2022年秋のニセコと山線普通列車1

 ◆ 蘭越まで

10月半ばの金・土と1泊2日でニセコに行ってまいりました。
ちょうど金曜がスポーツの日連休が仕事だったためにその振替休日となっていたので、どこかへ旅行でもしようと思っていました。
全国旅行支援が10月11日からスタートし、これを使わない手はないとばかりに早速予約を入れたものです。

リゾートホテルが1泊朝食付きで13,616円のところ5,000円オフの8,616円に、しかも平日なので地域クーポンが3,000円分支給されますから、実質5千円台で泊まれることになります。

ニセコは景色がいいし温泉もあるし、一度プライベートで泊まって見たいと思っていたところでした。
ですがコロナ以前ならばインバウンド旅行客だらけで、しかもホテル宿泊費も目が飛び出るほどとあっては足が遠のいてしまうわけです。

こんなことでもないとニセコのホテルに泊まってみることもないわけで、ついでに廃止が決まっている函館本線山線の普通列車にも乗ってみようと今回の旅行となりました。

そんなわけで、当日金曜日の朝8時前に札幌を出発します。

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 喜茂別町から見る羊蹄山。

向かうは函館本線の蘭越駅。
蘭越駅から倶知安駅まで普通列車で往復してみることにしました。

途中南区のイオンで買い物して、スタンドで給油して一路中山峠へ向かいます。
中山峠の駐車場は大型バスが数台停まっていて、修学旅行のようです。
かつては新型コロナの流行により行動制限が課せられて修学旅行が中止なんてこともありましたが、今後はそんなこともなさそうですね。

中山峠からは羊蹄山がはっきりと見えました。
天気予報も金・土は晴れ。いいときに旅行に出られたものです。
この後、ずっと羊蹄山を見ながらのドライブとなりました。


 ◆ 蘭越 11:03 → 倶知安 11:38【1935D】

札幌を出発して約2時間半で蘭越駅に到着。
駅前広場脇の駐車場に停めさせてもらって、ここから倶知安まで乗り鉄します。

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 国鉄駅舎風の蘭越駅。

天気はいいけど見事なピーカンでしかも逆光。
太陽の低さがもうすぐ冬を思わせますね。

駅舎の中にあるきっぷ売り場で倶知安までの乗車券を買います。
蘭越駅は簡易委託駅なので、いわゆる常備券と呼ばれるきっぷです。
磁気券じゃない裏が白いきっぷ。別名ナマ券とも。

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 蘭越→倶知安の乗車券(640円)。

昔は硬券というのがありましたけど、流石にそれはもう絶滅したようです。

フリーきっぷもいいけど、たまにはこんな乗車券を持って『汽車』に乗るのもいいんじゃないでしょうか。
なお、蘭越駅窓口の営業時間は平日の6:00〜14:30となっていて土日祝日と年末年始は休業となります。

予定より早く着いたので、10時25分着の蘭越止まりの普通列車を跨線橋で待ちます。
跨線橋の中はトンボがワンワンと飛び交っていました。
蘭越はらんこし米で知られる米どころ。水田が多く、そりゃトンボも多いだろう。

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 倶知安から来た蘭越止まりの1934Dが入線。

跨線橋からの眺めはローカル線らしい風景。
そこへDECMO(デクモ)H100形1両がゆっくり入ってきました。
バックは白いイワオヌプリを始めとするニセコ連峰。
ほかに撮り鉄はおりません。

到着すると地元客らしい2人が降りてきました。

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 蘭越駅は蘭越町が管理する簡易委託駅。

この列車は10時25分に蘭越に着いて、11時03分発倶知安行きとして折り返します。
発車時刻までまだ時間があるので、しばらく駅前をぶらぶらしてきます。

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 かつての駅前食堂、『御待合所』の文字が歴史を漂わせる。

10時50分少し前、また駅に戻ってきて窓口でもう列車に乗れるか聞いてみると、もう乗れるとのことなのでホームへ。

改札口に改札案内の札が下がっているが、これは別に改札をしているわけではないようです。
ちなみにさっき切符を買ったときに入場券はあるか尋ねてみたら置いてないとのことでした。

