ミュンヘン見物の午後は市内のビアガーデンめぐりになってしまった。
まず向かったのは、英国庭園内にある中国の塔。ここにはミュンヘンで2番目の規模のビアガーデンがある。
ビクトリアーリエン市場裏のライヘンバック広場電停から17番のトラムに乗って10分、英国庭園・中国の塔最寄りのティーボリー通り電停で降りる。
英国庭園内の中国の塔。周りはビアガーデンになっている。
生演奏もあって賑やかな英国庭園・中国の塔。
ほかの人に倣ってトレイを持って料理の並んだケースの前へ行く。ミュンヘン名物、白ソーセージを見つけたので、これも自分で皿によそう。ビール売り場でヴァイスビア(小麦のビール)を受け取り、レジで精算する。
これは良い。まいどおおきに食堂、めしの半田屋、北大の学食と同じ方式。ビールだけでなく一人旅の食事にも最適だ。堅苦しいレストランよりもこっちの方が性に合っている。
セルフサービスのカフェテリア。
ビールはここで受け取る。
ミュンヘン名物、白ソーセージ。ビールはヴァイスビア(白ビール)。
白ソーセージは皮から剥がして食べる。
酔いざましを兼ねて公園内をぶらぶらする。それにしても広い。マリエン広場から英国庭園の入口まで直線距離でわずか1km。都会にいることを忘れてしまいそうだ。
庭園内は広い。都心から近いことを忘れてしまいそうな風景。
英国庭園を横切る道路には路線バスも通る。
水辺を見ながら物思いにふける人も。
しばらく歩いていると、湖があった。その湖のほとりにもまたビアガーデンが。『ゼーハウス』(Seehaus)というビアガーデンだ。
せっかくだからここでも一杯やっていこうと、またビールを飲む。青空の下で水鳥と戯れながらビールを飲む。ビール好きにはここは天国だ。
クラインヘッセローア湖ほとりのビアガーデン。
ここにもカフェテリアがある。
水鳥とビール。
ここも多くの人で賑わっている。水際の席が人気だ。
すっかりいい気分になった。このままだとフラフラになり帰れなくなる恐れがあるので、一旦ホテルに戻ることにする。
ホテルに戻ろうと公園内を歩くが、来た方角と反対に歩くのだが、行けども行けども見覚えのある場所には出ない。
さっき見たバス通りに出た。ちょうどバスが来たのでバスに乗る。トラムの線路が見えたらそこで乗り換えることにすればよい。
線路が見えたのでバスを降りて電車を待つ。ここの電停は安全地帯が無い。ミュンヘンでも未だにこんな電停があって、乗客は歩道で待つことになる。結構交通量は多い。電車が来ると、車の運転マナーは良く、電車が停まると手前で停車する。
安全地帯のない電停もあるが、電車が停まると車も手前でちゃんと停まる。
トラム車内。中央の機械は券売機。
乗りこんだトラム17番の電車の座席に座ると眠ってしまった。ひと眠りすると、「マク・モニュメント」電停だった。ここで降りる。
酔い覚ましに、ここから街中を歩いてホテルまで向かうことにする。
マクモニュメントと19番の電車。
レジデンツと電車。
どこかの小路。いい雰囲気。
どこでも絵になる街並み。
途中でミュンヘン中央駅地下にあるミュラー(Müller)というドラッグストアに寄り、お土産を買う。このミュラーはドラッグストアながら品ぞろえは豊富で、ちょっとした小物や土産品はここですべて揃ってしまうので重宝する。
買い物をしてホテルに戻る。
外はまだ明るい。ホテルの部屋にいるのはもったいない。また外に出る。
またビアガーデンへ。今度は昨日も行った旧植物園のパークカフェ。
また来ましたパークカフェ。
旧植物園内のパーク・カフェで。ソーセージとマッシュポテト。
2杯目は小麦のヴァイスビア。
盛り上がっているテーブルもあるが、全体的に落ち着いた雰囲気。
金曜の夜だがここは空いている。落ち着いて飲むには良い雰囲気だ。ミュンヘンのビアガーデンもこれで最後。ソーセージとマッシュポテトが最後の晩餐だ。
夜9時を回り、ようやく暗くなってきた。そろそろホテルに戻り、明日帰国のための荷造りをしなければ。
夜9時半のミュンヘン中央駅。ようやく暗くなってきた。
あの列車に乗ってどこかへ行きたくなるが、もう最終日。
ホテルの近く。地下鉄の出入り口。ようやく暗くなってきた。
5泊したホテルの部屋。