北海道の駅_下徳富駅

札沼線 下徳富(しもとっぷ)駅

【開業】昭和9年10月10日(昭和18年10月1日休止、昭和28年11月3日再開)
【所在地】樺戸郡新十津川町字花月205番地2
【駅名の起源】徳富とはアイヌ語の「ト」(小山)から出たもの。徳富川の下流にあたるため「下」つけたもの。

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広い駅前広場。

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木造モルタル建ての駅舎。いまは無人駅だが、昔は駅員もいて貨物も取り扱っていた。
駅舎よりも大きく育った松に年代を感じる。

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駅看板。

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駅前の倉庫街になっている。昔は農作物の集散地でこの駅から貨物列車で出荷していたのだろう。この辺りは道内有数の米どころ。

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駅周辺は倉庫のほか集落もある。しかし町の中心は国道のほうにある。

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駅舎内。旧出札口と荷物窓口は板で塞がれ、ポスター掲示板となっている。

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旧改札口上の時刻表。発着する列車は1日3往復のみ。

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壁に黒板がぶら下がっていた。昔は伝言板にでも使われていたのだろうか。

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外観の割には駅舎内はきれいになっている。

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古びたベンチの上には。

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駅ノート。

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出札窓口の遺構。

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窓口の台を支える時代かかった金具。

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ホームは駅舎より一段高いところにある。
札沼線北部はこの手の構造の駅が多い。

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朝顔の鉢植え。

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旧事務室側は、信号扱いを行っていた名残がそのまま。

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ホーム側に張り出した屋根。駅舎の周りはくもの巣がいっぱい。この駅の主は“くも”らしかった。

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ホーム側から見た駅名標と駅舎。

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ホームも線路も草ぼうぼう。

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草むらに埋もれた旧貨物ホーム。

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すでに廃駅のような佇まい。

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懐かしい日本の風景。

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札沼線末端区間では昔ながらの木の電柱が今でも現役で残っている。
アームに碍子をたくさんつけた独特の形状から「ハエタタキ」とも呼ばれた。

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宮沢賢治の「月夜のでんしんばしら」ではないが、夜な夜な電柱たちが凸凹の行進をはじめそうだ。

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草ぼうぼうの線路の向こうから新十津川駅を発車した上り列車がゆっくり近づいてきた。

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1日3本のみの貴重な列車だ。

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時代から取り残されたような空間に憑かれたようにいつまでもこの駅に残りたいと思った。しかし私はこの汽車で帰らねばならない。

(2010年8月22日)
posted by pupupukaya at 13/07/02 | Comment(0) | 北海道の駅
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