余市駅前にある海鮮工房柿崎でホッケが食べたくなったので、札幌駅から普通列車に乗りました。
小樽駅で途中下車。じつは札幌―余市間はJRだと小樽でいったん降りて切符を買いなおすと直接余市まで買うよりも片道70円安くなる。
屋根の駅名まで雪に埋もれた小樽駅。
たった1両の13:50発倶知安行列車に乗る。この列車は13:30に着いた折り返しなので前面はこびりついた雪で真っ白。
発車すると後部運転台の窓は巻き上げる雪でみるみる白くなった。
海鮮工房柿崎2階の広い店内。休日ならば満席になるほど混むことが多いが、この日は空いていた。
入口のレジで食券を買い、テーブルに座る。まだ2時過ぎだけどずいぶん空いてるね。
混んでるときは相席になって落ち着かないが、今日はゆったりと過ごせそうだ。
それにしてもホッケ定食は数年前は450円だったのに700円に値上がりしていた。大根おろしも別料金ときたもんだ。まあ諸事情でそうなったんだろうし、それでも余所よりは安いので仕方ないが、B級グルメ的なものではなくなってきたな。
ホッケ定食の食券。
ところがいくら待っても出てこない。忘れているんじゃないかと店員に催促してみるが、今焼いてますから…とつれない返事。
ようやく運ばれてきたのは席について30分近く経ってからだった。冷凍していたのを焼いたのでこんなに時間がかかったのだろうか?
空いているときは逆に焼き物は時間がかかることを覚悟して行く必要がありそうだ。
ホッケ定食はホッケのほかには味噌汁とおしんこのみでシンプル。ホッケは大ぶりで身が厚いのでこれだけでじゅうぶん。
油がのって旨いホッケ。
私はホッケの開きは皮も骨も頭も全部残さず食べる人なので、皿の上には何も残らず完食する。
店の人にずいぶん意地汚い食べ方する客だねと思われるかも知れないが、ここは食器をセルフで下げるのでそういうことは気にしなくても良い(誰も思わないだろうけど)。
折り返し余市発の列車が14:58発なのであまりゆっくりもしていられない。いつもならば1階の市場を覗いて買い物するところだが、今日は食べ終わるとすぐに駅へと急いだ。
小樽行列車が到着。余市駅は休日の昼間でも乗客が多い。
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