2012年チェコ鉄道旅行記3 ミュンヘンからバスでプラハへ

ミュンヘン中央駅 7:50−Bus1151−12:29 プラハ本駅 

明るくなって目覚めると外は雨模様だった。

昨夜あれだけビールを飲んで寝たのに、あまり良く眠れなかった。

テレビをつけると、ニュースのような情報番組をやっている。天気予報では、3日までチェコ方面は雨となっていた。
天気ばかりは誰にもどうにもならない。
またもこうつぶやいた。
「大丈夫だ・・・俺は晴れ男だ、必ず晴れる」

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朝の天気予報
雨マークが目立つ


6時半に1階のレストランへ行く。正確には1階ではなくて、ドイツでの1階は2階のことで、一番下の階は地上階というのだが、とにかくその地上階のレストランへ行く。

まずはコーヒーを飲もうと、コーヒーカップを持ってコーヒーメーカーらしい機械のボタンを押すと出てきたのはオレンジジュースだった。

コーヒーは後にして、皿にハムとチーズ、野菜などを盛って席についた。パンもいくつか取ってきた。

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ホテルの朝食
コールドビュッフェかと思ってた


パンはガチガチに固くて、中身も締まっている。手でちぎるにも噛むのにも力がいるが、しばらくこっちに滞在していると日本のフワフワのパンじゃ物足りないと思ってくる。

しばらくするとレストランの係りの人がやってきて、コーヒーポットをテーブルに置いた。
オレンジジュースの入ったコーヒーカップは下げてもらった。
「サンキュー」いうと「ユーウェルカム」と言われた。

簡素なコールドビュッフェかと思っていたら、あとから来た人がビュッフェスタンドの蓋を開けて、ソーセージとスクランブルエッグを取っていた。全然気がつかなかった。

コーヒーポットはたくさん入っていて、何杯も飲めて良かった。

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明るい朝食のレストラン


ホテルは7:30にチェックアウトして、プラハ行きバス乗り場へ行く。場所はホテルのすぐ斜め向かい。
中央駅の北口横は長距離バスや空港バスの発着場所になっている。
バス停の標識に「Expressbus Prag」と表示してあるのですぐにわかった。

バス停の周りにはプラハ行きバスの乗客が集まっている。
4時間以上の乗車に備えてか、タバコを吸っている人が多い。このあたりだけ煙たい。

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ミュンヘン中央駅のプラハ行きバス停
この付近は場末の雰囲気漂う


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プラハ行きDBバス
セトラ製2階建て高級バス


ミュンヘン・プラハ間の直通バスはDB(ドイツ鉄道)による運営になっていて、同区間は4往復の便がある。日本のJRバス、国鉄バスみたいな鉄道の自動車線のような位置づけで、トーマスクックの時刻表にも列車と同じ頁に載っている。
バス停の時刻表にはユーレイルパスでも事前予約すれば乗車できるようなことが書いてあった。

プラハ行きバスはもう1社あって、DBバスより値段は安いのだが、郊外のターミナルに発着しているので不便だ。ただ、そっちは夜行便もある。


プラハ行きのバスがやってきた。2階建てバスで、デカイ。1階が1等席、2階が2等席になっている。
運転手は2人乗っていて、そのうちの1人が後部のトランクを開けた。乗客たちは皆チケットを見せて自分の荷物を預けている。
ドイツでバスに乗るのは初めてなので、ほかの人のを真似するしかない。チケットを見せて荷物を預けるとケースに飛行機の時のようなタグを付け、チケットには預り証のシールを貼った。

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荷物は後部の荷物室に預ける



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2階建てなので天井が低い
座ってしまえば快適


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2階席の目線


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しばらくは市内を走る オリンピック塔の近くも通る


ミュンヘンとプラハの間には鉄道もあるのに何でバスにしたかというと、『ヨーロッパスペシャル』という割引チケットがあったからだ。
普通にチケットを買うと、ミュンヘン・プラハ間の片道運賃は61ユーロだが、これだと29ユーロで半額以下になる。

