札幌市電は停留場改修工事真っ最中

去年(2017年)ごろから札幌市電の停留場の改修工事が始まっている。
既設の停留場を順次バリアフリー対応のものに建て替えるということだ。

最初に資生館小学校前から始まって次いで東屯田通停留場、ロープウェイ入口、山鼻19条、石山通と順次見違えるような立派な停留場に生まれ変わった。

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これはロープウェイ入口の停留場。

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幅も広げられ、車いす用のスロープも付いた。
お馴染みだった行燈(あんどん)の電停標識が無くなったのは残念だが、屋根に停留場名が表記され、その役目を果たしている。

ぼちぼちと始まった停留場改修工事も、今年(2018年)の6月頃から本格化してきた。

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既設の停留場は工事のために閉鎖され、交差点の反対側に仮設停留場が設けられた中央区役所前。

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工事中の停留場ホーム。

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中央区役所前の仮設停留場から。
幅は立つのがやっとという狭さ。しばらくは不便を被ることになる。

この一足先に、隣の西8丁目停留場でも同じような工事が行われていた。
これも、既設のホームは一旦撤去し、資生館やロープウェイと同じタイプの停留場になるのだろうと思っていた。

ところが、それらしい工事が行われる様子はなく、いつの間にか既設の停留場に戻っていた。
いったいどう変わったのだろうか。

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ビフォー!
2018年7月4日、工事中のもの。

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アフター!

あんまし変わってないと思いきや、

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まあ、なんということでしょう (^^)
匠の手で、ホームは嵩(かさ)上げされて端にはスロープもつけられたではありませんか。

工事中にホーム端のブロックを斜めにしていたのはそういうわけだったのか。

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嵩上げは行燈標識の少し手前で終わり。時刻表を見るには段を下りる必要がある。
つーか、そこまで嵩上げしろよ。

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ビニールテープで固定された柵。
何ていうか、やっつけ仕事感が半端ないのだが・・・

これが札幌市電名物、魔改造ってやつか・・・( ^ω^)

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こちらは反対側、外回りの停留場。
ホーム長を確保するためか行燈の電停標識は撤去されていた。

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ただでさえ他の電停より短いホーム長をスロープに持って行かれたので、乗車口はホームの一番奥になってしまった。

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停車するポラリスことA1200形電車。
ホームの屋根もあんまり意味をなさなくなったな。

う〜ん、いかにも予算不足のためこうなりましたという感じ。
今工事が行われている停留場も、すべてこのパターンになりそうだ。

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上は既設の西線6条停留場。

現在使われている半アーチ屋根付きの停留場は1995年に一斉に取り換えられている。
それまでは古レールで囲って車道より高くしただけのホームで、柵も屋根もない停留場だったので、当時は大きな進歩だった。

あれから20年以上も経つが、それほど古さも感じずまだまだ使えそうなので、壊すのも勿体ないということなのだろう。

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こちらは西15丁目停留場。ここも仮設となっている。
今までの場所から1丁東側に移動している。

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もと西15丁目停留場があった場所。
ホームは撤去されたままになっている。ここに立派な停留場が建つのだろうか。

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西15丁目の交差点手前には何やら不自然なカーブができていた。

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これは内回り線のカーブ。
いくら何でもこれはないんじゃ・・・

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外回り線の曲線は外側に付け替えられている。これから建設される停留場の関係だろう。
電車はきしむ音を立てて、曲がるとき苦しそう。

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まだ工事は始まっていないが、白線は停留場スペースを確保している。

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二条横断歩道橋から見下ろすと、停留場スペースにしては随分と広く取られているのがわかる。わざわざ歩道を削って、片側だけでも2m以上は確保されている。

上下線間隔が広げられているのは、ここがセンターポール化されるためだろうか。
もしかしたらドーム式屋根付きの超立派な停留場がお目見えするのかもしれない。

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これは先日完成した西線11条停留場。
基本的には西8丁目と同様で、ホームの嵩上げとスロープ化のほかは大きな手は加えられていない。

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スロープの柵は新しいものに交換されている。
床面は高価なブロックをやめてアスファルト仕上げ。
一応バリアフリー対応ということにはなるが、随分と安っぽくなった。


この停留場改修工事を見ていて、ひとつだけ残念なことがある。
仮設停留場は交差点の先に設けられることが多いが、この交差点の先に新設停留場を設ければ良かった。

今のは交差点の手前にあるので、停留場に停まると必ず信号待ちということになって、これが市電が遅い原因になっている。
乗降に手間取ると、もう1回信号待ちということもしばしば。

交差点の先にあれば、乗降が終了すればすぐに発車できるので、だいぶ所要時間の短縮になる。
車のドライバー側からしても、交差点の見通しが良くなるので安全になるのだが。


posted by pupupukaya at 18/08/12 | Comment(0) | 札幌市電
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