2022年名古屋・伊勢参り旅行記1

全国旅行支援が10月11日からスタートしました。

一昨年(2020年)はGoToトラベルというのがあって、それで沖縄の石垣島まで行ってきました。
しかし、新型コロナの流行で中止に。
都道府県単位での旅行支援キャンペーン、いわゆる県民割はちょこちょこやっていましたが、対象者は近隣の都道府県に限られるものでした。

今回の全国旅行支援とはその県民割の対象者を全国に拡げたというものです。
割引額は40%で1泊あたり上限が宿泊だけが5,000円、交通費込みが8,000円というもの。
国が用意した予算を都道府県が宿泊施設や旅行会社、予約サイトに分配するという仕組みで、各社に割り当てられた予算が上限に達したら完売として終了となります。

国内もいろいろ行きたいところがありますし、こういうときに行っておくのが良い。
日程は11月2日から4日までの2泊3日としました。
文化の日の飛び石連休のドサクサで休暇を取ってしまおうというもの。

行き先は名古屋としました。
札幌(新千歳空港)から名古屋(中部国際空港)までは往復JAL、名古屋市内中心部のビジネスホテルに2泊で30,800円。
それに地域クーポンが1泊3,000円分、今回は2泊なので6,000円分渡されるので、実質24,800円で行けることになります。

これは今行かないでいつ行くんだって感じ。
こういうときの行動は早く、開始日の10月11日には予約してしまいました。
果たせるかな、数日後には全国旅行支援は売り切れとのニュースが。

とりあえず押さえておいた飛行機と2泊3日のホテルですが、中日になる文化の日は名古屋から日帰りで三重県の伊勢神宮へ行くことにしました。
最終日は夕刻の飛行機なので、リニア・鉄道館へ。
伊勢参りもリニア・鉄道館も前々から行きたいと思っていたもの。ちょうどいい機会でもありました。

以上前置きが長くなりましたが、ここから旅行記となります。


 ◆ 札幌 → 名古屋【JAL3106便】

11月2日平日、朝ラッシュも終わりかけた札幌駅へ。
9:00発の快速エアポート90号で新千歳空港に向かう。
混んでいるかと思ったが、意外にも座って行くことが出来た。

それでも終点の新千歳空港まで満席に近く、去年あたりはガラガラで走っていて減便もされていた快速エアポートも、ようやく1hあたり5本体制の本領発揮といったところ。

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 イランカラプテ像が見守る札幌駅西改札口から出発。

新千歳空港は去年の京都旅行以来。
あのときは帰りだけ飛行機だったので、新千歳空港から飛行機にのるのは一昨年の沖縄旅行以来となるから、出発ロビーに来るのはずいぶん久しぶりな感じがした。

保安検査場の前には修学旅行らしい一団が並んでいる。
人の少ないうちに中に入ってしまおう。

飛行機のチケットはA4の紙1枚。
スマホに表示させれば印刷する必要はないけど、スマホから機械に読み取らせるのはコツがいるようなので今回は印刷してきた。
荷物はリュック1個にまとめてきた。預け荷物もなし。
そのまま保安検査場の入り口にある読み取り機にバーコードをかざすだけ。

昔は飛行機に乗るには航空会社の営業所か旅行代理店に出向いてチケットを買い、それを空港のカウンターでチェックインして搭乗券を発券してから保安検査場に行っていたものが、今やチケットレス。

予約も支払いも席の指定もすべてパソコンやスマホで完結する。
発行されるバーコードさえあれば、直接保安検査場に行けばOK。
本当に便利になったものだ。

これに比べて鉄道のJR各社というと、ネットで買っても未だに乗車前にみどりの窓口に出向いて紙チケット(しかも未だに磁気券)を発券しなければ乗ないという前時代的なことをやっている。

ぜひJR各社は飛行機を見習っていただきたいものだ。
ぜひJR各社は飛行機を見習っていただきたいものだ。

このブログでは2回でも3回でも言いますよ

不便な紙のチケットなどあと10年もすればなくなっている物の1つだろう。

なんだって?
お年寄りガ〜?

