仙台市内発一筆書きっぷの旅3〜宇都宮線グリーン車と山手線途中下車の旅

 ◆ 宇都宮をあとに

おはようございます、宇都宮駅東口近くのビジネスホテルから。

今日の行程は、宇都宮から快速電車で新宿へ向かい、そこからぐるっと山手線を回って品川から常磐線経由特急『ひたち』で仙台へ戻るというもの。
そして仙台空港から飛行機で札幌へ。

1日中移動という行程だが、今日もひとつお付き合い願います。

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 駅前のトランジットモール区間をすれ違う電車。

ちょっと早めにホテルをチェックアウトして、宇都宮駅東口に発着するライトラインを見てから宇都宮駅へ。

昨日はライトラインに乗ったり撮影したりばかりだったので西口の方へは来ていなかったが、宇都宮駅の表口は西口で、東口は裏口に当たる。
市の中心部はJR宇都宮駅からさらに西へ行った東武宇都宮駅付近であり、市役所や県庁もそちらにある。

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 宇都宮駅正面側となる西口と餃子像。

まだ開通したばかりの宇都宮ライトレールだが、早くも西側への延伸プロジェクトが動き出している。
延伸計画区間はJR東北本線をオーバーパスで渡って、東武宇都宮駅付近を通って県教育会館付近までの延長約5km。
ホームページなどを見ていると、宇都宮市はやる気満々と見て取れる。

一方で、相変わらず根強いライトレール建設反対運動もあるようだ。
しかし、反対論者の論拠である周辺道路の渋滞はライトライン開業後はさほど起こっておらず、また経営は赤字どころか利用者も開業前の想定より大幅に多いことから、初年度経常黒字予想との報道もある。

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 西口入口の宇都宮ライトレール西側延伸の広告。

とはいっても、プロジェクトはまだ始まったばかりで、西側延伸開業となるのは2030年以降のことらしい。
この延伸が実現した際には、また宇都宮に行きたい。

その時は札幌まで開業した北海道新幹線で行くことだろう。
楽しみに待っています。


 ◆ 宇都宮 8:36 → 新宿 10:14【快速4521Y】

宇都宮からは、8時36分発の湘南新宿ライン直通の快速列車で新宿まで行く。

この快速列車は土曜休日のみ運転の列車だが、新宿までの所要時間は1時間38分。
かつて走っていた特急『おはようとちぎ』とダイヤがほぼ同じという便利な列車だ。

楽に行きたいというのもあるが、少しでも旅行気分にしたいということもあってグリーン券を買う。
今日は土曜日なので、グリーン料金はホリデー料金が適用されて新宿まで800円。

このグリーン券は紙のきっぷではなく、IC乗車券にグリーン券情報を記録させ、車内の各座席の天井にあるリーダーにタッチするというもの。
もちろん、北海道民御用達のKitacaも使用できる。

初めて利用するシステムだけど、そんなに難しいものではないだろう。

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 東北本線のE233系電車(これは1本前の上野東京ライン経由熱海行)。

7番線ホームに行くと、先に出る上野東京ライン経由熱海行普通列車が停車していた。
15両編成で、普通車もグリーン車もガラガラ。
土曜日の朝だからこんなものだろう。

熱海行がガラガラで発車して行くと、
次の快速逗子行きは4つドア10両です
の放送が流れてきた。

な、なんだって〜!

