はまなす編成の特急宗谷で稚内へ1

今年(2020年)は261系5000番台という特急型車両が完成して『はまなす編成』としてデビューしました。

リゾート列車というか観光用車両としては久々の新車ということで話題になりましたね。
9月に小樽駅で一般公開、10月からツアー列車として運転を開始したようです。

11月末からは隔日ながら特急『宗谷』と『サロベツ』がはまなす編成に置き換えられて運行しているという。
無縁と思っていた列車が、ずいぶんと身近なところに降りてきたように思いました。

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  JR北海道『北海道鉄道140年の節目に「はまなす」編成がデビューします!』からの引用。 

前回の旅行記も書き上げたし、次の休日はこのはまなす編成に乗ろうと思っていました。
ちょうど26日土曜日が札幌発宗谷にはまなす編成が使用されることになっている。

ところがここ連日増加の一方のコロナ感染状況。

北海道では、12/26〜翌年1/15の期間は『年末年始の集中対策期間』として、『感染リスクを回避できない場合/札幌市及び感染拡大都府県との不要不急の往来自粛』ということに・・・

『感染リスクを回避』できればこの限りではないとも解釈できるので、土曜日に稚内まで往復することに決め、感染リスクを回避するべく以下のことを守ることにして出発することにしました。

 @ 誰とも話をしない。
 A 飲食時以外はマスク着用。
 B 車内では他の乗客とできる限り距離を置く。

まあ@は平時の旅行でもそんなな感じですが・・・


 ◆ 札幌 7:30【宗谷】12:40 稚内

12月26日土曜日の朝、札幌駅へ。

今回の稚内往復が不要不急でないかまでは自信は無いが、服装はいつも出勤しているスーツ姿で行くことにした。
少なくともフラッとやってきた鉄道ファンの試乗には見えないはずだ。

西改札口横の指定券売機で指定席往復割引切符(Rきっぷ)を買う。
稚内まで往復14,410円。冬は1000円高くなる。

今は券売機で座席表を見ながら好きな席を選べるようになったので便利になったものだ。
これをもう1歩進めて、自宅のPCやスマホから購入してチケットレスにしてくれたらなお良いのだけれど。

自宅のPCやスマホから購入してチケットレスにしてくれたらなお良いのだけれど。

これはJR券を買うたびに思うことなので2度言いました・・・

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 1日1度だけ表示される『特急宗谷・稚内』の表示に旅情が漂う。

行きの宗谷の座席指定はしたが、帰りはオープンにしておいた。
上りサロベツ2号ならば、はまなす編成にまた乗れるが、それだと稚内滞在時間は20分しかない。

一般車両になるけど上り宗谷にするか、それは向こうに着いてから考えることにした。
稚内駅にも指定券売機があるのは、7月の礼文島旅行で知っていた。

改札内の駅弁の売店で幕の内弁当いしかりを購入。本当は石狩鮭めしにしたかったんだけど、向こうの売店から持ってきますと言われたのでこっちににした。
次にキヨスクで金滴のカップ酒を2本買う。

稚内まで長いので呑み鉄(飲み鉄)で行こうというわけだ。

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 はまなす車両の特急宗谷が入線。

7:22入線だと思っていたが、なかなかやってこない。
ホームの4号車自由席の2つある乗車口は10人以上の行列ができているが、指定席の方は各乗車口に3〜4人と閑散としている。
さっき券売機で座席選択したときも空席だらけだった。

ようやく苗穂方から姿を現し、8番線に入線したのは発車3分前の7:27だった。
1日1本しかない稚内行なのだから、もう少しゆとりが欲しい。これじゃ快速エアポートに乗るのと気分的には変わらないよ。

ホームでいくつか撮影して、席に着いたらもう発車間際だった。
あっ、列車先頭の写真撮るの忘れた。
全く慌ただしいスタートとなった。

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 指定席の2号車。この時点でがら空き。

このはまなす編成は、観光列車やイベント列車、繁忙期の臨時列車用として新製されたものだ。
従来の観光列車用車両が次々と引退し、残ったリゾート列車は『ノースレインボーエクスプレス』1編成だけとなってしまった。これとて製造から既に28年が経過している。

はまなす編成は後継のリゾート列車として送り出された車両。

基本は261系ということで、特急『北斗』や『おおぞら』で使用されている1000番台をベースとした車両となっている。
そのため、先頭の塗色こそはまなす色となっているが、基本的なつくりは261系そのまま。