ドイツ鉄道のHPでプラハまでの時刻を調べていたら見つけて、そのままオンラインで予約してしまった。クレジット決済で、チケットは自宅のプリンターで印刷するだけでOK。

ちなみに鉄道だと直通列車が2往復あって、65.9ユーロ。所要時間はバスが4:39、鉄道だと5:50になる。

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DB(ドイツ鉄道)のオンラインチケット


ミュンヘン市内を抜け、高速道路に入ると2人いる運転手の1人が車内を回ってチケットのチェックを始めた。オンラインチケットの人が多くて、照合に時間がかかるのでなかなか進まない。

自分の番が来たので、プリンターで印刷したチケットと決済に使ったクレジットカードを渡す。機械にカードを入れて、チケットのQRコードを読み取るとスタンプを押して返してくれた。

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運転手は2人乗務で途中交代する そのうちの1人がチケットのチェックを行う


車内前方の席はほぼふさがっているが、後方は空席がある。

2階席は眺めも良いし、静かだ。
ドイツの高速道路といえばアウトバーンといって、速度無制限で飛ばし放題と思っていたがそうでも無かった。120km/h制限の標識があって、ぶっちぎりで追い越して行く車も見なかった。

高速道路は大型トラックがやたらと多い。トラックは80km/h制限なので、前をトラックが走っていると車線変更をしてトラックを追い越して行く。その度にゆらゆら振れるので、弱い人は車酔いするかもしれない。

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赤い屋根と教会の塔がドイツの田舎らしい


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車窓は麦畑か牧草地ばかりで単調


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方面標識にPrag(プラハ)の文字も現れた


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大型トラックを次々と追い越す


景色はずっと単調で、国境付近に丘陵地帯があったくらいで、バスは高速道路をひたすら走る。

突然バスはサービスエリアに入っていって停車した。運転手の交代のための停車らしい。しばし休憩タイムで運転手はタバコを吸いに降りる。乗客は降りることはできない。
5分くらいでまた出発した。

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プラハ市内に入った




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ヴルタヴァ川


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踊っているように見える『ダンシング・ビル』
プラハの街中は観光名所だらけ


プラハ市内に入ってから若干渋滞に巻き込まれたが12:25ほぼ定刻にプラハ本駅の正面に着いた。
バスを降りて、乗るときに預けた荷物を受け取る。

バスの着いた本駅の駅舎はすごく古い建物だった。中に入ると階下へ降りるエスカレーターがあって、駅のコンコースに繋がっていた。

本屋があったので、プラハの地図をあれこれ物色し、使いやすいのを選んで買う。

プラハのホテルは本駅からは直通のトラム(市電)があるので、まずは切符を買わなければならない。

地下鉄の乗り場に券売機があるのだが硬貨専用になっている。買いたいのは1日乗車券で、110コルナなのだが、プラハについたばかりで小銭はとてもそんなに持っていない。

どこかに売っていないかと探したら、2つある地下鉄乗り場の1つの窓口が空いていて、切符を売っていた。
「ワンディチケット−ワン」と言ったら通じた。

さて、ホテルに向かおうと外に出ようとしたら、いつの間にかすごい雨になっていた。傘をさしてもずぶぬれになるような降り方で、さすがにこれでは止むまで待つしかない。

仕方ないので駅の中を見物することにした。明後日の朝はこの駅から列車に乗る予定なので下調べも兼ねて。

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駅の正面は公園になっている
土砂降りの雨で外に出られない


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プラハ本駅の構内
赤い天井が印象的


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発車案内を見上げている人たちは、自分の乗る列車の番線を表示されるのを待っている


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プラハ本駅の地下鉄乗り場
自動改札機が並んでいるように見えるが、ただの柵


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駅構内にただ1箇所あった地下鉄のきっぷ売り場窓口




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posted by pupupukaya at 00:00 | Comment(5) | 2012年 チェコ鉄道旅行記