2017年インド旅行記1 ニューデリーまで

◆1日目 4/27 旅程
新千歳空港 7:55−JAL JL3040便−9:30 成田空港
成田空港  11:30−JAL JL749便−17:35 デリー空港 

毎回海外旅行の出発は朝早い。始発の地下鉄か、さもなくばタクシーを使うことになる。

荷物は前日の夜に終えている。
主な持ち物はというと、何は無くともまずカメラ。街歩き用のメッセンジャーバッグ。衣類が替えズボン1、替え半袖シャツ1、替え下着各3。あとは洗面道具、充電器、B3の電源プラグ、マグカップ、紙皿、洗濯洗剤とロープ、以下は細々した物。それに『地球の歩き方』と百均で買った英会話本。

えっ、たったそれだけ?と思われるだろうが、いつもこのくらいのものだ。
ツアー旅行と違って荷物を持って歩かねばならないので、無駄になると思われるものは一切持って行かない。衣類はホテル滞在中に洗濯するし、必要になれば現地で買えばいいと割り切っている。

これから行くのは灼熱のインドだが、GW前の札幌はまだまだ寒い。インドに着くまではウインドブレーカーを羽織る。薄手なので丸めれば小さくなる。

今回インド行の相棒はバックパックである。セカンドストリートで買った中古。さすがにキャスター付きのキャリーケースをガラガラ引いてインドの町を歩くのはどうかと思って買ったもの。

これからは海外旅行はバックパックで行こうかと思ったのだが、どうやらこれ登山用らしい。
カギは付けられず防犯面もイマイチなので、今回は直行便だからいいけど乗継便の場合は使えないな。
つーか旅行用のバックパックってどこに売ってるんだろう。

今回はこれで行くしかない。バックパックを背負ってまずは新千歳空港へ向かう。
しかし、重てーな。

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 新千歳空港からデリーまでの搭乗券。

新千歳空港のカウンターで荷物を預ける時に、ビニール袋にお入れしますか?と聞かれたのでお願いする。
やはりこのバックパックでの海外旅行は難ありということか。こいつの仕事も今回限りだな。

まだGWとは呼べない木曜日では、国際線乗継カウンターも成田行き搭乗口周りも閑散としていた。

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 空港職員に見送られ。

機内は後ろの方は空席ばかり目立つ。空いていた方が快適とはいえ、いささかさびしいスタートだった。
成田空港までは若干遅れて1時間40分のフライトだった。

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 第2ターミナルの出発ゲート。

成田空港での乗り継ぎ時間は2時間ほど。到着ゲートから一旦外に出てみる。
第2ターミナルに来たのは初めてだ。と言って何か変わったものがあるわけではないが。

セキュリティーゲートに向かう途中に外貨両替屋があったので、米ドルに替えようか立ち止まって考える。

これから行く先であるインドの通貨はインドルピーになるが、日本国内ではインドルピーに両替することができない。
インドに入国してから両替することになるのだが、米ドルで持って行って両替した方が良いという説と、日本円から直接ルピーの両替でも良いとする説がある。

米ドルに替えても余したらもったいないし、2回も両替すると換算するのも大変だ。成田空港での両替はやめて、インドについてから直接円からルピーに替えることにした。

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 行ってきまーす。

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 インド人が目立つ搭乗口。

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 ボーイング787機。飛行機を見るとワクワクしてくる。

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 デリーまで9時間半の宿となるエコノミークラス。

JAL便なので日本人ばかりかと思っていたら意外とインド人乗客が多い。
半分近くがインド人じゃあなかろうか。
自分の隣席もインド人だった。

席は窓側。ヨーロッパ便だとロシア上空を飛ぶが、インド行は朝鮮半島〜中国上空を飛ぶ。
景色を楽しみにしていたが、水平飛行になるとほとんど雲が下を覆っていた。これは残念。

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 機内食のメインはパエリアとサーモンのグリル。

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 シェードが下ろされて暗くなった機内。

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 窓の汚れが星空のようにも見える。

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 2回目の機内食はサンドイッチ。

ここからインド時間にします。
日本とインドの時差は3時間半。時計を3時間半戻すのだが、自分の電波時計ではこの『半』が自動合わせできないので、手動で時刻を直す。結構面倒くさい。

機内で配られたインドの入国票を書く。これは『地球の歩き方』にある通り書く。税関申告書もあるが、これは申告するものが無ければ必要ないそうだ。

機長のアナウンスあり。デリーは気温38℃とのこと。

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 インド国内あたりから晴れてきた。ラクナウ上空。

17時少し前、デリー空港大変混雑のため管制塔の着陸許可を待っていますとアナウンス。
何度もぐるぐると旋回を繰り返す。
空港では迎えが来ているはずなので遅くなっても大丈夫だが、それでも暗くなって着くのはいやだな。

高度が下がると外の光がどんよりと鉄さび色のスモッグに覆われる。インドのPM2.5は中国以上に深刻なのだそうだ。

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 降下するとスモッグで視界が悪くなる。

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 何度も旋回を繰り返す軌跡。

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 眼下にデリーの街が見えた。

デリー空港到着は20分ほど遅れて17:55となった。
飛行機を降りるとムワッとする。ここで1週間過ごすのか。やっぱり旅行する時期を間違えたか。

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 空港トイレの美男美女。

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 ムドラと呼ばれる手の形(印)が出迎えるアライバルホール。

一緒に飛行機を降りた人たちに付いてひたすら歩くとイミグレーションのあるアライバルホールに出た。エスカレーターを下りると金色の皿とムドラと呼ばれる手のオブジェがあった。おおーインドに来たとテンションが上がる。

