GWのあと一時は暖かくなったのだが、一転してリラ冷えになった札幌の最低気温は1ケタ台。天気予報は雨マークこそ無いものの、アウトドアをするのは二の足を踏むような天気だった。
まずは岩見沢へ向けて出発。途中275号線の東雁来にあるスーパーとホームセンターに寄って食料品以外の買い物をする。酒類はビールは以前買っておいたのを持ってきたので、夜は熱燗にしようと日本酒の5合瓶を買った。
ホームセンターではまたキャンプ道具に目移りして、いくつか買ってしまった。1回しか使わないような道具が増えるばかりだ。今年はキャンプ道具を増やすのはこれが最後にする。
何だかんだで、東雁来で1時間ほど過ごしてしまった。先はまだ長いのに。
高速は使わず道道岩見沢三笠線→国道452号→道道夕張新得線のルートで一路富良野へ向かう。
GWも終わってすっかりオフシーズンになったのか、天気もパッとしないせいか道路はずっと空いていた。
シーズンは交通量のある道路だが今日はこのとおり。
札幌の自宅を出発してから3時間40分、富良野の町中に着いたのは13時ちょっと前だった。
良い食材があれば買って行こうとフラノマルシェに行く。ここも観光シーズンは駐車場が満車になるほどだが、今日は空いていた。
農産物直売所を覗いたが、お土産に持って帰る用ならば良いが、キャンプに持って行くには大きすぎる野菜ばかりだった。
「きゃらうぇいふらの」のウインナー詰め合わせを1袋買った。1000円と結構いいお値段だが、味のほうは期待できよう。
フラノマルシェで小休止。
アイス屋のばすすとっぷで買った苺サンデー。寒い中外のテーブルで食べた。
フラノマルシェを出発して、またスーパーに寄る。ソーセージと一緒に焼いて食べようとエリンギと富良野産のアスパラを買った。
富良野から国道38号線を走っていると、根室本線の線路が平行する。途中で駅とかダムとかに立ち寄ったりして15時30分頃にかなやま湖キャンプ場に着いた。
富良野の町中から見える芦別岳。
山小屋風の山部駅。
石勝線開通までは特急もすべて根室本線経由だった。幹線時代の名残がある駅構内。
明治44年に建てられたレンガ造りの危険品庫。
無人駅だが木造駅舎の残る金山駅。
静かな山間部の駅。
金山ダムから見たかなやま湖。
雪解け水を満々と貯水している。
ダムの上は道路になっていて一般車も通れる。
かなやま湖に架かる根室本線の鉄橋。
鉄橋まで階段を下りる。
空知トンネル。鉄道のトンネルはどこか不気味だ。
上り普通列車がやってきた。
1両の列車が轟音を立てて通過する。
かなやま湖キャンプ場に到着。ログハウスが管理棟で、最初にここで受付する。
まだ日が暮れる季節ではないが、キャンプ場に到着する時刻としてはちょっと遅いようだ。
駐車場は先客の車が十数台止まっている。
管理棟で1泊分610円を支払って記帳すると、テントに付けるタグとゴミ袋をくれる。ゴミ袋は燃やせるごみから空きびんまで6分別で、袋もそれぞれ種別のシールを貼ってあって分けられている。
テントサイトへ車の乗り入れはできないので置いてあるリヤカーを使ってくださいとのことだった。
キャンプサイトに車は入れないので荷物はリヤカーで運搬する。
色とりどりのテントが並ぶ。
車からキャンプ道具一式を降ろしてリヤカーに積んで今夜の宿になる場所を探す。
キャンプサイトは広く、芝生もきれいだし湖も良く見える場所が多い。しかし斜面ばかりで水平の場所がなかなか見つからない。数少ない水平の場所はほとんど先客で塞がっていた。
かなり奥まできてしまったが、白樺の木の下に比較的ましな場所があったのでここのテントを張ることにした。湖が良く見えるし、炊事場も近くにあるので上々だ。
テントの設営も2回目ともなれば手慣れたもので、20分くらいで完成した。
とりあえず無事設営できたテント。
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