ必要というわけではないので、断られるとそのまま忘れてしまっていた。

そんなこんなで何年も過ぎて行った。環境のせいにするのはアレだけど、とにかく車を運転する必要が今の生活環境では全くと言って良いほど、無かった。

そんなある日、また自動車学校に電話してみると、ペーパー教習やっているという。土日しか行けないというと、明日の土曜ならできると言われた。
いきなりだが、せっかくのチャンスなので申し込んで予約を入れた。

つづく

posted by pupupukaya at 12/10/12 | Comment(0) | 2012年 ペーパードライバー克服

ペーパードライバー克服への道 1日目

いよいよ自動車学校でペーパー教習を行うことになる。
土曜日11時からなので自宅から40分ほどかけて歩いて行った。
歩きながら覚悟というか心の準備をしていた。
それほど大げさなことでは無いのだが、なんせ14年という歳月は車の運転操作方法を記憶から消え去ってしまっていた。正直、実際運転してみるまで、どれくらい覚えているのかが見当もつかないのだ。

イオンの屋上が教習コースとなっている所で(場所バレバレ)エレベーターで5階に上がると受付がある。
昨日の電話で、氏名、生年月日、住所は伝えていた。料金は1回4,830円をその都度受付で払い、何回受けても、いつやめても良いと言われていた。

受付でペーパー教習で来たと名前を告げると、教習原簿と配車券の入ったクリアファイルが渡された。11時になったら4階に下りて、書いてある番号の車に乗っているように言われる。
すごく簡単な受付だった。

時間までロビーの椅子から、コースを見下ろしていると、ほうやっているなーと思った。
コース内は結構混んでいて、20台くらいの教習車がぐるぐる走り回っていた。昔、教習所に通っていた頃を思い出した。

今はどうかわからないが、どうも私の年代では自動車教習所と言うとあまり良いイメージが湧かない。
教官に怒られながら、嫌味の一つも言われながら毎日冷や汗をかきながら通っていたと言う人も多いだろう。

11時近くになり、走っていた教習車が次々と戻ってきた。次は自分の番だ。
教習から戻ってくる人は大学生くらいの若い人が多い。皆明るい表情をしている。


指定された番号の車の助手席に座って待っていると、先生がやってきた。わりかし年配の人で、良く言えばベテランそうな、悪く言えばとっつきにくそうな印象だった。
やってくると先生は「おはようございます、今日から教習をします○○です」と言った。随分と礼儀正しくてちょっと驚いた。

14年間運転していないのと、どれくらい忘れているか実際運転してみないとわからないと伝えた。

「とりあえず動かしてみましょうか」
「え?・・・」

まずエンジンのかけ方から教えてもらい、アクセルを踏んでおそるおそるコースに出る。10km/h位のスピードだが、何とか周回コースに乗った。
コーナーでハンドルを切るがなかなか思うようにはいかず、ハンドルを戻しすぎたり、手バッテンになったりとそのたびに混乱しそうになる。横に先生がいるのでそのたびに修正してくれ、ハンドルの持ち方を教えてくれる。
それでも3周したら何とか普通に走れるようになった。

14年経っても体が操作方法を覚えていたのは意外だった。こんなことならもっと早く始めていれば良かった。
周回ができるようになると今度は交差点の右左折。ウインカーの出し方とか、うわー覚えているよ。けっこうまだふらついたりっするけど。

上手くできると先生は「そうです、その調子です」「すばらしい」とか褒めてくれるので嬉しい。
最初はハンドルの切り方とか頭で考えながらやっていたが、だんだん感覚で操作できるようになってきて、楽しいと思えるくらいに余裕がでてきた。

50分の教習時間が終わり、次回はいつにしますかと聞かれ、基本昼間しかやっていないので土日しか来れないというと、来週の土曜にということになった。

次回は実際に路上を走りましょうと言われた。
1日コースを回っただけで次は路上とは少し怖いが仕方ない、やるしかない。

こうして1回目の教習は終わった。

つづく
posted by pupupukaya at 12/10/13 | Comment(0) | 2012年 ペーパードライバー克服

ペーパードライバー克服への道 2日目

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土曜日、今日は2回目のペーパー教習の日になる。
前回の運転から1週間経つが、当然車の運転は全くしていない。ていうか車に乗ってすらない。

14年ブランクがあっても先週あれだけやれたんだからそう心配することは無いのだが、それでも心配になる。

前回同様歩いて自動車学校へ。出るときは晴れていたのだが着くころには雨降りになっていた。
練習するならコンディションが悪いほうが良いのだろうけど、雨の中運転するのは嫌だなあ。

受付で料金を払い、教習原簿を受け取る。

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時間になり車の運転席に乗っていると先生がやってきた。
「それではコースを1回回ってから外に出ましょうか」

前回同様恐る恐るコースに出て1周する。1回ハンドル切るのをとちったが外に出ることになった。

屋上のコースから地上へは下り坂のスロープで通じている。ライトを点灯するように言われ、ライトはどれだと探していたら右側を走っていた。あぶない・・・

外に出てすぐの信号を右折するよう指示される。ウインカーをつけて信号が青になるのを待つ。
信号が青になり右折すると、すぐに道路工事をやっていて、しかも次の交差点の先は片側交互通行になっている、もうーーー!
前に一般車がいるのでその車に続いて何とか通り抜けた。今度は左折して西18丁目通りへ。土曜なのでこの辺りはガラガラだと思っていたが、意外と交通量が多い。
4車線の道路は基本左車線走行なので、路駐車両とかがあると車線変更しなきゃならない。
右ウインカー出して「今行ってもいいですかぁ!?」「譲ってくれてますから行ってください」後ろの車への挨拶は先生がやってくれた。
「目の前だけでなく1丁2丁先も見越して運転したほうがいいですよ」

