インドへ行くにはビザが必要になる。
これも自分で手続きせねばならない。
『インド ビザ』でググってみると、いくつもやり方が出てくる。
自分でビザを申請するには、大使館なり領事館なりに出向く必要があるが、調べるとオンライン申請もできるようだ。
ただ、ネットで調べると古い情報がそのままだったりすることがあるので、インド大使館の公式HPで確認する必要がある。
一番簡単なのがeツーリストビザ(略してeTV)というもので、すべてネット上だけで手続きができる。
申請は出発日の30日前から4日前まで行える。

ビザのオンライン申請のサイト。ここから英語になる。

プラウザの翻訳機能を使えばこの通り。
eTV申請に当たって必要なものは顔写真とパスポートのスキャニングデータ。顔写真はjpgでパスポートはPDFで用意する。
顔写真については写真屋に行って撮ってもらっても良いが、証明写真機で十分だ。
最近の証明写真は背景が青になっているが、インドビザ用は背景が白でなくてはならない。
富士フィルムの証明写真機は背景色が選べるのと、画像をデータでダウンロードできるのでオススメだ。
さて、用意ができたらいよいよ申請開始。
申請のページはインド大使館のHPから行くことができる。
ここからは英語の世界になるが、プラウザの翻訳機能を使えば簡単に日本語に翻訳してくれる。
しかし、この翻訳機能も随分と進化したものだ。あと10年もしたら同時通訳機なんてのもできてるのかね。

入力する項目は多い。

申請料支払いの画面。
すべての項目を入力して、顔写真データとパスポートデータをアップロードすれば入力完了。ここまで1時間くらいだろうか。
最後に申請料金の支払いを行う。米ドル建てでクレジット払い。
ビザ申請料が25USD、手数料0.54USD、税金0.08USD、合計25.62USDの支払いになる。
ところでこの申請料金、国によってかなり金額に差がある。
ETV申請のページに国別の申請料金一覧があって、申請料が無料という国から最高75USDまでそれぞれの国別に設定されている。
50USDとなっている国がほとんどだが、日本は特に優遇されているのか知らないが、半額の25USDとなっている。
日本と同額の国はスリランカとシンガポールのみ。
日本万歳!
逆に最高額の75USDとなっている国を見ると、モザンビーク、ロシア、ウクライナ、英、米。
この金額差がインドとの友好度合によるものかはわからないが、なかなか興味深い。
それはともかく、申請手続きが完了すると確認メールが来た。
eビザは申請から72時間以内にeメールで送るとある。2〜3日中には来ているだろう。

メールで送付されてきたeビザ。
ビザの発行は意外と早く、当日中にメールが届いていた。
う〜んインドにしては仕事が早い。
これを印刷してインド入国時に出せばいいらしい。
これでビザはOK。ちなみにこれ旅行会社に取得代行をお願いすると8,000円以上はかかるようだ。
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