15両編成と10両編成ではグリーン車の乗車位置が違うのだった。
慌てて10両編成のグリーン車乗車口に向かうといつの間にか長蛇の列ができていた。
グリーン車だけでなく、普通車の乗車口も大勢並んでいた。

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 長蛇の列の中、湘南新宿ライン経由逗子行が入線。

列の一番後ろについたけど、2階建てグリーン車の収容力は大きく、何とか2階の窓側席にありついた。
土曜の朝なのでガラガラだろうと予想していたが、とんだ番狂わせとなった格好。

座席に着いて、天井にあるカードリーダーにIC乗車券をかざすと赤いランプが青いランプへと変わる。
青いランプの席に着席している客は、グリーン料金を支払い済みの客ということになる。

ほとんどの人がIC乗車券利用のようで、埋まっている席は青いランプが点灯している。
たまに赤いランプの席の人がいると、車掌が回ってきたときにグリーン券の提示を求められる。

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 E233系グリーン車2階席。

座ってしまえば2階席は眺めが抜群に良い。
目線がホームに立つ人よりも遥かに上にある。

だけど所詮は普通列車で、グリーン車とはいえ座席は特急の普通車並みだった。
普通車のロングシートで行くよりは全然マシだけど。

次の雀宮に停車したら、ここもホームは乗客の姿がたくさん見えた。
グリーン車にも乗ってきて、隣の席も雀宮から相席となる。

この後も停車駅ごとに乗ってきて、小山ではグリーン車は満席となった模様。
空席を探しながら通路を歩く乗客も、あきらめて階段を下りて行くようになった。

満席となった車内の顔ぶれは、グリーン車というより、週末に東京へという人達が乗り合わせた近距離特急といった感じがする。

早さでは新幹線にかなわないが、小山〜大宮間が快速運転で、新宿や渋谷に直通とあっては早くて便利な列車なのだろう。
それにグリーン車は800円の追加で行けるのだから、北関東の人たちにとっては便利な乗り得列車とも言える。

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 東武伊勢崎線と接続する栗橋駅を通過。

小山からは快速運転となり、快晴の関東平野を110km/hで走る。

古河(こが)では、先に宇都宮を発車した熱海行を追い抜く。

ここからもたくさん乗ってくるが、グリーン車は満席のようで立ち客も出てくるようになった。
車掌が立っている人に、普通車に移ればグリーン料金は払い戻しになるが、このまま立っていればそのままと説明している。

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 東鷲宮駅付近から見えた富士山(見ずらいですが画像中央)。

古河駅の前後は高架線となっていて眺めが抜群だ。

その家々の屋根越しに見えたのが、ななな〜んと、富士山!
慌ててカメラを構えるが、あっという間に視界から消えてしまった。

それが再び姿を見せたのが東鷲宮付近の高架橋から。
霞んではいるが、雪で白くなった山頂の形はまさしく富士山。

ここから富士山までの直線距離は100kmを超えるけど、こんな遠くからも見える時があるんだねえ。

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 停車駅ごとに大勢の乗客が乗ってくる。

相変わらずどの停車駅のホームも乗客の数が多い。
このグリーン車も停車駅ごとに次々と乗客が現れるが、ついに通路まで立ち客が出るようになった。

グリーン車は、座れなくて立っているだけでもグリーン料金が適用となるのでもったいないことだが、普通車の方で立っているよりもこちらの方がマシということなのか。

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 高崎線上野東京ライン経由平塚行。あっちも大混雑。

大宮で何人か席を立つが目立った動きはなし。立っている人が入れ替わりに座ったくらい。
大宮から加わった人の方が多くて、通路に立つ人はさらに増えた。

隣に停車している高崎線からの上野東京ライン経由平塚行は、ラッシュ並みの混雑。
東京の人の多さに、あらためて驚かされる。

ホームの発車メロディーが鳴り終わると、
大変混雑しています、この辺で扉を閉めさせてもらいます
とアナウンスが流れた。

車掌がこんな放送するくらいだから、普通車のほうは積み残しが出るほど混んでいるのだろう。
この放送は浦和、赤羽でも同じように続いた。

新宿や渋谷方面ならば埼京線もあるけど、所要時間は圧倒的に湘南新宿ラインの方が早いことから、こちらに集中するようだ。

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 駒込からは山手線の隣を走る。

赤羽からは今使用中の仙台市内→仙台市内の乗車券の、いよいよ本領発揮となる。

赤羽と、山手線ぐるり一周の区間を通過する際は、複乗しない限り実際の乗車経路にかかわらず最短経路で計算するという決まりがある(東京近郊区間内のみ発着の乗車券を除く)。
いわゆるJRの旅客営業規則にある70条区間というやつ。

