2012年チェコ鉄道旅行記10 スーパーシティ列車でオロモウツへ

プラハ9:17 −SC505 ペンドリーノ −11:19 オロモウツ

朝目覚めるとそこはプラハのホテルだった。当たり前だけど・・・
外国を一人で旅していると、夢と現実がごっちゃになってしまう。

さて、今日からプラハを後にして題名通りの鉄道旅行が始まる。
最初の目的地オロモウツまで9:12発のチケットは昨日プラハ本駅で買っておいた。ゆっくりしていても良いのだが、1時間くらい前には駅に着いていたいので、8時にホテルを出るために朝食前に出発の支度をしておく。

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部屋の天窓からの風景


今日は日曜なので朝のテレビはアニメやドラマの再放送ばかり流している。ニュースは衛星放送くらい、天気予報は世界の天気しかやってない。

7時半からの朝食を手短に済ませて、予定通り8時にチェックアウト。宿泊代は昨日クレジットカードで済ませてある。
レセプションのお姉さんに「チェックアウト プリーズ」と言ったら通じた。「バイバイ」と言って二晩お世話になったホテルを後にした。

停留所で時刻表を見てびっくり。本駅へ行く9番のトラムは次の電車が8時28分!20分以上待たねばならない。
ヨーロッパの交通機関は土日は極端に本数が減るので注意しなければならない。

本駅まで歩いても15分くらいの距離なのだが、石畳の道をキャリーケースをゴトゴト引いて行けば車輪が絶対に壊れる。目の前が地下鉄の駅なので、途中フローレンツ駅で乗り換えになるが地下鉄にしようと駅に行ったが、地下深くまで超高速回転で動いているエスカレーターを見て乗る気がしなくなった。

スーパー「テスコ」など商業施設などが立ち並び、普段は人通りの絶えない停留所も、日曜の朝は人通りもほとんど無い。たまに他系統の電車が来るが乗り降りも少ないまま発車して行った。

ようやく来た電車は乗ってしまえば信号待ちも無いので早い。5分ほどで本駅近くのインドジシュスカー停留所に着いた。

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やっと来た9番のトラム
ナードロニー・トジーダ停留所
大きいビルはスーパーのテスコ


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トラムの停留所から駅まで歩く


本駅はさすがに日曜の朝でも賑やかだ。駅構内の店も普通に営業している。

青い電光掲示板を見るとSC505列車は表示されているがホーム番線はまだ空欄になっている。
少し待っているとホームが表示されて、掲示板前でたむろしてた人たちがゾロゾロと動き出した。

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プラハ本駅の発着案内板
9:12発SC505列車のホーム番線はまだ空欄だ


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SC505列車のチケットと時刻表
乗車券と特急券(らしい)


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地下道を通ってホームへ


地下道を通ってエスカレーターでホームに出ると左側にミュンヘン行EX352列車が停まっていた。SC505列車はまだ入ってきていない。

しばらくEX352列車を外から見物する。
先頭が電気機関車で、1等車1両、食堂車1両を含む客車5両の豪華編成。一昨日ミュンヘンからプラハまでバスで来たのだが、列車でも良かったかなと思った。

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ホーム反対側はミュンヘン行


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ホームの列車編成表


発車15分くらい前になって、SC505列車が入ってきた。

今度乗る列車は『スーパーシティ』(略してSC)と言って、イタリア・フィアット社製のペンドリーノという振り子式電車で、プラハと各都市を高速で結ぶチェコ国鉄の看板列車になっている。

高速新線区間は無いので、日本で言うところの新幹線ではなく在来線の「スーパー○○号」といったところ。

プラハ〜オロモウツ間は254kmあって、SCは1駅だけ停車で2時間7分で結ぶ。表定速度は120km/hになる。

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列車が入ってきた
スーパーシティ505列車ペンドリーノ
オストラヴァ行7両編成


列車がホームに入ってきて、さて乗ろうとチケットを見ると座席番号しか書いていない。何号車に乗れば良いのだろうか。制服を着た車掌らしい人にチケットを見せると、ここだと案内してくれた。
どうやら座席番号は号車ごとではなく、編成全体に連番で振られているようだ。車体に座席番号が『11-56』と表示してあった。何とも分かりにくい。

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ペンドリーノの入口


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先頭車両
(最後部だが)


車内は2等なのに2+1列のリクライニングシートなので豪華だ。座席は固定式で回転ができないので、半分は進行方向と反対の向きになる。

各座席には背面テーブル、読書灯、コンセントがついている。小物入れネットの下に引き出しのようなのがあって何かと思ったら、他の乗客を見たらゴミ箱だった。

車内販売もあって、各種ドリンク、アイス、サンドイッチなどをワゴンに乗せて何度も往復していた。

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プラハ本駅を発車する


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しばらくはプラハの町中を走る
どこか社会主義時代の面影が…


めずらしく車内は混んでいて、9割方の座席が埋まったくらいの乗車率。それでも一人掛け席なのでゆったりとしている。

発車すると車掌が検札に回ってきた。そのあとクルーがワゴンを押して現れる。車内販売かと思たら、ミネラルウオーターのボトルを配り始めた。
さすがチェコ国鉄ご自慢の高速列車、大変サービスが良い。

在来線を160km/hでかっ飛ばすので結構スピード感がある。小駅を次から次へと通過する。
天気は下り坂のようでどんよりと曇っていて、暗い。

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駅間は地平線の向こうまで麦畑が続く


プラハ本駅を発車して54分で最初の停車駅パルドゥビツェに停車する。
プラハから146km、人口8万8千人の都市である。

ここパルドゥビツェで半分近くの乗客が降りてしまった。乗ってくる人もいたが、ここからは空席が目立つようになった。

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パルドゥビツェ駅に停車


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車内のシートは2等でも3列になっている


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リクライニングシート


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駅を通過する


この列車にはビストロカーもあって行ってみたかったが、荷物の心配とお腹が空いていなかったのと、乗車時間2時間が思いのほか短かったので残念ながら叶わなかった。

11時17分、1分の遅れもなくオモロウツ本駅に到着した。


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オロモウツ駅の古びたホーム


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地下道から階段を登って駅舎へ


オロモウツでは15時まで町の散策やトラム乗車をしようと思っている。
駅だからコインロッカーか荷物預り所くらいあるだろうと探したらすぐにコインロッカーが見つかった。1回60コルナで使用できるのは硬貨のみ。
手持ちのでは足りなかったので、駅構内のコンビニでチョコウエハスを2個買って、そのお釣りを足すと60コルナ分の小銭がそろった。

コインロッカーの使い方は日本と同じで、使用中が赤ランプ、緑ランプで鍵が差さっているのが空き。
お金を入れて鍵を回して抜けば良いだけだった。

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風格漂うオロモウツ駅のコンコース


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コインロッカー




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posted by pupupukaya at 00:00 | Comment(0) | 2012年 チェコ鉄道旅行記
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