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 改札口に下がる改札案内。

2番ホームに停車中のH100形車両はドアが閉まっていましたが、ドア横のボタンを押すと開きました。
道内の列車は半自動ドアの機能があっても基本的に使わないようで、半自動は札幌近郊電車の長時間停車中などに限られていましたが、このH100形からは基本的に乗客が開け閉めすることになったようです。
慣れないとちょっと戸惑いそうですね。

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 ボックス席は両側3つだけの車内。

発車12〜3分前ですが、車内へは1番乗り。
誰もいないうちに車内の撮影をいくつか。

この車両の特徴は、妙にトイレスペースが広く取られているところです。
その分座席スペースが犠牲になっているわけで、反対側にも機器室の出っ張りがあり両運転台でただでさえ狭い客室の、1席でも多く座席を設けたいところを逆行するような設計です。

このトイレは車椅子対応とするために広く取られたもので、バリアフリー法では1列車に1箇所は車いす対応のトイレを設置しなければならないとあるので仕方がないのですが。
1列車に1箇所というのが曲者で、特急列車ならば数あるトイレの1箇所を車椅子対応とすればいいのですが、ローカル列車は基本1両単位での運行となるので、全列車に車椅子トイレが必要となるわけです。

それ自体は結構なことですが、国鉄型のキハ40形の座席数は48席に対してH100形の座席数は36席。
座席は4分の3に減らされています。
ラッシュ時など混雑時は完璧なデッドスペースとなるわけで、乗客からは恨めしい存在となりそうですね。

そんな残念な作りのH100形ですが、ボックス席に座ってみるとシートピッチはかなり広くなっていて、これなら相席となってもそれほど窮屈ではなさそうです。

そんな車内を眺めていると、発車時刻が近くなると乗客が乗ってきました。
地元の人らしい2人、それに男女2人連れ。
2人連れはあれこれ撮影しているので、どこかの取材なのでしょうか。
それに私の計5名で蘭越を発車します。

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 比羅夫駅に停車。

次の昆布は乗り降りゼロ、ニセコで旅行客らしい2人が乗ってきました。
停車してもドアはボタンを押さないと開かないので、乗客はホームで戸惑っていました。
運転士が前から乗るように手招きすると前のドア横のボタンを押して乗ってきました。

このH100形の乗車方法が定着するまで時間がかかりそうです。
それかキハ150形のように、また半自動ドアの機能をやめてボタンも撤去してしまうか。

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 比羅夫〜倶知安から見える羊蹄山。

ニセコからはチラリチラリと羊蹄山の姿が見えるようになります。
沢を鉄橋で渡る時などに一瞬その秀麗な姿を現すのですが、こう日の当たる席では写真に撮るのも難しく・・・
それでも倶知安近くになれば綺麗に写すことができました。
北海道新幹線からも同じ風景を見ることができるのでしょうか。

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 新幹線工事のために移設された倶知安駅ホームに到着。

蘭越からの5名、ニセコからの2名の計7名を乗せた列車は11時38分、終点倶知安に着きます。


 ◆ 新幹線工事着工前の倶知安駅

倶知安駅は新幹線駅工事のため移設された新しいホームになっていました。
蒸気機関車時代からの堂々とした上屋のホームはすでに撤去されて更地になっています。
ここに新幹線の高架駅が建設されることになっています。

ホーム向かいの1番線には11時46分発小樽行き2両編成が停車中。
蘭越発列車からの7名中3名はこの列車に乗り継いだようです。

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 倶知安駅ホームから見える羊蹄山。

在来線となる函館本線は新幹線開業を待たずして前倒しで廃止されることが決まっており、新しい駅舎が姿を現す頃にはこの線路は無くなっていることでしょう。
新幹線開業予定は2030年度末。
在来線のスケジュールはまだ明らかにされてはいませんが、倶知安町は駅前の再開発のために在来線の前倒し廃止を求めており、そうすると新幹線開業の1年以上前に廃止ということもあるかも知れません。

ちなみに2016年3月に北海道新幹線が新函館北斗まで開業したときは、2年前の2014年5月に木古内〜江差間が先行して廃止となっています。

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 ホームと駅舎を結ぶ通路。まだ旧ホームの屋根が残る。

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 旧2・3番ホーム跡。ここに新幹線の高架駅が建設される。

