厚床駅と奥行臼駅

厚床駅が2016年3月26日ダイヤ改正から交換列車が無くなって棒線駅化されたという。
同ダイヤ改正によってそれまで1日16本発着していた列車が12本に削減されたため、列車交換設備が不要ということで撤去されたようだ。

そんな厚床駅が今どうなったのかを見てきました。

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 標津線廃止後の1989年に新築された駅舎。

厚床駅は時刻表だけ見ていると主要駅のような扱いだが、ここは根室市内の駅。根室市内にあるひとつの町に過ぎない。
昔は標津線がこの駅から分岐していて、別海や中標津まで結んでいた名残であろう。ダイヤ改正前までは厚床始発根室行きの時刻表に載っていない列車が運行されていた。

鉄道はすっかり数ある途中駅になってしまったが、標津線の代替バスはここ厚床駅前から発着しているし、国道は44号線が通っているが、厚床で248号線が分岐する。
根室市内の小さな町に過ぎない所だが、国道沿いにコンビニが2軒もあるあたり、交通の要所としての地位を保っているといえる。

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 かつて標津線が分岐していたことを示す看板。

標津線があった時代、3回ほど乗りに行ったことがあった。
根室本線と標津線の接続はどういうわけか悪く、乗り換えのために厚床駅に長時間滞在することになった。
当時は木造駅舎で、駅員も配置されていた。キヨスクもあり、コンビニなど無かった当時、町の人がよくキヨスクに買い物に来ていた。

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 1989年3月、厚床駅に停車する標津線の列車。

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 1988年3月、厚床駅。都会じゃ「バブル景気」で浮かれていた時だったが。

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 厚床駅の入場券。

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 1988年8月、厚床駅ホーム。

あの頃は毎年のようにローカル線の廃止や駅の無人化が相次いでいた時代だった。
最後まで残ったのは名寄本線、池北線、天北線、標津線の長大4線と呼ばれた路線。その中でも天北線と標津線は思い入れがある路線だった。

以下現在に戻る。

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 2016年10月の厚床駅ホーム。

あれから27年、再び道内のローカル線廃止の動きが始まっている。
今度来るときはこの駅がまだ残っているだろうか。

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 草生したホームの向こうは牧草地が広がる。27年前と変わりない風景。

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 2番線の線路はまだ残されていた。出発信号機はそっぽを向けられている。


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 使われなくなった線路は赤錆びて草が侵入してくる。

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 標津線があった頃から変わらないホームの待合室。もう使われることはない。

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 2番ホームの駅名標とベンチ。

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 棒線化されたが、信号機は灯っている。

棒線化されたという厚床駅は、列車交換が無くなって使われなくなったホームを閉鎖しただけで、交換設備や軌道回路はそのまま生きているようだった。
撤去する費用が無いからそのままになっているのか、将来的に列車本数が増えて列車交換が復活することがあるからなのか、わからない。多分前者だろう。

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 国道を走っていると、よくもまあこんなところに鉄道があったものだと思わせる。

厚床駅を後に、今度は旧標津線の奥行臼駅跡に行ってみました。
奥行臼駅は1989年、標津線の廃止と伴って廃駅になった。その後1991年に別海町の指定文化財に指定され、ほぼ現役時代の姿で保存されることになった。

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 標津線時代からの駅舎が保存されている奥行臼駅跡。

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 昭和初期の建築様式の原形を留める駅舎。

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 昭和初期の当時はモダンな建物だったのかも知れないが、今はあばら家のようだ。


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 奥行臼駅の案内板。

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 ホームと駅舎。

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 駅構内の南端から。

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 構内の端で線路は途切れ、その先はヤブになっていた。

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 腕木式信号機が残る。じつはこれ別海駅にあったものを移植してきたものだとか。


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 きれいに整備されて、列車がやってきそうな雰囲気。

よくある廃止になった駅跡に客車を保存して、手入れも行き届かず朽ち果てた車体が放置してあるだけの「交通公園」なんかより、ここは何十倍も良い。
雑草も無く、手入れの行き届いたホーム跡に立っていると、今にも列車がやってきそうだ。本当に現われたらそれは幽霊列車だが。

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 ホームから見た改札口。


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 駅舎の屋根の下に立っていると、昭和初期にタイムスリップしたよう。

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 これも多分昭和初期からそのままのトイレ。

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 この線路の続く先は、お伽の国かもしれない。

奥行臼駅の近くには別海村営軌道の車両が保存されている。
この軌道は、道内各地にあった植民軌道のうち最後まで残った路線で、昭和46年3月末をもって廃止になっている。

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 自走客車や機関車が保存されている奥行臼停留所跡。

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 村営軌道があった当時の見取り図。

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 昭和38年釧路製作所製造、KSC―8型自走客車。まだ現役かと見紛うほど保存状態が良い。

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 客車の内部。板張りの床と「バス窓」に時代を感じる。

訪問日 厚床駅:2016/9/17
    奥行臼駅跡:2016/9/18
posted by pupupukaya at 16/10/14 | Comment(0) | 北海道の駅