この乗車券に記載された経由駅は『大宮・東北・三河島』(東北線〜日暮里駅〜常磐線)の最短経路だが、山手線の南側をぐるりと遠回りして、品川始発の『ひたち』にも乗車することができる。

もちろん101km以上の片道乗車券なので途中下車もできる。
複乗と同じ駅を2度通ることさえしなければ、山手線1周のフリーきっぷのような使い方もできるわけだ。

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 70条区間(太線)と実際の乗車経路(赤線)。

ところで、通常ならば意識することはないのだろうが、湘南新宿ラインや上野東京ラインは赤羽から先のルートが複雑だったりする。

湘南新宿ラインは、時刻表だけ見ていると赤羽から池袋に短絡する埼京線(十条・板橋)経由ように見えるが、実際は東北線・山手線(赤羽〜大塚〜池袋)の乗車経路と見なされる。

湘南新宿ラインならば日暮里を通ることはないけれど、上野東京ラインだと日暮里には停車しないしホームもないが、乗車経路は日暮里経由となってしまうので注意したいところ。
日暮里〜東京間は区間外乗車できる特例はあるものの、この間は途中下車ができなくなる。

東京西側の都心の一つである池袋に到着。何人か降りる人があったが、目立った動きはないのが意外だった。
やがて西新宿の高層ビル群が見えてくれば新宿だ。

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 西新宿の高層ビル街と黄色い総武線電車。

さすが新宿では降りる人が多く、半分以上の乗客が席を立つ。
降りる人も多いけど、乗る人も多く、ホームの各乗車口は行列となっていた。


 ◆ 新宿ぅ〜新宿ぅ〜、世界一のマンモス駅新宿です

新宿駅は日本一利用者数の多い駅として知られる。
コロナ前の2019年の統計を見れば、乗降客数はJR新宿駅だけで150万人を超えていた。

さすがは日本一・・いや世界一のマンモス駅であろう。

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 世界一のマンモス駅、新宿駅に到着。

大勢の下車客に押されるようにエスカレーターに乗って改札口を目指す。

自動改札機に乗車券を入れるとピンポ〜ンと鳴って、『精算してください』の表示が出てきた。
しょうがないので有人の改札口に持っていって「途中下車です」と言ってきっぷを渡す。

