2012年チェコ鉄道旅行記 もくじ

2012年チェコ鉄道旅行記のルート
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2012年チェコ鉄道旅行記 〜出発前

1,成田空港−ミュンヘン空港 ANAの直行便で

2,ミュンヘン到着〜夕方のビアガーデンへ

3,ミュンヘンからバスでプラハへ

4,プラハ観光1日目

5,プラハ観光1日目 ビアレストランなど

6,プラハ観光2日目 レトロトラムなど

7,プラハ観光2日目 チェコビールフェスティバルなど

8,プラハ観光2日目 プラハ本駅など

9,プラハ観光2日目 旧市街など

10,スーパーシティ列車でオロモウツへ

11,オロモウツの街・トラムなど

12,オロモウツからブルノへ列車移動

13,ブルノ市内を走るトラム

14,ブルノ市内を走るトラムその2

15,R660列車チェスケー・ブディェヨヴィツェまで

16,世界遺産の町チェスキー・クルムロフへ

17,チェスケー・ブディェヨヴィツェ

18,チェコからリンツへの国際ローカル列車

19,リンツの街・トラムなど

20,レールジェットでミュンヘンまで

21,ミュンヘンはドイツ博物館へ      

22,ミュンヘンはやっぱりビアガーデン

23,帰国、札幌まで



〜おまけ〜

チェコ鉄道旅行記 旅の決算
      
posted by pupupukaya at 12/08/12 | 2012年 チェコ鉄道旅行記

2012年チェコ鉄道旅行記 〜出発前

2012年チェコ鉄道旅行記のルート
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2012年チェコ鉄道旅行記の旅程

1日目:5/31 新千歳空港発 成田空港乗継 ミュンヘン空港到着 電車で中央駅まで移動 (ミュンヘン泊)
2日目:6/1 ミュンヘン中央駅からバスでプラハへ 同市内散策 (プラハ泊)
3日目:6/2 プラハ市内散策 (プラハ泊)
4日目:6/3 プラハから鉄道でオロモウツへ 同市内散策後 鉄道でブルノへ (ブルノ泊)
5日目:6/4 ブルノ市内散策 (ブルノ泊)
6日目:6/5 ブルノから鉄道でチェスケー・ブディヨヴィツェ乗継でチェスキー・クルムロフへ 同市内散策後バスでC・ブディヨヴィツェ へ移動 (C・ブディヨヴィツェ泊)
7日目:6/6 C・ブディヨヴィツェから鉄道でリンツへ 同市内散策後鉄道でミュンヘンへ (ミュンヘン泊)
8日目:6/7 ミュンヘン市内散策 夕刻電車で空港へ ミュンヘン空港発 (機内泊)
9日目:6/8 成田空港着 バスで羽田空港へ移動 羽田発 新千歳空港到着



今年(2012年)の旅行は少し資金も貯まってきたことだし、海外にしようかと思っていました。
しかも空前の円高ドル安ユーロ安。

自分はどうも気に入ったところに何度も行くという習性なので、またヨーロッパ方面かなといろいろ考えて、ネットで格安航空券を探していました。

ANAの『ヨーロッパ スーパーエコ割』というのがあって、新千歳空港発着で5万4700円というのを見つけ、予約してしまいました。4月初め頃のことです。
実際は、サーチャージ4万7600円のほか空港使用料、出入国管理税、発券手数料で支払総額は11万8130円になってしまいました。

なお、6月出発分からは料金が倍近くなるようで、またサーチャージもこれもまた倍値上げのようで5/31出発というのはすべりこみセーフといったところです。

この時点で、まだチェコに行くつもりはありませんでしたが、色々調べているうちにチェコの美しい風景や街並みに取りつかれ、チェコをメインにして行くことに決めました。

チェコは国民1人当たりのビール消費量世界一のビール大国であることも今回のチェコ行きを後押ししました。

ホテルはインターネットの宿泊予約サイトで探しました。今回予約に利用したのはbooking.com、オクトパス、agoda.comです。同じホテルでも予約サイトによって料金が違うことも知りました。

列車の予約は基本的に不要ですが、ミュンヘン−プラハのバスとリンツ−ミュンヘンの列車だけは、事前予約で大幅に割引になる『ヨーロッパスペシャル』というチケットがあったので、ドイツ鉄道(DB)のWEBサイトからオンラインチケットで購入しました。

今はインターネットのおかげで、海外旅行でも個人でオンライン予約・購入できるので大変便利になりました。極端な話、ネット環境、パスポート、クレジットカードさえあれば世界中どこでも行けそうです。

現地通貨はユーロのほかチェココルナが必要ですが、基本的に現地のATMで引き出すことにしました。クレジットカードの海外キャッシングが便利なのですが、持っているカードに付いて無かったので新生銀行に新たに口座を作りました。ここのキャッシュカードは世界中のATMで自分の預金を引き出せるので便利です。

