2006年寝台特急北斗星旅行記 おまけ

■■■これが開放型B寝台だ。

食堂車のフランス料理や豪華個室寝台が話題となった「北斗星」号。一時期ほどの人気は薄れたものの、定期列車では国内唯一となった食堂車は「北斗星」では健在ですし、個室でのんびりと鉄道の旅を楽しむのはまだまだ魅力があります。

個室寝台の乗車記は雑誌やインターネット等で取り上げられる機会も多いのですが、編成の主体であるB寝台車については今までほとんど取り上げられてはきませんでした。
そこで、ここでは開放型B寝台の車内設備を画像で紹介したいと思います。

北斗星の客車は24系25型と呼ばれ、製造されたのはまだ国鉄時代である1970年代でした。通路にじゅうたんが敷かれたり、洗面所も新しく交換されたりなど、あちこちリニューアルされていますが、車内随所に昭和時代の面影をのこしていたりします。

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 デッキから見た客室入口。

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 B寝台車の通路。

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 寝具を片付けた状態。

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 日中は座席として使用することも出来る。

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 下段寝台の安全サク。

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 安全サクの使い方。

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 上段寝台には転落防止用のロープがある。

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 座席下に収納してある踏み台。改造前の車番が・・・。

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 JNR(国鉄)マークの入った灰皿。

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 テーブルの下にあるセンヌキ。そういえば今は家庭でセンヌキなどほとんど使わなくなったなぁ・・・

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 通路側にある肘掛の折りたたみテーブル。

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 通路の窓上に設置している鏡。

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 通路の折りたたみ式腰かけ。

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 ベッドメイクするとこんな感じ。少々狭いが寝心地は悪くはない。

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 枕元には照明もあるので本くらいは読める。

この客車も製造からすでに30年以上経っているものもあり、もうそろそろ引退の時期です。いつの間にか全国の寝台列車も数えるほどに減ってしまいました。
「カシオペヤ」や「サンライズ」のように専用の車両を新製して、新しい寝台列車として再生した列車もありますが、この「北斗星」はどうなって行くのでしょうか。
長いこと寝台車の標準だったこの「開放型B寝台」に乗れるのも、あとわずかかもしれません。

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posted by pupupukaya at 16/11/26 | Comment(0) | 東日本の旅行記
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