進化する札幌市電

2017年3月春分の日連休最終日は久しぶりに市電に乗ってきました。

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 どうせ乗るならA1200型通称『ポラリス』。
 札幌市電Naviで運行状況がチェックできるので、それに合わせて家を出てきた。

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 1段高くなっている向い合せシートは『ミニ展望席』となっている。

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 旧来からの電車も味わいがあるが、やっぱり新しい電車はいい。

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 リニューアルされた資生館小学校前電停。先週くらいに完成した。

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 スロープも設けられバリアフリー対応になった。幅もだいぶ広くなった。

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 屋根のデザインはすすきの電停と似ている。壁面はガラス張りとなって雨風には強くなった。

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 電停幅が広がった分、車道の車線幅が狭くされている。
 小さなことだけど、このあたりに路面電車復権を感じる。

資生館小学校前と同じくして、東屯田通電停もリニューアルされている。デザインは同じだが、こちらは道路幅員が狭いため電停幅も従来とそれほど変わっていないようだった。

残りの電停も順次リニューアルされるのだろう。
あと数年後には札幌市電もすっかり様変わりして生まれ変わっているかもしれない。

何でも車優先や、軌道系交通機関と言えばとにかく地下鉄という時代を生きてきた身には、札幌市電の復権はうれしい。

市電の桑園や苗穂方面、それに札幌駅への延伸構想も、もうだいぶ前からある。今度のループ化は一応成功したようなので、今度はそちらを期待したいところだ。

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 資生館小学校前を発車する252号。
 朝ラッシュ利用者から言わせてもらえば、250型が一番収容力がある。

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 広告電車の243号。

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 南4条側からようやく拡幅工事が始まった市電山鼻線。
 よく通勤で通るので前から気づいていたが、一部分で線路の上下線間隔が広げられている。

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 南4条の横断歩道から見ると、明らかに広げられていて、アスファルトも仮施工のようになっている。

資料によると、山鼻線の上下線線路中心間隔は2730mmとなっている。山鼻西線は3000mmとなっているので、道路拡幅に合わせて線路間隔も山鼻西線に合わせるのだろう。
山鼻線の狭い間隔では、従来車に比べて70mmも車幅の広いA1200型の運行が不具合があるのかも。

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 三越前を行く雪ミク電車3302号。今年度の運行もそろそろ見納め。

ループ化延伸になって利用者も大幅に増えた市電だが、1つだけ不満がある。西4丁目とすすきの間の時間がかかり過ぎることだ。
この区間ははっきり言って歩いたほうが早い。
西4丁目と狸小路の信号待ちが長すぎるのと、電車が遅れた際にダイヤ通りに戻すための時間調整もここで取られているので仕方ないことではあるが。

私も通勤でたまに中島公園通から中央区役所前まで市電に乗るが、それは天気の悪い日くらい。歩いても時間が変わらないのだ。
せっかくの電車が傘替わりというのは交通機関としてはあまりにも情けない。
このあたりは信号サイクルなど改善を望むところだ。

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 どサンこパス310円。4月からは360円に値上げになる。

posted by pupupukaya at 17/03/20 | Comment(0) | 路面電車・トラム
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