留萌本線の最終列車

駅STATIONは1981年に製作された映画で、銭函、札幌、雄冬そして増毛などを舞台として人間模様を描いた作品である。
その劇中に登場する留萌から増毛まで、増毛発の深川行最終列車、今でも残っている列車に乗ってみた。

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 留萌本線最終列車の時刻(『JR時刻表』平成28年4月号より切抜き引用)

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 夜9時近く、駅前広場は列車到着に合わせてタクシーが集まる。

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 窓口も改札もすでに今日の営業は終了している。
 最終列車は休日運休。日祝は一足早く仕舞いとなる。

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 夜は無人の改札口。

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 深川発増毛行最終列車を迎えるホーム。

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 【駅 STATION】
 留萌駅ですず子の尾行をする刑事の三上英二(高倉健)

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【駅 STATION】
 跨線橋の階段をすず子(烏丸せつこ)が登るシーン。
 『のりば案内』に表示された列車は、19:54急行はぼろ幌延行、20:01普通増毛行、19:57急行るもい4号旭川行といったところ。

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 跨線橋の階段。『のりば案内』が下がるがこの時間は消灯している。

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 増毛行4395Dが到着。下車した乗客はたった1人だった。

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 助役が運転士にタブレットを手渡す。

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 助役に見送られ留萌駅を発車。

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 留萌〜増毛間の往復乗車券。これは昼間のうちに買っておいたもの。

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 車内の乗客は自分含めて5人。うち1組は増毛へ帰るらしい母子連れ3人。

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 瀬越駅ホーム。留萌市内の住宅地だが乗り降りゼロ。

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 礼受駅。人はいなくとも明かりが灯されている。

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 阿分駅。列車の後ろ半分はホームにかからない。

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 舎熊駅。乗降客がいなくても一つ一つの駅に停まって行く。

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 小さな待合所でも明かりが灯る。箸別駅。

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 終点増毛駅に到着。

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 最終列車を迎えた夜の増毛駅。

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 すっかり静まり返った夜の町。

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 待合所では宴会になっていた。駅というより居酒屋のような感じになっていた。

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 【駅 STATION】
 深川行最終列車で1人札幌に戻る三上。あとからすず子が駆け込んできた。札幌で働くことになったという。

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 【駅 STATION】
 夢を失い、また元の暮らしに戻る三上。町を出て新たな暮らしを始めるすず子。

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 赤いテールランプが灯された最終列車。

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 終着駅でも、列車はまた始発駅として出発する。

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 留萌行最終の乗客は自分含め3人。2人は大学生のような感じだった。

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 停車駅は舎熊、礼受の2駅だけ。箸別駅を通過する。

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 終点留萌駅に到着。(この画像は1本前の4936Dのものですが)

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 乗客を降ろすとすぐに発車、そのあと構内の端で停止したままだった。

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 1本前の4933Dとして留萌に到着していた車両。このまま夜を明かすのだろう。

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 多くの人を迎えてきた改札口。

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 列車が終わった夜の駅前。タクシーもすでにいなかった。

留萌本線、留萌〜増毛間は廃止が決定している。2016年12月4日が本当の最終列車になる。かつて健さんが演じた舞台が過去のものになる。

“暗闇の彼方に光る一点を今駅舎(えき)の灯と信じつつ行く”
 辞世 吉松五郎

訪問日:2016年10月1日
posted by pupupukaya at 16/10/22 | Comment(0) | 北海道ローカル線考

学園都市線浦臼〜新十津川間の最終列車

2016年のダイヤ改正でそれまでの1日3往復から1往復に減便された学園都市線こと札沼線の末端区間。
ここ浦臼から新十津川までは午前中の1往復しか列車が走らない。始発列車でもあり最終列車でもある、そんな列車に乗ってみました。

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 浦臼駅の駅舎。浦臼町歯科診療所が併設となっている。

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 待合室は『ふれあいステーション』という名前が付けられている。
 かつては駅前からJRバスが滝川駅や奈井江駅まで発着していた。

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 浦臼駅に掲示の時刻表。新十津川方面は9:06発1本のみ。

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 浦臼駅のホーム。

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 意外と長いホーム。昔は向かい側にもホームがあったが面影は全くない。

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 5425Dが到着。浦臼発下り始発列車でもあり最終列車でもある。

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 がら空きかと思っていたら、車内は大盛況。デッキに立っていることにした。

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 運転士時刻表。

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 あまり良くない前面展望。於札内駅のあたり。

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 こまめに駅に停まるがどの駅も乗降は無い。南下徳富駅。

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 下徳富で乗客があった。

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 利用者にとっては1日1往復だけの貴重な列車。

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 ワンマン運転なのでバスと同じような運賃表示機がある。

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 浦臼〜新十津川間13.8kmの運賃は260円。JRの運賃が安すぎるのも経営悪化の一因かも。
 同じ距離をじょうてつバスなら470円(笑)