久々の大旅行にワクワクしていました。旅行は作っている時が一番楽しいと言いますが、そうかもしれません。



2012年チェコ鉄道旅行記 もくじ
posted by pupupukaya at 12/08/13 | Comment(0) | 2012年 チェコ鉄道旅行記

2012年チェコ鉄道旅行記1 成田空港−ミュンヘン空港 ANAの直行便で

新千歳空港 7:50−ANA NH2152便−9:25 成田空港
成田空港 12:05−ANA NH207便−ミュンヘン空港 


旅行中の天気予報を見ると、ドイツ南部・チェコ地方の天気は雨マークばかり。旅立ち前から気持ちが凹むが、天気ばかりは心配したところでどうにもならないし、「俺は晴れ男だ、必ず晴れる」と思い込むことにしました。

今回のドイツ・チェコ行は格安飛行機ではめずらしく、成田からミュンヘンまで直行です。乗継便で、乗り継ぎ空港の雰囲気にふれるのも楽しいですが、時間が大幅に短縮になる直行便はやはり便利です。

まずは札幌駅6:13発の普通列車で新千歳空港まで。ミュンヘン空港到着予定時刻は日本時間で午前0:15
ほぼ丸1日がかりで行けるとは意外と早ような気もします。

飛行機はすでにチェックイン済なので、空港では機内預けの荷物と引き換えに搭乗券を受け取れば手続きは終了です。

早朝の空港は土産物屋もまだ開店準備中で見るところも少なく、ちょっと早いですがセキュリティゲートへ。


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成田行の機内
乗客はほぼ100%海外行きだろう


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ミュンヘンまでの搭乗券


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搭乗開始


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晴天なので下界がよく見える
仙台付近


ひとまず成田空港第1ターミナルに到着。
成田空港へ来るのはこれが初めてで、乗り継ぎ時間が3時間近くあるので空港内の見物でもしようかと少し歩き回ってみたが、これというのは無かった。
ショッピングモールでもあるのかと思っていたがそのようなものは無いようだ。
どこかにあったのかも知れないが、日本の玄関口としては少し寂しいように思えた。

成田空港でもう一つやっておかなければならないのが両替で、現金はATMで現地通貨で引き出すつもりだったのだが、やはり到着して当座のお金は持っておかないと心細いのでユーロ2万円分とチェココルナ5千円分両替することにした。

両替所はレートの良い店を事前に調べてきていたので、その店に行くと長蛇の列。ほかにも両替所はいくつもあって、そっちは閑古鳥状態だ。

20分くらい並んでやっと自分の番になった。1ユーロは102.7円なのはさすがに大行列の店だけはある。(後日クレジットカードの換算レートでは1ユーロ102.2円だった)しかし1チェココルナ4.64円はチト高い。(後日のクレカ換算では3.85円)
マイナーな通貨は高め設定なのだろうか。

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成田空港第1ターミナル



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両替所はたくさんあるのだがこの店だけ大繁盛だった


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世界各地の地名が表示された出発便案内
いいね、こいうのいつまでも眺めていたい

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ここから少し先はもう外国で「いってらっしゃいませ」の一言が重く感じるのは私だけ?



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ミュンヘン行きの便の周辺だけは人だかりができていた


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ブリッジから飛行機を見る


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12時間過ごすことになるエコノミーのシート
せまいなあ




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成田を離陸すると日本海を北上する


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水平飛行になるとドリンクとおつまみが配られる
ここは赤ワインを選択



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機内食は和食と洋食から選べる
これは和食機内食は和食と洋食から選べる
これは和食



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ロシア上空
おそらくアムール川


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北極圏の上空を延々と飛び続ける北極圏の上空を延々と飛び続ける



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2回目の機内食


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海が近づいてくる
(フィンランド湾)


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どこかの街(チェコか?)


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ミュンヘン空港に到着




2012年チェコ鉄道旅行記 もくじ

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2012年チェコ鉄道旅行記2 ミュンヘン到着〜夕方のビアガーデンへ

ミュンヘン空港 ―S8― ミュンヘン中央駅

ANA・NH207便は16:40にミュンヘン空港に着いた。定刻は17:15なので35分の早着になる。早く着く分には一向に構わないし、ちょっと得した気分になる。

やっと満席の飛行機から解放されたのだが、下界の景色を見ていたり、座席背面のゲームをしていたら12時間近い搭乗時間はそれほど長くは感じなかった。

飛行機から降りた人の多くはトランジットの方へ向かうので、それに惑わされないように標識の『EXIT』の文字を確認しながら長い通路を進むとイミグレーションがあった。

『Non EU』の列に並ぶが、一人当たりの審査時間は短い。すぐに自分の番になった。パスポートを差し出す。ちょっと緊張する一瞬だが、すぐにスタンプを押して「OK」と言われた。

次は新千歳空港で預けた荷物の受け取りだ。待つあいだにトイレに行って戻ってくるともうターンテーブルが回り始めていた。
荷物はたくさんグルグル回っているが、周りで待つ人は少なすぎる。あんなに満席だった飛行機の乗客はみんなどこへ行ったのだろう。間違ってトランジットの方へ行ってしまったのだろうか?

