2018年オーストラリア旅行記4 シドニーその2

 ◆ ロイヤル エキシビション ホテル

ホテルに着いた。まずはチェックインである。

今までの経験で、着いたはいいがエントランスのドアがカギがかかって入れなかったとか、無人ホテルでメールでホテルのエントランスや部屋の暗証番号を送ってきたりとか、いろいろ経験済みなので、もう何があっても驚かない。

ホテルは3階建て、古そうな建物だ。1階が飲み屋というかパブになっている。
入口はいくつかあるが、どれも中はパブになっている。

まだ昼間だが、店内に客がいて一杯やっている。そういえば今日は土曜日だったな。

『Hotel』と書いた貼り紙を見つけ、そこから入るとやっぱりパブの店内だった。

ホテルのレセプションらしきものは見当たらない。
しょうがないから、パブのバーテンダーらしき人に「ロイヤル エキシビション ホテル?」
と聞いてみた。

バーテンダーは、あっちというような仕草をする。
あっちにホテルの入口があると思い向かうと、レジから声がかかった。
同じ人が「チェックイン?」というので「イエス」と答える。

パブのレジがホテルのレセプションを兼ねているのだった。
2泊で326.7ドル。これはクレジットカードで払う。

キーをくれるのかと思ったら、何やらついてこいみたいな感じになった。

「ペラペラペラ」
外へはこのドアから出入りする、キーは電子キーで、ドア横の読み取り機にかざすと開錠される。
エレベーターも部屋のドアも同じようにするように。

英語などまったく聞き取れないが、言わんとすることは分かる。

そのたびに「ヤー(yeah)」と返事をする。

チェックアウト〜ペラペラペラ〜マンダイ?

マンダイって何だい (^^;

そうだった。オージー英語はデイ(day)をダイと発音する。
月曜は何時にチェックアウトするのか?ということか。

「マンダイ、シックスモーニング」(月曜は朝6時に)

というと、チェックアウトはそこのポストにキーを入れるようにと言われる。
見ると、ドアに『Key drop off box』と書いた箱があった。
「ヤー」と返事をする。

「ペラペラペラペラ」
「ヤー」

何について説明しているのかは分かる。
何か言われるごとに返事をしていると、部屋まで案内してくれた。

「anything else?」(ほかに何か?)
と聞かれたが、答えられずにいると、
「オーケー、グー」と言って去って行った。

親切なのはいいのだが、
チェックインだけで、ばかに疲れた。

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 部屋は広いし清潔。これで1晩13600円は高いか安いか。

バックパックを置いて、改めて部屋を見ると悪くはない。

バスは無いがシャワールームとトイレがあって、電気ケトル、冷蔵庫も完備。
広いとは言えないが、ダブルベッドの部屋は快適に2晩を過ごせそう。

オーストラリアは物価が高い。
当然ホテル代も高く、セントラル駅近くの普通のホテルであれば1泊1万円以上が相場のようだ。

バス・トイレ共同のB&Bのような宿泊施設ならば7千円程度からあるようだ。

シドニーで2泊するホテルは色々検討したが、ひとつはセントラル駅から歩いて7〜8分の1泊7000円台のバス共同のホテル。
もう一つが、セントラル駅南口目の前の、このホテルだった。
こちらはバス・トイレ付き1泊13613円。

なぜ高い方のこちらにしたかというと、シドニー以外のホテル代が、意外と安いところを見つけることができ、予算内で収まったのと、月曜日のシドニー発が早朝なので、1分でも駅に近い方がいいということであった。

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 シャワールームとトイレ。

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 電気ケトルとコーヒー・紅茶のサービス。


◆ ハーバーブリッジとオペラハウス

今日は朝に飛行機で着いたのだが、まだまだ元気。

2時半を過ぎたばかり。休んでいては時間がもったいないとばかりに、また外へ出た。
まだまだ行きたいところはたくさんある。

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 ホテルの階段。

次に向かうはハーバーブリッジ
さっきはフェリーに乗って橋の下から眺めたが、こんどは歩いて渡ってみようというわけだ。

セントラル駅に行って、今度はT1の電車に乗る。

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 セントラル駅の電車ホーム。

ハーバーブリッジはシドニー湾に架かるアーチ橋で、高速道路と鉄道の併用橋になっている。
T1の路線は、このハーバーブリッジを渡って、シドニー北部へ行く路線である。

セントラル駅から9分、ハーバーブリッジを渡った最初の駅、ミルソンズポイント駅(Milsons Point)で降りる。

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 シドニー湾対岸にあるミルソンズポイント駅。

ミルソンズポイント駅は高架駅。高架下や駅前は商店街になっていて、いかにも駅前といった雰囲気になっている。
日本の感覚ならば違和感はないが、ここまで駅が町の中に溶け込んでいるのも、世界ではそうそう無いと思う。