頼むからそういう意味不明の呪文のような言葉はやめてください・・・。

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 名古屋行きJAL3106便の搭乗口。

飛行機に乗る前はワクワクする。
列車に乗る前もワクワクするけど、あれとは別のプレシャスなワクワク感。
これが海外旅行ならばワクワク感も倍増だけど、そちらはまだしばらくはおあずけとなりそう。

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 小型機のボーイング737-800。

14番搭乗口から伸びるボーディングブリッジの先は、小さい飛行機がちょこんと停まっていた。
165人乗りボーイング737-800。
隣の東京(羽田)行きは大型の312人乗りで、比べると大人と子どものよう。

10時15分ごろから優先改札が始まり、そのあとに一般の改札をグループごとの順番に行うのだが、その分け方が以前は後方列と前方列に分けていたのが今日のは窓側とそれ以外の分け方になっていた。
飛行機の乗り方もいろいろと変わるものだ。
搭乗口前の、あの意味のない行列も今日は見なかった。

ボーディングブリッジは大型機の高さに合わせてできているらしく、急坂となった通路を通って機内へ。
今日の座席は普通席の一番後ろ窓側になる39K席。
窓側希望だと、翼の上以外ではここしか空いていなかった。
飛行機に乗ると色んな席に当たるけど(多くは自分で選んでいるんだけど)、果たして当たり席かはずれ席か。

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 右側最後部のK(窓側)・H(通路側)席。

39K席は一応窓側だけど、3列で並んでいる座席がここだけ2席になっていて、なぜか通路側に寄せているので窓側がぽっかりと1席分の空間となっている。
この空間をどう感じるかで当たり席とはずれ席の評価が違ってきそう。

単純に窓の外が見たいのであればハズレだなあ。
窓が遠い。
隣がカベじゃないのでゆったりとはできるけど、荷物が置けるわけでもないので完全なデッドスペース。
何でこうなっちゃったんだろう。
後ろに客がいないのでリクライニングし放題かと思いきや、後ろの機械に当たって背もたれはほとんど倒れなかった。

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 壁側に空間があるので窓が遠い。

程なく隣にも客が来る。
機内はほぼ満席の模様。
飛び石連休だからなのか、子供連れが多い。あと若い人。

離陸すると右前方に支笏湖が見えた。その向こうに小さく羊蹄山も見える。
今日は全国的に晴れのようなので、ずっと外界の景色が楽しめそうだ。

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 苫小牧市の3000m上空から見る支笏湖。

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 津軽半島の8500m上空から見る本州側竜飛岬と北海道側白神岬。

新千歳空港を飛び立った飛行機は函館に向かい、その後は日本海の洋上へ出る。
右側の窓からはしばらく海しか見えないので、この間に機内誌を読んだりする。

30分ほどすると佐渡島が見えてきて、新潟の上空あたりからまた内陸へ。
山頂が白くなった北アルプスの山々を見ながら名古屋へと向かう。

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 北アルプスの穂高や立山の山頂はすでに白くなっていた。

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 標高3,067mの御嶽山も雪化粧。

山が終わって平野に出ると、遠くに名古屋の摩天楼が見えた。
濃尾平野が一望できるほどの澄んだ空気。
窓が遠いこの39K席はつくづく残念。右腕を伸ばしてカメラだけ窓に当ててバシャバシャと撮影する。

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 セントレア(中部国際空港)が見えてきた。

12時17分、中部国際空港の駐機場に到着。
定刻は12:25着なので8分ほど早着ということになる。
一番後ろの座席なので、降りるのも一番最後ということになる。

前列の客は子供連れの家族。
聞こえてくる話では、ジブリパークへ行くらしい。
昨日オープンしたばかりの施設で、チケットが取れないなんて話も聞いていたから運良く当たったのだろう。


 ◆ 中部国際空港→名鉄名古屋【名古屋鉄道】

しばらくじっと待っていると、ようやく通路の列が動き出した。
飛行機の外に出たのは12時25分、着いてから一番最後に飛行機から降りるまで7〜8分といったところだ。

預け荷物は無いので手荷物受け取り場はスルー。
到着ロビーに出て、案内板の電車とある方に歩いて行くと中部国際空港駅のコンコースに出た。
12時29分。

12:47発、岐阜行き特急に乗る予定にしていたが、余裕で間に合った。

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 名古屋鉄道の中部国際空港駅。

本来ならば47分発の特急の1本前に37分発の特急『ミュースカイ』があるのだが、こちらは新型コロナの乗客減から11月18日まで運休中とあった。

持ってきたKitaca(キタカ)で改札口を通る。
Kitacaは北海道内にいるときはほとんど使うことはないが、こうして旅行に出たときは交通系ICカードを採用している乗り物ならば全国で使えるので便利だ。

