2014年アメリカ大陸横断鉄道旅行記17 フィッシャーマンズワーフと金門橋

ケーブルカー博物館から電車道を歩いて20分、フィッシャーマンズワーフに着いた。
海を見ながら坂道を下っていると、何となく函館に似ているなと思った。

フィッシャーマンズワーフ(Fisherman's Wharf)とは訳すと「漁師の波止場」で、昔はイタリア人漁師の船着き場だったところ。
それが有名観光地になって、お土産屋やレストランなどがたくさん並んだエリアになっている。

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カニの看板が目印のフィッシャーマンズワーフ。

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名物のシーフード屋台がある建物。

昨日エメリービルからバスで着いたサンフランシスコだが、着いてからまともな食事をしていなかった。
ここではぜひ名物のクラムチャウダーを食べたい。

テイクアウトの屋台が並んでいる一角があって、そこでもカップに入ったシーフードを売っている。シーフードといってもカニやエビ、イカばかりだが。
まずはクラムチャウダーを食べて、足りなかったらここで何か買ってみようか。

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テイクアウトの店が並んで市場みたいだ。

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ケースの中にシーフード料理が並ぶ。

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カニのほかイカやエビが多い。

そこで入ったのが『ボーディン』という店。サンフランシスコでクラムチャウダーと言えばこの店というくらい一番の有名店だ。
サワードウという乳酸菌で発酵させた酸味のあるパンが名物の老舗パン店。

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ボーディン・サワードゥ・ベーカリ&カフェ。サワーブレッドが名物の老舗パン屋。

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ボーディン店内のカフェ。

一番の有名店なので混んでいるかと思ったが、店内に入るとそうでもなかった。1Fはベーカリーで2Fはレストランになっている。1Fはイートインコーナーがあるので1人でも気軽に食事ができる。

さっそくトレーを持ってカウンターの列に並ぶ。横の棚には嬉しいことにビールが並んでいて、1本取った。

自分の番がきて、なんて言おうかと考えると店員が「クラムチャウダー?」と言った。「イエス」と答える。さすが有名観光地で、外国人観光客の扱いも慣れてるようだ。
店内にテーブルがあるが、外にもオープンテラスがあったのでそっちに座った。

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名物クラムチャウダー。サワーブレッドをくりぬいた中に入っている。地ビールもある。

大きく丸いサワードゥー・ブレッドをくりぬいてクラムチャウダーが入っている。クラムという貝を使っているのでクラムチャウダーというそうだ。ジャガイモやタマネギが入ったクリームシチューだ。
温かい食事は昨日のカリフォルニアゼファー号の昼食以来。そのせいかとてもおいしい。ビールも地ビールのようで、コクも風味もあっておいしい。

周りのテーブルでも昼からビールやワインを飲んでいて、ここはヨーロッパのようだ。

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オープンテラスではビールやワインを飲む人たちも。

アメリカらしくボリュームはたっぷりとある。さすがにパンまでは食べきれなかった。
みんな同じようで、食後にトレイを下げに行くと、くず入れの中は食べ残しのパンがたくさん捨ててあった。何かもったいないなあ。

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桟橋からの風景。浮かんでる島は脱走不可能といわれる刑務所があったアルカトラズ島。

さて、このあとはゴールデンゲートブリッジに行こう。
日本では金門橋と言われていて、ケーブルカーと並んでサンフランシスコのシンボルになっている橋だ。

ミュニバスだと28番のバスが橋まで行くのだが、ダウンタウンを通らない系統のため少々不便だ。
フィッシャーマンズワーフから近い乗り場は、マリーナ&ラグーナストリートというバス停。
ここから西へ向かって遊歩道を歩いて20分くらいかかる。

途中ビーチや元海軍基地だったフォートメイソンなどを通り抜けるので良い散歩道だ。

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西へ遊歩道が続いていて、ビーチになっている。

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フォートメイソンの高台からゴールデンゲートブリッジが見えた。

小高い公園を抜けたところにバス停を見つけた。ここが始発なので28番のバスが停まっている。
運転手に「ゴールデンゲートブリッジ?」と聞くと「イエス」と答えた。
ミュニパスポートを見せてバスに乗る。

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マリーナ&ラグーナストリートから28番のバスに乗る。

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バスの車内。

ほかにも観光客らしき人が何組か乗って来てバスは発車した。
15分ほどでゴールデンゲートブリッジという停留所に着く。他の観光客とともにバスを降りた。

遊歩道を歩いて行くと朱色のゴールデンゲートブリッジが見えてきた。
インターナショナルオレンジという色で、霧が多いこの辺りでは目立つようにこの色が採用されたという。

雲ひとつない青空に朱色にそびえ立つ橋を見ると、世界で一番美しい橋と言われているのもわかる。

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全長2737mのゴールデンゲートブリッジ。うーん絵になる。

橋の全長は2737m、主塔の高さは227m、1937年に完成した。完成当時は世界一の橋だった。
橋の両側には歩道があって、歩いて渡ることもできる。

歩道は大勢の人が歩いている。みんな対岸まで行くんだろうか。
私は時間があまりないのと、そこまでの元気は無いので主塔の下まで行って引き返すことにする。

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高さ227mの主塔。どこかクラシカルな風格がある。

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橋の下はゴールデンゲート海峡。海流が早くて自殺の名所にもなっている。

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橋からの眺め。ダウンタウンの高層ビルが遠くに見える。

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歩道は観光客や自転車でにぎわう。車道は6車線あって通過する車も多い。

引き返す途中で突然呼び止められた。見るとカリフォルニアゼファーの食堂車で一緒だった夫婦だった。握手して再会を喜んだ。

また28番のバスで引き返すことにする。バスの時間があったので、パビリオンの中に入ったりして時間をつぶした。

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ゴールデンゲートブリッジの模型。吊り橋の仕組みがわかる。

18へつづく

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posted by pupupukaya at 15/02/08 | Comment(0) | 2014年アメリカ大陸横断鉄道旅行記
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