2016年白夜・北欧旅行記16 終章

行きは成田発ヘルシンキ着でJALの飛行機だったが、帰りはヘルシンキ発名古屋着でフィンエアーによる運航になる。どちらも最終的には新千歳空港発着になるので、どこを経由しても同じなのだが、この組み合わせが一番安かった。

行きのJAL国際線は初の体験だったが、帰りのフィンエアーも初めてなのでちょっとワクワク感が高まる。

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 またもバスで飛行機へ。

バスで着いたので階段を登って機内に入る。
機内は空席が目立つ。あとからまだ乗ってくるのかと思ったが、さほど乗っては来なかった。
窓側席はほぼ埋まっているが、中央の席は列ごと空いている席が多い。

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 エアバスA330-300のエコノミーシート。

予約していたのは窓側の席。
せまいね。これが標準なのかもしれないが、行きのJALのシートが良くできていたのでどうしても見劣りがする。
それでも隣の席が空いているので、2席占用できてゆったりと過ごせる。その点は快適だ。もしこれで満席だったら苦行だろう。

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 足を組むのも一苦労という感じ。エコノミー症候群には気を付けて。

日本行きの飛行機なので、さすがに機内アナウンスも日本語だ。
本日は追加料金を払えば1クラス上の『エコノミーコンフォート』に変更ができますと案内していた。これだけ空いていればその必要もなさそうで、席を移って行った人はいないようだった。

そろそろ出発時刻という頃に再びアナウンス。「ただいまカミナリのためすべての便の飛行を見合わせています」。30分ほど待機してから出発しますとのこと。
外は窓に雨粒が叩きつけるほど激しい雨になっていた。

行きとちがって、もう心配することは無い。中部空港での乗り継ぎは十分時間があるし、日本に着きさえすればどうとでもなることだ。
この気持ちの余裕に、もう帰り道なんだなという実感が湧いた。

雨はすぐに上がって、30分も待たずして飛行機は動き出した。

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 さようなら北欧。

あこがれだった北欧の地が遠ざかって行く。
でも、飛行機の窓から見る景色もなんか北海道なんだよな。

せめてもう少し物価が安ければまた行きたいが、というのが印象だった。
オスロとか、街歩きばかりしていればもっと違う印象だったかもしれない。

離陸してしばらくは陸地が見えていたが、しばらくすると雲の中に入ってしまった。

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 ヘルシンキ〜名古屋のフライトマップ。

ところで、乗ったときから座席の液晶モニタのコントローラーの調子が悪い。
離陸してからついにボタンを押しても動かなくなった。

ほかにも同じような席がいくつかあって、別の席に移るように案内している。うーんちょっと困ったもんだな。幸い隣の席のモニターはちゃんと動くので、通路側の席に移った。窓からは雲しか見えないし。

離陸してから1時間ほどして機内食が配られる。メニューはビーフとチキン。
配膳するのは巨漢の大男。どういうわけかこの便は男性CAが多い。3人はいるようだ。

選んだのはチキン。ドリンクはスパークリングワインにした。
和食のようでご飯と蕎麦がついている。メインディッシュはテリヤキ風うま煮?なんか良くわからない一品だった。ご飯はべちゃっとしているが所どころガビガビしてる。

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 機内食のチキンの方。少々(ていうかかなり)残念な料理だった。

食べているとCAがワインいかがですかと言って回ってくる。ワインは2回おかわりした。これは良かった。

見ているとCAの動きがなんとなくガサツに見える。
行きの飛行機がJALだったから、きっとそう見えるのだろう。
日本の航空会社は優秀だなあ。日本人の私からでは手前味噌ですが。

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 ロシア上空はずっと雲の上。

窓の外を見ても相変わらず雲の上を飛んでいる。
音楽でも聴きながら下界の景色を眺めているのが好きなのだが、今回はダメのようだ。

19:40、機内販売はこれが最後とのアナウンス。
アナウンスの度にイヤホンに大音量の声が入るのはカンベンして〜

この後、窓のシェードが全て下ろされて消灯になった。

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 たまにどの辺を飛んでいるのか気になってフライトマップを見る。

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 各種計器も表示される。マニア向け?