Kitacaに限らず、全国共通のICカードは旅行に出るときは忘れずに持っていきたいもの。
現金いらず小銭いらず、いやはや本当に便利になったものだ。

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 名鉄2300系電車の特急。

ホームは全体がぐるりとガラスの壁で囲まれているのでホームドアかと思ったが違った。
ホーム側へは自由に出入りできるので、ホーム中央にある広大な待合室のような格好になっている変わった構造。
寒い北海道こそ、こういう構造になっていればいいのになと思った。

ホームで待っていると電車が入ってきた。
改札口側の2両が2ドアの特別車、反対側の4両が普通車の6両編成。
特別車はリクライニングシートが並んで、全席指定席となっている。
こちらは自由席の普通車。

この普通車は変わった構造になっていて、中央のドアを挟んで半分が転換クロスシート、もう半分がロングシートとなっている。

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 2300系電車の車内。

発車前に車内にミュージックが流れる。
なんだか名古屋らしいなと思う。
なんでミュージックが流れると名古屋らしいのか説明は出来ないけど。
どこか感覚的なもので・・・

発車するとセントレア大橋と並行して海を渡る。
どこからか聞き覚えのある音が聞こえてきた。

 ♪ ど〜け〜よ〜ど〜け〜よ〜・・・

おお、名鉄のミュージックホーン、通称『どけよホーン』ではないか。
橋を渡るあいだ中、ずっと鳴らしていた。

新しい空港線は、常滑からは在来の常滑線へと進む。
瓦屋根の家々、線路っぷちギリギリまで家が建て込んでいる。
北海道とはだいぶ違うな。

私は北海道生まれで北海道育ちなので、本州の特に東京より西の地方へ行くと町並みが外国に行ったのと同じように珍しく感じる。
電車の窓から外を眺めていると、遠い異国の地にでも来たのと同じ気持ちになった。
海外旅行はまだまだ先のことになりそうだけど、今のうちにこうして国内旅行に精を出すのも悪くないね。

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 名鉄名古屋駅に到着。

中部国際空港から37分で名鉄名古屋駅に到着。
昔は『新名古屋』という駅だったが、いつの頃からか『名鉄名古屋』に変わっていた。

駅名標や時刻表では名鉄名古屋だが、車内放送では一貫して『名古屋』と呼んでいた。

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 JRセントラルタワーズがそびえる名古屋駅。

さて名古屋にやってきました。
名古屋は前回来たのは2005年だから17年ぶりだ。
来たと言ってもあのときは青春18きっぷ旅行で途中下車して滞在時間わずか48分。
駅近くのレストランであんかけスパゲティを食べただけだった。
当時は愛・地球博をやっていたっけなあ。

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 大名古屋ビルヂングは新しくなっていた。

駅前にある大名古屋ビルヂングも建て替えられて高層ビルになっていた。
どれもこれもでかいこと。
撮影しても1枚には収まらないよ。


 ◆ ダイワロイネットホテル名古屋伏見

名古屋で2泊するホテルは地下鉄東山線の伏見駅近く。
名古屋駅からだと1駅だけど、歩くと20分くらい。
名駅と栄のほぼ中間で、地図上だけで見れば中途半端な場所という感じは否めない。

本当は駅近くのホテルがよかったんだけど、まともなホテルでは一番安かったからということもあるが、ホテルを予約した時点では名古屋のどこに行くかまだ決めてなかったので仕方ない。

ホテルに向かって歩いていると、納屋橋のたもとにあるビルにドン・キホーテの看板を見つけた。
旅行する前にいろいろ下調べはしているが、ホテル近くにスーパーでもないかとグーグルマップで探していたが、見つけられずにいた。
部屋で飲むお酒などはコンビニで買うしかないと思っていたので、これはありがたい。

