2018年流氷を見に弾丸旅行2

流氷を見にやって来たのは網走の北浜の海岸。
釧網本線の踏切を渡った先にある浜は流氷が接岸して一面の白い世界だった。

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 流氷と薄曇りの太陽。

日の光は注ぐが、太陽は雲越しでぼんやりと光る。
曇り空では今一つ冴えない。やっぱり流氷は青空が似合うな。

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 浜辺に打ち上げられた流氷。

波打ち際だったところは、打ち上げられた流氷が折り重なって山のようになっていた。
この流氷が見る角度によって色んな姿に見えて面白い。

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 折り重なった流氷。

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 天に向かって飛び出した板氷。

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 ガオ〜、怪獣流氷星人 (^^;)

ここはイベント会場ではなく、すべて自然の造形。
氷を割って進む観光船から見る流氷も悪くはないが、やっぱり流氷は接岸したものをじかに見る方がいい。

流氷で覆いつくされた海岸は波音が一切消えるが、そのかわり国道を行きかう車の音が聞こえて落ち着かない。
100%白い氷原の世界に浸るには人間の世界に近すぎるようだ。

高みから氷原を見下ろすと、所どころに割れ目があって海水面が見える。
南からの風で、この流氷も沖に流されてしまうかもしれない。

ついでなので北浜駅にも寄ってみる。

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 木造駅舎の北浜駅。

北浜駅は喫茶店が併設されているが、まだ営業時間前。
待合室は相変わらず壁から天井まで紙片がびっしりと貼られている。
もともとは旧広尾線の幸福駅で始まったことだが、なぜかこの北浜駅にも飛び火している。

駅の訪問者が貼り付けていったもので、前は定期券が多かったが、いまは名刺が多くなっている。

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 北浜駅のホーム。ホームの目の前はオホーツク海。

ちょうど7:56発、北見行普通列車が来る頃だった。
駅横の展望台でカメラを構えていると列車が近づいてくる。

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 北見行の2両編成が到着。

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 乗客は全員観光客のようだった。

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 流氷と汽車。

流氷原になったオホーツク海沿いにやって来た。
いいなあ。何だか無性にあの汽車に乗りたくなった。 

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 白い世界に去って行く白い汽車。

さて、北浜を後にして、今度は紋別へと向かう。
また網走市内に戻って、国道238号線を北上する。

途中の常呂では、高台の国道から接岸している流氷が見えた。

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 国道238号線から見えた常呂の町と流氷。

国道は町を迂回して素通りするが、この流氷を見に町の方へ行ってみる。
道道を町の方へ行くと、突き当りが交通ターミナルとなっている。昔の湧網線の常呂駅跡だ。

横が駐車場になっていたので、車を停めて海岸に下りて行く。

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 常呂交通ターミナル裏の海岸。

足跡があるので、流氷まで行ってみる。

北浜と違ってここは物音ひとつない世界だった。
キーンと耳鳴りが聞こえるほど静まり返った流氷原。

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 消波ブロックに打ち上げられた流氷。

足跡をたどって波打ち際まで来たが、その先は黒い水面が見える。

もしかしてここって海の上なのか。
ここまで妙に平らだと思っていたが、海水がただ凍っているだけのようだ。

そう思うと足がすくんできた。
氷が割れないように静かに歩いて戻る。

あとでグーグルマップの衛星画像を見たら、思い切り海の上だった。
ひー ( ̄▽ ̄;)

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 氷が割れて海水面が出ている。

常呂からまた国道238号線を北上。
こんどは凍って真っ白になったサロマ湖が見える。

流氷と違ってこちらはひたすら静の世界。
平らで白い雪原がどこまでも続く。

昼近くに紋別に着いた。
紋別の道の駅に車を停めて海岸に行ってみる。

残念ながら紋別の流氷は去った後だった。
沖の方には白い帯が見えるので、観光船に乗れば流氷は見られるのだろう。

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 流氷が去った紋別。

紋別市内を通って紋別港へ行ってみる。

考えたら、前に紋別に来たのはまだ名寄本線があった頃じゃなかったかな。
1989年の3月のこと。あの時は港に流氷が来ていた。

29年ぶりの紋別来訪となる。
ついでに駅跡がどうなったかも見てこよう。

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 凍り付いた紋別港。

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 船が引き揚げられて冬眠する港。

紋別港は流氷こそ去ったものの、港内は一面氷結していた。
漁船はすべて陸に引き揚げられている。

最後に紋別駅跡に行く。

駅跡はいまはバスターミナルとオホーツク氷紋の駅という施設になっていた。
バスターミナルには客待ちのタクシーが数台停まっているあたりが、今でも町の中心ということがうかがえる。

かつて紋別駅へは、札幌から名寄経由の急行紋別、旭川から遠軽経由の急行大雪があった。

国道273号線の浮島トンネルが開通したのが1984年。旭川〜紋別間を滝上経由でショートカットする国道の開通である。
同時に同区間を結ぶ都市間バスが運行を始める。

このときから名寄本線の役割はほぼ終わっていたことになる。
両急行も国鉄最後のダイヤ改正の1986年で廃止。名寄本線自体も1989年に廃止となっている。

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 紋別駅前だった場所。なんとなく駅前らしい面影も。

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 紋別駅だったことを示す看板。

オホーツク氷紋の駅は中がスーパーになっていた。駐車場は車がびっしり、けっこう人も集まっている。

なんだか、鉄道があった頃よりも栄えている感じだった。
紋別に限らず、鉄道と決別した町の方が総じて元気なような気がする。
これはどうしたことか。

紋別を後にして、札幌に戻ることにする。

国道273号線は滝上を過ぎたあたりから吹雪いてきた。
前が見えないほどではないが、緊張する。

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 吹雪の国道273号線。

浮島トンネルに入ると一安心。ここを抜ければ旭川紋別自動車道の浮島ICまで近い。

と思っていたら、トンネルの中で前の車に急に追いついたのでブレーキ。
メーターを見ると40km/h。

頼むからトンネルの中を40キロで走るのはやめてくれよ〜

たまにいるんだよね、意味なくトロトロと走るやつが。大抵じいさんの運転なんだけど。

トンネル内や山道で追い越す度胸も無く、高速に入っての追い越し車線でようやく抜くことができた。

愛別からはずっと下道。途中休み休みで、札幌に着いたのは夕方の6時だった。

今回の走行距離約760km。いや〜、走った走った。
北海道はひろいねえ。

それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。

〜おわり


posted by pupupukaya at 18/02/18 | Comment(0) | 2018年その他旅行記
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