2012年チェコ鉄道旅行記18 チェコからリンツへの国際ローカル列車

チェスケー・ブディェヨヴィツェ 8:02 −Sp1931 −11:19 リンツ中央駅


この時期は朝5時くらいには明るくなっていて、カーテンをしていなかったので明るさで目覚めた。朝から快晴だ。

部屋を出てちょっと散歩に出る。昨日来たプジェミスル・オタカル2世広場は、ルネッサンス様式の建物が朝日をあびて美しい。

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市庁舎とサムソンの噴水


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広場と噴水
奥は黒塔と大聖堂


ホテルの部屋に戻る前に駅に寄って、リンツまでの乗車券を買う。
窓口で「リンツ」というと中の人はインターナショナルはあっちと隣の窓口を指さした。

財布には使いきれなかった1000コルナ札があって、チェコ国内で使い切ってしまいたかったので奮発して1等にした。
「リンツ、ファーストクラス」と言ってチケットを買った。リンツまで126kmで790コルナ(約3,200円)で2等の約倍近くの値段。
チェコ旅行での鉄道利用は2等が安すぎるので1等でも割高感はあまり感じない。

部屋に戻って支度をして再び駅へ。部屋のキーは昨日言われた通り郵便受けに投函しておいた。


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コンコースの掲示板にはすでにリンツ行列車も表示されている


駅構内の売店は2か所あって1つはパン屋、もう一つはコンビニのような何でもある売店。
コンビニ売店で朝食のビールとサンドイッチを買った。

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チェスケー・ブディェヨヴィツェ駅で買ったリンツまでの乗車券


コンコースに表示されている4番ホームに出ると客車が停まっていた。
ホームにいる作業服の係員がホームに上がってくる乗客に「プラハ」と言って停まっている客車と反対方向を指さす。

リンツ行の客車の方へ行こうとすると、その係員が「プラハ?」と言うので「リンツ」と言いかえした。

プラハ行はリンツ行と同じ4番ホームの前の方に停まっているので誤乗が多いのだろう。

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客車4両のリンツ行列車


リンツ行のSp1931列車は一応国際列車ということになっているが、編成は先頭から2等車、2等荷物合造車、1等車の客車4両編成と短い。客車は全てコンパートメントタイプになっている。

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客車入口


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客車の通路


2等の方はそこそこ乗っているようだが、こちら1等の乗客は私一人だった。

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1等コンパートメント


2等のコンパートは8人室だったが、1等は6人室。値段の割にそれほど高級感があるわけではない。
走り出すとやはり1等で、静かだし乗り心地も良い。

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座席はリクライニングもする


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トイレ


チェスケー・ブディェヨヴィツェとリンツの間に運転される列車はSp(普通)とR(快速)だけ。しかも普通と快速の所要時間は10分しか違わない。

小さい無人駅がいっぱいあって、それらの駅にもすべて停まるので、昨日ブルノから乗ってきた路線よりもローカル線だ。
当然ながら車内販売も何もない。

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駅の売店で買った朝食のビールとサンドイッチ


DSCN3305.JPG小さな停留所のような駅にも停車して行く


途中の駅で2等車から大勢の乗客が降りてきた。2等の方も大分空いたのだろう。

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チェコ側最後のホルニー・ドヴォジシュチェ駅


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オーストリアの国境駅 ズンメラウ駅
チェコのレールバスと交換する


チェコ側最後の駅を発車した。国境に何かあるかと車窓をみていたが、特に何もないままオーストリア側の駅に着いた。

オーストリア国内に入るとさっきとは違う車掌が検札に来た。ここからはオーストリア国鉄の管轄になる。
駅の看板等も洒落たデザインのオーストリア仕様になった。

今までずっと単調だった風景も、少し変化に富むようになり、明るくなったように思える。
各駅停車でスピードもゆっくりなのは変わらない。

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オーストリアの車窓


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相変わらず小さな駅に停車する


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すれ違ったオーストリア最新の普通電車


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ドナウ川を渡る


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リンツ中央駅に到着



→19,リンツの街・トラムなど



2012年チェコ鉄道旅行記 もくじ
【2012年 チェコ鉄道旅行記の記事一覧】
posted by pupupukaya at 13/01/26 | Comment(1) | 2012年 チェコ鉄道旅行記
この記事へのコメント
この旅行記を見ていたらまた書き込みをしたくなってしまった「オーバーバイエルン3.5」です。
 実はこの逆ルートを利用したことがあります。国境駅のSummerau(ズンメラウ)駅降りてみましたが、駅前には商店らしきは1つもなく、畑が広がっていました。景色はよいのですが・・・
 さて、この区間を走るのは>Sp(普通)とR(快速)だけ<です。たしかにそうです。
 SpはドイツでいうところのDに相当する列車(人によってはIRE相当という人もいます)で、準急行にあたるような列車です。ただし、ドイツ内でDはCNL(シティーナイトライン)もしくはEN(ドイツではオイロナハト)にDBの旧式IC客車を途中から(途中まで)併結して、夜行座席列車として運転しているものぐらいしかないですが。
 チェコ国鉄で普通列車はOs(綴りが怪しいですがOsovni Vlak オソブニーブラック)です。ちぇご語はまったくわからないのですが、「遅い列車」だから「オソブニ」と頭にしみこんでしまいました(笑。なお、オソブニーブラックの本当の意味は「旅客(を扱う。特に貨物と対比させて)列車」のようですが・・・)
 というわけで失礼します
Posted by オーバーバイエルン3.5 at 2013年06月01日 22:33
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