2023年夏フィンランド旅行記6 白夜のケミヤルビ

 ◆ ホテルケミヤルビ

駅から歩きだした途端にザーザー降りに遭遇し、雨宿り中。
これも通り雨だったようで、5分くらいすると小雨になり、やがて止んだ。

昨日のヘルシンキ以来、どうも不安定な天気だ。
雲は厚く立ち込め、また降り出してもおかしくない。
まずは真っすぐホテルへ向かうことにする。

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 ケミヤルビ駅遠景。

駅は町はずれのような場所にポツンとあるような格好で、周りに人家も何もないから夜など怖そう。
坂道を登って行くと国道の交差点に出た。

駅から町の中心部までは2kmほどの距離がある。
私はバックパック姿なので苦にならないが、スーツケースをガラガラ引っ張って歩くのはちょっと大変だなあと思う距離。

ホテルまでの道筋は事前に調べてあるし、国道に出れば道なりに歩けばそれらしい場所に出るようだ。

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 左が貨物線、右がロバニエミ方面。駅南側の陸橋から。

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 市内を貫く国道E63号線。

ところでこの道なりに歩けばというのは、グーグルマップの経路案内で、実際は国道は途中から自動車専用道路となるので歩道はわき道にそれてしまった。
道が途切れたらどうしようかと思うところだが、進んで行くと中心部らしい所へ出る。

駅から歩くこと25分、雨に当たることもなく無事ホテルの前に着いた。

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 ホテルケミヤルビ(Hotelli Kemijärvi)外観。

あまりホテルらしくない外観だけど、ケミヤルビでは数少ないホテルの1つ。
入口のドアに電話番号が書いてあるのは嫌な予感がした。

なぜなら、安宿の場合エントランスのドアに鍵が掛かっていることが多いので。
こうした場合はインターフォンで中の人を呼び出すか、最悪の場合はここに電話して下さいなんて書いてあることもある。

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 ホテルのエントランス。

それは杞憂で、ドアの取っ手を引くと普通に開いた。

レセプションはあるが誰もいない。
呼び鈴が置いてあったので2回ほど押したら、奥の階段からここの親父らしい人が下りてきた。

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 1Fロビーとレセプション。

とりあえず「ハロー」と言って、
え〜と何て言えばいいんだ。

「アイハブア、ブッキング・・・」

親父は客だと分かったようで、
「ネーム?」

自分の名前を告げると、書類をペラペラめくって、
「ブッキングコム?」
「イエス、イエス」
ブッキングコムは予約サイトのこと。

親父は時計を指さして言った。
「チェックインタイム アット スリー」
(チェックインは3時からだよ)

やっぱり今からチェックインは駄目のようだ。

じゃあ荷物だけ預かってくれればいいや。
3時ならば、2時間半ほどどこかへ行っていればいいわけだ。

「プリーズ、キープマイラゲッジ・・・」と言うと、
親父が、ちょっと待ちな、というようなことを言ってパソコンを操作しだした。

しばらくしたら頷いて、キーボックスにあった鍵を出した。
「ウエイト ヒア」
とカウンター横にあるソファーを指さすと、鍵を持って階段を上がって行った。

どうやらチェックインはできそうな感じだ。

空き部屋を整えてきたのか、しばらく待っていると親父が下りてきた。
「オッケー、チェックイン」

ルームナンバーはこれね、キーはこれ。
夜10時以降はエントランスのドアが閉まるから、ルームキーで開けてね。
明日の朝食は2階の食堂ね。

って全部英語だけど、言わんとすることは全部理解する。
こちらも「ヤー」とか「イエス」と返事をする。

親父は一通り説明し終わると、
「ウェルカム、ホテルケミヤルビ」
と言った。

こちらも思わず、
「サンキュー、サンキュー」と繰り返した。

無事チェックイン完了。

親切な親父だった。
もしかしたら、この雨模様のなか放り出すのも可哀そうだと思ったのかもしれないが・・・

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 3Fのツインルーム。

部屋は3階、古い建物なのでエレベーターは無し。
ドアを開けると、おおー広い。
予約はシングルだったけど、ツインルームだった。

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 部屋は古いけどシティホテル並み。

ソファーとテーブルがあって応接間のようにもなる。
ちょっと古いけど、シティホテル並みだよ。

たまたま空いていたからなんだろうけど、これはいい部屋に当たった。
さっき雨に当たって凹んでいたが、テンションが上がる。

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 ワイパーが置いてあるシャワールーム。

シャワールームを見ると、こちらはバスタブがないタイプ。
トイレとシャワーはカーテンで仕切ってあるけど、床の仕切りがないので床じゅうビショビショになってしまう。

そのために奥にワイパーが立て掛けてあるのだった。
シャワーの使用後は、ワイパーで床の水滴を掻くことになる。
ヨーロッパではよくあるタイプだが、安宿でも最近は見なくなった気がする。

