2012年チェコ鉄道旅行記15 R660列車チェスケー・ブディェヨヴィツェまで

ブルノ7:20 −R660 −12:07 チェスケー・ブディェヨヴィツェ

今日の出発は朝早いので支度と朝食も早々に済ませホテルを出る。残念ながら今日も雨。傘をさして7時前にブルノ本駅に行く。駅前のホテルはやはり便利だ。
列車の切符は昨日駅で買っておいた。

7:20発のR660列車は5番線と表示してある。列車番号のRとは快速列車のことだ。
地下道ではなく案内板にある通り、ホームを端まで歩いて行くと客車が停まっていた。間違いなくR660列車だった。

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乗るのはR660列車Plzeň(プルゼニュ)行き


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ブルノ7:20→ブルノチェスケー・ブディェヨヴィツェのチケット


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5、6番線ホームは長い1番ホームの端まで歩かなければならない


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5・6番線だけは離れた構内はずれにある


ブルノ駅は昔のまま暗く煤けた駅であるが、この端っこのホームはさらに煤けた感じで、怖いかんじもする。まるで貨物ホームのようだ。
売店脇のテーブルでは通勤途中のような格好のおっさんたちが朝からビールをラッパ飲みしている。
ちょうど通勤列車が到着して、大勢の通勤客が通り過ぎて行った。

売店で水の0.5Lボトルを買うと16コルナで、ビールより高い水だ。

列車は1・2等合造車と荷物者を含め客車6両編成で、先頭はディーゼル機関車が付く。

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プルゼニュ行列車


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客車はコンパートメントとオープンサロンの両方連結していて、そのうちのオープンサロンの方の客車に乗る。4人掛けボックス席が並ぶ客室は車両中央の壁で2室に仕切られている。
車内は誰もいない。無人の車両は気味が悪いので、となりの乗客のいる客車に移った。

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オープン座席とコンパートがあってこちらはオープンの方


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4人向い合せボックス席だが4人座っても余裕そうだ


座席は4人掛けボックス席だが、2等コンパート席よりも掛け心地は良い。
ブルノを発車してすぐに車掌が検札に回ってきた。

本線と別れると、非電化複線区間になり、しばらくすると単線になって、山の中に分け入って行く。やたらとカーブが多いのでスピードは遅い。レールのジョイントの音を弾ませながら走る。

この列車はC・ブディェヨヴィツェまでの236kmを4時間29分かけて走る。途中、沿線に大きな都市や有名観光地も無ので、そういう意味ではチェコの田舎をのんびり走るローカル線の列車だ。
晴れていれば美しい風景なのだろうが、小雨の中では暗い風景が続く。






ブルノを発車して1時間くらい行った2つ目のTřebíč(トシェビーチ)駅でたくさん降りて、ただでさえ空いている車内はますます空いてしまった。

発車するとき必ず車掌が笛を吹く。車内放送は全く無い。

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たまに町が現れる。Třebíč(トシェビーチ)の町。
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沿線はずっと丘陵地帯に麦畑や牧草地がどこまでも続く風景。
電柱もいい味を出している。
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どこの駅でも赤い帽子の駅員が必ず立っている。日本のローカル線では見なくなった出発監視である。
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9:19、イフラヴァ駅に到着する。ここで方向転換のため6分停車。
ここで乗ってきてボックス席が半分くらいふさがった。そこそこ都会の町のようだ。

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イフラヴァ駅 割と大きめの駅


イフラヴァからは電化区間になり、レールも音のしないロングレールになって若干乗り心地はよくなった。
線路は相変わらず丘陵地帯をくねくね曲がりながらなので、列車のスピードは上がらない。


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ホルニー・ツェレケフ駅でブルノ行と交換、それにレールバスの普通列車を追い抜く


ブルノでは曇り空だったが、イフラヴァを過ぎたあたりから青空も広がるようになった。車窓もひときわ美しく見える。

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途中で小さい機関車が小さい客車を牽いた軽便鉄道らしい列車を見つけた。
あとで調べたらこの鉄道はインドルジフーフフラデツ地方鉄道のJHMD線という路線らしい。

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軽便鉄道のかわいらしい列車が走って行った


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軽便鉄道の車両、インドルジフーフ・フラデツ駅の構内


、ヴェセリー・ナト・ルジュニツィー駅から‎C・ブディェヨヴィツェまでの約40kmはノンストップとなりスピードがかなり上がった。今までノロノロ走っていた分余計速く感じる。
速い分揺れもすごくなった。

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トイレは垂れ流し式



C・ブディェヨヴィツェが近くなると幹線らしくなってきた。
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一時は青空が広がった天気もだんだん曇り空に戻り、C・ブディェヨヴィツェに着くころには雨も降りだしてきた。

ほぼ定刻に到着してホームに降りると寒い。しかも風が強くて、ホームの屋根の下まで雨が吹き込んでくる嵐のような天気だった。

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チェスケー・ブディェヨヴィツェ駅に到着


ここから世界遺産の町チェスキー・クルムロフへと向かうために乗り換えとなる。
駅の切符売り場であらためて切符を買ったが、チェコでは乗り換えでも切符を通しで買えたようだ。

→16,チェスキー・クルムロフへ



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posted by pupupukaya at 13/01/17 | Comment(0) | 2012年 チェコ鉄道旅行記
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