2006年沖縄旅行記1

2006年5月に今年こそは沖縄に行こうと3月に航空券を買っていました。
なぜ5月だったかといいますと、当時はバースデー割引といい、誕生日の前後各7日間に使用できるチケットがあったからで、これも当時は札幌〜那覇間に直行便があり、片道13,300円、往復で26,600円は破格の安さでした。
これに安宿に宿泊すれば2泊3日で3万3千円弱となるわけで、これが沖縄行きを決めました。

以下の旅行記は2006年5月に旧ホームページ(閉鎖)版でアップしていたものですが、今回リメイク版として復活したものになります。

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 バースデー割引の航空券。


2006年5月12日(金)

札幌は5月に入ってようやく桜が開花したが、まだまだ肌寒い。そんな北海道の新千歳空港から3時間25分の空の旅となる。

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 新千歳空港ビルの屋上から。

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 函館上空を通過。

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 機内サービスのお茶と気圧差でパンパンに膨らんだソイジョイ。

那覇空港に降りたったのは14時15分である。飛行機から降りるとムワッとした空気が身体を包む。沖縄はすでに夏のようだった。

私が沖縄に来たのは今回が2回目。前回は3年前の2003年、やはり5月に来ており、そのときは沖縄は梅雨入りで毎日雨が続き肌寒いくらいだったが、今回は良い天気に恵まれそうだ。

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 沖縄那覇空港に到着。

空港の2階コンコースから、ゆいレールの那覇空港駅まで屋根つきの通路で結ばれていて、空港ビルの目の前に駅が見える。那覇空港駅のコンコースはあまり広くなく、自動券売機と自動改札機が数台並んでいて、改札口兼用の窓口が1つ。売店もなく、なんだか素気ない作りだ。日本最西端の駅のモニュメントがある。

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 那覇空港駅からゆいレールに乗る。

さっそく、600円の1日乗車券を買って、2両編成のモノレールに乗る。車内は座席が埋まって立ち客が数人いる程度。立ち客は眺めの良い車両前方にかたまっている。

レールは高い所に敷かれていて、また起伏も多いのでジェットコースターにでも乗っているかの様にも思える。でもすぐに慣れて気にならなくなった。車内の自動放送では、駅に着く前の案内放送で、沖縄らしい音楽が流れる。 

前回沖縄に来た時は、モノレールはまだ工事中で、交通機関はバスしかなかった。連日の雨と愛想の悪いバスの運転手に腹を立て、ロクな思い出の無い旅であった。今回は沖縄のモノレールに乗るというのが第一の目的であるので、とりあえず念願は叶った。

まず、食事をしようと旭橋駅で降りる。日差しの強いこと。道路を歩いていると汗が拭き出てくる。10分ほど歩いて那覇港ターミナルの前に目的の店はあった。
店の中に入るとさすがにクーラーが効いている。時刻は3時近くだが、店内は混んでいた。

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 那覇港向かいの食堂。テビチならここ。

この店の名物らしい『てびちそば』を食べる。テビチとは骨付きの豚足を柔らかく煮込んだもので、ねっとりとしたゼラチン質のかたまりである。でかいテビチのかたまりが沖縄そばの上に4つも入っていて、その下から麺をほじくり出してすする。

沖縄のそばは豚骨とカツオだしのスープと太い縮れた麺が沖縄独特のもので、ラーメンとも少し違う。沖縄へ来たら、まずこの沖縄そばを食べなければ始まらない。おいしくて、汁まで全部のんですっかり満足する。

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 テビチが山盛のてびちそば。

店の外に出ると暑い。また汗をかきながら旭橋駅へ行き、モノレールに乗る。とりあえず旅館に荷物を置いてから市内を回ることにする。宿は見栄橋駅の近くにあるのだが、間違えて牧志駅で降りてしまった。牧志駅はモノレールと国際通りが交差するところにあり、場所は分かるのでここから歩いて旅館に向かう。

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 旭橋駅に近づいてくる電車。

旅館は国際通りや牧志公設市場のほか、美栄橋駅や泊港に近く、便利な場所にある。部屋は和室だった。風呂とトイレは共同だが、1泊3,150円。1人旅ならばこれで十分だ。
荷物を置いて、Tシャツ1枚になり、また外に出る。

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 2泊したなるみ旅館。旅館の人は親切であった。

3年ぶりに国際通りを歩く。那覇の中心街と言って良く、多くの人で賑わっている。3年前は常に渋滞して、バスに乗っていたら歩いた方が早いくらいだったが、モノレールが出来たせいかはわからないが、幾分渋滞も緩和された様子。 

