2014年江差線名残乗車と初ソロキャンプ 6−江差線各駅その2

江差駅から列車で木古内駅まで往復してきましたが、こんどは廃止になる江差線の各駅を回ってくることにしました。
前記事で天ノ川駅まで来ましたので湯ノ岱駅からになります。


〜湯ノ岱駅〜

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湯ノ岱駅遠望。

湯ノ岱駅は単線の木古内江差間で唯一列車がすれ違い可能な駅となっている。
湯ノ岱−江差間はスタフ区間(リンクは説明のwikipediaです)のため駅員が常駐して、乗車券も販売している。

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湯ノ岱駅駅舎と5/12から運行される代替バスのバス停。

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真ん中にストーブが置かれた駅待合室。この時期でも朝晩は必需品だ。

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駅舎は平成元年に建て替えられた新しめの建物だが、昔ながらの風情がある。

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江差線代替バスの試運転車が駅前にやってきた。

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新車のバスを横目に10:58発木古内行き4175Dが入線する。江差線の新旧が並んだ格好になった。

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ホームではしばし撮影タイム。といっても交換列車が無いので1分ほどで発車していった。

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発車して行った列車。

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試運転の函館バス。33人乗りノンステップ小型バス。誇らしげな新車だが、もともと沿線人口も利用者も少なく前途多難だ。


〜神明駅〜

神明駅は山間部の小さな集落にある駅で、一部からは秘境駅とも呼ばれている。
上りでも下りでも列車で来れば無人の山間部を延々と抜けて到着するので秘境のように見えるが、車では道道から舗装道路が通じているし、駅周辺は畑もあって開けているので秘境のような感じはしない。

ホームや待合室はすべて木で作られて、ホームの柵は古レールを組んで作られている。

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神明駅はどこにでもあるような無人駅だが。

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ホームから待合室まで木でできているウッデイな駅。

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待合室の内部。

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待合室に掲示の時刻表と運賃表。

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神明駅から木古内方向の線路。

神明からは線路も道道も稲穂峠を越える。道道のほうは2車線ながら道幅も狭くなり、急カーブが連続する。交通量が少ないためか夜間は除雪しませんと書いた標識が立っている。

それでも途中では急カーブ急勾配解消のための新トンネルの工事が行われていた。

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神明・吉堀間の踏切では3両編成の江差行122Dが通過して行った。


〜吉堀駅〜

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道道沿いだが林の陰にひっそりとある吉堀駅。

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狭い駅舎内に似つかない大きいごみ箱が鎮座する。

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昔は両側に線路があり島式ホームだったようだ。


〜渡島鶴岡駅〜

ここの駅舎は変わっていて、ホームにはそっぽを向けて道路に向けて建っている。
駅というよりはバス停の待合所のようだ。

駅の横に立派な小学校の校舎があるが、旧鶴岡小学校で現在は廃校になっている。

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待合室はホームに背を向け道路に面して建つ渡島鶴岡駅。

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物置小屋程度の広さしかないが、中はちゃんとした待合室になっている。

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駅前は鶴岡農村公園になっていて公園の水路が伸びる。

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駅というよりは停留所といった感じのホーム。


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木古内駅西方の北海道新幹線新在分岐点。10月からは新幹線の試運転も始まる。


〜木古内駅〜

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江差線ラストランの垂れ幕が下がる木古内駅。

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駅前の商店街は再開発で取り壊され、殺風景になった。

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外見はすっかり出来上がった新幹線木古内駅。


これで最後ということで廃止になる江差から木古内まで全駅見てきました。

北海道新幹線開業は2015年度となっていて、それまでは函館・木古内間は江差線として存続するが、新幹線開業後は第三セクターの経営に移されるのが決まっている。

この次こっちのほうに行くのはいつになるかわからないが、そのときは今日見てきたことは確実に廃線跡としてしか存在しないわけで、そう考えるとすこしさびしい気がしてきた。


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上磯から見える函館山。

さて、今日中に札幌に戻るのでこれで終わります。
最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。

おわり


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posted by pupupukaya at 14/05/11 | Comment(0) | 道南の旅行記
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