2012年11月稚内旅行記1 札幌〜羽幌

稚内行の当日、土曜日。この日は朝から快晴で気持ちが良い。ここのところずっと雨ばっかりで晴れの週末は久しぶりと思えるほどだ。
今回のレンタカーは近所のスタンドではなく少し離れた、徒歩20分くらいのところなので歩いて行く。

予約していたと告げ、免許証とクレジットカードと会員証を出す。レンタカーの支払いはカード払いのみとなっている。
書類にサインをして、店員と車をぐるり点検し終わるといよいよ出発。

まずは自宅へ寄って荷物を車に積む。部屋着やバスタオルのほかノートPCも入れたので結構な重さになった。普段の列車旅ならばPCなど持っていかないが車だと荷物の多さは気にしなくても良い。


この日の車はヴィッツ。ヴィッツを運転するのは2回目だ。
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道路補修工事のシーズンなので、あちこちで片側交互通行をやっていた。
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増毛町内で231号線は右折になるのだが、直進すると増毛駅前に出る。
駅前と言っても何もなく、映画「駅」の舞台になった木造駅舎と駅前の古い旅館が残るのみ。
無人駅だが、海産物の店が入っていた。立ち食いそば屋もあったがこの日は営業していなかった。
それでも、車が頻繁に立ち寄りにやってくる。トイレがあるのでそちらが目的かもしれないが。
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ぞうもう(増毛)とは読まないでほしい。
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終着駅のホーム。殆どの地元民からは忘れられた存在になってしまっているようだ。
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駅舎内部。一応待合室だが、そば屋の店内みたいになっている。
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風待食堂と旅館富田屋。昔の景気が良かった頃の面影が駅横の一角に残る。
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留萌では黄金岬に寄った。留萌の名所で夏は海水浴場になっているが、どの店もシャッターを下ろして今シーズンの営業は終えていた。
世界3大波浪のひとつにも数えられているこの岬もこの日は穏やか。
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留萌駅に立ち寄る。昔は羽幌線の起点駅で札幌への急行列車もあったが、今は1両の普通列車が数本発着するのみ。でも、駅舎は相変わらず立派だ。
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駅コンコース。待合室の立ち食いそばはタクシー運転手に人気のようだ。同じく待合室にあったキヨスクは無くなっていた。
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すっかりめずらしくなってしまった改札ボックスが残る。使われてはいないようだが。
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改札口脇にある旧留萌鉄道の運賃表と古レール。
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留萌駅を見物して鉄路とは別れ、次は羽幌へと向かう。

2へつづく

posted by pupupukaya at 12/11/18 | 道北の旅行記
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