こういう駅前文化(?)があるのは日本とシドニーのほかはドイツくらい?
アメリカは駅なんて関係ありませんと言わんばかりに町は駅に背を向けていた。

こんな感じなので、異国の地にいることをしばしば忘れてしまう。

駅を出て、南側に100mほどのところに登る階段があって、これがハーバーブリッジへの歩道になる。
これは事前に調べてきた。
高速道路の橋だが歩道もあって、歩いて対岸まで渡れるのだ。
ここから対岸のサーキュラーキー駅まで2.3km、歩いて30分てところ。

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 ミルソンズポイント駅の横にある階段からハーバーブリッジの歩道が続く。

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 高架橋から見るミルソンズポイント駅前の商店街。

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 車道の向こうにハーバーブリッジのアーチが見えてきた。

橋は車の交通量も多いが、意外と歩道を歩く人も多い。
観光客もいるが、日常的に歩いて行き来している地元の人の方が多い。

歩道は金網に囲まれているのはカメラ泣かせだが、景色はすばらしい。

入り組んだシドニー湾と行き交う船。それに対岸のオペラハウスは絵になる風景だ。

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 歩道は金網に囲まれている。

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 ハーバーブリッジからの眺め。右はオペラハウス。

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 オペラハウスとサーキュラーキーのビル群。

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 ロックスの街並みと停泊中のマジェスティック・プリンセス(majestic Princess)号。

両岸に立つ橋の支柱(パイロン)のうち、南側のは頂上がパイロンルックアウト(Pylon Lookout)という有料の展望台となっている。
橋の歩道に入口があって、値段表を見ると大人が15ドル(約1260円)。

う〜ん、やめときます (^^;
 ↑ ケチだね〜

それに、さらに上に登らなくとも、橋の歩道から十分眺めが堪能できたし。

ハーバーブリッジを渡ってしばらく歩くと下る階段があって、そこでハーバーブリッジの歩道は終わり。

階段を下りた所から、坂道を下へ下へと歩いて行くと、サーキュラーキーのフェリーターミナルへ出た。

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 サーキュラーキーの古い町並み。

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 再びやって来たサーキュラーキー駅。

サーキュラーキー駅の高架下は改札口があって、高架下の店があって、人がたくさんいて・・・
どこか、首都圏の電車駅にいる感覚が抜けない。

シドニーの街はどうしてこう日本みたいなんだろう。

さて、ハーバーブリッジを歩いて渡るという目的は果たしたので、ここから電車でホテルに戻ろうと思ったが、せっかくだからオペラハウスに行ってみようか。

あの世界遺産に登録されたオペラハウスである。
シドニーと言えばオペラハウスと返ってくるくらいのシドニーのシンボルである。

別に有名だからという理由でわざわざ行く気にはならないが、近くまで行って素通りで終わっては申し訳ない。

ていうか、駅からオペラハウスへ続く海沿いの遊歩道は、ゾロゾロと人通りがあって、何となくつられて歩いているとオペラハウスに来てしまった。

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 オペラハウスへと続く人波。

シドニー・オペラハウス(Sydney Opera House)は、貝殻やヨットの帆を重ね合わせたような外観が特徴。

しかしこの形も、ある程度離れた場所から見るから様になるようで、正面入口から見ると、大きな三角屋根が並ぶだけの建物になる。

中に入るには演劇やオペラのチケットを買うか、有料のガイドツアーに参加することになる。
レストランもあるが、私は外から眺めて、「あ〜これが有名なオペラハウスか〜」で終わり。

