2012年オホーツク流氷旅行記3

きのうは流氷観光船おーろら号に乗ったので、今日は釧網線を走るノロッコ号で流氷見物をしよう。

ホテルからまっすぐ駅へは行かず、市内の高台にある『しおさい公園』へ行く。普通の住宅地の中にある公園なのだが、公園の中に小さな展望台があって、ここからの眺めが素晴らしい。
能取岬方向の海岸は青い海面が見えていたが、反対の知床方向は水平線の果てまでびっしり流氷原だった。

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 しおさい公園から能取岬方向を望む。

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 びっしりと押し寄せた流氷。網走港南防波堤方向。

まだ開店前の商店街を通って駅まで歩いた。網走駅に着くとちょうど札幌行きオホーツク4号の改札をしていた。快速しれとこ号はそのあとの改札となる。

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 もと網走監獄正門だった永専寺山門。

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 アーケードの網走市中心部商店街。駅からは離れている。

流氷ノロッコ号は網走駅10:25発なのだが、10:01発の快速しれとこ号で先に出発する。
車両はローカル線にしては長い3両編成。うち後ろの1両は締め切りで、知床斜里までの回送車となる。

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 昔ながらの網走駅改札口。

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 網走監獄の撮影ポイント。

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 知床斜里までの回送1両含め3両編成の快速「しれとこ」。網走駅。

この列車は本来ならば1両のみで運転されるのだが、今日はもう1両増結されている。しかし、車内は1両で十分と思えるほどの乗車率だった。途中の川湯駅や摩周駅から乗ってくるのかもしれない。

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 釧網本線の定期看板列車らしくヘッドマークもつく。

ノロッコ号の1本前の列車に乗ったのは、途中の北浜駅あたりで下車して、海岸で流氷を見てからノロッコ号に乗ろうと思ったのだ。車内での会話から同じことを考える人が何人もいるものだわかる。彼らは北浜や浜小清水で降りて行った。

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 キハ54の前面展望は最高。止別〜知床斜里間にて。

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 左に流氷、正面に海別岳を望む前面展望。

北浜で見えた流氷は、岸からは離れてしまっている。止別を過ぎたあたりの海岸には流氷が接岸していた。
結局、途中で降りずに知床斜里まで行くことにした。

10:41に知床斜里駅に着いた。この列車は知床斜里駅で15分ほど停車する。降客と入れ替わりに、車内販売のおじさんが商品の詰まった箱を持って車内に入って行った。

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 知床斜里駅に到着。

次の折り返し『流氷ノロッコ4号』は11:57なので1時間以上時間がある。駅から歩いて海岸まで行ってみることにした。

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 斜里岳を後ろに控えた知床斜里駅。

10分ほど歩いた斜里川の河口近くの砂浜には、びっしりと流氷が接岸していた。さっきの列車を途中で降りなくて正解だった。

遥か水平線まで流氷原が続いている。海は流氷で波音も消え去り、音は雪に吸い込まれて物音一つしない静寂の世界だった。

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 流氷が接岸し、静まり返った斜里海岸。雪を踏む音だけが鳴り響く。

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 打ち寄せられた流氷は砂浜の砂で汚れているので岩場みたいになっている。

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 水平線の彼方まで流氷原が広がる。

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 雪原を歩いて行けばロシアまで行けそう。やっちゃだめだけど。

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 打ち上げられた流氷が重なって波打ち際は断崖になっている。正面の山は海別岳。

浜辺で流氷を見ていたら、あっという間に時間が過ぎた。急いで駅に引き返す。発車15分前だが、すでにホームにノロッコ号が停車していて、改札も行っていた。

駅舎はすっかり新しくなっている。中には売店や観光案内所があり、トイレもすっかり綺麗になって立派な観光駅と化している。待合室にはゴマフアザラシのはく製も置いてあった。

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 新しくなった知床斜里駅。

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 流氷の上に現れることもあるというゴマフアザラシのはく製。

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 駅舎は新しいが古びた改札案内板。

客車5両編成で網走側に機関車がつく。ホームがぎりぎり5両分しかないので、列車のヘッドマークを撮影することはできない。客が勝手に線路に降りないように、列車の前後には係員が立っている。
ホームではビールサーバーを担いだ売り子さんが生ビールを販売していた。

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 流氷ノロッコ号が停車する知床斜里駅のホーム。

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 石炭を焚くダルマストーブの煙突から煙が上るノロッコ号の客車。

発車までまだ時間のあるノロッコ号の車内は、ストーブで焼いているスルメの匂いが充満し、団体旅行の朝から呑んでいる人たちで賑やかだ。
3号車にある販売カウンターでは、ストーブの上で焼く干物やジャガイモなどを売っている。

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 発車前から一杯やっているグループもあり車内は賑やか。

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 展望車内のダルマストーブとスルメ。

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 3号車にある販売カウンターのメニュー。

→4へつづく
posted by pupupukaya at 17/01/07 | Comment(0) | 北海道鉄道旅行記(リメイク版)
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