改札口で蘭越からの切符を見せて、記念に持ち帰りたいと言うと北海道をかたどった使用済のスタンプを押してくれました。
最近はこういう客が多いのか、改札口で使用済みの切符を気持ちよく渡してくれるようになったのはありがたいことです。

駅前広場に出て駅舎の撮影をするも、またもピーカンの逆光。
新幹線の工事が始まってもこの駅舎自体はしばらく残りそうだし、倶知安ならばそれまでに何度も来ることはありそうなので、今回はこれで良しとします。

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 2階建て、いかにも国鉄駅風の倶知安駅。

次は倶知安12時35分発長万部行きに乗って蘭越に戻ります。
まだ50分近くあるので、駅前をぶらついてきます。

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 雪だるまのモニュメントと倶知安駅。

倶知安駅の南側に南一線跨線橋があるのでそこへ行ってみます。
この跨線橋は新幹線高架橋の支障となるので撤去される予定。
ただその場合在来線との交差はどうなるのか。

この道路は主要道道倶知安ニセコ線。
現在では踏切の新設は事実上不可能となっています。
倶知安駅北側の踏切を迂回路とするのか、それともこの跨線橋撤去工事の前に在来線の廃止?

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 南一線跨線橋から倶知安駅を見る。

この跨線橋は北側の歩道が立入禁止となっているので、南側の歩道からバンザイをして望遠で撮影したのが上の画像です。

左側に移設したホームと現駅舎の間に新幹線の高架橋が建設されます。
こんな長閑な眺めももうすぐ見納めでしょう。

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 倶知安駅南側にある石造りの倉庫。

駅から跨線橋までの道沿いに石造りの立派な倉庫がありました。
昔は羊蹄山麓各地からここに農産物が集まったんでしょうね。
倶知安町の新駅周辺整備構想によると、この石造り倉庫は駅前再開発後も保存されるようです。

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 倶知安駅前から見える羊蹄山。

改めて駅前に立つと、建物に遮られてしまいますが羊蹄山がはっきりと見えています。
今年の7月に公表された北海道新幹線倶知安駅のデザインコンセプトによると、高架駅の新幹線ホームの壁面はガラス張りとなり、ホームからも羊蹄山を望むことができそうです。

新幹線の車窓からも羊蹄山を見ることができるのでしょうか。
というのは、倶知安駅の前後はトンネルだらけの北海道新幹線において数少ないまとまった明かり区間となるわけですが、新函館北斗駅を出発してからトンネルに入るまでほとんどの高架区間が窓の上まで覆うほどの防音壁が続いて景色がほとんど見えないという例もあるわけで。

倶知安駅前後の、この明かり区間はわずか9kmほど。
ここを現在計画されている最高速度320km/hで通過すると、1分41秒で通り過ぎてしまいます。
札幌を発車してからすぐにトンネルに突っ込み、倶知安駅の手前でようやく外に出たら羊蹄山が姿を現したら歓喜ものでしょうね。
防音壁を設置するにしても、もう少し車窓が見えるものを設置して欲しいものです。

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 風除け室内にある古めかしい自体の駅名表示。

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 倶知安駅のコンコース。

12時20分頃再び倶知安駅に戻ってきました。
今度は蘭越まで戻ります。


 ◆ 倶知安 12:35 → 13:08 蘭越【2940D】

また切符を買うために窓口へ。
券売機もありますが、『倶知安→蘭越』の表示がある乗車券が欲しかったから。
ワンマン列車なので降りるときに運転士に渡してしまうものですが、せっかく乗るのに『倶知安→640円区間』では旅の感じが削がれるから。

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 蘭越〜倶知安間で使用した乗車券。

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 ボックスが残る倶知安駅の改札口。

改札口からまたホームまでの薄暗い仮設通路を通ってホームへ。
おっと、なんじゃこの人だかりは。
一瞬、団体列車でも着いたのかと思いました。

一体何があったのか。
いやいやすぐにわかりました。
長万部行きの入線を待つ乗客の列。
2箇所ある乗車口にそれぞれ20人ほどの行列ができている。

これは小樽からの1938Dから乗り継ぐ人たちです。
さっき蘭越から着いた1935Dはそのまま2番線で折り返すものだと思ってましたが、一旦車庫に引き上げたようで改めて入線することになります。