窓の前にある椅子に腰かければ、これが深々と身体を包みこむような座り心地。
こういう椅子はちょっと日本にはないな。さすが北欧の家具は違う。

今日の出来事を手帳に綴っていると、そのまま眠ってしまった。


 ◆ ケミヤルビ市内探検

チェックインしてから1時間ほど経っていた。
雨も降っていないようだし、市内探検をして来ることにした。

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 こちらはシングルルーム(ドアが開いていたので)。

1階に下りると、さっきの親父がカウンターの中にいた。
一応「ハイ」と挨拶して出かけると、親父がちょっと待ちなさい(みたいなこと)と言った。

地図は持っているのか?
「ノー」
と言うと、書棚からガイドマップを出して渡してくれた。
「オーサンキュー!」
と受け取って外に出る。

ケミヤルビ市は人口約7千人、林業と製材工場が主な産業となっている。
北緯66度43分に位置する、北極圏の都市。

観光はあまり盛んではないようで、『地球の歩き方』でもこの町は載っていない。

それでもオーロラ観光などで夜行列車に乗ったことがある人ならば、ケミヤルビの名は聞いたことはあるかも知れない。
ヘルシンキからロバニエミへは2本の夜行列車が毎日運行されているが、そのうちの1本はケミヤルビ行だからだ。

オーロラ観光の拠点として、また空港や鉄道駅からバスへ乗り継ぐ交通結節点としてのロバニエミに対して、こちらケミヤルビは、ほとんど行き止まりとも言える町。
そうしたこともケミヤルビまで足を延ばす観光客が少ない理由だろう。

ただ、ケミヤルビと北海道の壮瞥町とは友好都市提携の関係があって、まるっきり日本と縁がない町というわけでもなさそうだ。

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 ケミヤルビ周辺の地図(ケミヤルビのガイドマップより)

で、ケミヤルビには何があるのか。
事前にいろいろネットで情報収集はしていました。
で、わかったことは、何もなさそうということ。

何もないで一蹴するのもケミヤルビの人に対して失礼な話だが、観光するような場所は見つからなかった。
一応博物館的なものはいくつかあるが、規模も小さいし長居できる場所ではなさそうだった。

情報源は主にグーグルマップ。
ていうか、日本語ではグーグルマップ以外の情報源は見つからなかった。

だから市内観光ではなく市内探検と呼ばせていただく。

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 ケミヤルビの中心街。

まずはホテルのある中心街からスタート。

ヴァパウデン通り(Vapaudenkatu)という名の通りで、ビルが並び、ちょっとした商店街になっている。
昔はここがメインストリートで、それなりに賑わったんだろうと感じさせる。

車社会になり、スーパーマーケットが進出してくると中心部が寂れるのはどこも同じ。
ホテルの向かいも、かつてはデパートだったみたいだが、今は廃墟ビルと化している。

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 ケミヤルビ市庁舎(Kemijärven kaupungintalo)。

この通り沿いに、銀行、警察、消防、市庁舎といった主要施設がほぼ揃っている。
それを囲むようにして、スーパーマーケットがあり、車が無くても住みやすい町といった感じがした。

市街地は鉄道駅の反対側や、ケミ湖の対岸にも広がっているが、中心部以外は普通の住宅地となっている。

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 ヴァパウデン通りから見たケミヤルビ教会。

通りの突き当りの目立つ建物がケミヤルビ教会。
時計塔がそびえ立ち、町のシンボルともいえる存在。

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 ケミヤルビ教会(Kemijärven kirkko)。

入口にある看板の説明書きによると、今の教会の建物は4代目で1951年に建てられたもの。
3代目の建物は1944年のラップランド戦争で、ドイツ軍によって破壊されたという。

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 ケミ湖を渡る国道E63号線。

教会を過ぎると国道に出て、ケミ湖を横断する。
ケミヤルビはこのケミ湖北部の湖畔に開けた町。

ケミ湖の面積は約230平方キロメートル、これは日本で2番目に広い霞ヶ浦と同じくらい。
だけど湖の国フィンランドでは、国内19番目の面積ということになる。

ちなみに、ケミヤルビの『ヤルビ』(järvi)はフィンランドで湖の意。
だからケミヤルビは湖の名前がそのまま地名になっていることになる。

この湖に注ぐ川と流れ出る川はケミ(Kemi)川、河口の町が今朝の列車で通ったケミという町になる。

国道の横に電化された線路が並行するが、これは貨物線でケミヤルビ駅から5kmほど東にある製材工場まで続いている。

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 貨物線の線路とケミ湖。

ここで、この貨物線の説明に少しお付き合い願います。

ケミヤルビ駅から東に延びるこの線路は、かつてはロシア国境に近いケッロセルカ(Kelloselkä)まで結ぶ約80kmの路線だった。
今見ている線路はその路線の一部ということになる。