謎のまま、自分のキャリーケースが出てきたので、受け取って出口へ。これでドイツというかEUに入国となった。時刻は17:08だった。

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ミュンヘン空港に到着
駅へはSマークの方へ歩いていけば良い



無事入国できた(当然だが)次はホテルへと向かう。電車に乗るためには案内板のSバーンの『S』マークの方へ進めば良い。ミュンヘンもこれが3回目なので勝手が分かっている。

ところが案内通りに進んだら外へ出てしまった・・・
外といっても中庭のようなところだが、とにかく矢印に従って歩いて行くと、見覚えのある場所に着いた。ここまで相当歩いた。

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空港駅のきっぷ売り場 買い方がわからないのか戸惑っている人が多い


DBの券売機が並んだコーナーがあって、ここはいつも外国人旅行者らしい人が機械の前で首をひねっている。
中央駅までの切符を買うために機械の前に立ったが、機械が新しくなっていて前回のときと操作方法が違うようになっている。
いじっているうちに「Tageskarte」(1日乗車券)の文字が出てきたので、「Gesamtnetz」(全域)を選択すると画面に金額が表示された。
3年前に来た時より券売機は改良されたようだが、却って操作回数が増えたようで、外国人旅行者にとっては逆に不便になった。

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ホームに降りるとちょうどやってきた赤い電車
中央駅へはどの電車に乗っても良い


全域の1日乗車券は11ユーロ。切符には英語で『AIRPORT-CITY-DAY-TICKET』と書いてあった。
都心まで着いて、今日中に1回でもトラムか地下鉄に乗るのであれば1回券より1日券を買ったほうが得だ。

ホームへ下りる階段の前に刻印機があって、そこに切符を差し込んで日付を刻印してから切符は有効になる。これを忘れると、運悪く検札があった場合に無札乗車として高額の罰金を払わねばならない。
さっそく買った切符を刻印機に差し込もうとしたら、切符は普通のサイズより一回り大きくて穴に入らないではないか。

切符にはじめから日時と時刻が印字されているので刻印はいらないのかな?
海外の一人旅はこんな些細なことでも不安材料になる。

「だって機械に入らねーモノはしょうがねーだろ」とただ心の中で呟く・・・

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途中の駅
郊外は無人駅ばかり


階段を降りるとちょうど8番の電車が到着したところだった。近くの扉から電車に乗ると、車内は混んでいる。後ろの方の車両に移動すると空席があった。

電車は空港駅を発車するとしばらくして地上に出る。外は曇り空で薄暗い。
毎回ミュンヘンに来て思うけれど、ここの電車の乗り心地はすこぶる良い。加速も素晴らしい。

ずっと田園風景が続いていて、線路がいくつも寄り添ってきてそろそろ都会らしくなってきたところで、電車は駅はないところで停車した。
停止信号くらいに思っていたが、電車は一向に動く気配はない。

車内放送があったが、ドイツ語なのでわかるはずもなく、また少し心配になる。
やっと動き出したと思ったらノロノロと動いただけでまた停った。

結局、停っていたのは10分くらいで、やっとオスト駅に着いた。
オスト駅は意訳すると『東駅』で、ミュンヘン東側のターミナル駅だ。ここで降りる人も多い。
ここから地下鉄に乗り換えたほうが良いのだろうかとも思ったが、乗ってくる人が多かったので留まる事にした。

電車はすぐにオスト駅を発車すると今まで何事もなかったかのように普通に走り出した。

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駅構内の手前で止まってしまった
別系統の電車が走り去って行く


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帰宅ラッシュのオスト(東)駅


オスト駅を過ぎると車内は立ち客もたくさん出るようになった。
マリエン広場駅で大勢降りて、隣の客も席を立ったので一緒に席を立った。ここからは中央駅で降りられるように立つことにした。

車内放送で「ハウプトバーンホフ」というのが聞こえた。このくらいならば聞き取れる。
18:20頃中央駅に大勢の降客とともに降り立った。

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ミュンヘン中央駅に到着


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前回も泊まったことがあるホテル
経営者が替わり名前もウィンターホテルになった



まずはミュンヘンで1泊するが、ホテルは前回来た時と同じ所にした。名前は前回とは違っていた。
場所は中央駅北口向かいなので非常に便利だ。


フロントで「ハロー」と言うと係員がやってきた。インターネットの宿泊予約サイトで既に代金は支払い済みなのでバウチャーを差し出す。
と「パスポート」と言われた。本人確認のため必要らしい。

宿帳も書かなきゃならない。カタコトの英単語で教えてもらってなんとか記入する。
書くのは、ローマ字で住所(番地→字→市の順)それと一番下にサイン。サインは漢字でも良いようだ。

ようやくキーを渡されて部屋に入る。

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ウィンターホテルの部屋
クラスは日本の安ビジネスホテルといったところ


長旅で休みたいところだが、それ以上にミュンヘンに来たからにはビールが飲みたい。
部屋に荷物を置くと、すぐにまた外に飛び出した。

どこで飲もうかと考えたが、やっぱりビアガーデンがいい。中央駅正面の電停からトラムに乗ったが、次のカールス広場で降りた。あまり遠くまで行くと戻るのが大変だし、明日はプラハ行きで朝早いので、ホテルから近いところにした。