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 終点新十津川駅に到着。

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 新十津川駅はすごい人出だった。

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 新十津川駅でこんなに大勢の人出を見るのは初めてだった。

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 新十津川駅に掲示された1日1往復だけの時刻表。

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 林の中にポツンとあるような駅舎。

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 ホームの脇はコスモスの花で埋め尽くされていた。

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 駅名標と名所案内。

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 駅前の病院にある院内保育所の園児たちに見送られて発車。

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 折返し5426Dの車内はさっきの半分ほどの乗車率。あとの人たちは滝川方面へ抜けてしまったのか。

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 懐かしさ漂う青いボックスシートの車内。

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 新十津川駅で園児たちに貰ったポストカード。

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 木造駅舎が残る下徳富駅。こんどは乗客はいなかった。

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 稲穂が揺れる田園風景。豊葦原の瑞穂の国を行く。

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 浦臼駅が近づく。

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 浦臼駅で新たな乗客1人を乗せて発車して行った。

この列車に乗って1週間後、この路線が道新朝刊の一面トップ記事に出た。


“JR北海道が札沼線(北海道医療大学―新十津川)沿線の空知管内新十津川、浦臼両町に、路線廃止を前提にバス転換を打診していたことが分かった。”

というもの。
今さらながらという気もしなくはないが、今後は廃止の方向で動き出すのだろう。
せめて残っているうちに乗っておくしかない。

訪問日:2016/10/2
posted by pupupukaya at 16/10/23 | Comment(0) | 北海道ローカル線考

親知らず抜歯の記1 経緯など

この物語は、親知らずに闘いを挑んだ男の記録である

と、えらそーに書いてみたが、今にして思えばなかなか貴重な経験だったということで。
外来による抜歯、入院、親知らず抜歯にかかわることを日記形式で、思い出しながら書いて行こうと思います。
これから親知らずを抜歯という人に限らず、虫歯、入院生活、費用など少しでも参考にしていただけたら幸いです。


◎ 5月2日
奥歯に詰めていた銀歯が突然取れた。それが全ての始まりだった。

痛みは全く無く、まさか虫歯とはおもってもいなかった。急ぎというほどではないが、やはり気になる。
電話で予約をして会社の近くのFデンタルクリニックに行った。取れた銀歯は手元にあるし、接着剤でまた付け直せばすぐに終わると思っていた。

歯医者に掛かるのはおおよそ11年ぶり。街中を歩いているとこれでもかというほど歯医者の看板を見かけるが、自分には縁のない所だと思っていた。できれば一生無縁でいたいと思っていた。

先生が診察すると、銀歯が取れたのは虫歯が原因だった。それだけではなく、ほかに5か所もの虫歯があるという。そのうちの1か所は親知らずのものだった。
これは順番に治療して行くしかない。
とりあえず銀歯が取れた歯を治療して、そのあと歯のクリーニングをしてから順番に虫歯の治療をしていきましょうと言うことになった。
10年以上もケアしていない歯は相当汚れもこびり付いていたようで、画像を見せてもらうと真っ黒だった。

とりあえずその日は仮の詰め物をして、治療は次回からということになった。

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歯医者通いは本題ではないので以下通院記録だけ。家計簿から。

≪歯医者通いの記録≫
2016/5/2 初診234 画像診断402 処置46 3割負担2,050円
2016/5/11 再診料46 治療437(治療) 3割負担1,450円
2016/5/17 再診料46 処置80 銀歯657(新たな銀歯詰め) 3割負担2,350円
2016/5/24 医学管理等100 検査200 処置144(歯の掃除) 3割負担1,470円
2016/6/7 再診料46 処置408(別な銀歯取れる) 3割負担1,360円
2016/6/13 再診料46 歯冠修復507(治療) 3割負担1,660円
2016/6/20 再診46 歯冠修復657(銀歯入れる) 3割負担2,110円
2016/6/24 再診料46 処置440(歯の掃除) 3割負担1,460円
2016/7/1 再診76 歯冠修復634(治療) 3割負担2,070円
2016/7/8 処置144 歯冠修復1148(銀歯2本詰める) 3割負担4,010円
2016/7/20 再診46 歯冠修復250(治療) 3割負担890円
2016/7/28 再診46 歯冠修復548(治療) 3割負担1,780円
2016/8/4 再診46 医学管理250 歯冠修復618 処置10(治療) 3割負担2,770円

3か月もかかった虫歯の治療は、1か所を除いて終了した。その1か所が下の親知らずである。
先生はレントゲン写真を見せて説明してくれた。
下顎に親知らずが2本の横向きに埋まっているのが見えた。このうち、右側のやつが虫歯になっていて相当進行しているらしい。
らしいというのは、まだ痛みもしみたりも全くないのだ。ただしもういつ痛みが出てもおかしくないし、放っておくと隣の歯にも転移するだろうと言われた。