かつての○○エクスプレスと名付けられたリゾート列車のようなインパクトは無いが、足回りが定期列車の特急と同じなので、定期列車を置き換えた際もダイヤの変更は不要、また臨時列車とした場合も定期列車の足を引っ張ることなく運転ができるなど汎用性の高い車両となっている。

特筆すべきサービスは、フリーWi-Fiと全座席に付いたコンセント

普段鉄道を利用しない層からは、そんなもん今どきあたりまえでしょ?などと言われそうだ。
今は飛行機でも高速バスでも各座席にコンセントとフリーWi-Fiが標準装備となっている。

ところが鉄道だけはいまだに標準のサービス水準にもなっていないのが現状だ。

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 車内のフリーWi-Fiに接続。

今は車内販売がなくなり、乗車駅の売店も撤退し、無人化で指定席を購入するのも困難という駅も増えた。

人件費や人手不足でサービスが低下してしまうのは仕方のないことだと思うが、一方で車両を改造すれば済む人手不要なサービスまで等閑(なおざり)というのは困ったことだ。

それが、このはまなす編成で初めて実現したわけだ。
人的サービスは低下する一方、さらに乗車時間の長い北海道の在来線特急にはいち早く普及してほしいサービスだ。

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 ひじ掛けにはコンセントも2口ある。

札幌を発車すると、同時刻発車の特急すずらん2号が並走する。
しかし札幌駅構内を出るとあっという間に先に行ってしまった。

東へ向かうごとに雪の量がみるみる増えてきた。
夕張川を渡るころには相当な積雪量とわかるようになり、札幌から30kmしか離れていないのに景色は別世界のようだ。

今年(2020年)の岩見沢は、12月としては観測史上最大と言われるほどの大雪で、もう連日列車の遅れや運休が生じている。

今日の岩見沢の天気予報は雪で吹雪くとある。
実は出るときに、また岩見沢の大雪で大幅遅延や運休もアリかと思っていた。

ところが、岩見沢に近づいたら雪は降っておらず青空も見えている。
しかし線路わきの雪山はすごいことになっていた。

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 12月としては記録的な豪雪となった岩見沢。

4号車自由席の方からは下車客の姿が結構ある。
岩見沢への通勤通学客が特急宗谷を利用するのだろう。稚内までの長距離特急も、旭川までは特急カムイ・ライラックの一員でしかない。


 ◆ 呑み鉄で函館本線を北上

無事岩見沢を定時に発車したことで駅弁と酒をテーブルに出した。
朝から駅弁とカップ酒。
休日の特急の旅は呑み鉄といきたい。

まだまだ先は長いし、車の運転も無いし。

『幕の内弁当いしかり』850円を取り出す。
牛肉すき焼き風煮と鮭がメイン。あとホタテ煮、きんぴら、イカのフリッターといったところ。
味付けは全体的に薄いのが物足りないが、言い方を変えれば上品に仕上がっているとも言える。

鮭は脂乗りすぎだな。ノルウェー産のサーモンかな。
ここは荒巻のしょっぱい切り身があると良かった。

お酒は金滴純米酒。
幕の内弁当にはカップ酒が合う。

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 呑み鉄、雪見酒、肴は幕の内弁当いしかり。

駅弁を食べ終えて、あとは雪景色を見ながら金滴をチビチビ。

休日の特急列車の朝、終点に着くのは昼過ぎ。
がら空きの車内で誰はばかることなく、車窓を眺めながらの朝酒。
鉄道好き旅好き酒好きにとっては至福のひとときなのだった。

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 1人呑み鉄で米どころの石狩平野を快走。


 ◆ はまなす編成の車内設備

滝川を出たあたりで車内探検へ。
2号車から4号車へ行って、戻って先頭の増1号車のラウンジへ行ってみた。

気づいたのは客室内のほかデッキにも手荷物置き場がたくさん設けられていること。

ふた昔も前ならば電話室と喫煙室が設けられたのだろうが、そのスペースは荷物置き場に充てられたのは隔世の感。

これはインバウンド、特に馬鹿でかいスーツケースを1人で2個も3個も持ってくる国からの旅行客を想定してのことなのだろう。

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 車内あちこちに手荷物置き場がある。

レストルームは1、2、3号車に1箇所ずつ。
共用トイレと男性用トイレがあるのは従来通り。

トイレ内の洗面台は小型化されたが、その代わりトイレとは別に独立してコンパクトな洗面台が設けられた。

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 レストルーム色々。

指定席車はどの車両も空席が目立ったが、自由席は結構混んでいる。
これは札幌〜旭川間は『カムイ』や『ライラック』ならば自由席車は3〜4両あるのだが、この宗谷は1両しかないので自由席客が集中するためだ。