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 12:25、2番線に入線する長万部行き2940D。

函館本線山線の列車は廃止が報じられてからは週末など混雑していると聞いていましたが、まさかここまで混んでいるとは思いませんでした。
しかも平日ですよ。

混んでいると覚悟していましたが、蘭越までなのでロングシートの隅にでも腰掛けて行ければと思っていましたけど、甘かったようです。
この列車は札幌からだと長万部まで行く列車としては実質始発列車。
この後の列車だと16:55発となってしまうので多くの乗客が集中するのでしょう。

それにしても皆さんどういう乗車券で乗っているのでしょうか。
青春18も1日散歩も対象外なので、HOKKAIDO LOVE!か鉄道開業150年記念秋の乗り放題といったところでしょうか。
まさか普通乗車券の客が殺到するはずもなさそうですし。

平日でこれなら週末や青春18シーズンは大変なことになりそうですね。

DSCN6904.JPG
 1両の長万部行きは大盛況。

車内に入ると立ち客も多く、出入り口付近は居場所が無いので車内奥へ。
ざっくりとですが、50人近くは乗っていそう。

それでもボックスシートはソーシャルディスタンスなのか単に相席を嫌うのかは知りませんけど空席がいくつか。
これだけ混んでいるので空席にしとくのももったいない。
先客の人にことわって相席させてもらう。

ゆったりとしたシートピッチということもあって、座ってしまえば断然楽ですね。
それに上り列車の場合、倶知安からしばらくは後ろ向きの席のほうが景色がいいんですね。

さっきは日が当たる逆光でしたが、こんどは順光の眺めとなります。
紅葉と尻別川の流れを眺めながら行きましょう。

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 時々姿を現す尻別川(比羅夫〜ニセコ間)。

車の運転がなければ一杯やりながら呑み鉄といきたいところですが、この車内の混雑ぶりではさすがにやりかねます。
いい景色なんだけど、廃止となるのはつくづく残念だと思います。
いや、残念と思うだけしかできないわけで、せめてあるうちに乗っておくとか撮っておくしかできないわけで。

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 尻別川と羊蹄山(昆布〜蘭越間)。

おや、尻別川の鉄橋から見るこの眺め、見覚えがあるような・・・
それはこちら。

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 かつて急行『ニセコ』のトレインマーク。

それは『ニセコ』のトレインマーク。
臨時列車で運転された特急『ニセコ』号のトレインマークとして復活しましたな。

このモチーフはニセコアンヌプリとする説もあるようですが、山の形からしてニセコ付近から見た羊蹄山でしょう。
下の紺色は何だろうと思っていましたが、尻別川の水の色だったんですかね。

山麓の茶色は紅葉の森でしょうか。
山頂の白色は積もった初雪だとすれば、まさしく今時期の風景としてもおかしくないわけです。

DSCN7012.JPG
 蘭越を発車する1935D。

こんな列車ですが地味に地元の乗客も乗っていて、ニセコ、昆布と数人下車がありました。
13時11分蘭越着。
ここでも数人の下車客と列車を降ります。

DSCN7016.JPG
 蘭越駅の古びた跨線橋。

今降りた人たちはすぐに跨線橋を渡って去ってしまい、長万部行きが発車するとすぐに誰もいないホームになりました。
ここで降りても観光するところも泊まるところもなさそうですし、普段は地元の人しか乗り降りしない静かな駅なのでしょう。

札幌〜蘭越間に『SLニセコ号』が走っていたのはいつ頃まででしたでしょうか。
廃止の日が近くなればまた臨時列車が運転されることがあるのでしょうか。
少なくともあと数年後の話ですが、廃止の日が近づくとこの駅も名残客で賑わうようになるのでしょうね。

他人様のすることをとやかく言うつもりはありませんが、私はそういううるさい場所に出かけるのは気がひけるので、静かな今のうちに山線を乗り尽くしておくことにします。

2へつづく


posted by pupupukaya at 22/10/16 | Comment(0) | 道央の旅行記
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