さすがにビアガーデンに直行というのも何なので、ノイハウザー通りを歩いて市庁舎まで往復してきた。通り沿いは市庁舎も含めて工事中の建物が多かった。

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中央駅正面のトラム停留所


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カールス門とノイハウザー通り
ここへ来ると帰ってきましたミュンヘンへ!という気持ちになる



ビアガーデンは、カールス門からも中央駅からも歩いて5分くらいのところにある『パークカフェ』。
旧植物園(Alter Botanischer Garten)という公園のほぼ真ん中にある。
この時間の公園は人通りも少なくて、曇り空で薄暗いのもあって、少々不気味な感じがする。

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旧植物園のビアガーデン「パークカフェ」
公園の中にあって落ち着いた雰囲気



ビアガーデン『パークカフェ』は平日にしてはそこそこ賑わっている。

売店の兄さんにソーセージを指差して「プリーズ」と言ったら皿に乗っけてくれた。兄さんは「ポテト?」というので「イエス」と言ったらすごい量を盛り付けた。ソースはケチャップらしいのを指差すと、これもソーセージの上にたっぷりとかけ、カレー粉をパラパラと振った。

ビールは「ヘレスビア」と言ってほしいジョッキを指さしたら一応通じた。
プレッツェルも取ってレジで会計する。

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ソーセージとポテトそれに塩をまぶしたプレッツェル
ビールは1リットルだが料理の量が半端でないのでジョッキが普通に見える



空いてるテーブルに座って、まずはビールをグビグビといく。1リットルジョッキは重たい。
皿からはみ出しているソーセージは長さ30センチくらいあって、これもデカい。
ナイフとフォークで食べると、美味しい。しかし、ちょっと大味かなとも思った。

ポテトは普通の塩味のフライドポテト。しかし1個の大きさがこれもデカい。

1リットルのビールはあっという間になくなったのでもう1杯買ってくる。今度はヴァイスビールにした。いわゆるホワイトビールというものだ。

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2杯目のビールは白濁のヴァイスビール
小麦のビールでフルーティーな香りがする



大量のポテトはとても全部食べきれなかった。そろそろ引き上げようと食器を下げる。

周りを見ると、ビールを飲みながらおしゃべりしている人、読書にふけっている人がたくさんいる。まだホテルに帰るのはもったいないと思い、もう1杯飲むことにした。

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食器は下げてきてもう1杯ビールを買ってきた


すでに結構な量を飲んでいるが、あまり酔いは回ってこない。ビール自体のアルコール度数が低いのか、あまり酔が回らない風土なのか、毎日ビールをたくさん消費する国では何か秘密がありそうだ。

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午後9時近くだがまだ明るい
平日のためか空きテーブルが目立ってきた


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ミュンヘン中央駅の夜景


パークカフェからホテルに戻る途中、駅のコンビニでミネラルウォーターとビールを買った。

明日は朝早いので早く寝たいのだが、初日で興奮しているせいかなかなか眠くならない。すっかり暗くなって10時半頃、急に雨音が聞こえてきた。

さっき駅で買ったビールをもう1本飲んでようやく眠りについた。



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2012年チェコ鉄道旅行記3 ミュンヘンからバスでプラハへ

ミュンヘン中央駅 7:50−Bus1151−12:29 プラハ本駅 

明るくなって目覚めると外は雨模様だった。

昨夜あれだけビールを飲んで寝たのに、あまり良く眠れなかった。

テレビをつけると、ニュースのような情報番組をやっている。天気予報では、3日までチェコ方面は雨となっていた。
天気ばかりは誰にもどうにもならない。
またもこうつぶやいた。
「大丈夫だ・・・俺は晴れ男だ、必ず晴れる」

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朝の天気予報
雨マークが目立つ


6時半に1階のレストランへ行く。正確には1階ではなくて、ドイツでの1階は2階のことで、一番下の階は地上階というのだが、とにかくその地上階のレストランへ行く。

まずはコーヒーを飲もうと、コーヒーカップを持ってコーヒーメーカーらしい機械のボタンを押すと出てきたのはオレンジジュースだった。

コーヒーは後にして、皿にハムとチーズ、野菜などを盛って席についた。パンもいくつか取ってきた。

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ホテルの朝食
コールドビュッフェかと思ってた


パンはガチガチに固くて、中身も締まっている。手でちぎるにも噛むのにも力がいるが、しばらくこっちに滞在していると日本のフワフワのパンじゃ物足りないと思ってくる。

しばらくするとレストランの係りの人がやってきて、コーヒーポットをテーブルに置いた。
オレンジジュースの入ったコーヒーカップは下げてもらった。
「サンキュー」いうと「ユーウェルカム」と言われた。

