2014年 お盆の積丹で車中泊

お盆休みの8/14から、1泊2日で積丹へ行ってきました。

お盆休み中はどこへ行っても混んでいて、経験から旅先で何かと腹の立つことが多いので、どこへも行かないつもりでいましたが、雨ばかりの今年の夏にあって久しぶりに好天になった休みなので出かけることにしました。

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ランクルの改造車などと次々にすれ違うと、来るんじゃなかったと思ってきた。


行先はどこでも良かったのだが、車で走っていると何となく積丹半島まで来てしまった。
キャンプ場はどこも一杯だろうし、海岸で焼肉でもして寝るのは車中泊でもいいかなと思っていた。一応テントは積んできたのだが。

海水浴場はどこもテントがたくさん並んでいる。1人分くらい潜り込めないことも無かったが、なんせカップルやファミリーばかりの中では惨めだろうな。

 あーあ
    夏 は 嫌 い だ

美国、野塚と過ぎて積丹半島先端の余別を過ぎると急に車がほとんどいなくなった。

神威岬への分岐点を過ぎてトンネルを抜けた先にある国道の沼前駐車場は広くてトイレもあって車中泊には良い感じだ。
野塚あたりの海水浴場やキャンプ場の周辺はキャンパーの車で溢れかえっていたが、そこから5分ほど行っただけの場所なのにこっちは別世界のように静かだ。

しかしいるんだねえ、駐車場にタープとテーブルを出して夕方前の時間から炭火焼肉やっているファミリーが。
おかげで駐車場一帯が焼肉臭い。

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車中泊には良い環境の沼前駐車場。本来は休憩のための施設なので焼肉をしてはいけません。

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立派な水洗トイレもある。

しょうがないのでまた走り出す。
途中の道の駅かもえないも空いていて車中泊には良さげだったが、海岸には下りられないし、車の出入りが多いので落ち着かない。
神恵内まで行ったが、ここもファミリーキャンパーで一杯だった。

やっぱりさっきの沼前まで戻ることにした。

駐車場へ戻るとさっきのファミリーは焼肉は終えていた。

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沼前駐車場からの眺め。コンクリートの護岸が続いているので海岸へ下りることはできない。

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神威岬とカムイ岩。

ここの駐車場は眺めはすごく良い。
駐車場はさっきの焼肉ファミリー含め2台ほどがテーブルを出して車中泊の構えだ。さっきの焼肉はないだろうが、テーブルで2台分占拠しても他の迷惑になってはいない。

こちらも眺めの良い防波堤に小さいテーブルと椅子を出して焼肉をすることにした。焼肉と言ってもガス火とフライパンでだが。

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ホルモンと野菜とビール。余市のイオンで買ってきたもの。

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海に沈む夕日を眺めながらホルモンを焼く。

駐車場に背を向けて、夕日を見ながら無理に笑った1人宴。ママあの人1人で焼肉やってるよと子供に後ろ指差されても負けない。それが漢の一人旅。

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日がだんだん傾いてきた。

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夕日に照らされた防波堤。

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沼前駐車場からの夕日。

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夕日は沈みかけるとあっという間に姿を消した。

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沼前駐車場午後7時過ぎ。焼肉ファミリーさえいなければ国道の交通量も少なく静かだ。


ここで車中泊した車は7台ほど。ストレスないほどの間隔で駐車で、静かだし快適だった。
天気の良いお盆でこれだけ快適に車中泊できるなんて思わなかった。ここは穴場中の穴場だった。

日が沈むとすぐに暗くなり始めた。防波堤に出したテーブルやらは全て片づけて車の中に引き揚げる。

テーブル出しスペース2台分占拠の車は3組で、うち1組はエンジンの発電機まで出していた。
道の駅なんかでそれをやると、そのうちどこも車中泊禁止になってしまうので頼むから他所でそんなことやらないでくれよと思った。

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夜明けの島武意海岸。


一夜明けると夜明け前に沼前駐車場を出発した。
朝日を拝もうと神威岬へ向かったが、国道から岬への道はゲートが閉まっていて入れなかった。

さらに進んで島武意海岸の駐車場へ行った。
ここも車中泊の車が何台も停まっていた。


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朝日をあびて不気味に赤く染まった屏風岩。

島武意海岸は駐車場から小さいトンネルを抜けた先にあるが、ここから朝日は山の陰になって見えない。ただ海岸から突き出た岩が朝日に照らされて真っ赤に染まっていた。

坂道を登って灯台まで行くと見晴らしの良い高台に出た。眼下に見えるのは石狩湾で、その向こう水平線近くの晴れ間からはすでに昇った朝日が顔を出していた。
石狩湾に垂れ込めた雲と雄冬岬のシルエットが妖しい風景だった。

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積丹出岬灯台への道。

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朝日とここから80km先にある雄冬岬のシルエット。

このまま札幌まで戻った。ま、お盆にしては上出来な旅行ではないかと思った。




posted by pupupukaya at 14/08/23 | Comment(0) | 道央の旅行記
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