ここからは車になります。
まずはさっき買った駅弁を車の中で食べる。朝にカステラケーキ1個しか食べていなかったので腹が空いていた。
おもてなしプラザで買った「新・江差駅弁当」(896円)
ご飯の上には江差産の黒のり(寒海苔)が敷き詰めてある。
ご飯の黒のりは二段に敷き詰めてあって、少し醤油をたらして食べると磯の風味が増してうまい。
江差−上ノ国の海を見ながらボックス席で食べると良さそうだ。日本酒なんかグビっと呑んで。
もう叶わないけど。
それではまず上ノ国から天ノ川まで行きます。
〜上ノ国駅〜
上ノ国駅は町商工会議所の建物の脇にひっそりと入口がある。
閉鎖されたきっぷ売り場に表示された「北海道最西端」の張り紙。
上ノ国駅廃止後の道内最西端駅は八雲駅になる。
線路内立入禁止の札はあるが特にロープは張られていない。JR黙認だがけもの道がついて住人の通路となっている。ここに限らずローカル線ではよく見かける。
〜中須田駅〜
畑の中にあるような長閑な中須田駅。
ホームの高い柵は、冬に防雪の布が張られる。
駅舎は車掌車を改造した貨車駅。80年代に一斉に老朽化した木造駅舎から置き換えられた。
貨車駅の中。
土台が小さいので横から見ると宙ぶらりんになったように見える。
駅横の踏切に建てられたブルーシートに覆われた看板には「この踏切は使用停止のため列車は通りません」の文字がうっすらと見える。
〜桂岡駅〜
桂岡駅はここも貨車駅。
外見とは裏腹に内部は清潔。ベンチには座布団も敷かれている。
ホームと駅名標。
道道に立つ桂岡駅入口の看板。
駅前の道道には5/12から運行する函館バスの真新しいバス停があった。
バス停の表示。
〜天ノ川駅〜
天ノ川駅は本当は駅ではなく、駅の形をしたモニュメントである。当然ながら時刻表にも載っていないし列車も停まらない。
江差線の存続・振興を願って地元の有志たちが作ったもので、一時駅設置をJRに働きかけたこともあったようだが利用者がいないからと断られたようだ。
天ノ川駅と天ノ川駅前のバス停。
JRと同じ駅名標。
線路には面していないがホーム。ホーム端のほうには五稜郭起点64kmのキロポストがある。
縦型の駅名標。サッポロビールまでリアルに作られている。
踏切の名称は「第2天ノ川踏切」でこちらはJRの正式名称。
「とまれみよ」の標識がある警報も遮断機も無い第4種踏切。
天ノ川駅は列車も停まらず路線バスも無いので車か臨時バスで訪れるしかない。
駐車場は無いので道道に路駐する必要がある。
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