簡素なコールドビュッフェかと思っていたら、あとから来た人がビュッフェスタンドの蓋を開けて、ソーセージとスクランブルエッグを取っていた。全然気がつかなかった。

コーヒーポットはたくさん入っていて、何杯も飲めて良かった。

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明るい朝食のレストラン


ホテルは7:30にチェックアウトして、プラハ行きバス乗り場へ行く。場所はホテルのすぐ斜め向かい。
中央駅の北口横は長距離バスや空港バスの発着場所になっている。
バス停の標識に「Expressbus Prag」と表示してあるのですぐにわかった。

バス停の周りにはプラハ行きバスの乗客が集まっている。
4時間以上の乗車に備えてか、タバコを吸っている人が多い。このあたりだけ煙たい。

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ミュンヘン中央駅のプラハ行きバス停
この付近は場末の雰囲気漂う


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プラハ行きDBバス
セトラ製2階建て高級バス


ミュンヘン・プラハ間の直通バスはDB(ドイツ鉄道)による運営になっていて、同区間は4往復の便がある。日本のJRバス、国鉄バスみたいな鉄道の自動車線のような位置づけで、トーマスクックの時刻表にも列車と同じ頁に載っている。
バス停の時刻表にはユーレイルパスでも事前予約すれば乗車できるようなことが書いてあった。

プラハ行きバスはもう1社あって、DBバスより値段は安いのだが、郊外のターミナルに発着しているので不便だ。ただ、そっちは夜行便もある。


プラハ行きのバスがやってきた。2階建てバスで、デカイ。1階が1等席、2階が2等席になっている。
運転手は2人乗っていて、そのうちの1人が後部のトランクを開けた。乗客たちは皆チケットを見せて自分の荷物を預けている。
ドイツでバスに乗るのは初めてなので、ほかの人のを真似するしかない。チケットを見せて荷物を預けるとケースに飛行機の時のようなタグを付け、チケットには預り証のシールを貼った。

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荷物は後部の荷物室に預ける



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2階建てなので天井が低い
座ってしまえば快適


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2階席の目線


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しばらくは市内を走る オリンピック塔の近くも通る


ミュンヘンとプラハの間には鉄道もあるのに何でバスにしたかというと、『ヨーロッパスペシャル』という割引チケットがあったからだ。
普通にチケットを買うと、ミュンヘン・プラハ間の片道運賃は61ユーロだが、これだと29ユーロで半額以下になる。

ドイツ鉄道のHPでプラハまでの時刻を調べていたら見つけて、そのままオンラインで予約してしまった。クレジット決済で、チケットは自宅のプリンターで印刷するだけでOK。

ちなみに鉄道だと直通列車が2往復あって、65.9ユーロ。所要時間はバスが4:39、鉄道だと5:50になる。

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DB(ドイツ鉄道)のオンラインチケット


ミュンヘン市内を抜け、高速道路に入ると2人いる運転手の1人が車内を回ってチケットのチェックを始めた。オンラインチケットの人が多くて、照合に時間がかかるのでなかなか進まない。

自分の番が来たので、プリンターで印刷したチケットと決済に使ったクレジットカードを渡す。機械にカードを入れて、チケットのQRコードを読み取るとスタンプを押して返してくれた。

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運転手は2人乗務で途中交代する そのうちの1人がチケットのチェックを行う


車内前方の席はほぼふさがっているが、後方は空席がある。

2階席は眺めも良いし、静かだ。
ドイツの高速道路といえばアウトバーンといって、速度無制限で飛ばし放題と思っていたがそうでも無かった。120km/h制限の標識があって、ぶっちぎりで追い越して行く車も見なかった。

高速道路は大型トラックがやたらと多い。トラックは80km/h制限なので、前をトラックが走っていると車線変更をしてトラックを追い越して行く。その度にゆらゆら振れるので、弱い人は車酔いするかもしれない。

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赤い屋根と教会の塔がドイツの田舎らしい


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車窓は麦畑か牧草地ばかりで単調


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方面標識にPrag(プラハ)の文字も現れた


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大型トラックを次々と追い越す


景色はずっと単調で、国境付近に丘陵地帯があったくらいで、バスは高速道路をひたすら走る。

突然バスはサービスエリアに入っていって停車した。運転手の交代のための停車らしい。しばし休憩タイムで運転手はタバコを吸いに降りる。乗客は降りることはできない。
5分くらいでまた出発した。

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プラハ市内に入った




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ヴルタヴァ川


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踊っているように見える『ダンシング・ビル』
プラハの街中は観光名所だらけ