ケッロセルカまでの路線も、過去の一時は旅客営業を行ったこともあるが、ほぼ貨物専用線だった模様。
2012年に、今の製材工場への引き込み線部分を残して廃止されている。

この廃線跡はグーグルの衛星画像で見ると確認できるが、廃線跡を同画像で追いかけて行くと国境を越えてロシア国内まで続いているのがわかる。

この線路は元々ケミヤルビ駅が終点だったものを、冬戦争(1939年にソ連がフィンランドに侵攻した戦争)終結後に結ばれたモスクワ講和条約の一環で、1940年から1941年にかけてソ連(当時)の鉄道網とを結ぶことを目的に建設されたもの。

その鉄道をこんどはラップランド戦争でドイツ軍に破壊されてしまう。
しかし戦後に木材輸送のためにケッロセルカまでの運行を再開することとなった。

 ※ 鉄道データのソースはフィンランド語版ウィキペディア。

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 ケッロセルカまでの路線があった頃の地図(ホテルに掲示してあった地図より)

2012年に廃止されたケッロセルカまでの廃線跡は、現在も線路がそのまま残されているようで、廃線跡好きには大いに気になるところだ。
だけど、そこまで行くには歩けば片道1時間以上はかかる距離となる。
晴れていれば歩いて行く価値はあるのかも知れないが、今日のこの天気では・・・

それに外国人が山の中を不用意にウロウロするのはどんなものだろう。
ひとつ間違えれば撃たれかねない。
熊だって出るだろうし。

車がなければ無理だろうな。

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 駐車帯にあった観光案内。

湖を渡る橋が終わったところに駐車帯があって展望所のようになっていた。
晴れていれば綺麗な景色なんだろうなあと思わせる。

今は雨は上がっているけど、遠くの方は雨が降っているのが見える。
風も少し出てきて、湖面はさざ波が立つようになった。

道路と線路は湖の砂洲のような土手の上に延びている。
湖の対岸くらいまでは行ってみたかったが、こんなところでさっきみたくザーザー降りに遭ったらひとたまりもない。
ここで町に引き返す。

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 ケミ湖を渡る鉄橋。

ケミヤルビの中心部はバスターミナル、ホテル、スーパーといった施設が徒歩圏内に揃っていて、旅行者が滞在するには便利な町だ。
鉄道駅がちょっと離れているのが難点だが、あちらは1日1本だけの発着なので仕方ないところ。
その鉄道駅をこちら中心部に近い場所に移転するという構想もあるようだが、どうなるのか。

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 ケミヤルビもう1つのホテル、メスタリン キエヴァリ(Mestarin Kievari)。

ケミヤルビの町中を歩いていると、やたらと目につくのがスーパーマーケット。
しかも、そのどれもが大型店舗並みとなっている。

こんな小さな町に何でスーパーがたくさんあるのか、都会から来た人には不思議に感じるだろうが、これは商圏が広大という理由から。
人口希薄地帯なので町にしかスーパーが無いから、何十kmも離れたところから車で買い物に来るのだ。
そのため、どの店も広い駐車場を持っている。

この辺りの事情は北海道でも似ていて、道東や道北の方では、ちょっとした町に大型スーパーがいくつもあったりする。
これもやはり近隣の町からも買い物に来るからだ。

しかし、大抵はこの手の大型スーパーは町の郊外にあって中心部からは離れているものだが、ケミヤルビのスーパーは中心部から近い場所にかたまって存在している。

よって、ケミヤルビはスーパーマーケットの町だなという印象を持った。

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 リドル(Lidl)はドイツ系のスーパーマーケット。国営酒屋のAlkoが併設。

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 こちらはフィンランド最大手のK‑Supermarket(Kスーパーマーケット)。

Kスーパーマーケットは市内にもう1店舗あり、さらに同系列のホームセンターもある。

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 こちらもフィンランド大手のS-market(エスマーケット)。

最後にSマーケットに寄って夕食とビールの買い物をする。
なぜここかというと、ホテルに一番近かったから。
ビールの種類が豊富だったので、いろいろ選んでみた。

ホテルを出発してから2時間ほど歩き回っていたが、観光客らしき人は1人も見なかった。
ていうか、アジア人など自分だけのような気がした。

あと、歩いていてもう1つ気づいたことがあって、それは走っている車がやたらと日本車が多いということだった。
ざっと見かけただけだが、半分以上が日本車という印象を持った。
ヘルシンキでは日本車などほとんど見かけなかったのに、フィンランド北部では日本車が人気なのだろうか。