埋まっている歯なので治療ができない、これは抜くしかないということだった。
これもレントゲン写真を見せて説明してくれるのだが、横向きに埋まっているということは切開しなければ抜けない。しかもこの親知らずのそばには神経管が通っており、万一損傷することがあれば顔面麻痺になる可能性がある。

うちではできないので、設備の整っている口腔外科で抜いてもらうのが良いので紹介状を書いてくれるということになった。
虫歯でないもう1本の親知らずも、いつ虫歯になってもおかしくないので抜いたほうが良いとも言われた。2本まとめて抜く場合は全身麻酔で行うので入院する必要があるようだ。
その辺の話は、また紹介先の病院でということになる。

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問題の親知らず

◎ 8月4日
これでFデンタルクリニックでの治療は最後になる。
問題の親知らずの抜歯をどこの病院にするか。先生曰く、設備がしっかり整っている北大か医大がいいんじゃないかということだった。
交通の便を考えると医大の方が良い。ということで医大病院宛ての紹介状を書いてもらった。

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 紹介状。これを持って医大病院へ行く。

領収書を見ると医学管理250点とあったので、紹介状もしっかり料金のうちに入っているようだった。
まあ、タダなわけないか。
封筒に入れて手渡された紹介状は糊付けでしっかり閉じられていて、中を見ることはできなかった。


◎ 8月17日
いよいよ意を決して医大病院へ。正式な病院名は『札幌医科大学附属病院』。

新患の場合、特に予約を受け付けてはいないのでいつでも好きな日に行けばよい。が、早いうちにやってしまいたい。ずるずると引き延ばすのは避けたかった。お盆明け早々には行こうと思っていたのだ。
大病院は町医者と違って夜間診療など行っていないので、通院のために仕事を休む必要がある。そのため17日とした。

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 医大病院入口。

医大病院は以前に見舞いで来たことがあるくらい。患者として来るのは初めてだ。て言うかこんな大病院にかかるのも初めてになる。
新患受付は平日の8:45から11:00までとなっている。早めに行った方がいいだろうと思って、9時前には病院に着いた。
朝早くから大勢の人がいる。

入ると『新患受付』の窓口がある。まずは申込書に必要事項を書き込む。机のところにはボランティアの人だろうか。立っていて、親切に書き方など教えてくれた。

待つこと約10分、自分の名前が呼ばれた。紹介状を渡す。カルテを作成しますのでお待ちくださいとのこと。
また名前が呼ばれた。カルテと診療券、それに紹介状を入れたクリアファイルが渡され、2階の歯科に行くように言われる。ここまで約30分といったところ。

カウンターの上には、他の医療機関からの紹介状が無い場合、初診の費用として医科5,400円、歯科3,240円を徴収しますと書いてあった。
私は紹介状持参なので、この金額は免除される。

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 クリアファイルに書類一式が入る。

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 2階にある歯科口腔外科。

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 歯科口腔外科の待合所。

新来診療室というところがあって、そこの入口にある箱にクリアファイルを入れてまた待つ。
自分の前に待つ人は2組ほど。歯科の廊下に椅子が並べられて待合所になっているが、人は少ない。隣の内科は人がわんさかと居た。
歯科ごときでわざわざ医大病院までかかる人は少ないのだろう。

やがて呼ばれて中に入る。普通の診療室のような感じの部屋。ここでの話は薬のアレルギーが無いかというような話だったような気がする。先生は紹介状を一通り目を通し、顎のレントゲン写真を撮るので1Fのレントゲン受付に行くように言われた。終わったらまた戻ってきて座って待っているようにとのこと。

レントゲン撮影を終えて、待合所で待っていると、さっきとは別の部屋から呼ばれた。
その部屋に入ると歯医者の椅子がずらりと並んでいて、それぞれの椅子で治療が行われていた。

まずは歯医者の椅子に座らされる。口を開けて診察そのあと簡単な問診など。ここまでは助手のような人が対応してくれたが、しばらくして白衣を着た先生が登場となった。

早速先生との話になる。親知らずは横向きで埋まっている下の2本のほか、上にも2本あると言われた。
上の2本は普通に真っ直ぐ生えていて、普通の奥歯として機能しているのだった。
下の2本を抜いても、そのあとで残った上の歯が伸びてくるから、結局全部抜かなければならなくなるようだ。
2本以上同時に抜く場合は全身麻酔になるので、どうしても入院になるという。

親知らずを抜いたほうが良いケース
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とりあえず虫歯の1本だけ抜いてあとは様子を見るか。あるいは入院していっぺんにやってしまうか。
後のことを考えるといっぺんにやってしまった方が良いに決まっている。

選択肢は次の2つしかないようだった。

1,入院して4本全部抜く。
2,とりあえず1本だけ抜く。

1番がベストだが、今は仕事の関係で1週間も入院は難しい。ただし10月以降ならば可能。ただ、入院費用も10万円位かかりそうなので慎重に検討する必要がある。

かなり重要なことなので、歯医者の椅子の上ですることかと思えた。それはともかく、この場では2番の選択にした。

虫歯の1本だけは次回に抜くことが決まった。あとは日時の予約である。来週の水曜日以降の午後ならば空いていますが希望の日時は、と聞かれる。
こちらはいつでも構わないと伝えると、8/25(木)の13:00からの予約となった。

