今回のレンタカーは近所のスタンドではなく少し離れた、徒歩20分くらいのところなので歩いて行く。
予約していたと告げ、免許証とクレジットカードと会員証を出す。レンタカーの支払いはカード払いのみとなっている。
書類にサインをして、店員と車をぐるり点検し終わるといよいよ出発。
まずは自宅へ寄って荷物を車に積む。部屋着やバスタオルのほかノートPCも入れたので結構な重さになった。普段の列車旅ならばPCなど持っていかないが車だと荷物の多さは気にしなくても良い。
この日の車はヴィッツ。ヴィッツを運転するのは2回目だ。

道路補修工事のシーズンなので、あちこちで片側交互通行をやっていた。

増毛町内で231号線は右折になるのだが、直進すると増毛駅前に出る。
駅前と言っても何もなく、映画「駅」の舞台になった木造駅舎と駅前の古い旅館が残るのみ。
無人駅だが、海産物の店が入っていた。立ち食いそば屋もあったがこの日は営業していなかった。
それでも、車が頻繁に立ち寄りにやってくる。トイレがあるのでそちらが目的かもしれないが。

ぞうもう(増毛)とは読まないでほしい。

終着駅のホーム。殆どの地元民からは忘れられた存在になってしまっているようだ。

駅舎内部。一応待合室だが、そば屋の店内みたいになっている。

風待食堂と旅館富田屋。昔の景気が良かった頃の面影が駅横の一角に残る。

留萌では黄金岬に寄った。留萌の名所で夏は海水浴場になっているが、どの店もシャッターを下ろして今シーズンの営業は終えていた。
世界3大波浪のひとつにも数えられているこの岬もこの日は穏やか。

留萌駅に立ち寄る。昔は羽幌線の起点駅で札幌への急行列車もあったが、今は1両の普通列車が数本発着するのみ。でも、駅舎は相変わらず立派だ。

駅コンコース。待合室の立ち食いそばはタクシー運転手に人気のようだ。同じく待合室にあったキヨスクは無くなっていた。

すっかりめずらしくなってしまった改札ボックスが残る。使われてはいないようだが。

改札口脇にある旧留萌鉄道の運賃表と古レール。

留萌駅を見物して鉄路とは別れ、次は羽幌へと向かう。
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