留萌本線の最終列車

駅STATIONは1981年に製作された映画で、銭函、札幌、雄冬そして増毛などを舞台として人間模様を描いた作品である。
その劇中に登場する留萌から増毛まで、増毛発の深川行最終列車、今でも残っている列車に乗ってみた。

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 留萌本線最終列車の時刻(『JR時刻表』平成28年4月号より切抜き引用)

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 夜9時近く、駅前広場は列車到着に合わせてタクシーが集まる。

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 窓口も改札もすでに今日の営業は終了している。
 最終列車は休日運休。日祝は一足早く仕舞いとなる。

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 夜は無人の改札口。

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 深川発増毛行最終列車を迎えるホーム。

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 【駅 STATION】
 留萌駅ですず子の尾行をする刑事の三上英二(高倉健)

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【駅 STATION】
 跨線橋の階段をすず子(烏丸せつこ)が登るシーン。
 『のりば案内』に表示された列車は、19:54急行はぼろ幌延行、20:01普通増毛行、19:57急行るもい4号旭川行といったところ。

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 跨線橋の階段。『のりば案内』が下がるがこの時間は消灯している。

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 増毛行4395Dが到着。下車した乗客はたった1人だった。

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 助役が運転士にタブレットを手渡す。

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 助役に見送られ留萌駅を発車。

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 留萌〜増毛間の往復乗車券。これは昼間のうちに買っておいたもの。

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 車内の乗客は自分含めて5人。うち1組は増毛へ帰るらしい母子連れ3人。

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 瀬越駅ホーム。留萌市内の住宅地だが乗り降りゼロ。

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 礼受駅。人はいなくとも明かりが灯されている。

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 阿分駅。列車の後ろ半分はホームにかからない。

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 舎熊駅。乗降客がいなくても一つ一つの駅に停まって行く。

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 小さな待合所でも明かりが灯る。箸別駅。

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 終点増毛駅に到着。

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 最終列車を迎えた夜の増毛駅。

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 すっかり静まり返った夜の町。

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 待合所では宴会になっていた。駅というより居酒屋のような感じになっていた。

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 【駅 STATION】
 深川行最終列車で1人札幌に戻る三上。あとからすず子が駆け込んできた。札幌で働くことになったという。

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 【駅 STATION】
 夢を失い、また元の暮らしに戻る三上。町を出て新たな暮らしを始めるすず子。

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 赤いテールランプが灯された最終列車。

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 終着駅でも、列車はまた始発駅として出発する。

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 留萌行最終の乗客は自分含め3人。2人は大学生のような感じだった。

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 停車駅は舎熊、礼受の2駅だけ。箸別駅を通過する。

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 終点留萌駅に到着。(この画像は1本前の4936Dのものですが)

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 乗客を降ろすとすぐに発車、そのあと構内の端で停止したままだった。

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 1本前の4933Dとして留萌に到着していた車両。このまま夜を明かすのだろう。

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 多くの人を迎えてきた改札口。

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 列車が終わった夜の駅前。タクシーもすでにいなかった。

留萌本線、留萌〜増毛間は廃止が決定している。2016年12月4日が本当の最終列車になる。かつて健さんが演じた舞台が過去のものになる。

“暗闇の彼方に光る一点を今駅舎(えき)の灯と信じつつ行く”
 辞世 吉松五郎

訪問日:2016年10月1日
posted by pupupukaya at 16/10/22 | Comment(0) | 北海道ローカル線考
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