2014年アメリカ大陸横断鉄道旅行記19 フィナーレ・帰国まで

【旅程】
シビックセンターからバート(BART)で空港へ
サンフランシスコ国際空港 12:20−ANA NH7便−翌15:20 成田空港
成田空港 18:50−ANA NH2155便−20:35 新千歳空港 

アメリカへ来て7日目、今日は帰国する日になる。
空は低い雲がたちこめて、高いビルの上の方は雲に隠れていた。気温も低そうだ。

今日の飛行機はサンフランシスコ国際空港の出発時刻が12:20だから、9時半にはホテルを出ることにする。空港までは郊外電車のバートで30分くらいかかる。

荷物も昨夜のうちにまとめておいたし、今日はただ出発するだけだ。といっても荷物はあまり持ってきていないし、今回は土産物もほとんど買っていなかったが。

ゆっくりするのも悪くはないが、あまり長く居たい部屋でもないし、外に出て散歩してくることにした。

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シャッターの落書き。それともアートなのか?

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ユニオンスクエア近くのケーブルカーの電車道。高いビルは雲をかぶっている。

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ダウンタウンの中心地となるユニオンスクエア。ただの小公園だが。

ユニオンスクエアの辺りを1時間ほど歩いてまたホテルに戻る。ホテルの隣はドラッグストアがあった。営業時間を見ると9時までと貼ってあったので一昨日着いた時にはもう閉店していたようだが。

ここでバナナと水を買ってホテルに戻る。ロビーに置いてある朝食のドーナツとコーヒーを部屋に持ち帰った。

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ホテルの隣にあったドラッグストア『CVSファーマシー』。シカゴにもあった。

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朝食のバナナとドーナツ。うーんアメリカらしい(汗)

バートの時刻は調べてきていて、シビックセンター発9:29の電車に乗る予定でいたが、出がけにモタモタしてしまい間に合わなかった。15分間隔であるので次の電車に乗ればよい。

9時半にホテルをチェックアウトして駅に向かう。

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バートの改札口。

まず空港までのチケットを買おうと券売機の前に立った。
これがまた難解な機械で、どのボタンを押せばいいのかしばらく立ちつくす。日本と同じく先にお金をいれるのかと思って1ドル札を入れると飲み込まれていった。
そのあとどうやって操作したのか忘れたが、無事チケットを手にして改札口を通った。次の電車には間に合った。

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バートの券売機。かなり難解な操作方法で、これを作った人は一体何考えてるんだ。

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バートのホームはミュニメトロのホームのさらに下にある。

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バートのホーム。空港へ行く電車は表示機に「AIRPORT」の表示が出る。

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バートの車内。

途中の駅で柄の悪い黒人が乗って来て、乗客に絡んだりしている。こっちに来ないかと冷や冷やしたが、屈強そうなおじさんが注意をするとおとなしくなった。

地下区間から上に出て地上を走る。片側6車線もあるハイウェイが平行して車がたくさん走っているのを見ると、やっぱりアメリカは車社会なんだなと思う。

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サンフランシスコ・インターナショナル・エアポート駅。

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空港駅の出口。

30分でサンフランシスコ空港駅に着いた。
賑やかなところを想像していたが、コンコースは見事なまでに閑散としていて逆に驚かされる。

帰りもANAの直行便で成田空港に着く。チェックインは出発前にネット上で済んでいるので、荷物だけ預かってもらう。前回は荷物は2個まで無料だったのだが、今回は2個目から有料になる。土産物もほとんど買っていなかったのもそんなわけだったからだ。もっとも、アメリカで買えるものは日本でも買えるような気がして、重たい荷物引きずってまで持って行く気がしなかったのもあるが・・・

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サンフランシスコ空港の外観。意外とこじんまりしている。

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ずいぶんと閑散としているコンコース。

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ANAのカウンター。日本人スタッフの対応なので安心。

ANAのカウンターを見つけ、荷物を預けてボーディングパスを受け取る。
まだだいぶ時間があるし、もっと空港の中を見て回ろうと思ったのだが、この通り閑散としていて店もコンビニのようなのがあるだけ。

中の免税店でも覗いている方がいいかと思い、保安検査場に行った。

やっぱりアメリカで検査は厳しい。厳しいというか非常に面倒くさい。
上着や靴を脱いでベルトも外して検査機を通さなければならないしポケットの中身も全部出す。

服の下に貴重品を入れている袋を下げていて、これが引っ掛かった。ボディチェックを受けて、外せという。ところが服の下に斜め掛けをしていたので服を脱がなければ外せない。中身を全部出せと言われる。予備のクレジットカード、日本円それにアメリカで使わない免許証など。
特に怪しいものも無く放免になる。

次が出国審査で、パスポートと搭乗券を差し出す。ここはあっという間だった。
考えてみればパスポートが一番活躍したのは酒を買う時だったなあ。

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免税店が並ぶエリア。

免税店はいくつかあって、あちこち見て回るがこれといったものは無いようだった。チョコレートとスナック菓子を買う。

とある店でカリフォルニアワインでも買って行こうかと棚のワインを見ていると、店のおばちゃんが声をかけてきた。
「カリフォルニアワインをお探しですか?」
日本人なのだろうか、普通に日本語でやり取りしてワインを2本買った。
財布からドル札を出すと、「小銭は要らないでしょ、ここで使っちゃいなさいよ」といわれたので全部受け取ってもらった。足りない分はクレジットカードで払う。
これで米ドルはきれいに使い切った。

搭乗口のまわりは日本人ばかり、なんだかもう日本に帰ってきたような気分だ。

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これから乗る飛行機。

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成田行きの搭乗口。もうここは日本人ばかり。

帰りの飛行機は窓側の席が取れていた。しかも嬉しいことに隣の席は空席。成田までの11時間はゆったりと過ごせる。

離陸してしばらくすると窓からサンフランシスコの街が一望できた。
さようならサンフランシスコ!さようならアメリカ!