21時頃には眠っていたようだ。目覚めたら午前1時半近く。飛行機の中にしては良く眠れた方だ。現在、ハバロフスクの上空を過ぎたあたり。シェードを少し開けてみると殺人光線のように強い日光が差し込む。下界は相変わらず雲に覆われていた。


 2016年6月3日 ヘルシンキ発中部空港行きJL6804(AY79)便〜

1:35、照明が点いて機内食のアナウンス。ここから日本時間にする。1:35は6時間進んで、朝の7:35になります。

2回目の機内食が配られる。今度は1種類しかないようで、順番にトレーを置いて行く。

今度のメインはスクランブルエッグとハンバーグのようなもの。ようなものとは、衣だけのコロッケにソースをまぶしたらこんな感じ?やたらと脂っこい。ようわからん。それにウインナー。

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 2回目の機内食。

日本海上空あたりから雲が途切れて、陸地が見えるようになった。
8:35、佐渡上空。8:35松本上空。晴れていて下界がはっきり見える。

税関に出す申告書が配られる。機内でこういうの書くのって結構面倒くさいんだよね。
あと、飛行機に乗るときは筆記用具を忘れずに。こういうのあるから。

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 佐渡島の上空を飛ぶ。

遠くに小さくだが富士山が見えた。
雲の上にちょこんと頭を出している。「ただいま左側に富士山が見えています」とのアナウンスがあった。

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 遠くに富士山が見えた。

中部空港着のフィンエアにして良かったのは、機内ががら空きだったこと。富士山が見えたこと。この2つかな。
だからあとのことはカンベンしてやる(偉そうだな)。

中部空港到着は20分遅れの9:10だった。

入国審査、手荷物受取り、税関とスムーズに進む。到着ロビーに出たのは9:34だった。

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 日本に帰ってきた。

まだ終わりじゃないんだよね。
次は新千歳空港まで国内線に乗り継ぎがある。

今度は国内線のカウンターへ行って、また荷物を預ける。オスロ空港で発券したボーディングパスは日本仕様のものに再発行となった。

次の便の出発まで2時間以上あるので、セントレアを見物して歩く。

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 セントレアをぶらぶらして時間をつぶす。

前に中部空港に来たのは2008年だから8年前。
初めてヨーロッパに行った時だ。行き先はドイツだったが、そのとき出発したのがここ中部空港だった。

ドイツの街並みは美しかった。初めてということもあって、見るものすべてに感動した。
それからもちょくちょくヨーロッパには出かけているが、もうあの時ほど感動することはないだろうな。

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 おお、チェックインカウンターの上にNinjaが。

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 スカイデッキから見たフィンエアーの機体。

最後のフライトは11:25発新千歳空港行き。
この飛行機は混んでいた。北海道へ旅行の人が多いようだ。いいね、6月は北海道の一番良い季節だ。

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 今度は新千歳空港までのフライト。

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 離陸してしばらくすると眼下に名古屋城が見えた。

毎度ながら海外一人旅から日本に戻ってくると、夢の中を突っ走ってきたような気持になる。
緊張して、夢中で、日本にいる時は考えられないほどがむしゃらになってしまう。

そして目覚めればいつもと変わらない自分に気づく。

だけどこれは夢ではなく、現実に体験したことだ。
証拠に、SDカードの中にはたくさんの画像が入っているし、旅での出来事はしっかりと記憶に焼き付いている。
旅行で使った20万円以上のお金は確実に減っている(これは悲しいが)。

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 もうすぐ新千歳空港に着陸。また北欧に戻ってきたような。

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 雨模様の新千歳空港。

13:00、飛行機は新千歳空港に着いた。
飛行機を降りると空気が冷たい。外は小雨が降っていた。

快速エアポートで札幌へ。
金曜日の午後2時前。いつもと変わらない平日の風景。現実の世界に戻ってきた。

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 札幌に着いたら雨が上がったばかり。寒かった。

だんだん話が暗くなっていけない。
最後にツーリストライターの兼高かおる氏の言葉を借りて締めとさせていただきます。

 “さあ、出かけよう!旅のときめきは人生の財産”

最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。

〜おわり〜

posted by pupupukaya at 16/09/19 | Comment(0) | 2016年白夜・北欧旅行記
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