時々、肩に力が入っていると自覚すると、意識して力を抜くようにした。

南1条から西20丁目通りへ。このあと環状通りを南14条まで行ったのだが、どうやって環状通りに出たのかわからない。
この辺の道は詳しいはずなのに、時々どこを走っているのかわからなくなる。

石山通を走って、またあちこち右左折して北大通りへ。車の少ない4車線の道路は楽だが、そういうところに限って自転車が飛び出してきたり油断ならない。

40分ほど街中を走ってきた。
「先生どうでしょうか、一人で走れそうですか?」
「今日、ずっと一人で走ってきたじゃないですか」
「・・・・・」
「いつまでも教習ばかりやっていると逆に二人でないと運転できないようになってしまいます」
「不安なら横に人形でも乗せてみたらどうですか、ハハハ」
「ハハハハハ」

確かに、今日一応路上を走ってきたわけだし、免許があるのだからいつかは1人で練習しなければならない。

2回の教習でだいたい感覚も戻ったので、明日レンタカーでも借りて練習しようかと思った。

次回の教習は来週土曜ということで、次回は車庫入れの練習をお願いして終了となった。

つづく
posted by pupupukaya at 12/10/20 | TrackBack(0) | 2012年 ペーパードライバー克服

ペーパードライバー克服への道 3日目

遅かれ早かれいつかは1人で練習しなければならない。
自動車学校から戻ったら早速レンタカーを翌日の9時から予約した。

翌日、歩いて近所にある山鼻のトヨタレンタリースに行くと店の事務所の前にヴィッツが停めてあった。どうやらこれが私の運転する車のようだ。

カウンターで一通りの説明を受ける。レンタカーを借りるのは初めてではないのでシステムは分かっている。ただ、運転するのが自分だというのは初めてだ。
クレジットカードで免責保障込みで6,300円支払う。一応6時間、15時までの予約を入れていたが、閉店の20時までは同じ料金だといわれたので20時までに延長してもらった。といっても、明るいうちに返却するつもりだが。

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←1人初運転のヴィッツ
 操作性も良く練習にはおススメかも



車に乗ってまずは天下の国道230号線、石山通に出なくてはならない。日曜のこの時間はまだ交通量が少ない。出口の所に柱があって、これに擦らないか冷や冷やしたが、なんとか出れた。

車の交通量は少ないが、すごく緊張する。ハンドルを握る手の平が汗でびしょびしょだ。とりあえず最初の交差点南11条を左折する。しばらくはこのあたりをぐるぐると回って練習する。
途中で初心者マークを張った花屋の軽ワゴンを2回ほど見かけた。お仲間と見受けた。

1時間くらい走っていたらだいぶ慣れてきた。

石狩の工業団地あたりなら練習にいいかなと思い、石山通りから新川通りに入ってをひたすら直進する。片側3車線の道は真ん中の車線を走ると障害物も無く走りやすい。

工業団地まで来たが、さすがに道路は広く車もほとんど走っていないが、つまんない。
花川→追分通り→北1条通り経由でまた都心まで戻ってきた。北1条通りのアップダウンの坂のあたりは皆スピードを出すし怖かった。

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車線数の多い所は意外と運転は楽


ちょっと小休止したいと思うのだが、駐車場に停めるなんてまだ出来ないので停めれそうな広い駐車場を探すが、中々無い。郊外のショッピングセンターの駐車場の隅にならなんとかいけそうなので、また郊外方向に行こうかと考えたが、何のことは無い西線のツルハドラッグの駐車場がちょうどいい感じで空いていた。

ここでトイレを借りて、飲み物も買った。
一休みした後、今度は実家に寄る。

ここまで1人でレンタカーを運転してきたというと両親は驚いた。
たしか初心者マークをとっておいたはずで、探すと見つけた。
後ろと前に初心者マークをしっかり貼ってまた練習する。

そのあと小林峠や豊平川通りなどを走った。3〜4時間走っているとだんだん運転も板についてきた。結構楽しい。1人運転しながら「ヒャッホー!」と叫んだりルンルン気分だ。
当面、毎週末はレンタカーでドライブとなりそうだ。

4時近くなるとだんだん薄暗くなってくる。暗くなる前には返却したい。
レンタカーはガソリン満タン返しなので、ガソリンスタンドを探して山鼻あたりを走るが、こういうときに限ってセルフとか入りずらいところしか見つからない。

入りやすいエネオスのスタンドがあったのでそこで給油する。
借りるときにガソリンの領収書をもらってくるように言われていたので、領収書をくださいというと、宛名はどうします?と聞かれた。
「レンタカー屋で領収書をもらってくるように言われた」というとレシートでも大丈夫と言われた。

石山通から左折で入って、どこに停めたらいいかわからないので適当なところに停めて、返しにきましたと言うと、キズが増えてないか確認があって終了となった。

週末はレンタカーで練習しよう。楽しくもあるし。
お金はかかるが仕方がない。この世の中にタダの物なんか無い。
posted by pupupukaya at 12/10/21 | Comment(0) | 2012年 ペーパードライバー克服
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