2020年沖縄・八重山旅行記1

いま盛んに話題になっているGoToトラベルキャンペーン
宿泊やツアー代金の35%相当額を国が支援する事業。しかも代金総額の15%分の地域共通クーポンも貰えるというもの。

GoToトラベルはいろいろ批判もあるが、旅行好きとしては1回くらいは恩恵にあずかっておきたい。

ネットであれこれ調べていると、ホテルだけの予約だとホテル代は35%引きになるが、往復の交通費は割引にならないが、往復交通費と宿泊代込みのツアーだと総額に対して35%引きとなる。
つまり、ホテルと飛行機の予約を別々にするとホテルは35%引きになるが飛行機は対象外となり、飛行機とホテルが一緒になったプランだと支払額から35%引きとなり実質飛行機代も35%引きということになる。

となると、往復飛行機がついたプランがお得だ。それに遠ければ遠いほどお得ということにもなる。
これで行先は決まった。北海道から一番遠い所といえば沖縄。

ネットで札幌発着で沖縄までのホテルと飛行機がセットになったプランを探すと、まあ安いこと。
札幌発那覇2泊3日ならばGoTo割引後で2万円代からある。
那覇ならば以前に行ったことがあるし、どうせなら普段行けないようなところと思って行先は石垣島にした。

10月も後半に差し掛かっていたので11月中の土日跨ぎの日で探してみる。ツアーって出発日によって値段がずいぶん違うんだと知った。
楽天トラベルで検索すると11月7日土曜日札幌発、石垣島2泊3日でなんと3万6千円台。

マジですか!?

これだと宿があまりにボロそうだったので、いくつか当たると面白そうな宿があったのでそこに決めた。
飛行機の便はJALで途中2回乗り継ぎあり。ANAだと乗継1回なのだが2万円近く高くなる。

石垣空港着が18時台で帰りは午前10時台発。これだと実質中日1日しか動けない。帰りは14時台発の便にすると4000円高くなるが、これだと最終日は午前中いっぱい動ける。せっかく石垣島まで行くのだから時間は有効に使いたい。

時は金なり

これで沖縄行きが決まった。
11月7日土曜日発2泊3日、旅行代金は6万6100円のところGoTo割適用で4万2965円となった。
これに現地で地域共通クーポン1万円分が貰えるので、実質3万円台ということになった。

今年(2020年)は6月に4泊5日で礼文島に行っている。コロナ禍の先が見えない中、今年の旅行は礼文島で終わりだなと思っていた。ところがこうしてまた旅行の機会が来たのである。
行先だけ見れば、今年は島に縁がある年回りだなと思った。


とりあえず八重山の島めぐりのつもりで予約したはいいのだが、雨に降られては途方に暮れる。
3週間近く先の天気などわかるはずもなく、あとは運を天に任せるだけとなった。

翌週くらいから週間天気予報で旅行当日の天気予報が出されたが、どうも雨っぽい。
毎日天気予報をチェックしていたが、出発日の土曜日だけは晴れになってきたが、その前後はずっと雨マークという状態だった。
土曜日は石垣に着いたらもう暗くなっているので土曜日に晴れてもねえ。一番肝心の日曜日に晴れてほしいのだが、日曜日は前日まで雨マークの消えることはなかった。

出発日の朝、石垣市の天気予報を見ると日曜日の天気は各社とも雨マーク付き。

20201107weather2.png
 2020年11月7日朝7時現在、石垣島の各社天気予報。

各社の天気予報を比較すると、今日土曜日は概ね晴れ、明日日曜は雨と晴れが分かれた。
肝心の日曜日は、最悪午前中は雨に当たらずに済みそうという感じである。

 ウェザーニュース → 曇のち雨(70%)
 日本気象協会 → 晴のち雨(60%)
 気象庁 → 晴のち一時雨(50%)
 Yahoo → 晴のち曇(20%)
 AccuWeather → 所により晴(25%)

雨マークが無いのはYahooとAccuWeather。この2社に頑張ってもらいたいところ。
最終日の月曜は雨を覚悟した方が良さそうだ。
一方で札幌の天気はというと、月曜日は雪マークとなっていた。帰ってきたらもう真っ白になっているかもしれないね。


 ◆ 新千歳空港 10:35【JAL2502】12:55 関西空港

石垣島の最高気温は30℃、対して札幌のは1桁台。向こうでは夏の格好で、こちらでは冬の格好となる。
とはいえ荷物になるのは嫌なので、長袖シャツにウインドブレーカー姿で出発。自宅から駅まで5分ほど寒さを凌げればもう外に出ることはない