今日はこれで終わり、時計を見ると10時37分だった。最初は午前中一杯くらいかかるのかと思っていたが、意外と早かった。
最後にまたクリアファイルが渡され、これを1階の計算センターへ持って行って会計になる。

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 受診票と次回の予約票。

会計は3割負担で2,130円、内訳は診察3070、画像診断料4020となっていた。
支払は現金とクレジットカードが選択できる。ポイントも付くし、医大病院での支払いはすべてクレジットカードで払うことにした。


posted by pupupukaya at 16/10/23 | Comment(0) | 親知らず抜歯の記

親知らず抜歯の記2 通院で抜歯

◎8月25日
前回は検査だけだったが、ついに抜歯当日になった。
自宅から市電で医大病院へ向かう。

3か月にも及ぶ歯医者通いも終えて、親知らずを抜いてしまえば歯の治療は終了になる。
ドラクエで言えば今日のがラスボス戦だ。
倒せばエンディングとなるのだ。

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 ドラクエ6のラスボスはデスタムーアだったな。

1階ロビーに再来受付機という機械があって、そこに診察券を入れると受付票が出てきた。
これを持って2階の歯科口腔外科へ直接行けばいいらしい。

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 受付機から出てきた受付票。

歯科口腔外科に行って窓口で聞いてみるとすぐに入れてもらえた。
さすが予約を入れていただけあって待ち時間なし。
自分の座る椅子の机には、消毒済み袋に入った手術道具が並んでいる。

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 とうとうやって来た、口腔外科。

施術に入る前に先生から色々説明を受ける。
親知らず(正式には下顎第三大臼歯あるいは38)は横向きに埋没しているので、切開して歯を切除しながら抜いて行くということだった。
歯の近くに神経や動脈が走っている下顎管というのがあって、ごく稀にだが抜歯の際に傷ついて顎や唇に痺れが残ることがあるという。
そんな話をされても、じゃあやめますと言うわけにはいかないし、なるようにしかならないのだが。

「一応手術ということになるので、手術同意書にサインしてほしい」と言われ日付と名前を書き込む。ハンコは不要とのこと。

紙製の前掛けをされて、背ずりが倒される。いよいよ始まる。
まず麻酔。これは2回に分けて行われた。結構注入時間が長い。虫歯の治療と違ってこんどは念入りに麻酔薬の注入が行われる。
起こされて口をゆすぐ。麻酔が効くまでしばらく待機。

だんだんアゴ周りが痺れてくるのがわかる。麻酔が効いたのを確認してから開始となる。担当は前回あとから現れた白衣の先生。今日も同じ白衣姿だった。

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 親知らず抜歯の施術イメージ。見てないからわからんが、こんな感じでやっていたんだろう。
 画像はNAVERまとめで拾ったもの。

麻酔が効いているので痛くは無い。
「痛かったら左手を上げてください、追加で麻酔をしますから」と言われていた。
目をつぶっていたが、あ、今メスで切り込んだなくらいは感覚で分かる。

不思議と怖くはなかった。恐怖感のピークはこの椅子に座ったときだった。人間というのは慣れる動物で、いざ始まってしまえば肝が据わるのだった。
先生は男、バキュームで唾液を吸い取る助手も男。男ばっかりだなこの歯医者は(w。

キュイイーーーンとかギューンとか歯を削る音が響く。一通り削り終わったのだろうか、今度は顎を押さえられて先生は力を込める。あ、抜くんだなと何となくわかった。
ちょっと首をかしげたようで、またキュイイーーンと削り出す。
オイオイ、勘弁してくれよ。先生のちょっとした挙動でも気になってしょうがない。
そんなのが何回か続いた。

結構根が張っているようで、苦心しているように見受けられた。

「まだ根が見えてますけど」 「いやこれは骨だね」

ホネって・・・
この会話にはかなりビビった。

抜歯術はなんとか終わったようだ。最後にレントゲン室へ向かう。埋没した歯が残っていないことが確認できればOKということだった。
無事全部摘出できたようで、糸で縫合となる。

そのあと10分ほど脱脂綿を噛みしめて、止血を確認後、今日はこれでおしまいとなった。
抜歯に要した時間は約1時間。麻酔が効いているので抜歯箇所は痛くはないが、その間ずっと口を開けていたのでアゴが痛かった。

