親知らず抜歯の記1 経緯など

この物語は、親知らずに闘いを挑んだ男の記録である

と、えらそーに書いてみたが、今にして思えばなかなか貴重な経験だったということで。
外来による抜歯、入院、親知らず抜歯にかかわることを日記形式で、思い出しながら書いて行こうと思います。
これから親知らずを抜歯という人に限らず、虫歯、入院生活、費用など少しでも参考にしていただけたら幸いです。


◎ 5月2日
奥歯に詰めていた銀歯が突然取れた。それが全ての始まりだった。

痛みは全く無く、まさか虫歯とはおもってもいなかった。急ぎというほどではないが、やはり気になる。
電話で予約をして会社の近くのFデンタルクリニックに行った。取れた銀歯は手元にあるし、接着剤でまた付け直せばすぐに終わると思っていた。

歯医者に掛かるのはおおよそ11年ぶり。街中を歩いているとこれでもかというほど歯医者の看板を見かけるが、自分には縁のない所だと思っていた。できれば一生無縁でいたいと思っていた。

先生が診察すると、銀歯が取れたのは虫歯が原因だった。それだけではなく、ほかに5か所もの虫歯があるという。そのうちの1か所は親知らずのものだった。
これは順番に治療して行くしかない。
とりあえず銀歯が取れた歯を治療して、そのあと歯のクリーニングをしてから順番に虫歯の治療をしていきましょうと言うことになった。
10年以上もケアしていない歯は相当汚れもこびり付いていたようで、画像を見せてもらうと真っ黒だった。

とりあえずその日は仮の詰め物をして、治療は次回からということになった。

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歯医者通いは本題ではないので以下通院記録だけ。家計簿から。

≪歯医者通いの記録≫
2016/5/2 初診234 画像診断402 処置46 3割負担2,050円
2016/5/11 再診料46 治療437(治療) 3割負担1,450円
2016/5/17 再診料46 処置80 銀歯657(新たな銀歯詰め) 3割負担2,350円
2016/5/24 医学管理等100 検査200 処置144(歯の掃除) 3割負担1,470円
2016/6/7 再診料46 処置408(別な銀歯取れる) 3割負担1,360円
2016/6/13 再診料46 歯冠修復507(治療) 3割負担1,660円
2016/6/20 再診46 歯冠修復657(銀歯入れる) 3割負担2,110円
2016/6/24 再診料46 処置440(歯の掃除) 3割負担1,460円
2016/7/1 再診76 歯冠修復634(治療) 3割負担2,070円
2016/7/8 処置144 歯冠修復1148(銀歯2本詰める) 3割負担4,010円
2016/7/20 再診46 歯冠修復250(治療) 3割負担890円
2016/7/28 再診46 歯冠修復548(治療) 3割負担1,780円
2016/8/4 再診46 医学管理250 歯冠修復618 処置10(治療) 3割負担2,770円

3か月もかかった虫歯の治療は、1か所を除いて終了した。その1か所が下の親知らずである。
先生はレントゲン写真を見せて説明してくれた。
下顎に親知らずが2本の横向きに埋まっているのが見えた。このうち、右側のやつが虫歯になっていて相当進行しているらしい。
らしいというのは、まだ痛みもしみたりも全くないのだ。ただしもういつ痛みが出てもおかしくないし、放っておくと隣の歯にも転移するだろうと言われた。

埋まっている歯なので治療ができない、これは抜くしかないということだった。
これもレントゲン写真を見せて説明してくれるのだが、横向きに埋まっているということは切開しなければ抜けない。しかもこの親知らずのそばには神経管が通っており、万一損傷することがあれば顔面麻痺になる可能性がある。

うちではできないので、設備の整っている口腔外科で抜いてもらうのが良いので紹介状を書いてくれるということになった。
虫歯でないもう1本の親知らずも、いつ虫歯になってもおかしくないので抜いたほうが良いとも言われた。2本まとめて抜く場合は全身麻酔で行うので入院する必要があるようだ。
その辺の話は、また紹介先の病院でということになる。

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問題の親知らず

◎ 8月4日
これでFデンタルクリニックでの治療は最後になる。
問題の親知らずの抜歯をどこの病院にするか。先生曰く、設備がしっかり整っている北大か医大がいいんじゃないかということだった。
交通の便を考えると医大の方が良い。ということで医大病院宛ての紹介状を書いてもらった。

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 紹介状。これを持って医大病院へ行く。

領収書を見ると医学管理250点とあったので、紹介状もしっかり料金のうちに入っているようだった。
まあ、タダなわけないか。
封筒に入れて手渡された紹介状は糊付けでしっかり閉じられていて、中を見ることはできなかった。