DSCN0008.JPG
 黄金色の銀杏の札幌を出発。

空席の目立つ快速エアポートで新千歳空港へ。空港はそれなりに人はいるが、去年以前から比べると半分くらいしかいないんじゃないか。
手持無沙汰の土産店などを見ると気の毒に思えてくるが、今は買うものは無かった。

出発ロビーにある出発案内を見ると欠航の表示が目立つ。
これは新型コロナによる乗客減の減便で、対象となる便は日によって変わるようだ。
新千歳と関西方面を結ぶ便は半分くらいの便が欠航となっている。
本数が減った分、数少ない便に乗客が集中するわけで、これから石垣空港まで乗る便はどれもほぼ満席という状態だった。

DSCN0025.JPG
 欠航が目立つ新千歳空港の出発案内。

DSCN0029.JPG
 関西空港行きJAL2502便。

最初に乗る便は関西空港行き。
ボーイング737-800という機材。搭乗待合室の窓から見るとずいぶん小さい飛行機に見えた。

関西空港までは2時間20分のフライト。
座席は非常口座席の23番席。この席に座ると非常口なので非常時には緊急脱出の援助をしなくてはならない。

手荷物預けの時と搭乗してからその旨を説明される。
非常口座席に座るのは今回が2度目。前回はANAだった。

DSCN0039-2.jpg
 シートピッチが広い23番非常口席。

私の席は窓側。続々と乗客が乗って来て席もほとんど埋まったが、隣のシートは最後まで空席のままだった。
シートピッチは広いし隣は空席。しかも前の席は非リクライニング席。前の背もたれが倒れてくることはない。

クラスJなんか目じゃないぞ。

飛行機は離陸すると雲の中に突っ込んで、あとはずっと雲の上だった。


 ◆ 関西空港 14:05【JTA5】16:20 那覇空港

関西空港の駐機場に停止したのは12:50、降りるまで5分とかからなかった。
通常なら人の流れについて行って到着口に向かうところだが、乗継なのでこのまま搭乗待合室に留まることになる。
考えたらLCCを別にすれば、国内線同士の乗り継ぎは今回が初のことだった。

人の流れについて行ってうっかり到着口から外に出てしまうと、またセキュリティーチェックを通って中に入ることになる。

DSCN0090.JPG
 ガラガラの関西空港。

今の便で着いた人が消えると搭乗待合室はひと気が無くなってしまった。
札幌発便もそうだけど、大阪から遠いせいか関西方面の便で欠航が多いのは関西空港発着便となっている。JALの札幌〜関空の便など全便欠航という日もある。

出発案内を見ると14時台発の次は17時台発。その間の便は全部コロナ欠航。
おまけにこの閑散ぷり。なんだか関西空港がかわいそうに思えてきた。

DSCN0093.JPG
 関西空港の出発案内。こちらも欠航が目立つ。

人がいないことをいいことに、那覇空港行きの搭乗開始まで燃料補給。
軽食コーナーでつくね串・生ビールセット(670円)をたのむ。
単品はたこ焼き、ソース焼きそば、カレーライスなど。
関西らしくたこ焼きとしたかったが、どれも奥でチンして出しているようだった。

DSCN0099.JPG
 つくね串とスーパードライ生(少し飲んでいる)。

那覇空港行き搭乗口の周りは着いたときは誰もいなかったが、少しずつ人が集まってきた。
この便もほぼ満席のはずである。

DSCN0103.JPG
 日本トランスオーシャン航空 那覇空港行きJTA5便。

今度は那覇空港まで2時間15分のフライト。
飛行機の席は行きも帰りも全部窓側の席を取ってある。関空までは非常口の快適なシートだったが、ここから先は普通の席。
しかし隣の真ん中シートはこれも空席のままだった。
ひじ掛けは両側使えるし、隣に気を遣うこともない。

またもやクラスJなんか目じゃないぞという感じで那覇空港まで過ごせた。
もっともクラスJには乗ったことがないけど・・・

関空から四国と宮崎県の上空を飛んでいるはずだが、ずっと雲の上だった。
南へ進むにつれ雲が切れ切れになってきて、島が見えてきた。
フライトマップを見るとあれが奄美大島らしい。