帰る前に、抜歯後の注意点をいくつか説明を受ける。

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 帰り際に渡された抜歯後の注意。

抜歯後の傷跡を消毒するのと確認したいので、また明日来院してほしいと言われた。
うーん、歯の治療で会社を休みというのもなかなか言い出しずらい。

明日朝イチの9時からの予約とした。会社は1時間ほど遅刻することにした。

1階の計算センターへ持って行く書類と、痛み止めと抗生剤の処方箋を受け取って終了となった。

本日の会計、
3割負担3,890円。内訳は診察料770、処置手術料11500、処方箋680。
処方箋は医大の向かいにある調剤薬局に持って行った。薬代は480円。

家に戻る。

抜歯が終わってから2時間くらいして、麻酔がスーっと切れるのを感じた。反面、抜いたところが痛み出す。
これはいかんと痛み止めを飲んだ。痛み止めは飲んでから効くまでに30分程度かかるとのこと。

さすがに処方された痛み止めは効き目バッチリで、痛みは無くなった。
痛みは治まったが、血が止まらない。常に滲み出ているような感じである。
口中に広がる血の匂い。吐き気こそなかったが、どうにも気持ちが悪い。

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 血がにじむ抜歯後

ネットで抜歯後の過ごし方についてググってみる。
便利な時代になったもので、ネットには様々な先人(?)たちの経験談や知恵がたくさんあった。

ネットで拾った知識をまとめると以下のようになる。
  • 抜歯当日は血は止まらない、そういうもの。
  • 歯磨きをしてはいけない。
  • うがいはブクブク厳禁、水を入れて吐き出すだけにする。
  • ストロー使用禁止、要は口内に負圧を掛けないようにする。

あと、病院でもらった注意点にあった
「強いうがい、激しい運動、入浴や飲酒は出血しやすくなるので手術当日は避けてください」
これも守った。
酒でも飲んで気を紛らせたいところであったが、この日だけは我慢した。

ネットが無かった時代に抜歯をしていたら、不安で心細くなっていたかもしれない。

抜歯後の体験を綴った数々のブログを見ながら思った。

アニキも頑張ったんだなあ、俺も頑張るぜい!

なんといっても怖いのはドライソケットになることだった。
ドライソケットとは抜歯した穴が塞がらずに骨がむき出しになる症状で、下の親知らずを抜いたときに発生することが多いという。むちゃくちゃ痛いらしい。
抜いた歯の穴が治癒するためには、流れ出た血液が固まってそれがかさぶた(血餅)となる必要がある。骨の上に歯茎が形成されるには、かさぶたが必要なのだ。
それで抜歯当日は血が固まりにくくなる運動や飲酒・喫煙をしない方が良い。また、せっかくできた血餅を洗い流してしまうので、うがいや歯磨きも避けたほうがいいのもそのためだ。

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 ドライソケットについて、デンタルヘルスガイドより。

とにかく、抜歯したその日は、血行が良くなることは全て避け、できれば安静にしているのが一番良い。

食事はどうするか。
こんな状態なので、とても食欲など湧かない。特に食事制限は無いと言われていたが、普通の食事は無理。
でも、抗生剤を飲むためには何かしら胃に入れておく必要がある。
冷蔵庫にヨーグルトがあったので、ブルーベリージャムを混ぜて流し込んだ。傷口が開きそうで、飲み込むのも一苦労だった。

もう早く寝ることにする。痛み止めを飲んで、横になった。相当体力を消耗していたのか、すぐに眠りに落ちた。

ラスボスは倒したかのように思われた。しかし、真のラスボスは後日また現れるのだった。


posted by pupupukaya at 16/10/23 | Comment(0) | 親知らず抜歯の記

ついに道内ローカル線の動きが始まった

北海道新聞 2016年10月26日(水)

今朝の道新朝刊1面トップ記事である。

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JR北海道が抜本的な事業の見直しの対象とする「単独では維持困難な路線」に10路線13区間を選んでいることが25日、関係者への取材で分かった。
うち札沼線の北海道医療大学―新十津川間、根室線富良野―新得間、留萌線深川―留萌間の3路線3区間は廃止を伴うバス転換などで協議する。
(同記事より文と画像を引用)

「札幌まで新幹線が来るころには北海道の鉄道は旭川までになっているかもねえ」などと会話で冗談を言っていたものだが、どうやらその冗談が本当になるかもしれない。

記事の内容はJR北海道の正式な発表ではなく、関係者への取材で判明したものである。まだ廃止候補となったわけではない。現段階ではJR北海道単独では今後維持管理が難しいとして、今後の経営方針を自治体と協議したいということだ。

要は上図でオレンジ色になっている9区間については、うち(JR北)では維持しきれないので、『上下分離方式』という形態で線路を維持してもらえんべか、ということである。

『上下分離方式』とは何かというと、道路とバスの関係に例えると話がわかりやすい。
バス会社は道路上で営業しているが、道路に関する費用を直接負担する必要が無い。道路は国や自治体の所有なので、社会インフラとして税金で維持管理されているからだ。
バスが「上」、道路が「下」、それぞれの会計が別ということ。