ドン・キホーテに寄ってお酒とつまみ、それに明日の朝食などを買う。

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 ホテルがある御園通り。

2泊するホテルはダイワロイネットホテル名古屋伏見。
部屋はスタンダードダブル。
部屋もバスルームも余裕のある広さ。
これなら3泊しても良かったな。

国旅行支援で1日あたり8,000円割引ならば、3泊したほうが安かったんじゃないか。
今さらどうにもならないけど。
何せ、この旅行を予約したときは急だったんでね。

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 スタンダードダブルの部屋。

で、チェックインしたときに渡されたのが『いいじゃんクーポン』。

愛知県でやっている県民割『いいじゃん、あいち旅キャンペーン』利用で受け取れるクーポン券。
有効期間は発行日とその翌日のみ。連泊なので6,000円分発行されるのかと思ったら、渡されたのは3,000円分だけ。
明日の分は明日渡しますとのことだった。

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 1泊ごとに渡されるいいじゃんクーポン。

利用店でバーコードを読み取って、使った額だけ減算される仕組み。
どうみん割やGoToトラベルのときは金券で渡されたけど、あれはお釣りの出ないように使わなければならないのに対し、こちらは電子マネーの感覚で使える。


 ◆ 名古屋城と久屋大通へ

時刻は14時半。
さっそく名古屋観光とクーポンを使うために出かける。

札幌を出発したときはウインドブレーカーを羽織ってきたけど、駅からホテルまで歩くと暑かったので脱いで行く。
まず向かうは名古屋城。

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 名城線市役所駅。

伏見駅から地下鉄東山線に乗り、栄で名城線に乗り換えて市役所駅で降りる。
名古屋城と表示のある出口から地上に出ると金シャチ横丁という通りになっていて、名古屋グルメの店が並んでいた。

歩いていると細かい虫がワンワンと舞っている。

雪虫じゃないか、これは。

北海道では今時期大発生して悩ませられる細かい虫。
調べたら北海道いだけでなく本州全域に生息している虫のようで、こちらではワタムシと呼ぶんだとか。

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 名古屋城の東門。

着きました、東門の入場券売り場。
窓口でいいじゃんチケットを見せて「使えますか?」と聞くと使えるとのこと。
端末を出してきてバーコードを読み取ると入場料の500円分が減算となった。

立て看板を見ると、耐震性が低いため天守閣には入れませんとあった。
わざわざ遠くからやって来たのにこれかよ。

尾張徳川家の居城としてあった天守閣は1945(昭和20)年の空襲で失い、今の天守閣は1959(昭和34)年に鉄筋コンクリート製として復元したもの。
早く耐震工事をすればいいのだけれど、同じくして木造建築で復元するという話も持ち上がりるも、それはそれで問題だということになって暗礁に乗り上げているらしい。

観光客が天守閣に入れるようになるのは、まだまだ先のようだ。

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 本丸から見る天守閣。

中の門を通って出た広場から天守閣が見えた。
ああ、これが名古屋城か。
金のシャチホコが見える。
なかなか立派なものだ。

しかし冬の低い日差しで、見事にカメラ泣かせの逆光。
反対側に回れば順光となるはずなので、反対側へ。

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 本丸の反対側から見る天守閣。

本丸を囲むお堀は空堀になっていて、空堀の底から積み上げた石垣がそびえ立つ。
その上に天守閣が乗って、なんだか天空の城というかバベルの塔というか異様な姿にも見える。
これもまた1枚に収めるのが難しい。

道なりに歩いていたら、また元の東門まで戻ってしまった。
入場料500円払って、外から天守閣を見るだけとは損した気分だが、これとてクーポン使用で実質タダ。
城内はもっと見るものがたくさんあるのだろうけど、戻るのも面倒なので出ることにした。

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 地下鉄市役所駅まで飲食店が並ぶ金シャチ横丁。

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 名城金鯱水。

また金シャチ横丁を歩いて市役所駅へ。
今度は地下鉄には乗らずに歩いて栄へ向かう。

名古屋の2大繁華街は名駅と栄。
JR、名鉄、近鉄と主要な鉄道のターミナルとなっている名駅。
古くから商業施設が集まる栄。
なんとなく札幌の札駅と大通の関係にも似ている。

名古屋城に続いて名古屋の名スポットといえば久屋大通公園とテレビ塔。
私が住む札幌にも大通公園があり、同じようにテレビ塔があるので、どっちかが真似たとかいう話がでることもあるけど、これはたまたまということらしい。