DSCN0141.JPG
 奄美大島上空あたりで雲が晴れてきた。

続いて徳之島、与論島と島の上を通り過ぎる。

DSCN0169.JPG
 与論島がはっきり見えた。

DSCN0190.JPG
 沖縄本島上空へ。

またしばらく雲の上を飛んで、雲が切れたらもう沖縄本島の上空だった。
高度を下げた機内の窓からは南国らしい海が見える。
16:14、那覇空港の駐機場着。

DSCN0206.JPG
 那覇空港到着。

飛行機から出るとムワッとした空気。
暑くて湿度も高そう。札幌からずっと同じ格好でいるが、もう場違いな感じだ。

前回那覇空港に降り立ったのは2006年のこと。
沖縄はそれ以来なので、14年ぶりということになる。

DSCN0209.JPG
 那覇空港でまた乗り換え。


 ◆ 那覇空港 17:35【JTA621】18:35 石垣空港

夕方4時過ぎの那覇空港は、各地への帰り便が集中するのかそれなりに人はいて、関空のような悲惨な感じではなかった。
ここで1時間15分の乗り継ぎ時間。

あとは石垣まで1時間のフライトだが、石垣空港着は18:40、そこからバスで市内に移動したとして、宿に着いた頃には20時近くになっているだろう。
まだ先は長い。

売店を見ていると沖縄らしくポーク玉子おにぎりというのが並んでいた。
これとレジでオリオン生ビールも買ってベンチで燃料補給。

DSCN0220.JPG
 那覇空港で買ったポーク玉子おにぎりとオリオン生ビール。

スマホでまた天気予報を見ていると、明日日曜日の天気予報が終日晴れに変わっていた。ちなみに日本気象協会のサイト。
どこからか「やった、あした海に入れるよ」なんて声も聞こえた。

頼むぜ気象協会。

と言っても天気を決めているのはお天道様であって、別に天気予報業者が決めているわけではないのだが。

安堵していたら突然電話がかかって来た。番号は知らない所。
出ると、予約していた波照間島ツアーの旅行会社から。

「明日のフェリーのうち13時台の便が高波で欠航になるかもしれないので予約はどうされますか」
とのこと。

あらら、何てことだ。1日3往復あるうちの真ん中の便。
あとの2本は通常通り運行の予定だというので、そのまま予約は続行ということにした。
欠航になったら1日島でのんびり過ごすのも悪くはない。

DSCN0252.JPG
 石垣行きJTA621便は夕暮れの那覇空港を離陸。

那覇発石垣行きの便もほぼ満席。今度は隣の真ん中席にも客がやってきた。1時間のフライトだし、どうってことはない。
と思っていたら、ドアが閉まってから隣のおっさんは席を立ち、後ろの席に移っていった。
後ろの席に連れがいて、その隣の通路側席が空いたままなので移ったようだ。
これで新千歳空港から石垣空港まで隣人なしというクラスJなど目じゃない環境だったことになる。

離陸すると夕焼け空。
下界はもう暗くなっていて、はっきりと見えなかった。

だんだん暗くなる夕暮れのフライト。
着くころには真っ暗になっているのはわかっているが、宿に着く前に暗くなるのはどこか不安になる。
もう1分1秒でも早く着いてほしい。

DSCN0274.JPG
 雲の上でとっぷり日が暮れる。

石垣空港の駐機場に停止したのが18:41、ほぼ定刻通り。市内の離島ターミナル行きのバスの発車時間は19:10発と調べてきていた。このバスには余裕で乗れそうだ。

預け荷物の受取場で自分のバックパックを取ろうと思ったらよく見ると違った。
そうしたら傍の外国人が「ゴメンナサイ、マチガエマシタ」といってやってきた。私のバックパックを手にしている。
「いいよいいよ」と受け取ったらタグが外されて、蓋のフックも外されていた。中を見て違うと気づいたらしい。

やっぱりスーツケース買わなきゃダメかねえ・・・

DSCN0291.JPG
 『お〜りと〜り八重山へ』が出迎える到着ロビー。

それでも早い方で荷物が出てきたので早めに外に出ることができた。
18:53、石垣空港の到着ロビー着。


 ◆ 石垣島に到着

外へ出ると左側にバスが停まっている。あれが離島ターミナル行き路線バスらしい。
右側は客待ちタクシーが数台。
しばらく考えて・・・この間5秒・・・タクシーに乗り込んだ。

時は金なり。

タクシーの運転手に宿の名前を伝えてもわかるはずもなく。住所で言っても要領を得ず、スマホでグーグルマップを見せると「じゃあそのあたりに行ってみますよ」と走り出す。

いろいろと説明しているうちに、運転手が「もしかして○○アパートの近く?」というのでグーグルマップを見るとまさにその隣だった。
「そうそう、そこの隣」というと「ああわかった」と言った。