プラハ市内に入ってから若干渋滞に巻き込まれたが12:25ほぼ定刻にプラハ本駅の正面に着いた。
バスを降りて、乗るときに預けた荷物を受け取る。

バスの着いた本駅の駅舎はすごく古い建物だった。中に入ると階下へ降りるエスカレーターがあって、駅のコンコースに繋がっていた。

本屋があったので、プラハの地図をあれこれ物色し、使いやすいのを選んで買う。

プラハのホテルは本駅からは直通のトラム(市電)があるので、まずは切符を買わなければならない。

地下鉄の乗り場に券売機があるのだが硬貨専用になっている。買いたいのは1日乗車券で、110コルナなのだが、プラハについたばかりで小銭はとてもそんなに持っていない。

どこかに売っていないかと探したら、2つある地下鉄乗り場の1つの窓口が空いていて、切符を売っていた。
「ワンディチケット−ワン」と言ったら通じた。

さて、ホテルに向かおうと外に出ようとしたら、いつの間にかすごい雨になっていた。傘をさしてもずぶぬれになるような降り方で、さすがにこれでは止むまで待つしかない。

仕方ないので駅の中を見物することにした。明後日の朝はこの駅から列車に乗る予定なので下調べも兼ねて。

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駅の正面は公園になっている
土砂降りの雨で外に出られない


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プラハ本駅の構内
赤い天井が印象的


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発車案内を見上げている人たちは、自分の乗る列車の番線を表示されるのを待っている


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プラハ本駅の地下鉄乗り場
自動改札機が並んでいるように見えるが、ただの柵


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駅構内にただ1箇所あった地下鉄のきっぷ売り場窓口




2012年チェコ鉄道旅行記 もくじ



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2012年チェコ鉄道旅行記4 プラハ観光1日目


駅構内にATMがあったのでチェココルナを引き出しておこうと思った。
最初どうやって操作するのかわからなかったが、カードを入れて暗証番号と金種(金額は1000とか2000とかを選択する)を画面上で選択したらすぐに現金が出てきた。日本のATMより操作は簡単だった。

雨は30分ほどで上がったので、ホテルへ行くことにする。
トラムには一応本駅:フラヴニーナードラジー(Hlavní nádraží)停留所もあるが、地図を見ると駅正面から少し歩いたところにあるインドジシュスカー(Jindřišská)停留所の方が近い。

石畳の道をキャリーケースを引いて歩く。道の突き当りがすぐ停留所だった。ホテルへは9番の電車に乗れば良い。

停留所で地図を見ていると、外国人旅行者(自分も外国人だが)に英語でトラムのチケットはどこで買うのか英語で訊かれた。
「トラム・ノー」「レールウェイステーション」と答えた。解ってもらえたようだ。自信はないが、自分も実際駅で買ったのだし嘘ではない。

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本駅に近いインドジシュスカー停留所


程なくやってきた9番の電車に乗る。降りる停留所はわかっているが間違えるといけないので、とにかく4つ目で降りるために停留所に着くたびにいくつ目の停留所かを数えた。

ホテル近くのナードロニー・トジーダ停留所に着くとさっきの雨雲はどこかに去って、青空も見えるようになった。

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ナードロニー トジーダ(Národní třída)停留所


プラハでの2泊は『ウ・メドヴィートクー』(U Medvídků)というホテルで、1階はビアレストラン『ウ・メドヴィートクー』だ。プラハでも人気のあるレストランだということでここのホテルに決めた。半分ビールが目的でプラハに来た自分には最高のホテルだ。ホテルまで戻る心配がいらないので存分にビールが楽しめる。

ホテルは停留所からすぐだった。『U Medvídků』の看板があったので入るとレストランだった。外に出てもう一度よく見ると隣に「HOTEL」と書かれた入口があった。

レセプションのおばちゃんはニコニコして親切そうな人だったので一安心。自分の拙い英語も解ってくれた。

部屋は4階で、エレベーターは無いので階段を上らねばならない。古い建物なので階段は結構急で、重いスーツケースなんか持っていたら上がるのが大変そうだ。

ここは15世紀に建てられたビール醸造所を客室にしたというホテルだけあって、どことなく中世の様式が漂っている。廊下にビール醸造に使われていたと思われる道具が置いてあったりする。

4階のシングルルームは屋根裏部屋で、黒く塗られた垂木が剥き出しなので山小屋のような雰囲気でもある。奥側の壁は外側は屋根になっているので、斜めになっていて天窓がある。
ユニークな内装だ。


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ホテル『ウ・メドヴィートクー』


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隣はレストラン『ウ・メドヴィートクー』


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部屋は4階屋根裏部屋
廊下を歩くとギシギシ音がする


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1人部屋 シャワー、トイレ、TV付き
屋根裏部屋なので天窓になっている


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黒い垂木が剥き出しなのが中世を感じさせる


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シャワー・トイレルームは斜めのデッドスペースのため無駄に広い


すっかり天気も良くなったので、荷物を置いたらすぐにプラハ見物に出る。

ホテルの場所は大変良くて、近くにスーパー『テスコ』があり、旧市街やカレル橋へも歩いて行ける。

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街角のキオスク 地下鉄ムーステク駅近く


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ナ・プシーコピェ通り


しばらく通りを歩いて『ハヴェルスカー・コルナ』という店に入った。ここで少し遅い昼食に。
セルフサービス方式のレストランで、社会主義時代は1コルナで食事できたそうだ。