元々江戸時代から碁盤の目の区割りとなっていた名古屋の町。
明治になってアメリカや京都を真似て碁盤の目の町を建造した札幌。

明治の建造時から火防線として幅100mの公園として整備した札幌。
戦災復興の都市計画で防火と避難場所を兼ねて100m道路として整備した名古屋。

戦後始まったテレビ放送のためにテレビの電波塔を建てる必要が生じ、タワーが建てられたのがそれぞれの大通公園だった。

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 霧と水路とテレビ塔。

テレビ塔を見上げる場所に水路があって、そこにタワーが逆さに映るという趣向になっていた。
見ていると水路の両脇から霧が吹き出てくる仕掛けになっていて面白い。


 ◆ 味噌かつを食べに

名古屋に来たら、まずは味噌かつを食べようと思っていた。
とんかつにソースではなく味噌ダレをかけるというもので、数ある名古屋めしの筆頭格ではなかろうか。

味噌かつを出している店は数多くあるが、今日は矢場とんへ行くことにした。
名古屋の有名店だし、何と言ってもいいじゃんクーポンが使えるので。
このクーポン、使える店が限られているので、事前に調べておく必要がある。

ここから一番近い矢場とんはラシックの7階にある店。
地下から行こうと地下街へ。
久屋大通公園の地下は地下街が伸びている。

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 久屋大通公園地下に伸びる地下街。

こっちという方向に歩いていたら反対の方向へ行っていた。
また戻って三越の中から地上に出る。

ラシックのある場所は久屋大通に面した三越と松坂屋の並びにあるので地下街と直結してると思っていたんだけど、その手前で地下街は終わりだったんだね。
札幌の感覚で歩いているとどうも間違える。

でラシックを見つけてエスカレーターで7階へ。
あったあった。
時間もまだ4時半過ぎとあって、店内はガラガラ。

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 ラシックの7Fにある矢場とん。

ケースのサンプルにある価格を見たら、結構ないいお値段だね。
最近は旅行時くらいしか外食することがないので、諸物価値上がりの候こんなものなのか分からないけど、クーポンの残額が2,500円あるので入ることにする。

メニューを見ると、極上リブ鉄板とんかつ定食というのが一押しのようなのでこれにした。
それに生ビール。

「味噌をかけるときに跳ねますので」と紙エプロンが渡される。
10分ほどして鉄板に千切りキャベツを下にしたとんかつが運ばれてきた。
「今味噌をおかけします」

店員が味噌ダレをかけると熱した鉄板からジャーっとすごい音と蒸気が上がる。
ビジュアル的には面白いけど、普通の味噌かつで良かったな・・・

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 極上リブ鉄板とんかつ定食(1,900円)、生中(700円)。

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 味噌かつを拡大。

味噌ダレは結構甘め。
ダシと赤味噌の風味が効いた意外とあっさりめのタレ。
脂身がたっぷりある肉厚のとんかつだが、意外とあっさりといただけた。

ずっと歩いてきたからビールが旨い。
ビールのつまみにするなら、定食でなくて単品もあるようだ。

はあ〜食った食った。
食べ終わる頃には店内の客も増えていて、テーブルも結構埋まっていた。
昼食を抜いて、早い時間に来て良かったようだ。

お勘定はビール込みで2,600円。
クーポン残高2,500円を使ったので、実質100円だ。

すっかり日が暮れた久屋大通公園を見て、ホテルに戻る。

DSCN0260.JPG
 久屋大通公園の夜景。

DSCN0268.JPG
 広小路のイルミネーション。

地下鉄はやめて広小路通を歩く。
通りを歩く人は退勤のビジネスマンが多い。
そういえば今日は平日だったと思い出した。

明日は朝の近鉄特急で伊勢神宮へ日帰りで行くことになっている。
今日はホテルの部屋で一杯やって早く寝ることにします。

11月2日、本日の費用
費目場所金額\備考
交通費札幌→新千歳空港1,150Kitaca
交通費中部国際空港→名鉄名古屋890Kitaca
食費ドン・キホーテ納屋橋店1,917お酒と朝食
交通費伏見→市役所210Kitaca
入場料名古屋城0クーポン500使用
食費矢場とん栄ラシック店100クーポン2500使用
食費ファミリーマート308晩酌のつまみ
11/2、合計4,267 



タグ:飛行機

posted by pupupukaya at 22/11/06 | Comment(0) | 中日本の旅行記
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