新発田市は人口約10万人。あまり観光で訪れるひとは少ない新潟県北部の地味な都市だ。「しばた」と読むのだが、難読地名と言うほどではないが、正しく読める人は少ないだろうな。

新発田駅
つぎの列車まで1時間半以上の乗り継ぎ時間がある。
改札口の横に観光案内所があったので、1時間位でどこか見てこれる所は無いか尋ねてみた。案内所の人は親切で、「新発田散策マップ」というのをくれ、色々説明してくれた。
何もなさそうなイメージの町だが、やはりここは本州で、新発田藩の城下町として栄えた歴史があるようだ。
マップのおすすめ散策コースに沿って歩いてみることにした。

安土桃山時代に建築された諏訪神社

市島酒造
売店では試飲もやっている
何種類か試飲させてもらった

市島酒造の展示室

水路のある町並み

水路の上に建つ公設露天市場

新発田城本丸表門
国指定重要文化財の建物

本丸表門の内部
敵が攻めてきた際は窓の下から石を落として攻撃する構造になっている

本丸を見下ろす
お城の中に自衛隊のトラックが並び戦国自衛隊のような風景
考えてみれば城は本来要塞だったわけで、城の中に自衛隊基地があるのも納得できる。

端午の節句だからか具足が飾られている

桜と鯉のぼり

お堀と二の丸隅櫓

新発田駅近くの商店街
1時間ほど歩いて回って来て駅に戻ってきた。
新発田からは羽越本線の普通列車で今日の宿泊地である中条に向かう。
別に中条に用事は無いのだが、富山県から札幌まで列車では1日で着くことはできないので、途中で途中下車して1泊する必要がある。
ネットで宿泊地を探したのだが、新潟や秋田のビジネスホテルに泊まるのもつまらないので、新潟−秋田間で1泊2食付きで探していたら、駅前で手ごろな値段で見つかったのがこの町の旅館だった。

新発田駅のコンコース
節電のためどこも薄暗い

村上行き普通列車
今度のは新潟始発の4両編成の電車だった。115系電車と言って国鉄時代に製造された。車内はリニューアルされているものの、昔ながらのボックス席が並んでいる。
村上までの羽越本線は特急も普通も国鉄型車両のオンパレードだ。

115系電車の車内

中条に到着
幹線の途中駅といった雰囲気

中条駅の改札口
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