ドアを開けるとJRの改札口のようなレジがあって、伝票を渡された。前の人を見ると伝票とトレーを持ってカフェテリアで料理を受け取っていた。

前の人に続いて「グリャーシュ」と注文した。て言うか、それしか分からなかった。厨房の人が何か言ったがただ頷くと、皿にポテトを盛ってソースをかけて出てきた。伝票にもそれを書いて渡された。ビールのコーナーもあって、適当な銘柄を指差してジョッキに注いでもらう。

空いているテーブルがあったのでそこに座った。ナイフとフォークを忘れていたのでまた取りに行く。

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ハヴェルスカー・コルナ


まずはビールを1口。これが初チェコビール。かなり濃厚な味。泡がきめ細かい。昨日のミュンヘンのビールより濃い気がする。
グラーシュとは元はハンガリー料理らしいが、チェコでも定番みたいだ。ビーフシチューとカレーの中間のような味で、日本人でも美味しく食べられると思った。

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グラーシュポテト添え
ビール


店内を見ると普通のレストランと違って1人で食事の人が多かった。一人旅に優しい店だ。


店を出るときに入口のレジに伝票を渡して会計をする。グラーシュとビールで118コルナだった。

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ハヴェルスカー・コルナの店内


食事のあとはまた街を歩いて旧市街広場に行った。ここはプラハ観光の中心になるところで、広場を囲むようにして旧市庁舎や教会の歴史的な建物が立ち並んでいる。

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火薬塔


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旧市街広場 ヤン・フス像


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旧市街広場の観光馬車


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旧市庁舎と天文時計


天文時計のある旧市庁舎塔は上まで上がれるのだが、この手の塔は大抵階段で上がるのだが、ここはエレベーターがあるので楽だ。

上からの眺めは、ハァー、美しすぎてもう書けません・・・

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旧市庁舎塔から見下ろす眺め
おとぎ話の中にいるようだ


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天文時計の真下はいつも人だかりがしてる


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旧市街広場とティーン教会


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塔の展望台


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階段途中の窓から


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カレル橋全景


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カレル橋の上
ストリートパフォーマンス、お土産売り、似顔絵描き、物乞いなどが並ぶ賑やかな場所だ


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ヴルタヴァ(モルダウ)川
遊覧船がゆっくりと橋の下をくぐっていった


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橋の欄干の石像とプラハ城


残念なことにカレル橋の上でカメラの電池が切れてしまった。また空が曇ってきて雨が降りだしそうだ。充電のために一旦ホテルに戻ることにした。



2012年チェコ鉄道旅行記 もくじ





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2012年チェコ鉄道旅行記5 プラハ観光1日目 ビアレストランなど


プラハでの泊まりはビアレストランの上にあるホテルにしたので、これで安心してビールをたらふく飲めるぞと思っていたのだが、いざ店に入ろうとすると席は空いてるかな、言葉は通じるかなと少し緊張した。

いざ入口の扉をギギギと開けて入ってみた。入口の近くに空いているテーブルを見つけたので座る。
すぐにウエイターがメニューを持ってやってきた。
「ドリンク?」と言われたので「ビア」というと程なく0.5L入りのジョッキが目の前に置かれた。

まずビールをグビグビと・・・うまい!
ホップの香りと苦味が特徴的なだ。

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レストラン『ウ・メドヴィードクー』の店内


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ここの名物ビール『ブドヴァル』


ウ・メドヴィードクーのビールはチェコ南部のチェスケー・ブディェヨヴィツェのビール「ブドヴァル」という。ジョッキには「Budweiser」(バドワイザー)と書いてあるが、そう、米国の某ビールブランドと同じ名前だが、両者は全く別物。

メニューは当然チェコ語だが、英語も併記してある。
この店のHPには日本語のメニューも載っていて、実は旅行前に印刷して持ってきていた。

ウエイターを呼んで、メニューを指差して注文した。しばらくして、ナイフとフォークそれにパンの入った籠を置いていった。
1杯目のビールが空になったので追加を注文した。

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メニューに”シェフのおすすめ”とあった『鴨の胸肉グリル、オレンジソース、ジャガイモのスライス』
ソースはかなり甘かった



食べ終わると食器は下げられた。またビールを追加、今度はダークビアにした。

飲みながら店内を見渡す。入口は素っ気ないが、店内は結構奥行があって広い。
周りのお客を見ていると、食事してビールは1〜2杯程度で帰る客が多い。
自分がいるあいだに、周りのお客はすべて入れ替わっていた。意外と回転が良い。

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ダークビール


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扉の向こうはホテル
あそこの扉からホテルへ戻れる


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テーブルのコースター


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メモ紙にボールペンの線でビール代を勘定する
ビール1杯ごとに線を1本書いていく


ビールは4杯目でそろそろ引き上げることにした。ウエイターに「チェックプリーズ」と言って会計をお願いした。572コルナだった。

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午後9時半頃ようやく暗くなったプラハの街


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ホテルのエントランス


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100種類以上の薬草が入って体に良いらしいお酒『ベヘロフカ』寝る前に飲んでみた