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 那覇で一番賑やかな国際通り。

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 国際通りを行くパレード。

今度はモノレールに乗って壷川へ。壷川駅近くの公園には、戦前に走っていた沖縄県営鉄道のレールが保存されているのを知っていたが、実際に見て見たい。

駅から歩いて行くと、団地の中に公園があり、機関車がおいてあった。機関車とレールは残念ながら20年位前に南大東島で走っていたのを持ってきた物で、戦前のものではない。機関車の乗っている線路と平行して、団地工事の際に出土したという戦前の軽便鉄道の線路があるはずだが、持ち去られたのか影も形もなかった。

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 壷川東公園に保存されている機関車とレール。

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 機関車の中にも入れるが、荒れ果てている。

公園からまた駅の方に戻ると国場川という大きな川があって、モノレールは川の上を走っている。沖縄ではめずらしく広々とした眺めとなっている。

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 壷川駅。ゆいレールの駅はどこも同じ形。

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 壷川駅近くの漁港。

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 国場川の上を行く2両のゆいレール。

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 下から見上げると迫力がある。

国場川の上のモノレールに沿って道を歩いて行くと漫湖公園という所に出る。漫湖とは国場川の河口近くの湿地帯で、ラムサール条約にも登録されている。

漫湖は、この言葉は日本国内、特に東日本では禁句とされているのだが、ここはありのままに読む。漫湖の岸は漫湖公園となっている。噴水や運動場がある街中のごく普通の公園である。

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 漫湖公園の標識。

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 漫湖の広々とした風景。

ずっと汗をかきながら歩いてきて、のどが渇いたので、公園の自販機で『さんぴん茶』のボトルを買う。沖縄でどこでも売っているのがこのお茶で、中身はジャスミン茶なのだが、ひと口飲んで驚いた。よく冷えたさんぴん茶を一口飲むと、ジャスミンの香りと甘みがほのかに効いて、渇いた身体に浸みて行く。沖縄の暑い中で飲む冷たいさんぴん茶がこれほどうまいとは思わなかった。

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 漫湖沿いはジョギングコースになっている。

漫湖公園から那覇大橋を渡って奥野山公園駅へ。今度は首里に行ってみる。

首里行きの電車に乗ると、前方の見える一番前の席が空いていたのでそこに座る。運転席との仕切りはガラス張りになっている。モノレールの軌道は地上からかなり高い所にあるので、眺めは大変良い。川や道路の上を飛ぶように電車は走って行く。
電車はワンマン運転なので、電車の運転からドアの開け閉め、ホームの放送まで運転士はたいへん忙しそうだ。

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 奥野山公園から再びモノレールに乗る。

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 車内の前面からの眺め。

奥野山公園から20分ほどで終点首里に着く。首里駅から首里城までは結構離れていて、歩いて20分ほどかかる。首里城入口に着いたときは、もう日没も近くなっていた。首里城は前に中を見物したことがあるので、今回は守礼門だけ見てまた駅に戻る。

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 夕陽に映える赤い守礼門。

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 守礼門と夕焼け。

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 ビジターセンターにある首里のジオラマ。

地図をみると守礼門からは首里駅よりも儀保駅のほうが若干近いようで、地図を見ながら細い道を儀保駅まで歩く。
儀保駅からまたモノレールに乗り、国際通りの牧志駅で降りる。すっかり日は暮れて暗くなっていた。

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 夜遅くまで人通りの多い国際通り。

夕食はどうしようか。昼に食べたテビチそばがまだ腹に残っているので、軽い物でいい。
考えながら国際通りを歩いて、牧志公設市場まで来た。もう8時近いが、市場はまだ開いていた。

なにか食べるものを買って宿に戻ろうかと、市場の中をあれこれ見ていると、店のおばちゃんに呼び止められて島ラッキョウを味見させられる。うまいので酒のつまみにしようと塩漬けとキムチ風の島ラッキョウ、それにミミガー(豚の耳)の和え物もあったので、3つパックに詰めてくれるように頼む。1,200円だが1,000円に負けてくれた。「サービスだよ」と言って多めに詰めてくれた。こんなに食べきれるだろうか。帰り道にコンビニでオリオンビールを買って旅館に戻った。

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 市場で買ってきた島らっきょうとミミガーのあえもの。

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 市場通りの丸市ミートで買った弁当。

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 オリオンビールと発泡酒いろいろ。

午後に着いてからずいぶんとあちこち回れたものだ。3年前だったら国際通りを歩いて首里城まで往復するのが関の山だったろう。あらためてモノレールができて便利になったものだと実感した。

天気予報を見ると明日も好天に恵まれるようで、予定通り念願だった島へ日帰りで往復する予定だ。

2へつづく


posted by pupupukaya at 20/05/09 | Comment(0) | 2006年の旅行記(リメイク版)
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