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 オペラハウスの正面。

しかし、オペラハウスを近くで見たおかげで、ある発見をした。それは、

オペラハウスは白くない。

今まで写真なんかで見るオペラハウスは白いイメージだったが、近くで見るとこのアーチ部分はすべてクリーム色がかったタイルで出来ているのだった。

遠くから見ると白い帆が並ぶように見えたが、近くで見ると実はアバタ顔というか、別物のような感じだった。

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 オペラハウスの屋根はタイル張りだった。

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 オペラハウスから見たハーバーブリッジ。

夜にライトアップされたオペラハウスもさぞかし絵になるんだろうな。

暗くなってからハーバーブリッジあたりから写真を撮ってみたいが、さすがに夜にあの歩道を1人で歩く勇気はない。
それに夜はアルコールが入っているし。

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 レストランのオープンテラスが並ぶ。


 ◆ 買い物とディナー

サーキュラーキー駅から電車でセントラル駅へ戻る。

ホテルに戻る前に買い物がしたい。
今晩のディナーとお酒を買うためだ。

セントラル駅の向かいにスーパーはあるが、酒類は置いていない。

オーストラリアではスーパーやコンビニでは、ビールも含め酒類を買うことができない。
酒は、専門の酒屋でしか買うことができないのは結構面倒だ。

一昨年北欧に行ったが、あそこも酒は酒屋でしか売っていないし、土日は一切休みという酒飲みには困ったところだったが、ここオーストラリアの酒屋は土日でも営業している。

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 ヘイ・ストリートを行き交うトラム。

セントラル駅から北側に10分ほど歩いたところに、ワールドスクエアというショッピングセンターがあって、そこの地下にコールス(Coles)というスーパーが入っていた。しかも、その隣はリカーランド(LIQUORLAND)という酒屋があった。

このコールスはオーストラリアでも有名なスーパーチェーンのようで、この先オーストラリア滞在中は各所でお世話になることになる。
また、大きめのスーパーの脇には大抵酒屋があって、酒の調達に困ることはなかった。

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 我が旅の御用達だったコールス(スーパー)。

スーパーで食材の買い物。
旅行記ごとに行っているが、私はスーパーマーケットが大好き。

国内、海外問わず、カゴを持ってスーパーの店内を物色するのが大好きだ。
街歩きで一番楽しいのがスーパー、その次がトラム(路面電車)、その次は鉄道系の博物館

あとはどうでもいい (^^;

しかしオーストラリアは物価が高いね。
よく値段を見てからカゴに入れないととんでもない金額になってしまう。

しかし、パンや水といった酒食や必需品の値段は安い。あと、バラよりまとめて買う方が安くなるようだ。
パンなんか大袋に入って2ドル。これを買ったら旅行中ずっとこれで持つなと思えるほど。さすがにそれも嫌だな。

次は酒屋のリカーランドへ。
ビールの高いこと。
500ml入りの缶はなくて、350ml入り缶か375ml入りビンしかない。
6本セットで20ドル以上、バラ売りならば1本4ドル以上もする。

一方でオーストラリアはワインの産地らしく、ワインも数多く並んでいる。
値段はワインが意外と安いのがある。安いと言ってもピンキリの中でということだが。

ワインの1L入りビンが7ドルというのがあって、特売品らしい。
これ1本と、一番安かったビール6本セット18ドルを買った。

レジでの払いはクレジットカード。
ワインは紙袋に入れて渡される。
あまり見えるように表で持ち歩いてはいけない物らしい。

袋は結構重たくなった。

地図を見ると、ミュージアム(Museum)駅が近いので、そこから電車に乗る。
セントラル駅へは1駅だが、南口から出ればホテルは目の前だ。

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 地下駅のミュージアム駅。1926年開業の古いホーム。

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 シドニー標準の2階建て電車。

ホテルに戻ってシャワーを浴びたら今日はもう終わり。

いや〜、今日は歩いた歩いた。
スマホの万歩計で、今日の歩数を見たら23,551歩

あとは1杯やって寝るだけだ。
ビールも冷蔵庫で冷やしておいた。

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 コールスで買ってきた食品。手前の箱は歯磨き。

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 リカーランドで買ったビールと赤ワイン。

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 部屋の冷蔵庫。水2本はサービスらしい。

本日のディナーは、

パン3個:0.8ドル×3
サラミ:3.5ドル
チーズ:3.5ドル
ポテサラ:3.0ドル
ディップ:2.3ドル

といったところ。

サラミとチーズは日本より安いかなといった印象。

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 本日のディナー。

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 ビールとオーストラリア風(?)ポテトサラダ。

ポテサラは酸味とハーブの風味が日本と違うかな。
サラミはこれもハーブっぽい風味。
ディップはパンにつけたら旨かった。

ビールはXXXX GOLD(フォーエックスゴールド)。オーストラリアでも代表的なメーカーのものらしい。

ビールよりもワインが合いそうな食材だった。
ビールは3本でやめて、赤ワインを開けることにした。

今回の旅行も、食生活は大体こんな感じである。

1人でレストランに入ってもあずましくない(落ち着かないの北海道弁)し、毎日レストランだと食費も相当なものになるので、これで勘弁してください (^^;

あ〜あ、次は物価の安い国がいいなあ・・・

〜5へつづく


posted by pupupukaya at 18/12/23 | Comment(0) | 2018年オーストラリア旅行
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