5月2日 本日の予定
●博多 7:45発 − 別府 11:02着 ゆふ1号
●別府 11:44発 − 熊本 14:49着 九州横断特急3号
●熊本 16:02発 − 博多 16:51着 つばめ330号
●博多 17:19発 − 大分 19:35着 ソニック43号
今日は土曜日。いよいよGW本番が始まる。
バースデイパスの旅2日目は今まで乗ったことがなかった久大本線に乗ろうと考えた。久大本線には博多から大分を通って別府までの特急『ゆふ』が3往復している。指定席はあるがグリーン車は無い。バースデイパスの指定席は6回までしか利用できないので貴重な1回分を普通指定席で使ってしまうのは勿体ない。だから、特急『ゆふ』は自由席に乗ることにした。自由席であれば制限なく何度でも乗り降りできる。
今日は7:45発の特急ゆふ1号でスタートする。
ホテルは6時半にチェックアウトして駅にやってきた。連休初日なのでかなり混雑するだろうと見込んで早く出てきたのだった。
朝6時半から営業しているコンコースの駅弁屋さん。九州各地の駅弁を売っている。
改札を入る前にコンコースの駅弁屋が開いていたので朝食に駅弁を買おうと立ち寄った。かねてから食べてみたかったのは折尾駅の『かしわめし』で、探したが置いていない。店員に尋ねると「あれは7時に入荷します」とのことだった。
鳥栖駅のかしわめしが置いてあったので代わりにこちらを買った。
6:50に5番ホームへ行く。ゆふ号の乗客らしき人もチラホラいるが、これから徐々に増えてくるだろう。昨日向かいのホームから特急かもめに乗るときに『ゆふ』の具合も見えたが、かなり混んでいるようだった。
とりあえず乗車口のところで一番乗りで並んだ。
7時前にホームへ。さすがに発車50分前とあってゆふ号の乗客はまばらだった。
7時半を過ぎるとごらんの大行列。ぜんぶ自分の後ろの行列なんですよこれが。
●博多 7:45発 − 別府 11:02着 ゆふ1号(普通車自由席)
7:40頃ゆふ号が入線。昨日は1両増結の4両だったが、今日は基本の3両のみ。さてどうなるのか。
自由席の車内。そこそこ快適そうなリクライニングシートが並ぶ。
さて、3両のゆふ号は瞬く間に座席が埋まり、さらに続々と乗ってきて通路まで立ち客がびっしりになった。とにかく座れただけマシだと思うほどの混みようだ。
特急ゆふ号は博多〜大分間を最短距離で結ぶ特急だが、所要時間は小倉経由の特急ソニック(最速2:01)の方が早く、本数も断然多い。だから終点まで乗り通す人はほとんどいないだろうから、みんな途中までの客だろう。
車内は通路までびっしりになるほどの大混雑。
車内の乗客は若い人ばかりだ。大学生と思われるグループが多い。しかも韓国語や中国語が車内を飛び交っている。自分の隣も韓国人らしい。後ろの席の連れと韓国語で話している。
ここは九州、地図で見ると韓国も中国もすぐお隣で格安LCC航空もあるので、いつでも行き来できる。
非電化単線のローカル特急と思いきや、乗客の国籍バラエティ豊かな国際列車なのだった。
博多駅で買ってきた鳥栖駅のかしわめし。
経木の折箱とフタ。いいね駅弁はやっぱりこうじゃないと。
鶏のそぼろと錦糸卵、のりが鶏のスープで炊いたご飯の上に載るシンプルな駅弁だがこれがうまい。
筑後平野の鹿児島本線を快走する。遠くに久留米の街が見えた。
久留米から久大本線に入る。ここから大分までは初めて乗る路線だ。別にJR全線完乗を目指しているわけではないが、乗車路線が新たに増えるのはうれしい。
日田駅に到着。ここで若干降りたが、車内は相変わらず混んだまま。
豊後中村駅。この辺りまで来ると下車客が目立つようになってきた。
由布岳が見えた。豊後富士とも呼ばれる。もうすぐ由布院に着く。
温泉地で有名な由布院駅に到着。なお町名は湯布院町で駅名と町名が異なる。
今日は由布院で何かあるんだろうかと思わせるほどあれだけたくさんいた乗客は一斉に降りて行った。由布院からも観光客らしい乗客が乗ってきたが、それでもだいぶ空席が目立つようになった。
ようやく車内も落ち着いてやれやれと思っていると、由布院から乗ってきたおっさんが自分の前の席に座って、いきなり座席のリクライニングをめい一杯倒した。ほかにいくらでも空いているのになんでわざわざ人の前に来るんだよ(怒)
由布院の大量下車でようやく車内も落ち着いた。
特急ゆふ号は博多〜大分間を最短距離で結ぶ特急だが、所要時間は小倉経由の特急ソニック(最速2:01)の方が早く、本数も断然多い。だからゆふ号を大分まで乗り通す人はほとんどいないと思われる。
大分着。ここでさらに降りて、車内に残った客は数人のみ。
大分からは日豊本線になる。電化区間を走るディーゼル特急となる。特急ソニックがたくさん走っているので、新たな乗客は無い。
すっかりがら空きになって終点別府に着いた。
温泉町の別府。『べっぷ』と温泉マークの駅名標が出迎える。
別府駅前。観光地らしく、観光客が多い。
別府駅前の様子。
別府と言えば温泉町と誰でも思うほど有名な別府温泉。せっかくだから血の池地獄なども観光したかったが、今回の旅行の目的は「乗り鉄」なので、この次来たときに行くとしよう。それにしてもこの次来るのはいつなのだろう。
もっとも、旅行など思い付きでやってる私なので、案外来年あたりまた来たりして。