上ノ国から列車に乗ること23分で湯ノ岱に着いた。きっぷを持っていなかったので、整理券と上ノ国からの運賃260円を降りるときに運賃箱に入れる。
一緒に降りたのは自分のほか地元の高校生らしい2人だけ。
湯ノ岱駅に到着。
木古内行普通列車を見送る。
湯ノ岱駅は洒落た建物。
湯ノ岱に着いたのは16:47で、折り返しの江差行は18:27なので1時間40分ほど時間がある。
この間に湯ノ岱温泉に入ってくる。タオルや石鹸は持ってきた。
湯ノ岱駅の名前の由来は「北海道駅名の起源」によると
”付近の丘陵から鉱泉がわき出るので、字名を『湯の岱』と呼んだところから名づけたものである。”
とある。
昔は温泉宿が何軒もあったのかもしれないが、今は入浴できる施設としては「上ノ国町国民温泉保養センター」1軒だけのようだ。
駅からは歩いて踏切を渡り、天の川の橋を渡って歩いて10分ほどで着いた。
通称湯ノ岱温泉と呼ばれる上ノ国町国民温泉保養センター。
ここの温泉は鉄分が多いせいか茶色く濁っている。浴槽は3つあってそれぞれ温度別になっている。
いまは夕食の時間帯のせいかがら空きなのでゆったり過ごせて良かった。
広い休憩室と食堂があって、半日くらいここでゆっくり過ごすこともできそうだった。
休憩室には江差線を走った数々の特別列車のヘッドマークが展示されていた。
撮影しても良いがブログに無断掲載はお断りとの旨の張り紙があったのでここにはUPできません。
駅から温泉へ行く途中の踏切。
踏切から駅方向。ローカル線ではおなじみY字スプリングポイントがある。
駅前の市街地。道道は車もほとんど通らないので静か。
駅入り口の看板。
湯ノ岱駅は道道から引っ込んで目立たなく建っている。
温泉から戻ってきたのは18時少し前だった。
きっぷ売り場で上ノ国までの乗車券と記念の入場券を買った。乗車券は赤い常備券(ウラが磁気になっていないやつ)で入場券は昔ながらの硬券だった。
1日上下12本の時刻表。
ストーブが据え付けられた待合室。山間部とはいえさすがにこの時期は使うことはなさそうだが。
列車の時間がまだあるので改めて待合室を見ると、ベンチには1つ1つ座布団がかけられ、壁には自社のPRや旅行商品のポスターがところ狭しと張られている。
旅行パンフレットもたくさん置かれていて、商売熱心で結構な駅だ。
パンフレットときっぷ売り場。
きっぷ売り場。
今は珍しくなった窓口の石皿。ここに硬貨を置くとバチーンと音が響いて懐かしい。
湯ノ岱駅で買ったきっぷ。湯ノ岱→上ノ国の乗車券、入場券2枚。
旅人の想いがびっしり書かれた駅ノート。
駅構内の詰所。昔にさかのぼったような一角。
江差行普通列車が到着。
赤帽の駅員さんが運転士にタブレットを渡す。
駅員さんに見送られて発車。
湯ノ岱から乗った江差行の列車は1両で、これも車内は鉄道ファンらしい乗客ばかりでボックスシートはすべてふさがっていた。
上ノ国には18:50着。地元の乗客数人とともに降りる。湯ノ岱駅で乗車券を買っていたが、手元に残したくなったので整理券と一緒に運賃260円を運賃箱に入れた。
車内は鉄道ファンらしい人ばかり。地元客らしい乗客はちらほらいる程度。
車端のロングシートは不人気。
上ノ国に到着。
上ノ国の駅前広場ではテーブルが並べられて、人々が集まってビールをのんでにぎやかだ。
列車が着いてホームに降りるとこちらに向かって手を振る人もいた。
7月はこの時間でもまだまだ明るい。
ここも駅前ではイベントが行われていた。
買物をした駅前のスーパー。
車を置いていた駅前のスーパーで買い物をする。惣菜などは割引になっていたが、この時間ではあまり種類はなかった。
この日の宿泊地にする道の駅「上ノ国もんじゅ」へと向かう。
駐車場では同じ車中泊と見受けられる先客が結構いた。
ここで1晩明かして、翌日は江差発の朝イチの列車で木古内まで往復してくる予定だ。
道の駅「上ノ国もんじゅ」での車中泊。眺めが良かった。
この日の夕食。
道の駅から見る江差町の夜景。
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