とりあえずほかの人に倣ってイミグレーションに並ぶ。
自分の番が来て、パスポートとe-ビザを出すと、e-ビザはあっちというようなことを言われた。

言われた方に行くとe-visaと書かれたカウンターがあった。
日本人はすでに通り過ぎたのか、ここで並んでいるのは中国人ばかり。何だか一人ひとりやたらと時間がかかっている。
こちらは迎えがいるので気をもむ。

ようやく自分の番。英語であれこれ訊かれるのかと構えるが、何も言われなかった。最後に両手の指紋をスキャンして終わり。

荷物受け取りのターンテーブルへ。一緒に到着した人たちはすでに去った後だった。
ターンテーブルはカラで回っている。自分の荷物はと一瞬あせるが、1つだけポツンと回ってきた。

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 すでに誰もいなくなっていたターンテーブル。

税関は荷物をX線に通すのみで通過。
18:40ようやく到着ロビーへ。名前を持った出迎えの人が並んでいる。

自分の名前を探すが見つからない。待ちくたびれて行ってしまったかと思ったが、出発前に申し込んだ出迎え場所はここじゃなかった。

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 到着ロビー。名前の紙を持った出迎えの人たち。

出たところにトーマスクックの両替所があった。
遅れたついでにここでインドルピーに両替する。空港の両替はレートが悪いと聞いていたが、もう銀行も閉まっているだろうし、当座のお金を持たなければ何も買えない。
1万円が4,900ルピーに。1ルピー約@2.04円。後日クレジットカードの精算では@1.77円だったので2千円以上違うことになる。馬鹿らしいが、まあ仕方ない。

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 ちょうど出たところにあった両替所。

申し込んだときにメールで来ていたNo.6ゲートから出ると、あーいたいた。すぐにわかった。

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 ターミナルの外に自分の出迎えがいた。黄色い紙の人。

さっそく運転手について行く。
うおー、暑いなあ。
どこまで歩くんだろうと思いながらついて行くと、立体駐車場の中へ。

停めてある車に乗り込む。運転手はウェイトプリーズと言ってどこかへ行った。駐車場料金を払いに行ったらしい。
戻ってきて出発。

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 運転手の後について行く。

外はだんだん薄暗くなってきた。やっぱり送迎を頼んで正解だった。
しかし、運転が荒い。クラクションをビービ―鳴らしながら走っている車の列に割り込んで行く。

こっちも早く着いてほしいので、内心は運ちゃん頑張ってくれよと思っていたが。

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 空港を過ぎると高速道路を順調に走る。

デリー市内に入ると大渋滞になる。すっかり暗くなった。
運ちゃんはクラクションをビービ―鳴らして、とにかくわずかな隙間があれば割り込んで行く。
この車だけでなく、道路上はクラクションの合唱だ。

走っている車はやっぱり日本車が多い。特にスズキのスイフトが目立つ。インドではスズキが人気のようだ。

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 市内に入ると大渋滞。

中心部に入るとオートリクシャ、自転車入り混じってカオス状態。
ひたすら割り込み割り込み。走っている車を見ると車体はボコボコの車ばかり。こんな状態だから、こすったくらいでは事故にしないのだろう。

渋滞で停まっている車相手に物売りが歩き回っている。
車の窓ガラスをボンボンと叩く。すぐに物乞いだとわかった。怖くて思わずドアをロックする。無視していると行ってしまった。運ちゃんもひたすら無視だった。

道端はゴミだらけ。たむろしたり寝そべっている人。
いきなりインドの洗礼を受けた思いだ。

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 車から見た街の様子。

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 道路は渋滞する車に通行人が入り乱れる。

ホテルに着いたら8時を過ぎていた。
旅行会社から事前に知らされていた通り、降りるときに運転手に日本円で1,500円を渡す。

レセプションで「ハロー、マイネームイズ〜」とチェックイン。
大きくてぶ厚いハードカバーの宿帳を取り出して記入する。なんだかドラクエの宿屋みたいだ。

支払はクレジットカードで。
係の人は操作を間違えたのか、PIN番号を入力すると番号が思い切り表示された。オイオイ大丈夫なのか。
あーでもない、こーでもないという感じ。

それでもようやく無事部屋に入れた。

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 ようやく着いたホテルの部屋。

部屋は1階だが、半地下のようなところだった。上の方に窓があって、覗いてみると目の前が路地になっていて、向かいに商店があった。生活感がよく見える。

ベッドにはなぜか掛布団が無かった。ロッカーに毛布が入っているのでそれを使えということか。それとも暑いので必要ないということなのだろうか。

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 遅く着いたときは冷蔵庫(ミニバー)はありがたい。

一息ついたので、まずは食事にしたい。
ホテルにレストランもあるが、もう面倒くさくなった。

部屋には冷蔵庫があって、飲み物が入っている。カゴにはスナック菓子が並んでいた。
机に置いてある値段表を見るとさほど高くはない。

冷蔵庫の水とスナック菓子で一杯やることにした。酒は成田空港の免税店で買ってきた焼酎。
インドではお酒の入手も難しいということで買っておいた。

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 成田空港の免税店で買ってきた焼酎と部屋に置いてあったスナック菓子。

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 インド版ベビースターラーメンと言ったところ。インドらしく結構スパイシーだった。

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 部屋の窓からの眺め。

明日はタージマハルのあるアグラへ行く予定である。
列車のチケットは手にしてあるが、それ以外は何も入れてはいない。

何とか自力でやってみせますとも(ง •̀ω•́)ง

→2へつづく
posted by pupupukaya at 10:10 | Comment(0) | 2017年インド鉄道旅行記