2008年ドイツ鉄道旅行記11

■ミュンヘン1日見物

朝のニュースで天気予報をみていると、ミュンヘンは曇りのち雨。今回の旅行はあまり好天には恵まれなかった。
雨ならばずっとトラムに乗っていればいいやと思って出かける。

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 ホテルの朝食。ソーセージとニシンの酢漬け。質素ながらおいしかった。

中央駅前にある停留所の券売機で市内交通の1日券(Single-Tageskarte)を買って電車に乗る。車内の刻印機に切符を差し込んで刻印すると切符が有効になる。これは、SバーンやUバーン(地下鉄)でも同様で、改札口のかわりにホームに降りる階段の所に刻印機が設置してある。

ミュンヘン市内はトラム(路面電車)が市内各所に伸びていて、主な観光地はトラムですべて回れるほどだ。電車は3両編成でほとんどが低床電車のため乗り降りが楽。切符を乗車前に購入する方式なので、すべての扉から乗降できる。

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 市内を走るトラム。道路上でも電車優先が徹底しているので、日本の路面電車とは違う。

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 車内の刻印機。乗車したらまず切符を機械の穴に差し込んで刻印する。

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 クロスシートのトラム車内。

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 すれ違う3両編成の電車。

17番の電車に乗ってまず向かったのがニンフェンブルク城。1664年から1674年にかけて建設され、ヴィッテルスバッハ家の夏の離宮として使われた。
広大な敷地は全部見て回ると1日以上かかりそうだ。城本棟のみの見学は5ユーロである。ここはトイレが無料だったので済ませておく。

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 ニンフェンブルク城。トラムで行くことができる。

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 城のまわりは水路で囲まれている。

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 城内から見た広い庭園。

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 優雅な大広間はこの城で最も美しいとされる。

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 天井に描かれたフレスコ画。

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 白鳥とニンフェンブルク城。

トラムで再びカールス広場まで戻ってきた。そこからノイハウザー通りを歩く。
昼食はどうしたもんかと、初日に行ったヴィクトリアーリエン市場に行ってみた。ここにはビアガーデンがあるからだ。
しかし、今日はクローズ。

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 ノイハウザー通り。

じつは私は語学の教室に通っているのだが、そこの先生にミュンヘンに行ったら市庁舎の食堂はおすすめだという話を聞いていた。そんなことを思い出して、新市庁舎に行ってみる。

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 新市庁舎1階の食堂入口。

カンティーネ イム ラートハウス(kantine im rathaus)
訳せば市庁舎食堂になる。市庁舎1階中庭に面した所にあるのでちょっとわかりにくい。

市庁舎併設のセルフサービス式食堂なので安い。トレーを持って並び、前の人と同じものを指さして盛り付けしてもらう。昼時は勤め人やOL風の人たちで混んでいる。ビールもあって、買い物帰りらしいご婦人がビールを飲みながら食事しているのも普通に見られた。

一人客が多いので気が楽。私もビールを飲みながらここでランチにした。ガイドブックに載っている市庁舎地下のレストラン「ラーツケラー」とは別のようだ。

無料トイレあり。(月曜〜金曜11:00〜18:30、土曜12:00 〜 16:00)

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 チキンに付け合わせはシュペッツェレというパスタ。全部で12.4ユーロ。

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 カジュアルな感じのセルフサービス食堂。ランチにビールをつける人も多い。

午後からは予報通り雨が降り出した。ほかにも行きたい所はあったが、雨の中を歩く気はしない。市内の1日券を持っているし、トラムからしない見物をする。車内から街並みを眺めるのは楽しい。午後はずっと電車に乗っていた。
それにしても市内各所に伸びているトラムは乗り応えがある。1日では全路線制覇は無理だ。

ところで、ミュンヘンに限らず欧米の路面電車は片側にしか運転台が無いのが主流である。終点でどうするのかと言うと、終点の線路はループ状になっていてそこをぐるっと回って反対方向に出発する仕組みになっている。出入り口も右側にしかついていない。電車の最後部は運転台が無いので展望席のようになっている。

あちこちトラムに乗って、車内から街見物を楽しんだ。
再び中心部に戻ってくる。

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 歩行者と電車専用のトランジットモールになっているペルーザ通り。

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 アーチの下を通る。マッファイ通り。

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 土産物店と観光客。

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 バイエルン州立歌劇場とトラム。

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 ショーウィンドーに並んだ土産物。

街をぶら歩きしていると三越の看板があった。入ってみるとデパートではなくギフトショップといった感じの店だった。日本人の店員がいて、日本語が通じる(当たり前だ)。
ここでデディベアとくるみ割り人形を買う。餞別をくれた親と伯母への土産とした。
あとミュラー(Müller)というドラッグストアがあったので、お菓子や小物の土産を買い込んだ。

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 三越ミュンヘン店。ここで土産物を買った。

一旦ホテルへ戻り、荷物を置いてくる。

夕食は昨日と同じヴァイセスブロイハウスへ。同じところとは芸がないが、わかっているので安心ではある。
店に入ると満卓の大盛況のようだったが、奥に行くと空きテーブルがあった。

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 今日も大盛況のヴァイセスブロイハウス。

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 奥の方は一人でも落ち着ける雰囲気だった。

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 ミュンヘン名物のヴァイツェンビア(白ビール)。

相席にはならなかったのでゆっくりできた。ビールも3杯飲んですっかり満足した。
2時間ほど居て、外に出ると8時を過ぎていた。

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 すっかり暗くなった。

マリエン広場から地下鉄に乗って中央駅に戻る。

21時近く、ちょうど国際夜行列車が各方面に出発する時刻だった。このままホテルに戻る気もしないので、しばらく駅に発着する列車を見物する。

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 ミュンヘン中央駅正面の夜景。

数あるホームの一番左側12・13番線ホームはちょうど国際夜行列車が発車を待っていた。国際列車らしくあちこちで見送りや別れが繰り広げられていた。日本ではすでに過去のものとなってしまったシーン。

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 発車を待つ国際寝台列車。左がローマ行、右はパリ行。

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 国際列車らしくホームのあちこちで見送りや別れのシーンが繰り広げられる。

発着する列車を見ていると飽きない。しばらく駅にいてからホテルに戻った。
明日は最終日。午後の飛行機でミュンヘンを発つ。

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 ドラッグストアで買った土産物など。奥は駅で買ったビール。

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