駅員は券面を指でなぞりながら確認して、『新宿』の下車印を押して返してくれた。

「入る時も自動改札は使えないんですか?」
と聞いてみたら、乗車券には最短経路の情報しか入っていないので、それ以外の経路だと自動改札が受け付けないとのことだった。

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 Suicaのペンギン広場。

さて外に出てみたが、ここはどこだ。
まったく見覚えがない場所。

今出てきた改札が新南改札口、目の前の広場はSuicaのペンギン広場というらしい。
案内看板はニュウマンだとかサザンテラスだとか、さっぱりわからんでござるよ。

考えたら新宿は何年ぶりだろう。
2011年に急行『はまなす』と新幹線を乗り継いで東京に来たとき以来じゃなかったかな。

それ以前ならば快速『ムーンライトえちご』の始発駅だったので、夜の新宿をウロウロすることも多かったけど、
12年も経ちゃ、そりゃ変わりますわな。

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 甲州街道に面した新宿駅南口。

出てきた改札と反対側に行けば、広い通りは甲州街道だった。
ここは陸橋だったはずだけど、両側にビルが立ち並んで地上のようになっていた。

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 新宿駅山手線・総武線ホーム。

しっかし人が多いこと。
もう新宿はいいです・・(汗
こんどは南改札から入って山手線ホームへ。


 ◆ 原宿、明治神宮へ

次に向かうは原宿。
原宿といえば若者の街、おしゃれな街、竹下通り。
なんですが、意外と知られていないけど明治神宮の最寄り駅。

ちょっと近くを通りかかったものですから、これも何かのご縁ということで明治神宮へお参りに。

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 2020年に完成した原宿駅の新駅ビル。

で、原宿で降りたら、田舎から出てきたおじさんがたまげるほどの変わりようだった。
原宿駅の古い駅舎が建て替えられたことは知っていたが、外へ出ると立派な近代的な駅ビルがそびえ立っていた。

明治神宮は駅を出たところに大鳥居があるのですぐにわかる。
天気の良い土曜日のためか、参拝に来る人も多く、参道はぞろぞろと歩く人の列となっている。
日本観光人気なのか、外国人の姿も多く目立つ。

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 明治神宮と三の鳥居。

本殿に着いてお参り。
混んでるかと思ったが、意外とそうでもなかった。

では賽銭を・・・ゲゲッ!
財布の中には小銭が1枚もなかった。どこかで現金で買い物して小銭を作っておくんだった。

だからと言って千円札はいくらなんでも・・・
後でお札(ふだ)でも買うからと、神様に賽銭は勘弁してもらって、お参りをする。

2礼2拍手1礼。
はは〜ッ。

私ら日本人はお参りだけれど、外国人観光客にとっては観光名所でしかないわけで。
「カメラ、ノー!」
本殿にカメラを向ける観光客に警備員が注意している。

先ほどの約束なので、売店でお守りを1つ買った。1000円。
その売店の巫女さんのしゃべり方が、えらい外国人訛り。
巫女さんも外国人が勤める時代になっちゃったんだね。

また参道を歩いて原宿駅に戻り、せっかくだから竹下通りを入り口だけ拝んで行く。

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 日本のKawaii文化の聖地、竹下通り。

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 原宿駅竹下口は昔ながらの風情。

すっかり新しくなった原宿駅だが、竹下口のほうは昔ながらの佇まいだった。
また有人改札できっぷを見せてホームへ。

さっき降りたときは気付かなかったが、原宿駅はホームも一新されていて、かつて年末年始の明治神宮参拝シーズンだけ使われていた臨時ホームが大改造されて、新宿・池袋方面のホームとなっていた。
こちらのホームは片側に柵が設けられて、渋谷・品川方面専用ホームとなっている。


 ◆ 大工事中の渋谷駅

今度は2つの山手線ホームを一体化し、離れていた埼京線ホームを山手線の隣に移転する大改造が行われたばかりの渋谷駅。

この2つのホームの運用開始となってから1年近くになるが、ホームの床も壁も仮設となっている場所が多い。
駅名標も仮設のものだった。

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 工事中のホームと仮設の渋谷駅駅名標。

東急東横線の渋谷駅が地下に移転して東京メトロ副都心線と相互乗り入れするようになって、すでに10年が経つんだね。
地下鉄銀座線の渋谷駅も、JR渋谷駅をまたぐ場所から明治通りの上に移転している。
これで渋谷駅の工事は終わりではなく、今度は今までの駅ビルを全部取り壊して、一大再開発となるんだとか。