◎ 8月17日
いよいよ意を決して医大病院へ。正式な病院名は『札幌医科大学附属病院』。

新患の場合、特に予約を受け付けてはいないのでいつでも好きな日に行けばよい。が、早いうちにやってしまいたい。ずるずると引き延ばすのは避けたかった。お盆明け早々には行こうと思っていたのだ。
大病院は町医者と違って夜間診療など行っていないので、通院のために仕事を休む必要がある。そのため17日とした。

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 医大病院入口。

医大病院は以前に見舞いで来たことがあるくらい。患者として来るのは初めてだ。て言うかこんな大病院にかかるのも初めてになる。
新患受付は平日の8:45から11:00までとなっている。早めに行った方がいいだろうと思って、9時前には病院に着いた。
朝早くから大勢の人がいる。

入ると『新患受付』の窓口がある。まずは申込書に必要事項を書き込む。机のところにはボランティアの人だろうか。立っていて、親切に書き方など教えてくれた。

待つこと約10分、自分の名前が呼ばれた。紹介状を渡す。カルテを作成しますのでお待ちくださいとのこと。
また名前が呼ばれた。カルテと診療券、それに紹介状を入れたクリアファイルが渡され、2階の歯科に行くように言われる。ここまで約30分といったところ。

カウンターの上には、他の医療機関からの紹介状が無い場合、初診の費用として医科5,400円、歯科3,240円を徴収しますと書いてあった。
私は紹介状持参なので、この金額は免除される。

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 クリアファイルに書類一式が入る。

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 2階にある歯科口腔外科。

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 歯科口腔外科の待合所。

新来診療室というところがあって、そこの入口にある箱にクリアファイルを入れてまた待つ。
自分の前に待つ人は2組ほど。歯科の廊下に椅子が並べられて待合所になっているが、人は少ない。隣の内科は人がわんさかと居た。
歯科ごときでわざわざ医大病院までかかる人は少ないのだろう。

やがて呼ばれて中に入る。普通の診療室のような感じの部屋。ここでの話は薬のアレルギーが無いかというような話だったような気がする。先生は紹介状を一通り目を通し、顎のレントゲン写真を撮るので1Fのレントゲン受付に行くように言われた。終わったらまた戻ってきて座って待っているようにとのこと。

レントゲン撮影を終えて、待合所で待っていると、さっきとは別の部屋から呼ばれた。
その部屋に入ると歯医者の椅子がずらりと並んでいて、それぞれの椅子で治療が行われていた。

まずは歯医者の椅子に座らされる。口を開けて診察そのあと簡単な問診など。ここまでは助手のような人が対応してくれたが、しばらくして白衣を着た先生が登場となった。

早速先生との話になる。親知らずは横向きで埋まっている下の2本のほか、上にも2本あると言われた。
上の2本は普通に真っ直ぐ生えていて、普通の奥歯として機能しているのだった。
下の2本を抜いても、そのあとで残った上の歯が伸びてくるから、結局全部抜かなければならなくなるようだ。
2本以上同時に抜く場合は全身麻酔になるので、どうしても入院になるという。

親知らずを抜いたほうが良いケース
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とりあえず虫歯の1本だけ抜いてあとは様子を見るか。あるいは入院していっぺんにやってしまうか。
後のことを考えるといっぺんにやってしまった方が良いに決まっている。

選択肢は次の2つしかないようだった。

1,入院して4本全部抜く。
2,とりあえず1本だけ抜く。

1番がベストだが、今は仕事の関係で1週間も入院は難しい。ただし10月以降ならば可能。ただ、入院費用も10万円位かかりそうなので慎重に検討する必要がある。

かなり重要なことなので、歯医者の椅子の上ですることかと思えた。それはともかく、この場では2番の選択にした。

虫歯の1本だけは次回に抜くことが決まった。あとは日時の予約である。来週の水曜日以降の午後ならば空いていますが希望の日時は、と聞かれる。
こちらはいつでも構わないと伝えると、8/25(木)の13:00からの予約となった。

今日はこれで終わり、時計を見ると10時37分だった。最初は午前中一杯くらいかかるのかと思っていたが、意外と早かった。
最後にまたクリアファイルが渡され、これを1階の計算センターへ持って行って会計になる。

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 受診票と次回の予約票。

会計は3割負担で2,130円、内訳は診察3070、画像診断料4020となっていた。
支払は現金とクレジットカードが選択できる。ポイントも付くし、医大病院での支払いはすべてクレジットカードで払うことにした。

→2へつづく

posted by pupupukaya at 16/10/23 | Comment(0) | 親知らず抜歯の記
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