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 そこそこ混んでいた4号車自由席。

先頭の増1号車は『はまなすラウンジ』と名付けられた車両。
本来はフリースペースとして使用を想定しているようだが、宗谷・サロベツでの運用の時は自由席という扱いになっている。

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 増1号車のはまなすラウンジ入口。

はまなすラウンジの客は7人。
はまなす編成でない日は付いていない車両だし、自由席客を特にこちらに誘導しているわけでもないので、勝手知ってる人がこちらを選んで乗っている感じ。

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 宗谷・サロベツに使用時は自由席車両となっている。

片側は大きなテーブルがあるボックスシート、もう一方は窓側に向けて座席を並べたカウンターのような配置になっている。
車内でのイベントだとか、飲食用のフリースペースには最適だ。

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 広いテーブルがあるボックス席。

ボックス席が1つ空いていたので座ってみた。
グループでの会席なんかにはもってこいな感じだ。

テーブルの上の灰皿みたいなのは何かと思ってフタを開けたらコンセントだった。開けたフタにはスマホを立てかけて置けるようになっている。

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 テーブルにある充電用コンセント。

はまなすラウンジの先にもデッキがあり、その先の貫通路はパイプでふさがれて立ち入り禁止の札が下がっていた。
前面展望はかなわず残念。

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 先頭のデッキから先は立ち入り禁止。

深川を発車、ここまでは順調だったのだが、納内を通過したあたりで徐行運転するようになった。

「先行の普通列車が岩見沢駅のポイント不具合のため遅れて運行しています」
「この列車はその後追いのため旭川には15分遅れて到着します」

この先旭川まで特急を退避できる駅はなく、ノロい923Dのケツナメ(低速列車の後追い)となってしまった。

旭川に着いたのは9:14で、16分遅れの到着となった。

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 旭川に到着。

旭川駅のホームには、自由席の方には何人か並ぶ姿が見えたが、指定席の方は人の姿は少なかった。
この2号車には1人乗ってきただけだった。


 ◆ 旭川発15分延

旭川は1分停車で9:15発、15分遅れの発車。
車掌の到着時刻案内は次のようになった。

名寄、10:09(定時9:54)
音威子府、10:56(定時10:41)
南稚内、12:50(定時12:36)
稚内、15:55(定時12:40)

旭川では降っていなかったが、運転停車の永山を発車したあたりから吹雪いてくる。
視界の悪い中、遅れを取り戻すためにこの列車は最高速度の120km/hでぶっ飛ばす。

蘭留を過ぎると塩狩峠越えの連続20‰の登り勾配、261系ならば何のことはない坂だが、速度は60km/h以下に落ちる。

これは勾配よりも急曲線の速度制限によるもので、塩狩駅を過ぎると下り坂を転がり落ちるかの勢いで和寒へ向けて走り出した。

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 すっかり雪深くなった塩狩峠を行く。

士別駅に到着。隣の線には9:40発の旭川行サロベツ2号が停車中。
本来ならばこちらも9:40発で、同時発着で士別で交換していたのが、向こうを待たせた格好になる。

こちらが停車するとすぐにサロベツ2号は14分遅れで旭川へ向けて発車していった。

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 士別で上りサロベツ2号と交換。

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 サロベツ2号はそこそこの乗車率。

士別 9:54発、14分遅れ。
飛ばした甲斐あって若干回復した。

和寒から名寄までは直線区間が多いので、とにかく直線区間で時間を稼ぐべくぶっ飛ばす。
スマホの速度計を見ているとずっと120km/h近くで走っているとわかる。
たまに123km/hとか表示される。おっと、これは計測の誤差範囲内だろう・・・

飛ばした割には遅れは回復せず、名寄着は14分遅れの10:08となった。

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 名寄に到着。


 ◆ がら空きの車内

名寄では半数ほどの乗客が降りたようだった。
この2号車も名寄で降りる人が多く、車内は自分含めて3人だけになってしまった。

コロナの再流行でGoToキャンペーンが中止になり、年末年始の帰省も控える人が多いようで、どの交通機関も乗客減で大変なようだ。
それ以上に名寄からの特急宗谷の乗車率は目を覆いたくなるような姿だった。
観光客の利用増をねらって、せっかく新車のはまなす編成を宗谷線特急に充てたのに、これでは新車が泣いてしまう。