一方で鉄道は、列車を走らせるのも自前だが、線路も自前で所有して、維持管理の費用も全て自前で出しているのが現状である。

線路については道路のように自治体で所有・維持管理してもらって、列車の運行に関する費用だけ負担して営業する形態にすれば、JR北海道の負担もかなり軽くなる。

記事では『自治体に所有してもらう』とあるが、自治体とは間違いなく『北海道』になると思われる。沿線市町村にそんな体力があるとは思えない。
国の所有にするとしたら、それは協議では収まらず、確実に政治の話になる。
もっとも個人的には、また国鉄に戻してしまえとも思っているが・・。

道が線路の所有に対してどれだけ乗り気になるのだろうか。
道の回答いかんによって、これらローカル線の運命が左右される。


話はまた上図に戻るが、1区間だけあれっ?と思った箇所があった。

それは函館本線 長万部〜小樽(あるいは長万部〜倶知安)間である。
いわゆる『山線』と呼ばれる区間で、この区間の輸送量も今回対象になった根室本線 滝川〜新得間と似たようなはずである。
なぜ今回の検討対象路線から外されたのか。

それは、新幹線が札幌開業となれば、この区間は自動的に三セク化か廃止になるからだ。
こういう所は抜かりないというかセコい。
posted by pupupukaya at 16/10/26 | Comment(0) | 北海道ローカル線考

親知らず抜歯の記3 入院まで

◎8月26日
寝ている間に血は止まっているかと鏡を見たが、昨日ほどではないがまだ微量ながら血が滲み出ている。
痛みは引いていた。昨夜飲んだ痛み止めはとっくに効果は切れているだろうから、これなら痛み止めはもう要らないかも。

食欲ナシ。薬を飲むために牛乳とジュースだけ胃に流し込む。
昨日はしなかったが、歯磨きをする。ただし、抜歯した近くへブラシが行かないように気を付けた。

予約してあった9時にまた医大病院へ。

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昨日と同じ診察台に座る。
「ふーん、傷跡は問題ないですね、じゃ消毒しますよー、ちょっとしみますよー」
消毒薬を塗ると、ひーーしみる!飛び上るほど痛かった。一瞬だったけど。

特に問題も無いようだったのはやれやれ。
先生は顎周りを見て、ちょっと腫れてきてると言った。腫れは2〜3日後がピークということで、これからまだ腫れてくると言われた。

今日はものの10分ほどで終了。次回は抜糸(ばっし)をするので、来週の木曜日以降で都合の良い日を訊かれる。
さっさと終わりにしたいので木曜(9/1)の10時からとした。

本日の会計:3割負担230円。(内訳:診察770)

病院を出て出社。
この日の昼食からは普通にご飯を食べていた。
反対側の歯で噛めば何とか食べれる。抜歯した方に食べ物が行かないようにしても、口の中で回り込んでしまうが仕方ない。
飲み込むときも傷口が開かないように、ゆっくりと飲み込む必要がある。

この日の夜にはお酒も普通に飲んでいた。
飲み込むときに少し痛む程度で、痛み止めも朝と夜の2回念のために飲んでいた。痛み止めがよく効いたせいかも知れないが、当初覚悟していたほどツラいことは無かった。


◎9月1日
抜糸の日。
医大病院へ。3回目ともなると通いなれたような気になる。
受付機に診察券を通して口腔外科の待合所へ。

抜歯して縫ったところは日が経つにつれてだんだん陥没してきていた。糸が余って縫い目が緩んできていたような感じだった。
腫れも、言われていたほどでもなく、痛みも3日目くらいにはほとんど無くなっていた。
痛み止めは痛みが出たときにと言われていたので2日目で不要と思って飲むのをやめた。ただし抗生剤は言われた通り無くなるまで飲みきった。このあたりは素人判断はしない方が良いと思う。

抜歯当日は大変な思いだったが、翌日以降は痛みも治まり、特に不自由も無く暮らせた。
ま、楽勝だったなというのが1週間たった感想だ。

さて抜糸。ハサミで糸を切ってピンセットで引き抜く。麻酔は無し。
「ちょっと痛いですよー」
うぇ、痛え。声には出さないが痛かった。
親知らず抜歯で一番痛かったのが抜歯翌日の消毒液、次に痛いのがこの抜糸であった。

ともかく、これで一連の抜歯術は最終回。
ドラクエならばラスボスを倒したことだし、エンディングが流れて『THE END』となる。

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抜糸が終わり、傷跡の治癒も順調なようで、最後に消毒をして今日の治療は終わり。

5月から続いていた歯医者通いも本当に終了、お疲れ様でしたー。お祝いでもしようかと思っていた。
お世話になりましたー、ありがとうございましたー、と言って席を立とうとした。


先生がひと言。
「これからどうしますか」

これから・・・?