運転手に明日の天気を聞いてみると、
「明日は晴れるんじゃないかな、夕焼けが見えたから」

国道をまっすぐ行くのかと思ったら、途中で脇道へ曲がる。
真っ暗な道を相当飛ばす。途中で2台くらい追い越して市内へと入った。
運転手の言う○○アパートの隣に、予約時に画像で見た平屋の建物があった。
空港からここまで25分、3120円だった。

冷房の効いたタクシーを降りると眼鏡があっという間に曇った。まるで風呂場に来たかのようだ。

DSCN0292.JPG
 ここが宿らしいのだが。

予約していた宿は『石垣島宿 はればれ』。

どうみても民家だし看板も見当たらず。
ここで間違いなさそうだし中は明かりがついている。玄関の戸を開けようとするがカギが掛かっている。

海外旅行で安宿に泊まるとこんな所ばかりなので別に驚かないが、日本ではこういうの初めてだな。
横に呼び鈴があるので押すと中から返事が聞こえた。

おかみさん(と呼ばせてもらいます)が出てきて「はればれですか?」というとようこそいらっしゃいましたという風に迎えてくれた。

部屋は母屋ではなく隣の離れに案内された。
出入りの鍵かけもセルフサービスで、明日出かけるときも鍵はそのまま持って行っていいとのこと。
こういう宿は旅慣れない人には不安だが、チェックインしてしまうと出入りは自由だし面倒がなくて良い。

部屋は8畳の和室にバストイレ、冷蔵庫、エアコン完備。ホテルよりずっと快適。ただし布団を敷くのはセルフサービス。あとなぜかバスタオルが置いていないので有料貸し出しとなる。

DSCN0293.JPG
 2晩過ごす民宿の部屋。

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 1万円分の地域共通クーポン。

それより何より和室なのがいいなあ。8畳間の空間は開放的。でかいベッドの鎮座するホテルじゃこうはいかない。

テーブルには地域共通クーポンが10枚置いてあった。
有効期間は滞在期間中ということらしく11/9までとなっていた。

このクーポンは加盟店で使うことができるがお釣りは出ないことと、石垣島では飲食店で使える店が少ないのでありがたみも半減といったところ。
それでもスーパーではマックスバリュ、コンビニはファミリーマート(それしかないが)で使用できるのはありがたい。
予約していた明日の波照間島ツアーの旅行会社でも使えるようなので、その支払いに使うことができれば助かる。
そのツアーもGoTo割で予約していたので、その支払いに充てることができるのかはまだわからない。

午後7時半、さっそくマックスバリュに買い出しに行って来よう。
時は金なりの格言に従って空港からタクシーを利用したおかげで時間が30分は前倒しになった。

DSCN0295.JPG
 今回の旅行で世話になるマックスバリュ新川店。

宿からマックスバリュ新川店までは歩いて10分ほど。
新川は札幌の私からすると「しんかわ」と読みたくなるが「あらかわ」と読む。さっきタクシーの運転手が正してくれた。

カゴを持って泡盛とオリオンビール、それに石垣島らしい惣菜や刺身と明日の朝食用のパンなどを買って戻る。

戻る途中、宿と似たような家があって間違えて入りそうになった。
今日の宿もそんな民家を改造したところなんだろう。

DSCN0300.JPG
 マックスバリュで買ってきたお酒と惣菜。

テーブルにお酒と惣菜を並べればディナータイム。
こういうとき和室の宿にしてよかったと思う。

買ってきたのは魚天ぷら、とんぼまぐろ刺身、ジーマーミ豆腐。
醤油は家から持ってきた。

蒸し暑い中歩いてきたのでビールがうまい。
魚天ぷらは軽い塩味のフワフワの衣が特徴だった。淡白な味はビールよりも泡盛に合いそう。
そんなわけでビールは1本だけにして、あとは泡盛をお湯割りにして飲んでいた。

11月7日(土)の費用
費   目場  所
札幌→新千歳空港(JR)Kitaca1,150
つくね串・生ビールセット(飲食)関西空港670
ポーク玉子おにぎり、オリオン生ビール(飲食)那覇空港912
石垣空港→宿(タクシー) 3,120
泡盛、ビール、総菜など(夕食)マックスバリュ新川
2,087
地域共通クーポン2枚マックスバリュ新川
-2,000
 11/7 合 計5,939


2へつづく

タグ:沖縄

posted by pupupukaya at 20/11/14 | Comment(0) | 沖縄の旅行記
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