2月あたりの閑散期ならばこんな日もあるだろうが、本来ならばまぎれもなく暮れの移動シーズンなのである。

コロナによる往来自粛のせいとはいえ、去ったお客が再びかつてのように戻ることはあるのだろうか。
来春のダイヤ改正では、閑散期の曜日限定ではあるが宗谷線特急の減便が決まっている。

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 乗客3人だけになった2号車。

遅れているので乗降が済むとすぐに発車したいところだろうが発車しない。
車掌がホームを走る。ドアが凍って閉まらなくなったのだろうか。また車掌が走って戻る。

発車は名寄発12:13。結局17分遅れとなった。

今度は17分遅れということで車掌は各駅到着時刻を告げる。

「この先シカが出没してるため、急ブレーキにご注意ください」

ここからは直線区間も限られ、最高速度も85km/hとなる。また徐行区間もあったりして、この先もう遅れ回復は難しいだろう。

実はこの列車の17分遅れというのは致命的であったりもする。

幌延で名寄行4326Dと交換するからというのもあるが、この宗谷は12:40に稚内到着後、13:01発サロベツ2号として折り返すのだ。

稚内での折り返し時間僅か21分

札幌から延々と5時間以上走ってきて、僅かこれだけの時間で折り返すのは無理があるんじゃないかとも思えるが、2本の編成で3往復の特急を運行するためにはこうなってしまった。

仮に17分遅れで稚内に着いたとしたら4分で折り返さなければならない。
車内清掃くらいはするだろうから、定時発車はかなり難しくなる。
運転士としては1分1秒でも遅れは縮めたいところだろう。

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 名寄発車後のはまなすラウンジ。

名寄を発車してから再び増1号車のラウンジへ行ってみた。
乗客は3人だけ。空いていたボックス席に座ってみる。

ボックス席は大きなテーブルがあって広いのだが、窓の真ん中には柱があって展望はあまり良くない。
ラウンジなのだからもっとワイドな窓にすれば良かったのに・・・

と思ったが、これはグリーン車の流用なのではと思った。
基本は北斗やおおぞらの車両の流用で、グリーン車を座席だけ変えてラウンジにしたんだなと考えれば納得がいく。

今は自由席ながら本来はフリースペースの車両。しかし窓の上には座席番号が表示してある。
もしかすると定期列車に増結の際は指定席として販売することも想定しているのかも。
同じような座席配置の『ノロッコ』号も指定席になっているし。

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 どこか『ノロッコ号』のような雰囲気。

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 名寄からは天塩川が車窓の友となる(はまなすラウンジから)

ラウンジのボックス席は落ち着かなかった。
クッションが固いのと背もたれが低いせいかも知れない。

フリースペースのため長居できなくするためだとすると良くできている。
全車指定でもない限り、こういう場所は自由席替わりの客が占拠しがちだ。

また自席へ戻る。

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 美深に到着。

美深で数人降りて行くのが見えた。
この先は少ない乗客がさらに減る一方になる。

2号車は後ろ半分の乗客は私だけ。
車両半分を貸し切ったようなものだ。

人がいないことをいいことに座席を色々いじってみた。

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 座席をリクライニング。

はまなすの座席は座ると新幹線のように背もたれが妙に直角で、少しだけ倒した方が快適だ。
かといって座ったとたんに背もたれを倒すと後ろの人が激しくムカつくので注意しましょう。

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 向かい合わせのボックス席にした状態。

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 中央のひじ掛けに収納してあるテーブル。

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 ひじ掛けのテーブルを出した状態。

真ん中のがっしりとしたひじ掛けはテーブルが出てくる仕掛け。
背面テーブルもあるが、座席を向かい合わせてもテーブルが使えるようにとの配慮である。

ただこのひじ掛けは跳ね上げることができないので、常に1人ずつ仕切られた状態となる。
2人分の座席に横になって、簡易寝台スタイルになることはできない。

と言っても、夜行列車に使われることはないだろうけど・・・

2へつづく


posted by pupupukaya at 20/12/27 | Comment(0) | 道北の旅行記
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