2011年トワイライトエクスプレス旅行記 3


札幌を発車したときは青空の広がる良い天気だったのに、進むにつれて曇り空になって重苦しい天気になってきた。

途中駅での乗客もあまりいなく、結局空き部屋多数のまま大阪まで行くようだ。

洞爺は北海道側最後の停車駅で10分停車する。ここで札幌を14:52に発車した「スーパー北斗16号」に抜かれる。
ホームに出るとホームの向かい側に貨物列車も入ってきた。

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洞爺駅で10分停車

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 スーパー北斗16号が先に発車して行く

洞爺を発車すると、車掌がスイートを含めた空き室の窓のカーテンを閉めて施錠し始めた。次は翌日4:40着の新津まで停まらない。もう乗ってくる人はいないとの判断なのだろう。

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食堂車「ダイナープレヤデス」ではディナータイムの準備中

森を通過すると、列車は通常の特急とは違い「砂原線」へと進んで行く。大沼公園経由と比べると相当な遠回りになるこの路線は、上り列車では急勾配を登らねばならないため、上りの貨物列車は全て砂原線回りで運転されている。

大沼の眺望は、スーパー北斗より砂原線回りのこちらの方が良かった。晴れていればもっときれいだったろうが、残念だ。

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 車窓に見える大沼と裾野だけ見えている駒ケ岳

五稜郭は時刻表では通過となっているが、機関車の付け替えと方向変換のために11分停まる。
ドアは開かないので降りることはできない。

このあたりで日が沈んで空も暗くなってきた。

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 五稜郭停車中

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部屋の明かりを消すと夜景を楽しめる

日も沈んでしまい、津軽海峡線を走る頃には完全に外は暗くなった。
一人旅の夜は暇だ。
列車に乗っているので退屈ではないが、なにもすることがない。
本を読むには部屋を明るくしなければならないが、部屋の明かりをつけないで夜景を見ているのも悪くない。

列車は青函トンネルに入る。窓の外側がすごい勢いで曇る。これはトンネル内の湿度が高いため。

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青函トンネル走行中

21時過ぎ、パブタイムの営業開始との放送があったのでしばらくして3号車の食堂車へ行く。
利用者は少なく、スタッフの姿ばかり目立つ。先客は1組のみ。

食事は発車してすぐの駅弁以来なので、「ビーフピラフ」(1,200円)にした
北斗星のパブタイムのようなセットメニューは無かった。

パブタイムメニューは他に「海老ピラフ」や各種一品料理など。
ワインの品ぞろえは豊富だ。

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 21時過ぎ、パブタイム営業中の食堂車

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北海道ケルナー(ハーフボトル)

デミグラスソースを絡めたピラフはローストビーフ(?)がのって本格的だった。
トワイライトエクスプレス・ライスとでも名付けたいようなオリジナルな一品。

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 ビーフピラフ

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木目調の重厚なインテリア

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車端部はステンドグラスの明かりが灯る

スタッフたちは明日の準備なのか忙しそうだ。
新たな客も来ないまま先客も引き揚げ、食堂車内の客は私1人だけになった。

ちびちび飲んでいたハーフボトルも空になったので、料理をもう一品追加して、もう1杯くらい飲んでもいいかなと思っていたが、客は私一人だけ。

なんとなくスタッフルームのような雰囲気になってきたので、こちらも引き揚げることにした。

自室に戻って、もう少し飲むことにする。
その前にベッドメイキングをしておく。

トワイライトエクスプレスのロイヤルの座席は、ボタンを押すと背ずりが90度回転してダブルベッドになる。

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背ずりが倒れるとシーツも敷かれた状態になる

ベッドは広くなったのだが、部屋は椅子が1個置けるだけの広さになった。

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 ベッド室みたい

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札幌駅のどさんこプラザで買ってきた「十勝ブランデー原酒」というのを試してみる。アルコール度数は60度もあって、口に含むと舌の上で焼けて蒸発するような味だった。慣れてくると結構いける。

流れる夜景を見ながらちびちび飲んでいたら、だんだん眠たくなってきた。



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