で、なんで渋谷で途中下車したかというと、忠犬ハチ公を見たかったから。
ハチ公は1923年生まれ。今年で満100歳を迎えたことになる。

それでハチ公改札に向かうと、有人改札口は順番待ちの列が出来ていた。
別に急ぎじゃないからいいんだけど、この列がさっぱり進まない。

考えたら有人改札と言っても、精算所と案内所を兼ねているのでこうなってしまうわけだ。
自動改札機を通れないんじゃ、せっかくの切符も便利さが半減といったところ。

精算も、自動精算機が使えない面倒な客ばかりなので時間がかかるわけだ。
ようやく自分の番が来て、駅員は券面を指でなぞって確認して下車印を押した。

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 忠犬ハチ公を囲む人だかりと撮影の順番待ちの列。

さて、忠犬ハチ公の像。

世界の忠犬ハチ公とあって、周りは人だかりがしている。
ハチ公の像がなくても、ここの広場は人でいっぱいだが。

記念撮影の順番待ちの列もあるが、私は忠犬ハチ公を単体で撮影したいだけなので、順番待ちが入れ替わる合間にササッと撮ってしまう。

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 忠犬ハチ公の像。

しかし何だよこの世界エイズデーの赤いたすき掛けは、プンプン!

調べたら12月1日は世界エイズデーとあった。
だけど今日は12月2日、エイズデーはもう終わったの。

何だよ、わざわざ札幌からハチ公を見るためにはるばる渋谷までやってきたのに、ハチ公がこんな残念な姿になっているとは。
田舎から出てきたお上りさんをガッカリさせるような真似はやめて欲しいですよ。

ね、渋谷区保健所さん。

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 渋谷駅は大再開発工事中。

渋谷といえば、私自身の印象にあるのが東急東横店と、2階の山手線のホームに直接出られた玉川改札と、3階の地下鉄銀座線だったけど、そのどれもが無くなったんだなあ。
歩道橋の上から、今取り壊されようとしている東急東横店の建物を見ていてしみじみと思う。

再開発されて発展するのは結構なことだけど、どこもかしこも高層ビルだらけの同じような街並みになってしまうよ。
これは新幹線開業を目指して再開発工事が始まっている、わが街札幌駅周辺にも言えることだけど。

昭和30年代、高度成長期の入り口の頃、やはり都心の建物が鉄筋コンクリート建てのビルに次々と立て替えられ始めた頃、明治や大正生まれの人たちは同じことを思ったんだろうか。

この次渋谷に来るときは、すっかり様変わりしているんだろうなと思いながら渋谷を後にする。


 ◆ 大発展した品川駅

最後の途中下車駅は品川。

品川駅は京急電車の始発駅なので、羽田空港に行くときに乗り換えたり、あるいは京急電車に乗るためにだとか、まるっきり縁がない駅ではないのだが、京急電車のイメージが強い駅だなあ。

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 山手線で品川駅に到着。

かつて大垣夜行があった頃は、青春18きっぷシーズン時だけ品川始発になることがあって、品川駅の普段は使われないホームで並んだっけ。

そんな品川駅も、京急空港線の羽田空港延伸で空港アクセスの乗り継ぎ駅へ。
2003年に東海道新幹線の駅が設けられ、2008年からは『のぞみ』号の全列車が停車するようになる。

さらに将来開業するリニア中央新幹線の東京側始発駅になることが決定しており、そうなると東京駅と肩を並べるほどの主要駅となることだろう。

山手線内の駅で、一番の出世頭が品川駅ではないだろうか。

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 品川駅の京急線のりかえ改札。

そんな品川駅で途中下車するのは、仙台行特急『ひたち』に始発駅から乗車するため。
その品川駅も現在工事中なのだった。

高輪口から出てみると、2階建ての駅舎はすでに取り壊されて、通路も仮設のものになっている。

これは、現在高架駅の京急品川駅を地平化するための工事なのだとか。
現在の高架駅を稼働しながら、その真下に地平駅のホームを建設するわけだから大工事だねこれは。

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 京急線地平化工事中の品川駅。

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 高輪口エレベーター通路の窓から見える京急電車。

そんな大発展の品川駅だが、外に出ても繁華街があるわけでなく、乗り換えだけの駅といった印象だ。
行きたいところも見たいところも特になく、高輪口のエレベーターに向かう通路から、行き交う京急電車を眺めてしばらく過ごした。

〜4へつづく  


posted by pupupukaya at 23/12/10 | Comment(0) | 東日本の旅行記
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