2012年チェコ鉄道旅行記 もくじ
posted by pupupukaya at 12/08/17 | Comment(0) | 2012年 チェコ鉄道旅行記

2012年チェコ鉄道旅行記6 プラハ観光2日目 レトロトラムなど


今日は朝から天気が良い。
ホテルの朝食は少々遅い7時半からなので、早朝のプラハの街を散歩してきた。ほとんど人のいないカレル橋や市庁舎前もなかなか良かった。

2回の食堂は客室廊下の突き当りの階段を下りたところにあって、随分と分かりづらい場所にあった。
食堂は広くなくテーブルも少ないので、アメリカ人の家族と同席になった。

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ホテルの朝食
一応ホットビュッフェ方式


9時にホテルを出た。
まずは地下鉄に乗ってみようとナーロドニ・トシーダ駅へ行った。地下鉄なのに地上にも立派な駅舎がある。中には肉屋らしい売店が1店ある以外は何もない。
券売機があったので1日乗車券を買った。昨日せっせと小銭を貯めておいたので硬貨は110コルナ分あった。よく考えたらホテルに売ってたんじゃないかと思った。

話には聞いていたが、地下へ降りるエスカレーターは超高速で動いていた。これに乗るのが大変だ。エイッと飛び乗り、ドーム状の長いエスカレーター通路を地下深くへと運ばれていった。

プラハの地下鉄が深いのは、社会主義時代に核シェルターも兼ねて作られたからだという説があるが、まあ都市伝説だろう。
一番もっともらしい説を考えてみた。
 ・ヴルタヴァ川を何度も渡る必要がある
 ・都心を貫通する幹線道路が無いので既存の建物の下を通す必要があった

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プラハの地下鉄の名物 長い高速のエスカレーター


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地下鉄のホーム
ナーロドニー・トシーダ駅


地下鉄は次のムーステク駅で降りた。ここは地下鉄A線の乗換駅だ。
降りる人の流れに付いて行ったら、超高速のエスカレーターで地上に運ばれて、昨日来たところに出てしまった。

マックの前にキバをむいたマトリョーシカの看板があって、薄暗い通路を奥へ入って階段を上ると共産主義博物館があった。

展示物はレーニン像から始まって、チェコスロバキア社会主義共和国時代の商店・学校教室を再現したレプリカ、写真、プロパガンダのポスターなど。ソ連による軍事介入があった「プラハの春」のコーナーもあった。

とあるチェコ語の旅行会話本にこんな言葉が載っていたのを思い出した。
「チェコ人が一番話せる外国語はロシア語だが、一番話したくない外国語もロシア語である」

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共産主義博物館
キバをむいたマトリョーシカが目印


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共産主義時代の生活を展示したもの


しばらくトラムに乗って、次に向かったのが市内交通博物館。
昔のトラムの車庫を使用して、昔走っていたトラムやバスを展示している。

展示車両はどれも入口のところに金網が貼ってあって、車内に入ることはできなかった。

地下鉄のコーナーもあって、地下鉄の建設史もあった。

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トラムに乗る


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市内交通博物館


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過去に走っていたトラムの車両が保存されている



市内交通博物館へ来たのはもう一つ目的があって、レトロトラム91番に乗るためだ。
レトロトラム91番とは、昔使われていた古い電車を復活運転させているもので、土・日・祝のみ運行している。
ここ市内交通博物館から旧市街の観光地を経由してヴィスタヴィシュチェ(Výstaviště)までぐるりと約1時間かけて走る。

1日乗車券は使えないので、車掌から切符を買う。切符もまたレトロで、昔ながらのパンチで穴を開けて発券した。値段は35コルナ。

切符を買って車内に入る。車内は天井から床、座席まですべて木造だ。運転台はマスコン(車で言うアクセル)と手回しのハンドブレーキのみ。

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古風な電車がやってきた


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レトロトラム91番はここが始発


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レトロトラムの乗車券


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レトロトラムの運転台


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レトロトラムの車内


発車時刻の12時になり、電車は動き出して道路上へと出る。
乗り心地はすこぶる悪いが、この電車が通ると観光客が次々と振り向くのは気分がいい。
途中の停留所で何人か乗ってきたが、車内は空いている。

電車が止まると運転手はハンドブレーキをガラガラと回す。ハンドブレーキはパーキングブレーキで常用ブレーキは電制のようだ。

停留所で乗客が乗ってくると車掌が回って車内で切符を売る。停留所を発車するときは車掌がチンチンと発車合図を送る。私は昔の路面電車は本でしか知らないが、日本の路面電車の昔とそっくりだと思った。







途中、停留所でもないところで電車が停止した。突然前からオートバイの集団が走ってきて通り抜けて行く。次から次へと途切れることなく何百台も通過して行く。ヨーロッパ中のライダーが集結したのかと思うほどだ。
電車も車もライダーの集団が走り去るまで数分間ずっと止まっていた。

何かの祭りだったのだろうか?

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突然現れたオートバイの大群



約1時間で終点に着いた。車掌は「フィニッシュ」と行ったら車内の客は全員立ち上がった。



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posted by pupupukaya at 12/08/18 | Comment(0) | 2012年 チェコ鉄道旅行記
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