そういえばまだ手つかずの親知らずが3本あったっけ。
これらも、いずれは抜かなければならない運命にある。
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そうだな・・・やっちまうかという考えが頭をよぎった。
「残りの親知らずも抜こうかと・・・」
「同時にですか?」
「はい」
「じゃあ入院ですね、いつからにしましょうか」

この時点でほぼ入院への流れになってしまった。

入院って、お金がかかるんだよ。
会社もまとまった日数休む必要もあるんだよ。
相談したうえで決めた方がいいよ。

でも、気の弱い私では、この今の流れを覆すことはできなかった。

ただし9月中は無理、入院するならば10月以降にしたいと伝えた。
それならば10月の1週目か3週目なら空いてますとのこと。
今ここでスケジュールを決めちゃいましょうみたいな勢いだった。気持ち良いほど話がサクサクと進んだ。

歯を抜くだけなので入院は2泊3日くらいと思っていたのだが、全身麻酔での手術になるし、最低でも入院期間は1週間と考えてほしいと言われる。

10月5日に入院、翌日6日手術と決定した。このスケジュールだとちょうど8、9、10日と三連休にぶつかるので、会社も5、6、7日の3日間休むだけで済むと考えた。
退院日については、はっきりした答えはもらえなかった。とにかく1週間=7日ということで考えてほしいということだった。術後の経過次第では早まることもあるし、延びることもあるという。

入院前に血液検査、心電図検査、頭部のCTスキャンを行うため、一度来院する必要がある。その日時を予約してこの日は終了となった。

本日の会計:3割負担230円。(内訳:診察770)


◎9月23日
下の親知らず1本の抜歯は前回の来院で終了している。傷跡も順調に回復していた。
あれから3週間、今日は抜歯入院のための検査ということになる。

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 1階の受付ロビー。

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 再来受付機。

まずはいつもの歯科口腔外科の外来へ。口の中を軽く診察、そして別室で血液検査のため採血になった。
その後『オーダー指示書』という書類と外来案内図を渡されて、各種検査のために回ってくる。全部終わったらまたここに戻ってきて、入院説明を行いますとのことだった。

検査は尿検査、心電図検査、胸部レントゲン撮影の順番で、健康診断のような感じで進む。
たかだか歯を抜くだけなのだが、全身麻酔に耐えられるかの見極めということなのだろう。

最後はCTスキャンでこれは予約書では11:00からとなっていたが、胸部レントゲンの時に「今やってしまいましょうか」と言われたのでお願いした。
レントゲン室とCT室は入口は別だが、中ではドアひとつで区切られているだけだった。

待ち時間も少なく、検査は意外と早く終わる。10時ころには全ての検査を終えて、また歯科に戻ってきた。
待合所で入院説明を受ける。説明といっても、案内図を渡されて、当日は外来の時と違ってまず入退院受付に行って手続きをして、そのあと直接入院病棟の方に行くように言われる。

あとは提出書類と入院生活や手術についてのパンフレットやらチラシなど一式が入った封筒が渡される。一通り中身も説明される。提出書類は入院当日までに書いてきてくださいとのこと。

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 入院予約票が渡される。

今日はこれで終了となった。次回はついに入院ということになる。

本日の会計:3割負担8,580円。(内訳:診察770、検査料11040、画像診断料16800)
検査って高すぎ・・・。

家へ戻ってから封筒の中の書類をあらためて見る。

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 たくさんある入院の書類一式。

当日までに記入しておかなければならない書類は次の通り。
  • 入院申込書
  • 入院される患者様へ(問診票みたいな物)
  • 医療従事者の血液・体液汚染時の感染症検査承諾書(提出と控え2部)
  • 問診票−麻酔を受けられる患者さまへ−
  • セットレンタル利用申込書兼同意書(入院グッズレンタル希望者のみ)
  • 入院患者さまの個人情報保護に関する申出書(外部からの取次ぎ一切無用希望者のみ)

入院申込書は自分のほか保証人を1人立てて書き込んでもらわなければならない。これは親でいいだろう。後日実家に行って書いてもらうことにしよう。

一番面倒な書類が問診票形式の『入院される患者様へ』というものだった。
記入すべき項目が多岐にわたっていて、緊急連絡先、病歴、アレルギー有無、飲酒喫煙、排便排尿回数などはともかく、病気や入院についての心配事、ストレス、性について、自分の性格についてなんて欄もある。

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 『入院される患者様へ』。質問事項は23項目ある。

自分の性格をどう考えますか?(     )
他の人からはどのように言われますか?(     )

何だよこりゃ!面倒くせー。

この辺は書くのが面倒になって、当日に結局空欄のまま出したが、何も言われなかった。必ずしも全部埋める必要はなさそうだった。
ただ、どうしても心配なことがあれば記入しておいたほうがいいかも(特にいびきとか)。

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 入院のご案内。

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 入院申込書。

じつは私は入院するのは人生でこれが初めての経験になる。1日じゅう暇だろうなとか、入院代いくらかかるのだろうとか、病室の皆さんとうまくやっていけるのかとか、そういう心配ばかりしていた。

肝心の抜歯手術については、この間経験したばかりだし、軽く考えていた。
『喉元過ぎれば熱さを忘れる』というやつかも知れない。

posted by pupupukaya at 16/10/29 | Comment(0) | 親知らず抜歯の記
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