学園都市線浦臼〜新十津川間の最終列車

2016年のダイヤ改正でそれまでの1日3往復から1往復に減便された学園都市線こと札沼線の末端区間。
ここ浦臼から新十津川までは午前中の1往復しか列車が走らない。始発列車でもあり最終列車でもある、そんな列車に乗ってみました。

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 浦臼駅の駅舎。浦臼町歯科診療所が併設となっている。

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 待合室は『ふれあいステーション』という名前が付けられている。
 かつては駅前からJRバスが滝川駅や奈井江駅まで発着していた。

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 浦臼駅に掲示の時刻表。新十津川方面は9:06発1本のみ。

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 浦臼駅のホーム。

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 意外と長いホーム。昔は向かい側にもホームがあったが面影は全くない。

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 5425Dが到着。浦臼発下り始発列車でもあり最終列車でもある。

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 がら空きかと思っていたら、車内は大盛況。デッキに立っていることにした。

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 運転士時刻表。

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 あまり良くない前面展望。於札内駅のあたり。

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 こまめに駅に停まるがどの駅も乗降は無い。南下徳富駅。

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 下徳富で乗客があった。

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 利用者にとっては1日1往復だけの貴重な列車。

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 ワンマン運転なのでバスと同じような運賃表示機がある。

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 浦臼〜新十津川間13.8kmの運賃は260円。JRの運賃が安すぎるのも経営悪化の一因かも。
 同じ距離をじょうてつバスなら470円(笑)

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 終点新十津川駅に到着。

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 新十津川駅はすごい人出だった。

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 新十津川駅でこんなに大勢の人出を見るのは初めてだった。

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 新十津川駅に掲示された1日1往復だけの時刻表。

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 林の中にポツンとあるような駅舎。

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 ホームの脇はコスモスの花で埋め尽くされていた。

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 駅名標と名所案内。

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 駅前の病院にある院内保育所の園児たちに見送られて発車。

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 折返し5426Dの車内はさっきの半分ほどの乗車率。あとの人たちは滝川方面へ抜けてしまったのか。

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 懐かしさ漂う青いボックスシートの車内。

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 新十津川駅で園児たちに貰ったポストカード。

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 木造駅舎が残る下徳富駅。こんどは乗客はいなかった。

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 稲穂が揺れる田園風景。豊葦原の瑞穂の国を行く。

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 浦臼駅が近づく。

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 浦臼駅で新たな乗客1人を乗せて発車して行った。

この列車に乗って1週間後、この路線が道新朝刊の一面トップ記事に出た。

札沼線バス転換 新十津川と浦臼町に打診 JR北海道(2016/10/9)

“JR北海道が札沼線(北海道医療大学―新十津川)沿線の空知管内新十津川、浦臼両町に、路線廃止を前提にバス転換を打診していたことが分かった。”

というもの。
今さらながらという気もしなくはないが、今後は廃止の方向で動き出すのだろう。
せめて残っているうちに乗っておくしかない。

訪問日:2016/10/2

posted by pupupukaya at 16/10/23 | Comment(0) | 道央の旅行記
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