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サンフランシスコとサンフランシスコ湾。

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ダウンタウンの高層ビル。だんだん遠ざかる。

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機内食は和食にした。カレーライスと日本そばの組合わせ。

機内食が片づけられてしばらくすると窓のシェードを閉めるように言われる。もう寝ろということだが、外を見てもずっと海ばかりで島ひとつ見えないので別に残念ではない。
あとはずっとモニターでゲームをしたり映画を見たりして過ごす。

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フライトマップ。サンフランシスコからはずっと太平洋上を飛ぶ。

20:30頃に機内の照明が点いて明るくなる。もうここから日本時間にしたほうがいいのだろうか。なぜか機内には時計がないのでどっちの時間にした方がいいのか迷う。

ここから時計を16時間進めて日本時間にする。20:30は翌日の12:30になる。

13時頃2回目の機内食が配られる。

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2回目の機内食は洋食にした。ペンネのトマトソースかけ。

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相変わらず太平洋の上を飛び続ける。

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日本の町が見えてきた。

成田空港に着陸してベルト着用サインが消えたのが15:15だったので、ほぼ定刻通りに着いた。
行きは新千歳からシカゴまで荷物は直行だったが、今度は税関検査があるので一旦荷物を受け取る。

税関では二言三言質問されたが、キャリーバッグを開けられることはなかった。
到着ロビーに出たのは15:48だった。ここからは正真正銘の日本だ。

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出迎えの人や着いたばかりで右往左往する人で混み合う到着ロビー。

東京の人ならばここから電車かリムジンバスに乗れば旅行は終わりなのだろうが、私は札幌の人なのでさらに国内線に乗り継ぐ必要がある。
前回チェコからの帰りはバスで羽田空港まで移動したが、今回は成田発の便が取れていたので移動することは無い。ただ、乗り継ぎの飛行機の時刻が18:50なので3時間近く時間をつぶすことになる。

国内線のカウンターへ行き、再び荷物を預ける。サンフランシスコで買ったワインも重たいので預けようと思ったが、追加の料金が3000円だかかかると言われたので諦める。後でキャリーバッグの中にしまえばよかったんじゃ・・・と気づいた。

さっき機内食を食べたばかりだが、空港内にラーメン屋を見つけたので入った。海外から日本に戻るとなぜかラーメンが食べたくなる。

そのあとは空港内の土産物屋などを覗いて回ったり、屋上で飛行機を見たりしていた。

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コンコースの隅の方に国内線出発口がある。

成田からの飛行機はゲートを離れるとしばらく停止したままになった。アナウンスで滑走路が混んでるため空くまで待ちますという意味のことを言った。国内線は後回しになるのだろうか。

ずいぶん長いこと停まっていて、再び動き出したのは19:40だった。もう帰って寝るだけなので急ぐわけではないが、ここまで来たら1分でも早く家に着きたい。

新千歳空港に着いたのは21:00。所定時刻ならば1時間45分のフライトだが、飛行機のダイヤというのは余程余裕があるのか1時間20分のフライトで着いた。
ここからは快速エアポートに乗って自宅を目指すのみだ。

6泊8日のアメリカ旅行もこれで終わり。向こうにいるときは緊張して、夢中で、長かったけれど終わってみればあっという間だった。

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快速エアポート車内から。

新札幌に近づくといつもの札幌市内の街並みになる。金曜日の夜とあってかこの時間でもホームには通勤通学客が立っている。
また、長い夢を見ていたんだなあと思った。
幸いなことに明日からは9月の連休になる。3日間ゆっくり休むとしよう。それまでには時差ボケも治るだろう。

また長々とした旅行記になってしまいましたが、以上お付き合いくださってありがとうございました。
ではまたお会いしましよう。

サヨナラ
  サヨナラ
    サヨナラ(なぜか淀川長治が降りてきた)
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posted by pupupukaya at 15/02/08 | Comment(2) | 2014年アメリカ大陸横断鉄道旅行記
この記事へのコメント
お疲れ様でしたー!
めちゃくちゃ面白かったです!
ホテルの場面はpupupukayaさんが何かされやしないかとハラハラしたり、寝台列車の場面は一緒に乗ってる気になったり、最後ちゃんと日本に帰ってきたところでは本当に「おかえりー!」って感じでした。
何より文章がとても面白くて引き込まれっぱなしでした。

お忙しいのに、本当にお疲れ様でした!また楽しみにしています^ ^
Posted by ちょぶ at 2015年02月26日 16:38
ちょぶ様

ありがとうございましたm(_ _)m

海外一人旅は本当にハラハラしっぱなしでした。英語もろくすっぽ話せませんし・・・

この次海外に行くのはいつになるかわかりませんが、またこのような形で旅行記を残せればと思っています。
Posted by pupupukaya at 2015年03月01日 20:15
コメント
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