 ◆ 今回旅行唯一のホテル滞在

ホテルに戻ってビールを冷蔵庫に入れたらシャワーを浴びる。
頭を洗うのも2日ぶりだからさっぱりした。
洗面台にドライヤーも備え付けてあったのはありがたかった。


4時半、早いけどディナータイム。
もうどこへも行きようがないし、車の運転があるわけでなし。
テーブルにスーパーで買った食材とビールを並べる。

今回の旅行では、今晩が唯一のホテル滞在となるので、もう少しまともな食事をと思ったけど、1人でレストランに入っても落ち着かないし、やっぱりこうなっちゃうよね。

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 Sスーパーマーケットで買った夕食とビール。

買ってきたのは30%引きのライスサラダ、パン2つ、トナカイのサラミソーセージ。
袋に『Poro』とあるのがそれ。珍しいしフィンランドらしいものをと買ってみた。

ずっと歩き回っていたのでビールが旨い。
トナカイのサラミは、トナカイ肉の風味がそうなのか、スパイスのせいなのかビニールが焼けたような匂いがする。
あまり旨いものじゃないが、話のタネってところ。

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 ホテルの部屋の窓。

フィンランドの窓の造りは独特になっていて、窓はガラスがはめ殺しになっていて開かないようになっている。
これは冬は非常に寒いので、気密性を高くするためなのだそう。
その代わりに脇に小窓があって、開けるとここが通気口となる仕組み。

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 遮光ロールカーテンを下ろした状態。

あともう1つが、遮光カーテン。
これはフィンランドというよりも北極圏に共通することだけど、夏は白夜のため暗くならないので、眠るときは遮光カーテンで部屋を暗くするというわけ。

鳥だったら暗くならないので一晩中さえずっているが、人間様はと言うとさすがにそうはいかないので。
ビール3本飲んだらさすがに眠くなってきた。
外を見ると、いつの間にかまた雨が降り出していた。

ちょっとひと眠りする。
今日は夜中の太陽は見られそうにないが、一応11時に目覚ましをセットしてベッドに横になる。


 ◆ 白夜のケミヤルビ

午後11時、やはり厚い雲が垂れ込めて、路面も濡れている。
天気予報を見たら、今日も明日も雨予報だった。
旅行先ではどこへ行っても好天に恵まれる私だが、どうもフィンランドだけは天気との相性が悪い。

12時を過ぎ、あまり気は進まないが白夜の北極圏まで来たのだからと外へ出る。
雨は上がっているが薄暗いし寒い。気温は6℃。

北海道でも6月上旬の今時期は道東や道北のほうへ行けば同じようなものだ。
どうも道内旅行の延長線上といった感覚が抜けきらない。

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 深夜0時のケミヤルビ。

車もほとんど通らず、誰も歩いていない道を歩いてケミ湖のほとりへ向かう。
明るいけど、町はすっかり寝静まった真夜中そのもの。

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 貨物線の踏切とケミ湖。

町から国道を渡った踏切の先にケミ湖が広がる。
地平線の向こうまで雲が覆っていて、夜中の太陽が見えるはずもなく。

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 晴れていれば沈まない白夜の太陽が見える北の空。

薄暗い湖面を見ていると、いつだったか夏至の時期にキャンプをした豊富町の兜沼公園を思い出す。
朝3時半くらいに夜明けを迎えた湖畔もこんな明るさだったなあ。

ケミヤルビに着いてから、どうも6月の宗谷地方にいるのと大して違わない気分なのはどうしてなんだろう。
あまりヨーロッパらしい建物がなく、景色ものっぺりしているからなんだろうか。

DSCN1814.JPG
 白夜の証拠。

現在午前0時14分。正真正銘の夜中ですよ。明るいですよ。
証拠写真として腕時計とケミ湖を撮ってみる。

またホテルへ引き返す。
白夜の太陽は残念ながら叶わなかった。

だけど一晩中明るい白夜と言うものは、1度体験しておいて損はないと思う。
私は2度目だけど、この一晩中暗くならない世界というものは、言葉では言い表せないくらい不思議な感覚が沸き起こる。

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 夜中でも明るい部屋。

部屋に戻ると1本残っていたビールを開ける。
これ飲んでまた寝てしまおう。

いつまで経っても曇りの日の夕方が続く、時が止まった部屋。
時計だけが紛れもなく夜中を示している。

午前1時半、ビール1缶飲み干したら再びベッドに潜り込んだ。

DSCN1852.JPG
 午前1時半(見づらいけど)まだ明るい。

6月7日の費用(現地払分のみ)
費目場所金額(ユーロ)円換算備考
夕食とビールSスーパーマーケット 21.043,222 
合計  21.043,222 
 ※ 全てクレジットカード払い

〜7へつづく   


posted by pupupukaya at 23/07/02 | Comment(0) | 2023年夏フィンランド旅行記
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